
井上直哉
スピリチュアルを学びたい方へ プロフィール お問合せ

最新記事 by 井上直哉 (全て見る)
- 病気なのか?デジャブが多い人が体験している違和感の原因 - 2023年5月30日
- 輪廻転生や生まれ変わりを繰り返すスピリチュアルな実例 - 2023年5月27日
- 古い井戸のお祓いのし方と水神様のスピリチュアルな祀り方 - 2023年5月23日
- ネガティブな感情とのスピリチュアルな向き合い方と対処法 - 2023年5月19日
- 何をしても楽しくない人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法 - 2023年5月15日
こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
これは女性から受けることが多い相談ですが、「私は自分がない気がして・・・」と話を伺う時があります。
そのような相談をしてくる方の多くは、職場での人間関係で、自分の気持ちが明確にならずに戸惑っていたり、プライベートで相手の言葉や態度に翻弄されて、いつも辛い思いをしています。
だからこそ、確固たる自分らしさがあれば、その問題は改善すると感じ、改めて自分について振り返るのですが、自分が本当はどうしたいのか、まるで雲をつかむような気分になるのです。
今回はそんな「自分がない人」には、どんな問題が起きているのか、スピリチュアルな視点から見たときの原因と、具体的な改善策をお話ししましょう。
一言で自分がないと言っても、相談される人によって、その意味は微妙に異なってきますから、その辺の違いも含めつつ、いくつかのタイプ別に紹介していきます。
自己認識を司るオーラの第4層

オーラ診断などの個人セッションで、自分が解らないという人からの相談を受けると、私はオーラの第4層の状態を確認します。
オーラの第4層は、その人の個性や自己認識を表しますから、その状態を見ることで、その人に何が起きているのか、エネルギー的に知ることが出来るのです。
オーラの第4層とは
オーラの第4層とは、私たちの身体を取り巻くオーラを、7層に分けて観察したときに、物質レベルから4番目に存在するオーラです。
少しスピリチュアルで専門的な話にはなりますが、私したちの身体の背骨沿いに存在する、7つのチャクラの内の第4チャクラに対応するオーラで。
私たちの個性ともいえる「自分らしさ」や、「愛」に関するエネルギーが宿っています。
この第4層を見ていけば、その人が周囲の人に対してどんな心持ちで向き合っているのか、また自分に対してどう思っているのかが解ります。
オーラの第4層はありのままの自分
この第4層に問題が起きているということは、自己認識や自己評価に問題が起きていることを意味します。
そのため、この層のエネルギーが不足していると、まさに「自分がない」と感じてしまうのです。
オーラの第4層は、私たちの潜在意識が、自分は何者だと認識しているのか?そんな、ありのままの自分を表すと言っていいでしょう。
そして私が、自分がないと言われる人の第4層を、スピリチュアルな視点で観察すると、大きく3つのタイプがあることが解ります。
スピリチュアルに見た3つのタイプ

ではなぜ、そんな自己評価を司るオーラの第4層に、問題が起きているのでしょうか?
自分がないと感じている人を、エネルギー的に見たときの3つのタイプについて、詳しく見ていきましょう。
1、気を配りエネルギーが枯渇している人
エネルギーが枯渇している人は、周りの人にばかり眼を向けて、自分に意識が向いていないタイプの人です。
よく「気を配る」とか、「心を配る」という言葉がありますが、それはまさに「気(エネルギー)=オーラ」を配っていることを表します。
ですから本来なら、オーラの第4層がエネルギーで満たされいるはずなのに、周りの人に気を配り過ぎているため、自分にエネルギーが殆ど残っていないのです。
その周囲に気を配ってしまう、性格的な傾向が原因となり、自分のエネルギーが枯渇している。そのため、自分のことが解らないというのが、心理的な影響として出ています。
例えば、常日頃から「自分の時間が無い」と感じ、休めていない人は要注意です。
2、自分が嫌いでエネルギーが宿らない人
同じようにオーラの第4層にエネルギーがない人でも、周りに配るのではなく、身体にエネルギーが宿らない人もいます。
それはこちらの「自分が嫌いな人の心理的な原因と自己嫌悪のスピリチュアルな改善法」でも紹介したことがある、自分のことが嫌いな人です。
先ほども申し上げたように、オーラとは「気(エネルギー)」で出来ていますから、私たちの「気持ち」によって、その状態はとても大きく左右されます。
そのため、自分が嫌いだという気持ちがあると、そこにはオーラは宿らず慢性的なエネルギー不足に陥ってしまうのです。
自分がないと感じる心理的な原因が、そんな自分嫌いから来ている人は、意外と多いといえるでしょう。
3、自分が殻に閉じこもっている人
そして中には、スピリチュアルな視点で第4層のオーラを確認すると、確かにエネルギーはあるものの、白い壁のようになっており、奥が見えないタイプの人がいます。
このタイプの自分がないと感じる人は、周りとの距離感をとても強く感じており、自分だけが違う世界から現実を見ているような、そんな疎外感を味わっています。
第4層にはエネルギーがあるものの、自分で自分を理解しようとしても解らないし、眼の前で何か問題が起きていても、あまり心に響かず感情が揺れないのです。
これはこちらの「子供の頃の記憶がない!?幼少期のトラウマを解消して思い出す方法」でも紹介したように、過去のトラウマが原因で、心に壁が出来てしまった人だといえるでしょう。
この壁は、もとは自分を守るために無意識に作られたものですが、そのトラウマの記憶は薄れても、影響が残ってしまうことがあるのです。
誰もが自分がないと感じる4つのケース

これまで解説してきたように、オーラ診断などで、自分がないと感じている人をエネルギー的に観察すれば、その原因は大きく3つに分けられます。
でも実際にそんな問題を感じている人には、色々な理由やパターンがあります。
ここでは、そんな自分がないと感じる人の代表的な4つのケースについて、お話ししていきましょう。
1、自分の意見がない人
自分のことが解らないという人の中には、自分の意見がないと感じている人が、意外と多いのではないでしょうか。
中には「意見がない=個性がない」と感じている人もいると思いますが、このケースは多くの場合、意識や決断力ともいえる、選択することが苦手で未経験の人が多いようです。
例えば、子供の頃から両親がすべて身の回りの世話をして、両親の言う通りに進学してきたなど、選択する機会が与えられなかったというのが、良くあるパターンです。
逆に何を言っても否定され続け、もう自分の意思を主張することを諦めてしまい、心を閉ざしてしまった人もいることでしょう。
先ほど紹介した、殻に閉じこもってしまった人の中にも、そんなトラウマから来る、切ない気持ちが見られることがあります。
2、存在感がないという人
以前に私が出会った人で、なぜか自分には存在感がないと、相談してきた人が居ました。
それはこちらの「存在感がない影が薄い人とは?オーラがない人の原因と改善策」で紹介した実例です。
そこにも書いたように、自分が嫌いな人は、自分にオーラが宿りませんから、いわゆるオーラの無い人だと言えます。
その結果、「オーラのある人=存在感のある人」の逆で、「オーラが無い人=存在感の無い人」となってしまうのです。
3、自分には価値がないと感じる人
これは自分には居る意味がないとか、価値がないと感じている人のケースです。
特に不倫関係で、とても強い罪悪感を感じている女性にありがちなケースで、強く自分を責めるあまり、自分の存在を否定してしまうのです。
またそんな自己否定とは別に、根本的な心の成長に問題が起きている人もいます。
以前にこちらの「自尊心を高める方法!心理の専門家が自尊心が低い原因を解説」でも、私たちの育成段階で必要な、自己認識が欠けているケースを紹介しました。
これは、自分に自信を持つための、基盤がない心理状態に陥っている人たちの話です。
4、熱意や感情がない人
中にはやりたいことが見つからなかったり、自分がどうしたいのか解らないという意味で、自分がないと感じる人もいます。
それらの方は、こちらの「無感情で心が動かない人の原因とスピリチュアルな改善法」でも書いたように、熱意やヤル気を支える、感情のエネルギーがないことが多いようです。
私たちの感情とは、ネガティブなものもポジティブなものも、自然な感情であり本来は善悪がありません。
ですが、ネガティブな感情を強く抑えると、心の奥に蓋(ブロック)が出来てしまい、すべての感情が抑えられてしまいます。
その結果、先の心の壁と同じように、感情が湧き起こることは減り、自分がないと感じてしまうのです。
自分がない人のスピリチュアルな改善策

では具体的に、そんな自分がないと感じている人が、どうすれば自分に自信をもち、明確な意思を実感できるのか、そのスピリチュアルな方法を紹介していきましょう。
根本的に解決するにはし、
最初のスピリチュアルな3つのタイプでも説明したように、自分がないという問題の原因は、自分に対するエネルギーの不足です。
それは、もっとハッキリというなら、自分への愛情が不足しているとも言える状態です。
ですから、この問題を具体的に解決しようと思ったら、自分を好きになり、評価できるようになる必要があります。
ただそうは言っても、今まさに自分への愛情が枯渇しているなら、それはとても難しいと感じることでしょう。
自分を見つけるのではなく育てる
実はこの問題、心理療法的に改善を進めていくにしても、一朝一夕に勧められるものではありません。
実際に取り組んでいくときには、じっくりと時間をかけて、自己評価を落としている問題を解消しつつ、過去のトラウマを癒していく必要があるのです。
それは1度のセラピーやカウンセリングで終わるものではなく、時間をかけて自分の心を養い成長させていく、そんな取り組みだと言えます。
ですからもしあなたが、今まさにこの問題に直面して、自分がないと感じているなら、自分を探すのではなく、育てる必要があるのです。
フラワーレメディを利用した改善法
どんな心理療法としてのワークも、そしてスピリチュアルなワークも、あなたが自分を探し出すと思っていると、なかなかいい結果は得られません。
でも自分を育てると思えたなら、一歩一歩確実に、本来の自分らしさを取り戻していくことが出来るでしょう。
そしてそのために、最も手軽に取り組めるのが、このフラワーレメディにより癒しです。
先ほどの3つのタイプ別に、適した種類を紹介しておくので、自分が当てはまるものを使ってみてください。
フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドする時には3滴×2種類で利用してください。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

心を育て自分を咲かすこと

自分がないと感じる人を、スピリチュアルな視点から見ると、どんな問題が起きているのか、これでお解りいただけたことでしょう。
そしてその原因や改善策もお伝えしてきました。
きっともしあなたが、今まさに自分がないと感じているのなら、思いあたるケースがあったと思います。
現代社会でいかに自分の心を育てるか
現在社会において、私たちは知識や教養など、大人として振舞うための、様々な教育を受け身についてきました。
でも振り返ってみると、この自分の心を育てること、自分の個性を養うことは、なかなか学んでこれなかったのかもしれません。
もちろんそれは、学校でも授業や部活などを通して、学ぶ機会があったと思います。
ですがどちらかといえば、両親から教わり、友達との関係の中で、お互いに切磋琢磨して、育ててくるものなのかもしれません。
自分を育てる気持ちで歩む
でもこんな記事を書いている私が言うのも何ですが、私も大人になっても自分が見いだせず、自分がないと感じていた時期がありました。
そして今まさに、自分の人生を振り返って思います。
実は自分を育てることは、大人になってから、自分で始めることなのかもしれないと。自分で望み、自分の意思で、自分を育てていくものなのかもしれないと。
ですからぜひあなたも、自分を育てるという意識をもって、歩んでみてください。きっとその時には、思いもしなかった自分の良さや、新たな一面が見えてくることでしょう。
きっとそれが、あなたの中に眠っていた才能であり、唯一無二のあなたらしさなのです。
↓ 次のページはこちら! ↓
自分で決められない人の心理とスピリチュアルな改善法<決断できない人必見>