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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今日は先日にお店であった出来事から、思わず子供に手を挙げて叩いてしまう、お母さんに贈るお話です。
マズイマズイと思いながらも、ついつい子供を叩いてしまうことは、親としてみれば少なからずあるかと思います。でもそれが習慣となると、気が付けば無意識に手が出ており、いつの間にかそれが普通になり。。。
確かに少しぐらい叩かれたからと言って、それがトラウマになることは無いかもしれません。ですがそれは、まるで遺伝するかのように、子供世代に引き継がれてきます。
ですからこれを機会に、チャレンジして欲しいのです。自分の子供と孫と子孫のための大きなチャレンジです。
子供の頭を叩く家族との出会い


先日、実は風邪ひいて熱が在ったのですが、お店でマスクして仕事をしていました。
まあインフルエンザではないとのこともあり、大丈夫だろうと思って復帰しましたが、やはりまだ少し身体がだるく、寒気もあり完治はしていませんでした。
そんな日のお昼頃です。3世代でそろってお店に来店してくれた、ご家族を迎えた時のお話です。
子供連れのお母さんだからこその気遣い
お店でスタッフのお昼休みに、交代で店番をしていたときです。
数人の親子ずれが来店されました。小学3年生ぐらいの男の子と、高校生ぐらいの女の子、そしてお母さんと、お婆ちゃんらしい家族連れです。
まあ、小さな小学生の男の子がいますから、店内の物を壊すことが無いようにだけ、注意しないとなっと思っていると、お母さんがシッカリと子供に言い聞かせてくれます。


私もこれなら心配いらないなと思いながら、他の仕事をしつつお店を見ていました。
時間を持て余す男の子
しばらくの間、お母さんとお婆ちゃんが一緒になって、店内を見回っています。
すると別な場所から声が聞こえてきます。


どうやら小学校の男の子がやることが無くて、ショートパンツ姿のお姉さんにちょっかいを出していたようです。


そんなちょっと微妙な会話がお店の中でいきかいます。(^_^;A
まあ男の子は、お母さんに甘えきれないと、そんな風にお母さんやお姉さんの身体に触れたくなるんだよね。微笑ましいもんだよ。
なんて内心思いながら、私は気にせずそのまま仕事を続けてお店の様子を見ていたのです。
待っていられない子供たち
するとしばらくして、遠くの方で、ガサガサという音が聞こえてきます。
それはあの小学生が、お店に飾ってあった水晶のサザレをすくい上げては流し入れている音でした。
水晶のサザレ自体は手を触れても良いのですが、そこには他に大切な品もあり、これはマズイと思ったのです。ですからすかさず行って声を掛けました。


するとその声を聞いたお母さんとお婆ちゃんがやってきて、子供の手を引っ張っていい付けます。


執拗に子供の頭を叩くお婆ちゃん


いけないとは解っていても手が出てしまい、お母さんに怒られて、落ち込んでいる子供が、お母さんの元を離れた時でした。
一緒にいたお婆ちゃんが、子供のもとに近寄ります。
お婆ちゃん頭を叩かなくても。。。
そしてお婆ちゃんが、その子の頭を叩くのです。


本当にこの子は!ポカ!あれだけ言われたのに!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ
解らないんだから!ポカ!言うこと聞きなさい!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ
本当にダメだね!ポカ!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ
いや、ちょっとお婆ちゃん、とさすがに私も思って。




まったくもう!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ
ホントにどうしょうもない子だね!ポカ!ホントに!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ
大人しくしてなさい!ポカ!ポカ!ヽ(`Д´#)ノ


いたたまれない気持ちを残して去る家族
男の子は泣きたい思いを我慢して、潤んだ目で落ち込んでいます。
きっと声を出して泣き出せば、また容赦のない言葉と手が飛んで来ると、解っているのでしょう。
私ももう少し体調が良くて気力があれば、お婆ちゃんに割って入れたのに『いやちょっとお婆ちゃん、子供の頭は叩いちゃダメですよ!』と、でもさすがにその素早い連打に対処することが出来ませんでした。(´・ω・`)
そしてそんな居たたまれない気持ちを残して、その男の子と家族は帰って行ったのです。
子供の頭は叩いちゃダメです!


もう彼の役には立ちませんが、ハッキリと言います。子供の頭は叩いちゃダメです!というか子供を叩く躾は違います。
教育的指導として子供の頭を叩くとき
私は柔道をやっていましたから、その指導者が教育的意味で頭をゴツン!っとすることは否定しません。
なぜなら叩かれる子供も、何がいけなかったのか理解して納得して受け入れているからです。
そのゴツン!は、その子の取った行動に対して正されたと、指導者も子供も意思疎通が出来ているからです。
でもその理由が明確でなく、反射的に無意識に子供に手を上げてしまうことは、決してあってはなりません。
それは躾でも教育でもありません。
無暗に叩くことは自尊心を傷つける
先の柔道の教育的指導では、その行動が否定されたことを子供もシッカリと理解しています。
でもその意思疎通なく子供の頭を叩くことは、子供の自尊心を傷つけます。
それはその子の存在自体を否定してしまうことに繋がるのです。
私はこちらの「自尊心を高める方法!心理の専門家が自尊心が低い原因を解説」でも、私たちの自尊心の欠如が、そんな子供時代の影響から来ていることを書いています。
お母さんが子供を叩いてしまう原因
親として子供の面倒を見ていれば、思わずイライラしてしまうのは当然のことです。ただそれで手を上げてしまうお母さんは、ほとんど条件反射のように動いてしまいます。
でもちょっと振り返ってみてください。もしあなたの心に余裕があれば、きっとそんな子供の仕草も、気にせずに許すことが出来たはずです。
そう本当の問題は、お母さん自身がストレスで疲れており、子育てをする上で気持ちに余裕を持てないことなのです。
お母さんが、家事や仕事で慢性的に疲れており、心の余裕を失っていること。それが子供に手を上げてしまう、根本的な原因だといえます。
こちらの「仕事や育児で自分の時間が取れない女性の悩みを解決する3つの方法」でも話しましたが、現代のお母さんはあまりにも忙しく、相談相手が少なすぎるのです。
子供にイライラしたら考えて欲しいこと
ですから、もし子供にイライラしたり、思わず叩いてしまったなら、自分の心に余裕がないことを自覚しましょう。
自分にストレスが溜まっており、思っている以上に、自分が疲れていることを、改めて認識するのです。
そして子育て以外で、自分がストレスを感じている、その他の問題、家事や仕事や、夫、姑との関係などを、振り返ってみましょう。必ず何かしらがあるはずです!
大切なことは、子供を叩いてしまったという、表面的な問題に捕らわれずに、そのストレスの原因となっている出来事を見極めて、認識してあげることです。
そうすれば少なからず、子供に対するイライラ感も減って、許してあげれるようになります。
子供と向き合う上で役立った心得
そんな気持ちが、少なからず整理できたところで、私が言われてとても役立った、ある方からいただいた言葉を紹介しましょう。


子供はまだまだ成長段階。10回言っても出来ないのは、当然のことだと思いなさい。それが普通です。
そして20回言って出来たのなら、それを凄いことだと、褒めてあげられるようになりなさい。
この言葉を思い出せば、きっとあなたの心にも、少なからず余裕が生まれてくることでしょう。
子供を叩くのを止めるための3つの方法


そんな気持ちを整理する話しとは別に、こちらでは具体的に出来る対策を紹介しておきます。
これから紹介するフラワーレメディだけでも、かなり楽になるはずですから、思わず子供を叩いてしまうお母さんは、ぜひ役立ててください。
厳しさは無意識に自分にも向いている
子育てはとかく思い通りにいかず、どうしてもイライラとしやすいものだということは、良く解ります。
でも裏を返せば、それはあなた自身にもとても厳しくなっている、という側面もあります。
自分自身が常に頑張って、心に余裕がなくなっていると、人はどうしても自分にだけではなく、家族にも厳しくなってしまうものです。
ですから、もし自分がいっぱいいっぱいになっていると感じるなら、まずは自分を癒し、心に余裕を持つことを意識しましょう。
子育て中のお母さんのためのフラワーレメディ
それでも、そんな自分を癒す時間を取ることが出来ないというなら、フラワーレメディで自分のイライラ感を癒すことから始めましょう。
「インパチェンス」はお母さんの子供に対するイライラを癒して、子供の成長を、安心して待ってあげられるようになります。
一緒に「リバイバルレメディ」も使えば、日常の不安や心配も癒してくれるでしょう。ですから、まずはこちらのフラワーレメディから始めれば、次第に心の余裕を取り戻せます。
このブレンドはかなり子育てに役立つので、気が付けば手が上がる回数も減り、子供を見守れるようになります。
フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類なら3滴×2種類でブレンドすればOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。


必要であれば専門家の助けを借りる
そしてもし自分で癒すことや、コントロールすることが難しいと感じるなら、迷わず専門家の力を借りましょう。
もしかしたらあなたは、子供の頭を叩いてしまうことは、自分が怒りを我慢できないだけで、それは自分の優しさが足りないとか、辛抱が足りないだけだと思っているかもしれません。
そしてそれは全て自分の責任で、自分が悪いのだと、思ってはいませんか?もしそう考えているのであれば、ハッキリ申し上げましょう。
その考えは誤りです。
あなたに湧き上がる、その衝動的な苛立ちや怒りは、あなたの我慢が足りないわけでも、優しさが足りないわけでもありません。
子供の頃のトラウマがあなたを突き動かす
私たちが感情的になり、衝動的に行動してしまうのは、あなたの心の奥深くに残っている心の傷(トラウマ)が、無意識レベルで反応しているからに過ぎないのです。
私はそんな子供の頃のトラウマについて、こちらの「子供の頃の記憶がない!?幼少期のトラウマを解消して思い出す方法」でも、解説しています。
ですから自分でコントロールできないと思うなら、専門家の助けを借りましょう。
あなたのその傷を癒すことは、子供だけではなく家族の幸せのために、とても価値あることなのです。
メンタルヘルスセミナーなどに参加する
さらには、自分の心に向きあい自分を癒していく、そんなメンタルヘルスセミナーへ参加するのも良いでしょう。
お母さんのための心理セミナーは、今では各地で開催されています。それらのセミナーで自分の心の癒し方を学んで実践すれば、子供の頭を叩くことも、自然と減っていくことでしょう。
私も心の整え方を教えるセミナーを行っていますが、参加しているお母さん方を見ると、意図的に子供を叩かないようにと気を付けなくても、その行動はみるみるうち減っていきます。
そですから、子供に手を出してしまい、その気持ちをコントロールできないと感じるなら、自分を癒すセミナーに参加することも考えてみてください。
子供の頭を叩いてしまうお母さんへ


もしあなたが、どうしても子供に手を上げてしまう方で、この記事を読んでいるなら、大切なことを1つお教えしましょう。
それはあなたなら、必ずその悪しき習慣を止められるということです。
手を上げてしまう衝動はとても強い
かくいう私も一度だけ、子供に手を上げそうになったことがあります。それは私が子供の頃に親に許可されなかった行為を子供が取った時です。
そしてその時に初めて悟りました。それがとても強い情動で在り、あがなうことが難しい衝動であることを。
ですが何とか踏みとどまり、頭の上に手を置いて、そのまま子供を諫めたのです。
まあそれとは別に、中学生になった息子とは、取っ組み合いで喧嘩もしましたが。(^^;)
子供を叩いて反省はしても自分を責めない
もしあなたが、今まで無意識に子供に手を上げて叩いてしまっていたなら、そのことを振り返って、反省はしても自分を責めることは止めましょう。
なぜならそのような場合、あなた自身も同じように、頭を叩かれて育ってきたことに違いないからです。
でもだからと言って、それを当然のこととして過ごすのではなく、ここで一歩踏みとどまれるようになりましょう。
そして今まさに、あなたはそのために、このブログを読んでいると思うのです。
子供を叩かない意志と挑戦の価値
あなたにとって、その子供に手を上げないというチャレンジは、とても強い衝動と向き合う厳しい体験となるでしょう。
もしかしたら、何度かは無意識の衝動に負けて、頭を叩いてしまうことがあるかもしれません。それでも諦めずに、何度でも振り返って、その衝動にあがなう決意をしましょう。
私たちが踏みとどまろうとするそのチャレンジには、とても大きな、計り知れないほどの価値があります。
それは今世のあなたの人生と、あなたの子供たちにだけに影響するものではありません。親から子へと長い時間受け継がれて来た、悪しき習慣を断ち切ることとなるのです。
あなたの今のチャレンジで、それから先、何世代もの子や孫たちが救われる、非常に価値ある挑戦です。
素晴らしく価値あるチャレンジ
ですから、もし自分一人で対処できないと思ったら、遠慮なく周囲の助力を仰ぎましょう。自分一人では何ともならないことも、周りに相談することで解決できることはいっぱいあります。先ほどのフラワーレメディでも、驚くほど手が出るのが減ります。
そしてこのチャレンジには、どんなやり方で対処しようと自由なのです。あなた自身が、その強い衝動を癒すこと自体に、とても価値があります。
その強い衝動に打ち勝ち、自分の意思で現実を変えられた時、あなた自身が子供の頃に失ってしまった。自尊心を取り戻すことが出来るでしょう。
その時にはきっと、心の底から、自分を褒め称えたいと思えるはずです。
それは素晴らしく価値あることだとは思いませんか。
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【井上の理念】母親の笑顔が幸せな家庭を作る 母親を癒し子供を癒すこと