井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
先日、ある方から「自分の居場所がない」と、ご相談をいただきました。
私がお店でお客様の相談を伺っていると、この悩みはとても多く耳にするものです。ある種、日本人ならではの、民族的な資質としての悩みなのではないか、そんな風に思うぐらいです。
ただそんな悩みには、共通する心理的な原因があり、それさえ克服することが出来れば、誰もが自分の居場所を作ることが出来ます。
今回はそんな、自分の居場所がないと感じている人の心理的な原因と、スピリチュアルな居場所の作り方をお伝えしてきましょう。
まずは実例として、いただいた相談の一部を抜粋して紹介し、その後で、具体的な対策としての居場所の作り方をお話しします。
<目 次>
「自分の居場所がない」という相談実例
それでは最初に、自分の居場所が欲しいという、ある女性からいただいた相談の内容を紹介しましょう。
ある女性からいただいた相談
メールでいただいた相談には、これまでの家庭環境での心の傷についても、何点か記載されていました。
相談を拝見して感じたこと
今回の相談内容を振り返ると、彼女自身がこの「自分の居場所がない」という問題について、とても真摯に向き合ってきたことが解ります。
これまでも仕事や家族、友人との人間関係で、幾度となく同じような辛さや、疎外感を味わってきたことでしょう。
ですがそれでも、自分を癒すことで人間関係を変えて、ポジティブに生きたいというその姿勢は、とても素晴らしいと思います。
同じような相談をされてくる多くの方は、人間関係で出口のない迷路に迷い込んだかのように疲れ切り、希望を失いがちです。
ですが彼女からは、現実を変えたいという、強い意思が感じられました。
彼女の相談で気になった2つのこと
彼女が強い意思をもって、周囲との人間関係に取り組み、自分の居場所を作ろうとしていることは、とても良く解ります。
ですが私は、そのいただいた相談内容を見て、2つのことが気になりました。
1つは、いろんなセラピーやカウンセリングを受けて、仕事や住む場所を場所を変えてきたこと。
そしてもう1つは、自分の居場所が欲しいという、切望するような気持ちが、まだ強く残っていることです。
なぜ彼女が、自分の心を癒すことに取り組んでも、自分の居場所がないと感じ続けているのか、その理由がこの2つの点から解るように思います。
自分癒しで必要な3つの心構え
今回の彼女の様に、「自分の居場所がない」という、人間関係に関する問題を持っている人なら、誰もが注意すべきことがあります。
それはこの人生において、自分の心が休まる場所を作るためには、3つの心構えが必要だということです。
なぜ彼女の癒しは進んでいないのか?
私が彼女からの相談を見て、最初に気になったのは、「色々と取り組まれていたのに、思ったほど癒しが進んでいないな。」ということです。
私が思うに、彼女はセラピーやカウンセリングなど、自分癒しには積極的に取り組んできたのでしょう。ですが、なかなかその成果が感じられなかったのかもしれません。
そのため、一カ所で集中して深く取り組んでいくのではなく、色々な手法を試してみたのだと思います。
ですがその結果、いつまでたっても、自分の深いレベルまでの癒しを進められずに、自分の一部しか癒してこれなかったのです。
1、セラピーには根気強さが必要
実はセラピーやカウンセリングとは、回数を重ねて受けることで、より心の深くを癒し、根本的な問題の解消へとつなげていくものです。
ですから本来なら、何かを単発的に受けるのではなく、同じセラピストと、何度も繰り返し時間をかけて、ジックリと取り組む必要があるのです。
それに、自分の居場所がないと感じるほどの、人間関係の問題であれば、その原因となっている過去のトラウマは1つではないでしょう。
だからこそ、なおさら丁寧に心の中を振り返り、1つ1つ取り組んでいく根気強さが必要なのです。
2、精神的な強さを養う必要性
そしてこれはとても重要ですが、極論から言ってしまえば、セラピーやカウンセリングでは、精神的な強さは養われないからです。
私たちが偏った人間関係を対等に戻すためには、自分の劣等感やトラウマなど、自分に対する否定的な気持ちや、強い感情の滞りを癒す必要があります。
これらはセラピーやカウンセリングで、積極的に取り組んでいける内容です。
ですがそれと同時に、現実社会の人間関係の波にもまれても、動じないだけの精神的な強さを養う必要があるのです。
きっと彼女にはこの取り組みが足りなかったのでしょう。そのため、どこに行っても自分の居場所がないと感じ、自分で仕事や住む場所を変えざる得なかったのです。
3、心が揺れるのは普通のこと
そして最後は、私たちの心の安定についての、メンタルヘルスにおける誤解です。
誰もが「心が安定する」と言われれば、感情が落ちついて、気持ちの浮き沈みが無いことをイメージします。
それは例えば、まるで瞑想してるかのように、心が波立たない静かな状態が、日常でも永遠と続くと思っているのです。でもそれは違います。
私たちが体得できる心の安定感とは、サーフィンの波乗りのようなもの。心がいかに揺れようとも、落ち着いて対処して、安定できるようになることなのです。
ですから、心が揺れることに気を取られて、それを揺れないようにしようと、必死になって自分を癒し続けても、いつまでたっても満足できないのです。
自分を癒すための2つのステップ
自分の居場所がないという、彼女からの相談を受けて、私はその問題にどのように取り組めばいいのか、その方向性をお話ししました。
そして彼女が迷うことなく自分を癒し、心を整えて目標を叶えられるように促したのです。
一般的なセラピーの限界
色々と辛い思いをされながらも、自分癒しに頑張って取り組まれてこられたのですね。その姿勢はとても素晴らしいものだと思います。
そうですね。あなた自身でお感じの様に、本当に多くの傷を心に受けてこられたことでしょう。
ですので、一般的なセラピーで進めるとなると、1度とはいかず何度も継続して受けていただきながら、ひとつづつ癒しを深めていく必要があります。
それは私の心理療法でも同じです。
彼女自身は幾度となく、カウンセリングやセラピーなどに取り組まれてきましたが、その手法だけでは、どうしても時間が掛かることをお伝えしました。
混乱した心を整理するためのオーラ診断
その上で、オーラ診断を受けることで、現在持っている彼女の迷いは消え、進むべき方法が解ることをお伝えしたのです。
ですがオーラ診断であれば、1度のセッションで現状をエネルギー的に振り返り、深いレベルでの自己理解を進めることが出来ます。
なおかつ、その録音データを繰り返し聞くことで、癒しもより速やかに進むことでしょう。
そして今後どのような心持ちで、自分の居場所がないという気持ちに取り組んで行けば良いのか、そんな指針もお話しできると思います。
まずは、いつもとは違う視点で、自分を深く知るオーラ診断を検討してみてください。
彼女に必要な2つのステップ
彼女が自分の目標である、周囲の人との人間関係を整え、自分の居場所がないという問題を解消するためには、2つのステップが必要です。
第1のステップは、現在の心の迷いを解消し、どうすれば自分の目標が叶うのか、その進むべき道程を理解すること。
第2のステップは、その道程に沿って、自分で歩んでいくことです。
これまでの様に、手探りで自分の癒しを進めるのではなく、自分が進むべき道程をシッカリと理解した上で、目標に向かって歩んで行く必要があるのです。
その第1のステップである、進むべき道程を教えてくれるのが、オーラ診断となります。
自分の居場所がない人の心理的な原因
ではここからは、職場などで自分の居場所がないと感じる人に良くある、心理的なパターンを5つほど紹介しましょう。
ここでは簡単にだけ、それらの心理的な傾向について触れておきますから、自分が当てはまると感じた方は、詳しく書いた記事の方をご覧ください。
1、無視されると感じる人
仕事に関わらず、友人や知人との集まりなどで、自分の居場所がないと感じることが最も多いのは、周りの人から無視されると感じる人ではないでしょうか。
どの職場に行っても、決まって自分一人だけが無視されているように感じて、周りとの関係がよそよそしいものになり、次第にその場所に居ること自体が嫌になってきます。
以前にもこちらの「無視されると感じる人の心理的な理由とスピリチュアルな対処法」で、そう感じてしまう人の心理について、詳しく紹介しました。
それらの人の多くは、子供の頃のトラウマなど、ずっと我慢して耐えてきた苦しい感情が、いまだに潜在意識に残っているため、その影響を受けてしまうのです。
2、頼まれごとを断れない人
そんな、自分の居場所がないと感じる人の中には、周りからの頼まれごとを断れない人もいます。
彼らは基本的に、周りの人が感情的になることが苦手なために、自分が嫌だと思っても、頼まれごとを断ることが出来ません。
ですがあまりにもそれが重なると、自分が精神的にいっぱいいっぱいになってしまうので、その結果として、もうここには自分の居場所がないと感じ、その場を突然去っていくのです。
以前には、こちらの「断れない人の心理と改善策!頼まれごとを断れない人の4つの性格」でも、そんな人たちの心理状態について、詳しくお話ししました。
3、他人に振り回される人
先に紹介した頼まれごと断れない人と、似ていると感じるかもしれませんが、ここで言う他人に振り回される人とは、他人の感情や言動に振り回される人です。
周りの感情的な態度はもちろん、自分が直接かかわっていない問題でも、心がとても振り回されてしまう人がいます。
基本的にそれは、こちらの「他人に振り回される人の4つのタイプとスピリチュアルな改善法」でも紹介したように、その人が持つトラウマが原因で、心が過剰に反応しているだけです。
ですが、そのトラウマが癒されない限り、どこに行っても心が休まることがなく、ここには自分の居場所がないと感じてしまうのです。
4、追いかけられる夢をみる人
また、営業や事務仕事をしている人の中には、仕事量が多かったり、ノルマに押しつぶされそうになりながら、日々を過ごしている人がいます。
彼らは気持ちが休まる瞬間がまったく無いので、夜にベットで寝ていても、何かに追いかけられる夢を見るなど、精神的にかなり行き詰った状態になっているのです。
そんな理由から、どこに行っても自分の居場所がないと感じる人の実例を、こちらの「何かに追いかけられる夢を見る意味とその原因とは?」で紹介しました。
彼らは、どの職場に行っても同じパターンに陥り、自分はもうこの場所に居られないと感じて、無言で去っていくのです。
5、心の拠り所がない人
さらには、とても漠然としたフィーリングとして、自分には心の拠り所がないと感じている人も居ます。
これは、本人以外にはとても解りにくい空虚感や孤独感ですが、彼らには自分の心が安心して寄り添える、そんな存在や場所や信念がないのです。
そのため、いつもどこか漂って、宿木を探しているような、そんな不足感を感じています。詳しくはこちらの「心の拠り所がない人の空虚感の原因とスピリチュアルな改善方法」で解説しました。
この問題は、彼らの育成段階での自我形成に問題が起きており、それを改善するためには、自分で自分の心を育てていくような、根気強い取り組みが必要になってきます。
そう例えるなら、自分の居場所がないというよりも、「自分の生まれ故郷がない」という言葉が、シックリくるかもしれません。
スピリチュアルな自分の居場所の作り方
ではここからは、具体的にどんな取り組みをして行けば、自分の居場所が出来るのか、その作り方を紹介していきましょう。
今回は、自分で取り組む方法と、最短コースで取り組む方法、この2つをお伝えします。
自分で取り組むフラワーレメディ
自分でマイペースに取り組むのであれば、フラワーレメディを利用することが、最も安全な方法だといえるでしょう。
ただこの方法は、時間をかけて継続的に利用することと、同じ種類で根気強く取り組む心構えが必要です。それが出来ないと、また迷ってしまうので注意してください。
紹介する種類は3つです。
迷いや不安を癒してくれるリバイバルレメディと、自分の人生に確信を持てるようになるワイルドオート、そして精神的な強さを養うためのセントリーです。
なお、迷いや不安が消えたなら、リバイバルを抜いても良いでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを入れましょう。今回は3種類なので、3滴×3種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
自分で取り組むグラウンディングの瞑想
セントリーでも精神的な強さを養えますが、スピリチュアルなことが好きな方にお勧めするのは、グラウンディングの瞑想法です。
ただあえて申し上げておくと、自分で瞑想に取り組むだけでは、今回の問題は難しいでしょう。
自分の居場所がないと感じ、迷っているのであれば、なおさら手探りで心を見ていくような瞑想を、一人で続けるのは困難です。
ですから今回は、レメディを利用しながら、スピリチュアルなワークを楽しむとか、ストレスを解消する目的で利用してください。
詳しいやり方は、こちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で解説しています。
スピリチュアルなワークで取り組む
もしあなたが、彼女の様に自分の居場所がないと感じ、これまで色々と取り組んできたけど、なかなか思うように癒しを深められなかったなら、オーラ診断のようなスピリチュアルなワークを受けるのも良いでしょう。
彼女への回答でも書いたように、オーラ診断のような問題の根本を探るワークを受ければ、自分の心に何が起きているのか、そしてどのように取り組んで行けば良いのかも明確になります。
さらには、その録音データを何度も聞き返すことで、自然と迷いは自然と消えていき、精神的な強さを養う心構えも整うことでしょう。
1度のオーラ診断には、何度もカウンセリングやセラピーを受けるのと、同じ効果がありますから、こちらの方がより速やかに癒しが進められます。
メンタルなスキルをセミナーで学ぶ
私が開催しているメンタルヘルスセミナーでは、自らの心の状態を整え、さらには自尊心を養うための方法などを教えています。
そんなセミナーで学ぶスキルを使えば、たとえ日常生活で心が揺れても、そんな自分を冷静に振り返り、対処できるだけの精神的な安定感を養うことができるでしょう。
これはまさに、先にお話しした、感情の波に安定して乗っていられる技術だといっても、過言ではありません。
ですから、メンタルヘルスを整えるスキルを学び、日々の生活の中で使い続けていくことが、最も確実な自分の居場所の作り方だといえるのです。
あなたがたどり着くべき居場所とは
いかがでしたでしょうか?少し話が多岐に渡ってしまい、整理できていない部分もあったと思います。
ですから最後に、今回の内容をまとめて終わりとしましょう。
自分を癒すための取り組み
自分の居場所がないという方が、自分を癒し問題を解消するには、以下の心構えと取り組みが必要です。
■自分を癒す上での3つの心構え
- セラピーで癒しを深めるには、根気強さが必要です。
- 人間関係の改善では、精神的な強さを養う必要性があります。
- 心が揺れるのは普通のこと、整えられるようになるのが大切。
■自分を癒すための2つのステップ
- 混乱や迷いを癒して、目標を叶えるための道程を理解すること。
- 1つの取り組みに専念して自ら継続すること。
自分の居場所を作る方法
自分の居場所がないと感じている人の、5つの心理的なパターンを紹介し、自分の居場所の作り方を解説しました。
■自分の居場所がない人の心理的な原因
- 自分だけが無視されると感じてしまう人。
- 頼まれごとを断れずに、いっぱいいっぱいになる人。
- トラウマが原因で、人間関係で過剰に反応してしまう人。
- 仕事で追いかけられて、精神的に行き詰まる人。
- どこにいても、なぜか心の拠り所がないと感じる人。
■自分の居場所を作るための取り組み
- フラワーレメディで自分の心を癒す方法。
- グラウンディングの瞑想に取り組む方法。
- オーラ診断を受けて自分の現状と今後の方向性を知ること。
- 日常で魔法の言葉を使い、より積極的に成長する方法。
あなたの本当の居場所とは
あなたが漠然と感じているように、あなたに必要なことは、自分の居場所を見つけることではなく、自分の居場所を作ることです。
それはもうお解りの様に、自分の心を癒し、精神的な強さを養っていくことで出来ます。そう本質を述べるなら、自分の居場所とは、自分の心の中に作り上げるものなのです。
それは、周りの言動に揺らがない精神的な強さであり、自分自身を尊重して大切にできる強い意思と自分への愛情です。
それさえできれば、もう誰もあなたから居場所を奪うことはできず、自分の居場所がないと嘆くことも無いのです。
【同じ悩みを抱えた方の声】
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今までいろんなセラピーやカウンセリングを受け、仕事や住む場所、生活態度を変えてきましたが、人との関係だけはどうしても改善できませんでした。
悩みはいつも人間関係がうまくいかないこと、本当は自分の居場所が欲しいのに、それを作ることができないことです。
以前はお勤めに行っていましたが、他人の中に自分の居場所を作れず、数年前に退職してしまいました。
今は在宅で事務仕事を請け負うことで生計を立てていますが、本当はお勤めに行けるようになりたいのです。このような私に合うものは、一体どんな取り組みなのでしょうか?