井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今ほどブログを書こうかと思いましたが、いざパソコンを開いては見たものの、なかなか書き出すことが出来ませんでした。
ですから少し目を閉じて、自分の心の状態を振り返ってみると、ここ数日、少し怒りっぽくなっていて、心に余裕がないことが改めて解りました。
そこで、心理とスピリチュアルの専門家らしく、自分の心を整える作業を行い、ストレスを浄化して心に余裕を作り、今このブログを書き出しています。
今回は、そんな誰にでも良くある、心に余裕がない時の心理的な原因と、スピリチュアルな対処法についてお話ししましょう。
この方法に取り組むだけでも、いっぱいいっぱいの心に少なからず余裕が作れて、自分のペースを取り戻すことが出来ると思います。
特に毎日を忙しく過ごしている方は、ぜひ最後までご覧ください。
<目 次>
ある女性からいただいた相談
まずは以前にいただいた、あるお母さんからのお問い合わせを紹介しましょう。
仕事と家事が忙しくて、なかなか子育てにまで心の余裕が持てないという、お母さんからの切実な相談事例です。
子育てで心の余裕がないという実例
心に余裕が持てないと、どうしても子育てで短気になってしまい、思わず怒ってしまうというその気持ち、私にもとても良く解ります。
親の苛立ちは子供に向かいやすい
今回のお母さんのような、子育てでのイライラに限らず、私たちはストレスが溜まって、心に余裕がない時には、どうしても短気になりがちです。
感情的になって怒りや憤りをぶちまけて、その後に冷静になり後悔した経験は、きっと誰しも一度はあるのではないでしょうか。
本来なら、さほど気に掛けないような些細なことでも、心に余裕がない時には、それがとても強い苛立ちとして感じられ、なかなか自制できなくなってしまいます。
そして気が付けば、家庭の中で最も弱い存在である子供たちに、その苛立ちをぶつけてしまいがちです。
子供を叩いてしまうお母さんの気持ち
私は、こちらの「子供に暴言を吐くのをやめたい母親のための心理的な改善法」でも、そんな心に余裕がない時に、思わず子供に暴言を吐いてしまう親の実例を紹介しました。
またこちらの「子供の頭を叩いてしまうお母さんが叩くのを止める3つの方法」では、子供を叩いてしまうお母さんのための、心理的な改善法も詳しく記載しました。
親であれば、もちろん子供のことを一番大事だと思いますし、だからこそ子供には、親の言うことを素直に聞いて欲しいと、強く望むものです。
ですが、そんな我が子への愛情が強ければ強いほど、その気持ちが蔑ろにされたと感じたときに、私たち親は言いようのない悔しさを感じ、思わず怒ってしまうのです。
仕事や人間関係で心の余裕がないケース
心に余裕がない時に、思わず短気になって、感情的に怒ってしまうことは誰しもあるとは思います。
でもどんな時に、私たちの心の余裕がなくなってしまうのか、まずは仕事や人間関係で良くあるケースをいくつか取り上げてみましょう。
仕事で他人に振り回される時
職場の人間関係で振り回されることは、仕事で心に余裕がないと感じるときに、一番よくある原因の1つです。
職場の同僚や上司など、他の人の意見や指示に振り回されて、なかなか自分の仕事がはかどらない時など、どうしてもイライラしやすくなり、心の余裕がなくなっていきます。
本来だと一人で集中して物事を進めたいのに、周の人との人間関係でなかなか落ち着いて仕事が出来ないと、それだけでどんどん心は疲弊していくものです。
こちらの「他人に振り回される人の4つのタイプとスピリチュアルな改善法」でも、そんなパターンに陥りやすい人の性格について紹介しました。
仕事のノルマやプレッシャー
そして、仕事で心に余裕がないと感じるときのもう1つは、ノルマなどの仕事のプレッシャーが原因となっているケースです。
限界を超えた過度な仕事量や、毎週のように繰り返されるノルマなど、そんな仕事でのプレッシャーに疲れ果てて、心の余裕がないと感じる人も多いことでしょう。
これは仕事のやり方や量の問題以前に、責任感などの心理的なパターンにより、繰り返し陥ってしまう人が多いようです。
こちらの「仕事のプレッシャーに弱い人の心理的な原因と辛いストレスへの対処法」では、そんなプレッシャーに弱い人の心理についても、詳しく解説しました。
頼まれごとを断れない人
仕事上でももちろんですが、それ以外の人間関係でも、頼まれごとを断れないために、心に余裕がない人がいます。
会社の飲み会の仕切り役、小学校のPTA、町内会の役員など、生活していれば色々な役割があり、頼まれごとがあるものです。
ですが、こちらの「断れない人の心理と改善策!頼まれごとを断れない人の4つの性格」でも紹介した人たちは、それらを断ることが出来ません。
そのため気が付けば、自分の時間がどんどん無くなって、心に余裕がない時が多いのです。
心理的な問題で心に余裕がないケース
続いては、トラウマなどの心理的な問題が原因となって、どうしても心に余裕がないと感じるケースを紹介します。
子育てのイライラで余裕がない
先ほど紹介したお母さんは、仕事や家事で心の余裕がないというケースでした。
ですがそれにプラスして、子供に手を上げてしまうという点については、お母さん自身のトラウマが原因だとも言えることが多いです。
私は以前に、自分の子育てのイライラについて、こちらの「子育てでイライラする心理的な原因とスピリチュアルな解消法」で、スピリチュアルな視点からお話ししました。
それは私自身のトラウマが原因で、子供の特定の態度に対して、心に余裕が持ていないというケースです。
考えすぎる性格で心に余裕がない
そして性格的な傾向が原因で、全く心に余裕がない状態に陥りやすい人も居ます。
それはこちらの「考えすぎる性格を直したい人が思考を止めるスピリチュアルな改善法」でも紹介した、考えすぎる性格の人です。
このパターンの人は、それほど考えさえしなければ、精神的な余裕も保てるのですが、考えすぎることでどんどん精神的に疲労してしまい、さらにはマイナス思考に陥っていきます。
すると、それ以外のことに気を配ったり、他のことを考えたりする余裕が、全くなくなってしまうのです。
特に最近多いのは、SNSやネットゲームにハマることで、常日頃からそのことばかり考えて、心の余裕がなくなってしまう人もいます。
無力感から心に余裕がない人
このケースは少し意外に思う方も多いと思いますが、無力感から常に諦めムードで、心に余裕がない人がいます。
こう言えば解りやすいと思いますが、彼らは自分が楽しんだり喜んだりする余裕さえもないのです。
それだけエネルギーが枯渇しているために、なおさら何をしようとしても、否定的な気持ちに駆られてしまいます。
その結果、感情的になることはほとんどなく、無感情のような状態で日々を受動的に過ごしているのです。
そんな何をやっても無駄だという人は、こちらの「無力感から何をやっても無駄だと諦める人のスピリチュアルな克服法」でも紹介しました。
心に余裕がないと感じた時の対処法
ここからは、実際に心の余裕がない時の具体的な対処法を、大きく2種類に分けて見ていきます。
最初は、今まさに心に余裕がないと感じたときの対処法です。簡単に言えば、慌てていたり、心がいっぱいいっぱいのときです。
この方法は、各ステップの答えを、紙に書き留めながら進めてください。
ステップ1:どんな余裕がないのか?
そもそも、私たちが心に余裕がないという時には、どんな余裕がないのか、まだハッキリとは解っていません。
それはとても曖昧な表現であり、実際には私たち自身も整理できていない、心で感じている漠然としたフィーリングを言葉にしただけです。
では、そんな心の余裕がない原因が、下記の4つのどれに該当するのか、具体的に確認してみましょう。
- 時間の余裕がない(遅れそうで慌てている時など)
- 精神的な余裕がない(ストレスが溜まっている時など)
- 金銭的な余裕がない(お金にまつわる余裕が無い時など)
- 肉体的な余裕がない(過労で限界を感じている時など)
まずは、自分が心で感じている余裕のなさが、どれに該当するのか、その点をシッカリと認識しましょう。
ステップ2:どれぐらい心に余裕がないのか数値化
次のステップは、では実際に心に余裕がないとして、今どれぐらい余裕がないのか、具体的な数値で確認してみましょう。
この場合は、全く余裕がない状態を100%限界と考えると、どれぐらい限界に近いのか?と考えた方が解りやっすいでしょう。
例えば、90%ぐらい限界に近付いているのか?それとも99%か、いや、もう100%で全く余裕がないのか。意外と80%ぐらいでまだ多少の余裕があるかもしれません。
おおよそで良いので、具体的な数値で「○○%ぐらい心に余裕がない」と表現してください。
ステップ3:余裕がない理由を書き出す
さらに、今この瞬間に心に余裕がない理由を、箇条書きで何個も具体的に細かく書き出してみましょう。
ポイントは、誰が見るものでもないので、どんな否定的なことや気持ちでも構わずに書き出すことです。あるがままの気持ちをぶちまけるつもりで、飾らず正直に書いていきましょう。
例としては下記の通りですが、理由を全部残らず書き出すつもりで、何度も漏れや足りないことが無いか、チェックしながら書きましょう。
- 上司の○○さんの、「お前は黙って言うことを聞け!」という、理不尽な言動が真面目に腹立つ!
- まだ、○○も、○○も、やらなきゃならないし、○○も終わってない、いくらやっても仕事が終わらなくてイヤ。
※絞りだすつもりで、出来るだけ多く書く方ことが心理的に有効です。
ステップ4:ステップ3の内容を何度も見直す
最後は、ステップ3で買いたい内容に間違いや不足が無いか、些細なことでも書き漏らしていないか、何度も自分のフィーリングと照らし合わせて、チェックしていきます。
そして漏れがないと感じたら、もう一度ステップ2の心に余裕がない気持ちの数値化をやってみてください。
自分のフィーリングを感じて数値化をやり直すと、先ほどよりも心の余裕が少し空いており、%がやや下がっているのを感じるでしょう。
そしたら、何度も3で書いた内容を、自分のフィーリングと照らし合わせてチェックして、また%を見直すことを繰り返します。
どうしても心に余裕がないと感じる時に、この対処法だけで、かなり心に余裕を作り出せるはずです。
心の余裕を作るスピリチュアルな対処法
続いては、日頃の生活で取り組むことで、事前に心の余裕を確保しておき、いざという時に、より確実に自分のペースを取り戻せるようになる方法です。
これは簡単にいえば、心に余裕がない時に実践するのではなく、そう成らないように、日々の生活で実践するやり方です。
グラウンディングの瞑想法
こちらのブログでも、何度も紹介しているグラウンディングの瞑想法は、まさに心に余裕がない時に最適なワークだといえるでしょう。
この瞑想法を日々の生活に取り入れていけば、自然と心は安定して、多少の事では慌てなくなりますし、慌ててもすぐに心の落ちつきを取り戻すことが出来ます。
詳しいやり方は、こちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で解説していますので、そちらを参考にしてください。
グラウンディングの瞑想法は、スピリチュアルなワークの入門編ともいえるものですから、楽しみながら実践していきましょう。
心に余裕を与えるフラワーレメディ
これは、子育てや人間関係が原因でイライラしやすい人や、気持ちの安定感がない人に、特におすすめの方法です。
フラワーレメディのインパチェンスとスクレランスを使うと、心に余裕がない時でも、落ち着いて対処できるようになります。
インパチェンスは、いつも急いでしまい、慌ててしまい易い性格的な傾向を癒して、落ち着いて物事を進められるよにしてくれます。
スクレランスは、精神的な安定感を養って、移り気な性格を癒し、物事で迷わなくなります。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類をブレンドする際には、3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
心の安定感を養うセミナー
さらには、なかなか瞑想法も継続できないという方は、メンタルヘルスセミナーなどで、心への対処法を学ぶのも良いでしょう。
私の開催しているメンタルヘルスセミナーでは、日頃の生活で簡単に実践できる、自分の心の整え方を教えています。
そんな方法を学んでおけば、心に余裕がない時にすぐに対処出来ますし、日常的にスキルを使っていくことで、心理的な安定感も養えます。
もちろん、セミナーを受ければコロリと翌日から変わるものではありませんが、まさに地に根を張るかのように、精神的な芯の強さが備わっていくのです。
1度学んでしまえば一生役立つ技術ですから、この機会に勉強しておけば、今後の生活で心の余裕が取り戻せるようになるでしょう。
心の豊かさとスピリチュアルな成長
では最後に、こんなスピリチュアルなお話をして終わりにしましょう。
執着や雑念が心の余裕を奪う
まず少し目を閉じて、自分の心の中に意識を向けてください。
そして今この瞬間にあなたの感じている、気になることをいくつか思い浮かべてみましょう。
それは仕事のことかもしれませんし、いつも見ているyoutubeの動画かもしれないし、子供のことが思い浮かぶかもしれません。
その今あなたの脳裏に浮かんだ出来事、それがあなたの心に余裕がない心理的な原因です。そしてそれは、スピリチュアルにいうなら、「執着」であり「雑念」だといえるしょう。
瞑想と自分癒しで心の余裕を作る
これまでに多くの先人が、「執着を捨てなさい」とか「雑念を取り払いなさい」と言ってきたのは、まさに私たちが、自分の心に余裕をもって生きるためにです。
私たちは日常の忙しさで、とかく心に余裕がない生活を送りがちです。でもそんな慌ただしい日々の中でさえ、心の静けさを取り戻し、心の余裕を保てるようになる必要があります。
そのために必要なことが、瞑想や自分を癒すための取り組みだといえるでしょう。
瞑想やスピリチュアルなワークは、決して霊能力だけを開発するためのものではありません。
本当の心の豊かさとは
自分の心の静けさを保てるようになった結果、人はようやく今この瞬間に生きれるようになります。
そして始めて、生まれながらに持っている感受性を取り戻し、自然や世界の本来の美しさを享受して、自が生かされているという喜びや感謝に満たされるのです。
そんな瞬くような体験の積み重ねが、私たちの心により深遠で、スピリチュアルな成長を促してくれます。
本当の心の豊かさとは、私たちが今まさに生きている、この日常生活の中にあります。あとはただ、あなたがそのことに気付けばいいだけなのです。
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【心の声を聞く方法】自分の本当の心の声に従うスピリチュアルな生き方
小学4年生の娘に怒る際に、思わず手をあげてしまい、そのことで後で自分を責めて、落ち込む事を繰り返しています。
時には何とか思いとどまって、手をあげないようにと自制していますが、どうしても仕事や家事で心に余裕がない時には、短気になって怒りを抑えられません。
子供のためにも、もっと自分の心に余裕をもって過ごせるよう、何とかする方法はないでしょうか?