井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
あなたは自分がとても無力だと感じることはありますか?
何をやっても無駄だという気持ちになり、やる前から物事を諦めてしまったり、投げ出してしまうようなことはありませんか?
例えばこれが、一時的なものなら、仕事の疲れなどの、ストレスからくるだけかもしれません。
でもそれが、日々の生活において何をするときにも顔を出し、強い無力感を味わうなら、それはストレスではなくトラウマが原因だと言えるでしょう。
そうなると、とても憂鬱な気持になり、落ち込んでしまうことも増え、何をするにも実力を発揮することが出来ません。
今回の記事では、そんな無力感から、何をやっても無駄だと思う人の、スピリチュアルな克服法について、解説していきます。
ある女性からの相談実例
まずは先日いただいた、私のセミナーの受講生からの相談を、紹介しましょう。
彼女は私の魔法の言葉セミナーに参加して、心を癒すスキルを実践したら、強い無力感が好転反応として出てきたそうです。
好転反応で出てきた無力感
セミナー後のフォローメール
私はセミナーに参加した受講生に、その後3ヶ月ほどの間、自分の癒しを進める上での注意点を、メールで送っています。
そのメールは、心を癒すスキルを実践することで、どんな心理的な変化が起きるかを伝えるもので、冷静に自分の心の変化と向き合い、対処していただくためのものです。
私はセミナーでも申し上げていますが、誰しもストレスやトラウマをもって生活しているので、癒しが始まれがほとんどのケースで、良くなるための好転反応が起き始めます。
それは、感情の浮き沈みであったり一時的な落ち込みで、その好転反応によって、心の中に溜まったストレスは解消され、本来の安定感を取り戻すのです。
スピリチュアルな意味では、心の中に溜まっていた、重たい感情のエネルギーが浄化されるとも言えるでしょう。
無力感という幼少期からのトラウマ
彼女のケースでは、自分の癒しを始めてから、最初に出てきた好転反応が「無力感」でした。
何をやっても無駄だという諦めの気持ちで、彼女自身が感じるように、起きる問題は違っても、毎回のように自分の心の根底にあった思いです。
幼い頃から持ち続けていた感情だと、改めて気付かれたのですから、その気持ちは一時的なものではなく、まぎれもなく子供の頃から持っている、トラウマ(心的外傷)だと言えるでしょう。
以前には、そんな幼少期のトラウマの克服法を、こちらの「子供の頃の記憶がない!?幼少期のトラウマを解消して思い出す方法」でもご紹介しました。
無力感を乗り越えて心が成長する
好転反応としての心の揺れが起きても、予め自分におこる変化を教えられていれば、人は比較的冷静に自分の状態に対処できるものです。
私がセミナー後に送るフォローメールには、そんな役割があり、受講後にメンタルなアップダウンがあっても、慌ててしまわないようにと意図しています。
それが無く、何も解らないまま今回のような無力感が出ると、多くの人は、自分を癒すことさえも無駄だと感じて、メンタルな問題を克服することを諦めてしまうものです。
ですが、それが好転反応だと理解さえできていれば、さらに癒しを進めて、そんな心の波を乗り越えて、成長していくことが出来ます。
お送りしているフォローメールには、そんな意味があるのです。
無力感の意味とは
では今回の無力感についてお話しする前に、改めて「無力感」という言葉の意味について、確認しておきましょう。
さらには、スピリチュアルな視点から解説することで、何をやっても無駄だとう諦めの気持ちだけではなく、もう少し詳しくその意味を知ることが出来ると思います。
Wikipediaにおける無力感
いつものように、客観的な解説として、Wikipediaき記載されている「無力感」の意味を見ていきましょう。
学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん、英: Learned helplessness)とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。他の訳語に学習性絶望感、獲得された無力感、学習性無気力がある。
なぜ罰されるのか分からない(つまり非随伴的な)刺激が与えられる環境によって、「何をやっても無駄だ」という認知を形成した場合に、学習に基づく無力感が生じ、それはうつ病に類似した症状を呈する。
1967年にマーティン・セリグマンらのオペラント条件づけによる動物実験での観察に基づいて提唱され、1980年代にはうつ病の無力感モデルを形成した。
Wikipedia引用:学習性無力感
学習性無力感を優しく解説
やはりWikipediaは少し専門的なので、もう少しかみ砕いて無力感の意味を解説します。
学習性無力感とは、同じようなストレスを、回避できない状態で長期にわたって受け続けると、それに抵抗したり、逃れたり、克服しようとする意欲さえなくなってしまう現象です。
なぜ罰せられるのか、その理由が解らないまま否定され続けると、人は「何をやっても無駄だ」という諦めの気持ちになり、それが無力感となります。
この現象は人間に限らず、動物実験などでも実証されている状態です。
スピリチュアルな視点からの無力感
さらにここでは、スピリチュアルな視点から見た、私なりの無力感という言葉の意味を解説しましょう。
無力感とは、怒りや悲しみ孤独などの感情を我慢して、抑え続けることにより行きつく諦めの感情であり、私たち人間の心の防衛本能が働いた結果に行きつく感情です。
人は逃れられない状況で、長期に渡って否定され続けると、激しい感情を抑え込むストレスに耐えられず、認識を切り替えることでそれに対処しようとします。
その方法の一つが、何をやっても無駄だという諦めの気持ちであり、その気持ちが何度となく折り重なって蓄積することで、深い憂鬱を伴う無力感となるのです。
いかがですか?こちらの文章の方が、あなたの認識している無力感の意味としても、当てはまるのではないでしょうか?
オーラから見た心の対処法
私はスピリチュアルな視点で人のオーラを見て、私たちが感じる感情の仕組みを観察しています。
ですから、先ほどの述べた無力感に関する心の移り変わりも、オーラとして見える感情の移り変わりを、見たままに表現したものです。
私たち人間は、耐えられないような苦痛を感じ続けると、自分の心を守るために、いくつかの方法でそれに対処します。
例えば、我慢する、見ないで他のことを考える、無理やり忘れる、理由を考えて納得させる、自分が悪いからと理由付けする、さらには仕方のないことだと、諦める方法です。
それ自体は、私たちが自分の心を守ろうと、無意識にとる防衛本能だといえます。でもそれでは、感情を克服して問題を解消していることにはならないのです。
無力感を克服する取り組みの難しさ
この無力感の克服は、他の感情やトラウマの解消よりも、少し難しいところがあります。
きっとあなたが、なかなか自分の無力感を改善できないでいるなら、この問題に躓いているからかもしれません。
無力感を克服するための2つの問題点
私が語った、スピリチュアルな視点からの説明でも解るように、この無力感は様々な感情の葛藤の末に行きつく感情です。
でも多くの人は、何をやっても無駄だという諦めの気持ちが強いので、その諦めに行きつく前に感じていた、激しい感情を忘れてしまっています。
そのため、カウンセリングや心理療法でこの無力感を克服していこうとすると、とても大きな2つの問題に突き当たることになるのです。
1つは無力感を克服して、変わろうとする意欲が湧かないこと、もう1つは諦めの感情の解放です。
変わろうとする意欲が湧かない
これは引きこもった経験のある人なら、とても良く解ると思います。
無力感を持っていると、大前提として何をやっても無駄だと思ってしまうので、自分の心を改善して、変わろうという意欲が湧いてきません。
自分がこの状態なのは、仕方のないことだという、諦めの気持ちに包まれてしまい、そこから抜け出そうという気持ちが起きないのです。
カウンセリングなどは、クライアント自らが変わろうとする意欲を支持していくことで、自己理解を深めて心の変化成長を促していきます。
でも無力感に浸っている人は、その根本的な変わろうとする意欲が湧かないので、引きこもり続けてしまうという問題があるのです。
無力感を越える難しさ
そして自ら変わろうとする意欲が湧いたとしても、問題に向き合おうとしたところで、次の諦めの壁に突き当たります。
具体的には無力感を克服するために、その原因ともいえる、過去のトラウマに触れようとするのですが、「その問題は仕方のないことだ」という気持ちで片付けられてしまうのです。
例えば、幼い頃のトラウマを癒そうとしても、「仕方ないことだから、もういいです。」など、無意識に従来の諦めのパターンに陥って、問題を見直すことを避けてしまうのです。
特に催眠療法などでは、感情を感じつくすことで解消していくワークなので、なおさらこのパターンに陥ると、問題の解消を促していくことが難しくなります。
無力感を克服する上での注意点
この「変わろうとする意欲が湧かない」ことと「無力感を越える難しさ」から、何をやっても無駄だと感じている人が、自分で闇雲に無力感を克服しようとしても、少し難しいと言わざるを得ません。
また周りの人が、そんな無力感を感じて引きこもっている人を、何とかしようと試みても、それは逆効果に終わる可能性が高いでしょう。
ですからそんな時には、その改善しようという気持ちを大切に、まずはこの後で紹介する、フラワーレメディを使った方法に取り組んでください。
この方法なら、そんな無力感を克服しようとする気持ちを高め、もう一度自分を成長させていこうという、強い意思を与えてくれます。
無力感のスピリチュアルな克服法
ここからは具体的な無力感の克服法を紹介していきましょう。
ただ先に申し上げておくと、何をやっても無駄だという気持ちがあるなら、その気持ちを持ったままで良いので、これから紹介する方法に取り組んでみてください。
フラワーレメディを使った克服法
最初に紹介するのは、フラワーレメディを使った克服法です。
利点はズバリ!もしあなたが、何をやっても無駄だと思っていても、このワイルドローズとゴースのブレンドなら、結果が出やすいからです。
ワイルドローズは、停滞した物事を強力に変えていく、精神的なパワーを与えてくれます。
そしてゴースは、諦めていた現実に光が差して、明るい未来へ心を促してくれます。
2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
フラワーレメディで取り組む際の注意点
先に紹介したフラワーレメディのブレンドを利用して行くと、自然と気持ちは前向きになり、今まで何をやっても無駄だと思っていた諦めの気持ちに、変化が起き始めるでしょう。
そして気が付けば、自分を変えていきたいという、より積極的な気持ちが出てくると思います。そしたらしばらくはこのブレンドを続けて、自分のその気持ちを大切にしてください。
あなたの持っている諦めという無力感は、あなたのトラウマともいえる深く傷ついてしまった心の現れです。
それは先の説明でもあったように、長い時間を掛けて心に焼き付いてしまった思いでもあるので、ジックリと時間を掛けて癒していく必要があると意識しましょう。
自分を成長させる次のステップ
そしてさらに、自分の心を成長させたいという思いが芽生えてきたなら、メンタルヘルスについて学ぶセミナーに参加してみたり、心理セラピーなどのセッションを受けてみてください。
あなたが自らセミナーに参加しようと思ったり、セッションを受けようと考えるなら、その時点で無力感から抜け出すための、最初の1つ目の問題は克服できていると言えます。
あとは、自分が持っている諦めの気持ちや、その奥にある感情を浄化して取り除いていくだけです。
そんな時にはなおさら、セミナーで学ぶスキルや、セラピーで体験するスピリチュアルなワークが、次のステップを越える役に立ってくれるでしょう。
自分で取り組むときの注意点
いかがでしたでしょうか?ここまでの解説で、無力感を感じて何をやっても無駄だと諦めてしまう気持ちの仕組みや、その克服方法はご理解いただけたでしょうか?
最後に、そんな無力感に向き合う時の注意点を、2つほどお話ししておきます。これも知っていれば、対処できますよね。
家族が無力感から引きこもっているときの注意点
もしあなた自身が無力感を感じて、それを克服したいと思ているのではなく、家族の誰かが無力感から引きこもっており、それを何とかしたいと思ているなら。
こちらの「フラワーレメディを子供に使う際の注意点と効果的な使い方」をご覧ください。
この記事は、あくまでフラワーレメディを子供に使う時の注意点ですが、家族のメンタルな問題を改善したいと願うなら、同じことが言えます。
ですから、安易に家族が変われば、家庭が良くなるなどと思わずに、まずは自分を癒す取り組みから進めていきましょう。
1度や2度の無力感で諦めない
人の心というのは、良くなったり悪くなったり、そんな波を繰り返しながら改善していくものです。
特に自分癒しに取り組み始めた当初は、そんな感情の波が大きくなる時があるかもしれません。ですがそれは、あくまで良くなるために通りすぎる過程ですから、筋肉痛みたいなものだと思ってください。
ですからたとえ1度や2度、無力感が浮上してきて、やっぱり何をやっても無駄だと思うことがあったとしても、気にせずそのまま取り組んでいきましょう。
すると気が付けば、そんな気持ちも自然と減っていき、振り返ってみるとそんな無力感も克服出来ていると思います。
そんな心の波に一喜一憂しても、それが自然なことなんだと思いながら、マイペースに取り組んでいってください。
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自己肯定感が低い人の心理的な原因と高めるためのスピリチュアルな方法
セミナーを受講してしばらくすると、好転反応が来ました。それは自分の中ではかなり大きな無力感です。
今回また問題が起きて、根底にあるものはそれなんだなあと、毎回問題は違いますが、根底にあるものはそれのような確信があります。
小さな子供のころから繰り返し感じていたものです。無力感を強く感じて、何をやっても無駄だという諦めの感情が、心を包んでいるように感じます。
そんな感情を感じていたとき、井上先生からのフォローメールを見つけて読みました。今夜は、好転反応についてのブログをゆっくり読んでみます。