井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
これは、女性から聞くことが多いのですが、「私は自分がない気がして・・・」という相談を伺う時があります。
それらの相談をしてくる多くの方は、職場での人間関係で、自分の気持ちが明確にならずに戸惑っていたり、プライベートで相手の言葉や態度に翻弄されて、いつも辛い思いをしています。
ですが、改めて自分を見直してみても、自分が本当はどうしたいのか全く分からないのです。
そして時には、そんな気持ちから、自分の殻に閉じこもってしまう人もいます。
今回は、そんな「自分がない人」には、どんな問題が起きているのか、スピリチュアルな視点から見たときの原因と、具体的な改善策をお話ししましょう。
<目 次>
自己認識を司るオーラの第4層
オーラ診断などの個人セッションで、自分が解らないという人からの相談を受けると、私はオーラの第4層の状態を確認します。
オーラの第4層は、その人の個性や自己認識を表しますから、その状態を見ることで、その人に何が起きているのか、エネルギー的に知ることが出来るのです。
オーラの第4層とは
オーラの第4層とは、私たちの身体を取り巻くオーラを、7層に分けて観察したときに、4番目に存在するオーラです。
少しスピリチュアルで専門的な話にはなりますが、私したちの身体の背骨沿いに存在する、7つのチャクラの内の第4チャクラに対応するオーラで。
私たちの個性ともいえる「自分らしさ」や、「愛」に関するエネルギーが宿っています。
この第4層を見ていけば、その人が周囲の人に対してどんな心持ちで向き合っているのか、また自分に対してどう思っているのかが解ります。
オーラの第4層はありのままの自分
この第4層に問題が起きているということは、自己評価に問題が起きていることを意味します。
そのため、この層のエネルギーが不足していると、まさに「自分がない」と感じてしまうのです。
オーラの第4層は、私たちの潜在意識が、自分は何者だと認識しているのか?そんな、ありのままの自分を表すと言っていいでしょう。
そして私が、自分がないという人の第4層のオーラを、スピリチュアルな視点で観察すると、大きく3つのタイプがあることが解ります。
スピリチュアルに見た3つのタイプ
ではなぜ、そんな自己評価を司るオーラの第4層に、問題が起きているのでしょうか?
自分がないと感じている人を、エネルギー的に見て分かった、3つのタイプについて詳しくお話ししましょう。
1、気を配りエネルギーが枯渇している人
エネルギーが枯渇している人は、周りの人にばかり眼を向けて、自分に意識が向いていないタイプの人です。
よく「気を配る」とか、「心配り」という言葉がありますが、それはまさに「気(エネルギー)=オーラ」を配っていることを表します。
ですから本来なら、オーラの第4層がエネルギーで満たされいるはずなのに、周りの人に気を配り過ぎているため、自分にエネルギーが殆ど残っていないのです。
そのため、周囲に気を配ってしまう性格的な傾向により、自分のエネルギーが枯渇してしまい、自分のことが解らないというのが、心理的な原因なのです。
例えば、常日頃から「自分の時間が無い」と感じ、休めていない人は要注意です。
それとか、人と一緒にいると、気疲れしてヘトヘトになってしまう人も同じです。
2、自分が嫌いでエネルギーが宿らない人
同じようにオーラの第4層にエネルギーがない人でも、周りに配るのではなく、身体にエネルギーが宿らない人もいます。
それはこちらの「自分が嫌いな人の心理的な原因」でも紹介したことがある、自分のことが嫌いな人です。
先ほども申し上げたように、オーラとは「気(エネルギー)」で出来ていますから、私たちの「気持ち」によって、その状態はとても大きく左右されます。
そのため、自分が嫌いだという気持ちがあると、自分にはオーラが宿らず、慢性的なエネルギー不足に陥ってしまうのです。
自分がないと感じる心理的な原因が、そんな自分嫌いから来ている人は、意外と多いといえるでしょう。
3、自分の殻に閉じこもっている人
そして中には、スピリチュアルな視点で第4層のオーラを確認すると、確かにエネルギーはあるものの、白い壁のようになっており、奥が見えないタイプの人がいます。
このタイプの自分がないと感じる人は、周りとの距離感をとても強く感じており、自分だけが違う世界から現実を見ているような、そんな疎外感を味わっています。
こうなると、自分で自分を理解しようとしても解らないし、眼の前で何か問題が起きていても、あまり心に響かず感情が揺れないのです。
これは、過去のトラウマが原因で、心に壁が出来てしまった人だといえるでしょう。
これは子供の頃のショックや、生活環境によって無意識に出来上がってしまう心の壁です。
スピリチュアルにいうなら、心が殻に閉じこもっている状態ともいえるでしょう。
誰もが自分がないと感じる4つのケース
これまで解説してきたように、オーラ診断などで、自分がないと感じている人をエネルギー的に観察すれば、その原因は大きく3つに分けられます。
でも実際にそんな問題を感じている人には、色々な理由やパターンがあります。
ここでは、そんな自分がないと感じる人の代表的な4つのケースについて、お話ししていきましょう。
1、自分の意見がない人
自分のことが解らないという人の中には、自分の意見がないと感じている人が、意外と多いのではないでしょうか。
中には「意見がない=個性がない」と感じている人もいると思いますが、このケースは多くの場合、決断力がなく選択することが苦手な人が多いようです。
例えば、子供の頃から両親がすべて身の回りの世話をして、両親の言う通りに進学してきた人は、自分の意思が明確にならないために、自分ではなかなか決断できません。
逆に何を言っても否定され続け、もう自分の意思を主張することを諦めてしまい、心を閉ざしてしまった人もいます。
先ほど紹介した、自分の殻に閉じこもってしまった人にも、そんなトラウマから来る、切ない気持ちがあることが分かります。
彼らの多くは、そんな過去の経験から、自分を主張することを諦めてしまっているのです。
2、存在感がないという人
以前に私が出会った人で、なぜか自分には存在感がないと、相談してきた人が居ました。
それはこちらの「存在感がない影が薄い人とは?オーラがない人の原因と改善策」で紹介した実例です。
そこにも書いたように、自分が嫌いな人は、自分にオーラが宿りませんから、いわゆるオーラの無い人になってしまうのです。
その結果、「オーラのある人=存在感のある人」の逆で、「オーラが無い人=存在感の無い人」となってしまい、自分の意思や意見もないのです。
これらの人は、そもそも自分の存在を認めていないのです。それでは自分がないと感じるのも、ある意味当然だと言えるでしょう。
3、自分には価値がないと感じる人
これは自分には居る意味がないとか、価値がないと感じている人のケースです。
特に不倫関係で、とても強い罪悪感を感じている女性にありがちなケースで、強く自分を責めるあまり、自分の存在を否定してしまうのです。
私たちは時として、自分を責めたり、攻撃するところがありますが、そんな気持ちが、自分という存在を打ち消してしまうのです。
中には、育成段階から親に否定されることで、自分には存在価値がないと思っている人もいます。
私たちの自己評価は、そのまま自分のメンタルに影響を及ぼしてしまうために、自分がないと感じるようになってしまうのです。
4、熱意や感情がない人
中にはやりたいことが見つからなかったり、自分がどうしたいのか解らないという意味で、自分がないと感じる人もいます。
それらの方は、こちらの「無感情で心が動かない人の原因とスピリチュアルな改善法」でも書いたように、熱意やヤル気を支える、感情のエネルギーがないことが多いようです。
私たちの感情とは、ネガティブなものもポジティブなものも、自然な感情であり本来は善悪がありません。
ですが、ネガティブな感情を強く抑えると、心の奥に蓋(ブロック)が出来てしまい、すべての感情が抑えられてしまいます。
その結果、先の心の壁と同じように、感情が湧き起こることが減っていき、自分がないと感じてしまうのです。
この感情がないという問題には、いくつかの原因がありますので、自分が当てはまると思う方は、先の記事をご覧になってみてください。
自分がない人のスピリチュアルな改善法
では具体的に、自分がないと感じている人が、どうすれば自分に自信をもち、明確な意思を実感できるのか、そのスピリチュアルな改善法を紹介していきましょう。
根本的に解決するには
最初のスピリチュアルに見た3つのタイプでも説明したように、自分がないという問題の原因は、自分に対するエネルギーの不足です。
それは、もっとハッキリというなら、自分への愛情が不足しているとも言える状態です。
ですから、この問題を具体的に解決しようと思ったら、自分を好きになり、評価できるようになる必要があります。
ただそうは言っても、今まさに自分への愛情が枯渇しているなら、それはとても難しいと感じることでしょう。
自分を見つけるのではなく育てる
実はこの問題、心理療法的に改善を進めていくにしても、一朝一夕に勧められるものではありません。
実際に取り組んでいくときには、じっくりと時間をかけて、自己評価を落としている問題を解消しつつ、過去のトラウマを癒していく必要があります。
それは1度のセラピーやカウンセリングで終わるものではなく、時間をかけて自分の心を整理し、成長させていく、そんな取り組みだと言えるでしょう。
ですからもしあなたが、今まさにこの問題に直面して、自分がないと感じているなら、焦らずにじっくりと、自分の心を見つめ直す必要があるのです。
だからこそ人は、周りからの影響を取り除いて、自分自身を見つめ直すために、時として自分の殻に閉じこもるのです。
スピリチュアルに言えば、それは芋虫が蝶になるための蛹の時間。自分を再構築するための大切な時間だと言えるでしょう。
フラワーレメディを利用した改善法
ですから、自分自身を見つめ直し、心の中を整理することを意識して、一歩一歩確実に、本来の自分らしさを取り戻していきましょう。
そしてそのために、最も手軽に取り組めるのが、このフラワーレメディによる癒しです。
先ほどの3つのタイプ別に、適した種類を紹介しておくので、自分が当てはまるものを使ってみてください。
フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドする時には3滴×2種類で利用してください。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
無理せずに専門家に相談する
今回のように、自分がないと感じる人が、殻に閉じこもって自分を見定めるためには、それなりに時間がかかってしまいます。
なぜなら、まずはストレスを浄化してトラウマを癒し、その上で自分自身を見定める必要があるからです。
ですが、心理療法やカウンセリングなどの方法で取り組んだり、自分の心を整理するためのメンタルなスキルを学べば、その時間を短縮することが可能です。
ですから、自分で取り組むのは難しいと感じたなら、一度、自分が信頼できると感じる専門家に相談してみましょう。
自分一人で何とかしようとせずに、まずは気軽に、自分の内情を専門家に相談してみましょう。
そうすれば、なおさら安心して、自分の心の成長に取り組めるでしょう。
心を育て自分を咲かすこと
自分がないと感じる人を、スピリチュアルな視点から見ると、どんな問題が起きているのか、これでお解りいただけたのではないでしょうか。
そしてなぜ時として、人は自分の殻に閉じこもるのか、その理由もお分かりいただけたことでしょう。
現代社会でいかに自分の心を育てるか
現在社会において、私たちは知識や教養など、大人として振舞うための、様々な教育を受け身についてきました。
でも振り返ってみると、この自分の心を整理して、自分の個性を育てることは、なかなか学んでこれなかったのかもしれません。
もちろんそれは、学校でも授業や部活などを通して、学ぶ機会があったと思います。
ですがこれは、どちらかといえば、両親から教わり、友達との関係の中でお互いに切磋琢磨して、育ててくるものなのかもしれません。
幼い頃からの、身近な人間関係の中で、育ててくるものでなのでしょう。
自分を育てる気持ちで歩む
でもこんな記事を書いている私が言うのも何ですが、私も大人になっても自分が見いだせず、自分がないと感じて、迷っていた時期がありました。
ですが今まさに、自分の人生を振り返って思います。実は自分を育てることは、大人になってから始めても、決して遅くはないのだと。
そして自分らしさとは、そもそも自分自身で育てていくものなのかもしれないと。ですからあなたも、自分を育てるという意識をもって、歩んでみてください。
きっとその時には、思いもしなかった自分の良さや、新たな一面が見えてくることでしょう。
きっとそれが、あなたの中に眠っていた才能であり、唯一無二のあなたらしさなのです。
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一言で「自分がない」と言っても、その心理状態や原因は人それぞれです。ですが、オーラを見ることで、その詳細を知ることができます。
その人が自分の殻に閉じこもっていても、オーラを見ればとても良くわかるのです。