井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
日々生活していると、なんとなく気になることが出てきたり、気にしないようにと、無意識に避けていることってありますよね。
特に仕事や、家族との人間関係で感じるストレスが、プライベートで1人でいる時にも、脳裏に浮かんできて、気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。
今回はそんな、気にしたくないのに気になることについて、心理の専門家として、詳しくその心の仕組みを解説します。
そして、どう対処すればいいのか、具体的な気にしないで済む方法を紹介しましょう。
この方法を知れば、あなたが気になっていることも、根本的に解消することが出来るでしょう。
<目 次>
なぜ気しないようにする必要があるのか?
つい先日、こんなことが在りました。以前にお店でフラワーレメディを購入された方が、相談にお越しになったのです。
その方は最近体調がすぐれないので、またレメディを利用したいと、お店に来てくれました。
気にしないように心掛ける女性のオーラ
私がお会いして話を伺うと、すぐにあることが解りました。
それは彼女のオーラに、沢山の雑多なエネルギーが溜まっていることです。私はそれを見るでもなく眺めながら、彼女に聞いてみました。
彼女は自分の記憶を振り返るように意識を向けながら、そんな私の質問に答えてくれました。
確かに下の子供が、中学生になったばかりでドタバタしています。上の子は今年高校受験なので、それでピリピリしている感じがありますね。
でも気にしないようにしているのですが。。。
気にしない時点で気になっている
私はその話を聞いて、言いました。
それは「気になっている」ということですよね。気になるから、気にしないようにと心がけるのです。
本来、気にならないことは、脳裏にも浮かんでこないですから、浮かんできた時点で、それは常日頃から気になっていることです。
そう言われてみれば、確かにそうですよね。(笑)
でも気にしないようにするだけでは、ダメなのでしょうか?
いえ、それがダメなのではないです。ただそれでは、見て見ぬふりをするのと同じで、ストレスが溜まってしまうのですよ。
気にしないようにすることの問題点
彼女は、気にしないようにすることの何がまずいのか、今一解らないようでした。
気にしない結果として身体に出てしまう
私はそれから彼女と話をして、今回の相談に来た内容が、左耳の「耳鳴り」と「痺れ」についてだと伺いました。
そしてその原因が、先ほどまで話していた、気にしないようにしていることであり、それによりストレスが蓄積されて左半身が痺れ、耳鳴りとなっていることをお伝えしました。
根本的な問題として、家族のことが気になって、自分のペースが保てていないのでしょう。ですから改善するには、そのストレスを取り除けば良いのです。
そこまで伝えると、私は彼女に2本のフラワーレメディを渡して、これを使えばさほど掛からずに、それらの問題が解消されると告げました。
周りの問題を耳で聞いても、それを気にしないようにと無視しているので、耳にストレスが溜まってしまうのです。
気にしないようにしていても、耳まではシッカリと届いてるのですよ。
気にしないようにすることを潜在意識がどう解釈するか
そう、私たちは日頃から、何かストレスが掛かるよう問題があると、極力気にしないようにすることで、その問題に対処しようとします。
でもそれは、私たちの潜在意識の視点から見ると、目の前に置いてあるゴミを、目に移らない、背中の方に移動させることに過ぎません。
実はそれでは、何も問題は解決しておらず、それを繰り返すことで、ドンドン背中にゴミが溜まってしまい、何もなくてもストレスを感じるようになってしまうのです。
それが良くいう、「何かモヤモヤしてスッキリしないけど、何が問題なのかは解らない。」と言われる心理状態です。
潜在的なストレスがミスを増やす
モヤモヤするけど、その問題があまりにもいっぱいあったり、過去の古い出来事で思い出せないから、何が問題なのかは解らないのです。
特に何が原因かは解らないけど、落ち込んでいたりやる気が出ない時にも、同じようにストレスが溜まっています。
その結果、時にはこちらの「よく物をなくす人の原因と改善策!スピリチュアルな運気の流れも解説」でもお話ししたように、日常で些細なミスが増えたり、物をなくすことが頻発するようになるのです。
潜在的なストレスが溜まると、注意が散漫になり、ポカミスが増えるのには、そんな理由が在ります。
脳裏に気になることがよぎる心の仕組み
ではここからは、なぜ私たちの心は、そんな気になることを意識に浮上させるのか?
それが「気になって仕方ない」と言われる状態ですが、なぜあえて気になるようにするのか、その理由を説明しましょう。
脳裏によぎるのはそこにストレスが溜まっているから
答えから先に言ってしまえば、それはひとえに、気になっている出来事が、ストレスとなっているため、それを解消しようと試みているからです。
そのあなたが気になることに、溜まっているストレスとは、あなたがその出来事に関して感じた、感情や葛藤の気持ちであり。
心の中に放置し続けると、肉体的にも精神的にも、負担になてしまうものなのです。その為、あなたの心はそのストレスを解消するために、顕在意識に働きかけます。
その手段が、気になることを、頻繁に意識に浮上させるという行為なのです。
気になることを、無理やり気にしないようにと、心の奥に仕舞い込むほど、頻繁に脳裏によぎるようになるのは、潜在意識が、そのストレスを解消しようと、必死になっているからだといえるでしょう。
心の仕組みを身体に例えて考えると
例えばこんな風に考えてみてください。
あなたが外出して転倒し、足に擦り傷を負ったとします。怪我をすれば誰もが痛みを感じますから、すぐにその擦り傷には気付くでしょう。
でももし、その痛みを感じていながら、見ないことにして、放置したらどうなるでしょうか?きっとその傷から雑菌が入り、足の怪我はさらに酷くなっていくでしょう。
でも、その痛みを直視するのが嫌だからと言って、さらに意識を向けずに放置したらどうなりますか?
いっずれは足を引きずり、最終的にはまともに歩くことも出来なくなります。実はあなたの脳裏に、気になることが浮上するのは、この足の痛みと同じなのです。
気になることは潜在意識からの警告
あなたの潜在意識が「その体験がストレスとなって、負担になっているよ。」と、あなたに警告しているのです。
確かに少しぐらいのストレスなら、夜の睡眠や、休日の余暇を楽しむことで、解消されていきます。
以前に「悪夢の原因とスピリチュアルな対処法!怖い夢や嫌な夢ばかり見る心理」にも書いた通り、睡眠中に見る夢には、心を癒す働きがあるからです。
でも、気になったことすべてを、気にしないようにと溜め込んでいては、睡眠で癒せるストレスの量を超えて、心の許容量をオーバーしてしまいます。
その結果、心理的な要因からくる「耳鳴り」や「痺れ」などのように、心因性の問題となって身体に出てくるのです。
気にしないようにし続けると
そしてさらに注意が必要なことは、気にしないようにと思って、自分の気持ちや感情までも我慢し続けるとどうなるかです。
それは「無感情で心が動かない人の原因とスピリチュアルな改善法」でも書いた通り、感情がなくなっていき、楽しむことや、笑うことさえも減っていきます。
きっとあなたも、そんな状態を体験したことが、在るのではないでしょうか。気にしないようにと忘れようとすることは、その記憶を潜在意識の中へと、押し込む行為になってしまうのです。
ですから、その体験に残っている感情も、一緒に抑え込んでしまうので、ドンドン感情が無くなって、希薄になってしまいます。
感情を抑え込みすぎた結果、自分が何もする気が無くなり、憂鬱感で動けなくなってしまう。それがいわゆる「うつ」といわれる状態なんです。
ですから、気にしないようにと無理して頑張り続けるのも、ほどほどにしないとですね。
根本的に気にしないで済むメンタルな5つの対処法
気にしないようにと心がけて、ストレスが溜まることによる弊害については、ここまでの内容でご理解いただけたことでしょう。
では具体的に「気になること」にどう対処すれば、根本的に気にしないで済むのか、その方法を説明していきます。
大切なことは日常に癒しを取り入れること
最初に申し上げておくのは、気にしないようにする習慣があっても、日頃の生活で自分の心の余裕を作り、ストレスを解消しているのであれば、問題ないということです。
確かに気にしないようにすることは、その場しのぎの対処法でしかありません。ですが休暇や睡眠などで、ストレスが解消できていれば、それで問題ないのです。
問題なのは、休日もまともに休めず、寝ても疲れが取れないなど、ストレスが限界に達して、日常で解消しきれずに、生活に支障が出てしまうケースです。
そうなる前に、ボディーワークや温泉、軽い運動、余暇を楽しむなど、自分の心を癒す取り組みをする必要があります。
ポイントは、眠れないとか、寝ても疲れが取れないなど、睡眠に支障が出たら黄色信号です。
そんな時には、安眠用の癒しグッズなども上手に利用して、まずは睡眠を安定させましょう。
未来の予定が気になる予期不安への対処法
では具体的に、脳裏をよぎる気になることに、どう対処すれば良いのか、その方法を見ていきます。
そこで最初に、気になることにも「未来のこと」と、「過去のこと」が在るのを意識しましょう。未来のことが気になり、いつも頻繁に思い浮かぶなら、それは予期不安だといえます。
良くあるのは仕事のプレゼンなど、プレッシャーとなる出来事が控えていると、そのことばかり考えてしまい、頭から離れないという問題です。
そんな時には、こちらの「急に不安感に襲われる人の心理的な原因とスピリチュアルな対処法」をご覧いただき、具体的に対処するようにしましょう。
現在や過去の問題を解消する方法
私たちが、気にしないようにと心がけることには、何らかの感情が含まれています。それは怒りや怖さかもしれませんし、悲しみかもしれません。
その思い浮かぶ体験に、含まれる感情を癒すことさえ出来れば、その出来事はもう心に浮上せず、本当に気にならなくなります。
そのためには、まず気になっている具体的な問題を、紙にすべて書き出すのがお勧めです。そしてその際に、その出来事でどう感じたのか、正直な気持ちも書きだしてみましょう。
感じたことを紙に書き出して、何度見直していると、それにより、自分の潜在意識が伝えようとしていることを、認識したことに成り、その体験に含まれる感情のストレスは、自然と消え去っていきます。
やってみて、少なからず心が軽くなったと感じたなら、上手に出来ているということです。
その点を意識して、最低10回は書いた内容を読み直してください。
不安な気持を癒して気にしない方法
もし、気にしないようにと抑えていることが、不安を感じるような出来事なら、その不安感さえ取り除いてしまえば、もう脳裏には浮かばなくなります。
そんな不安感を解消するなら、こちら「心のプロが実践する不安を取り除くスピリチュアルな方法」を見て、具体的なメンタルワークを実践してみましょう。
これは実際に、心理療法として行われるワークのセルフケア版です。
自分一人で実践するのには、少し根気が必要かもしれませんが、最初は「こんな感じかな」程度で良いので、トライしてみることから始めてください。
対人関係が気になるならこの方法で!
そして、特定の人が気になって仕方ないなら、こちらの「人間関係を癒す方法」で対処しましょう。
この方法を使えば、人間関係によるストレスも、簡単に改善していくことが出来ます。
先ほどの不安を解消する方法と同様に、メンタルな問題の対処法には、少し慣れが必要なところもありますが、実験だと思って試してみてください。
これらのメンタルな方法は、あなたが日頃の生活で、気にしないようにと心掛けている問題の、根本的な原因を癒すために役立ちます。
なかなか自分一人では、メンタルなワークが上手に出来ないなら、私のセミナーに参加してみて下さい。
セミナーでは、一緒に実践しながら心の整え方を習得していくので、どなたでも簡単にできるようになります。参加者の感想をご覧になれば、その様子もお解りになるでしょう。
フラワーレメディで気にしない3つの対処法
メンタルなワークで取り組むことは、ちょっと苦手だという方のために、ここではフラワーレメディを使った、さらに簡単な対処法も紹介しておきましょう。
心理的な3つのタイプに分けて、それぞれにお勧めのフラワーレメディを紹介するので、自分が当てはまると思う種類を利用してください。
同じことばかり脳裏浮かび考えすぎる
同じことばかりが、自動的に脳裏に浮かんで、ずっと考え続けてしまう。気にしないようにと心がけていても、気が付けばそのことをまた考えている。
そんな無意識に、同じことばかりを繰り返し考えてしまう思考は、比較的多くの方が持っている悩みです。以前には、こちらの「考えすぎる性格を直したい人が思考を止めるスピリチュアルな改善法」で、改善法を詳しく紹介しました。
そんな気になることを、考えてばかりいて、なかなか止められないという問題には、こちらのホワイトチェストナットとリバイバルレメディがお勧めです。
この2種類をブレンドして利用すれば、考え事が浮かんでも、「大丈夫、心配ない。」と自然と思えて、気にしなくて済むようになります。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
怒りや苛立ちなどを我慢しがちな人
日常で感じるイライラ感、多くの方がそんな苛立ちを、周りに出したくないという気持ちで、抑えて気にしないようにと対処しています。
ですが、意外とこのイライラが曲者で、強い怒りの感情を抑えれば抑えるほど、そのことが後で思い出されて気になるのです。
ですから、そんな怒りやイライラが、ストレスの原因だと感じるなら、こちらのヴァーベインとリバイバルレメディで対処しましょう。
ヴァーベインを利用すれば、睡眠も深くなり、グッスリと眠れるので、自然とイライラ感も解消できます。
人の目が気になるけど気にしないようにしている
未来や過去の出来事、仕事や家族との関係とは別に、中には周囲の人の目が気になってしまう人もいるでしょう。
そんな時には、こちらのセントリーと、ホワイトチェストナットの組み合わせがお勧めです。人の目が気になる方は、自分に自信がもてず、自己主張が出来ません。
さらに、人にどう思われているだろうかと考え出すと、際限なく気になってしまうところがあります。これも基本的には、日頃のストレスが原因で起きる問題です。
そんな方は、この2種類のレメディを使えば、しだいに自信が持てるように成り、些細なことは気にしない、心の強さを養うことが出来ます。
あまりに人の目が気になって辛いなら、こちらの「人の目が気になる人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法」をご覧ください。
さらに詳しくその原因や対処法を紹介していますよ。
ストレスを溜めない体質になる利点
ここまで、気にしないようにするだけではなく、根本的にストレスを解消する方法についても、詳しく説明してきました。
それでは最後に、これらの方法でストレスを溜めないことによる利点を、紹介して終わりましょう。
ストレスが心と身体に与える影響
私は今年で50歳になりましたが、出会う人の多くから「若いよね、そんな歳に見えない。」とよく言われます。
もちろんお世辞的な意味もあると思うので、100%その言葉を受け取っている訳ではありません。
ですが、自分と同期で以前の会社に入社した友人と会うと、自分よりもずっと老けてしまったなと思います。それはきっと、肉体的な衰えではなく、単に精神的なストレスによる影響でです。
彼らは仕事上で、あまりに多くのストレスを感じていますが、日々それを気にしないようにと溜め続けた結果、肉体に負担がかかり、消耗してしまったのです。
若さを保ちたいならストレスを溜めないこと
ですからもしあなたが、より長く若さを保ち続けたいと思うなら、心の中にストレスを溜めないことです。
日々の生活の中で、気にしないようにと心がけても、その後で自分の心と向き合う時間を取り、ストレスをシッカリと取り除くことです。
そうすればあなたも、ポジティブで若々しいままの人生を、送ることができます。
どうせ同じように年老いていくのなら、いつまでも若々しく、青年の様な心と身体で人生を送りたいですよね。
ストレスを管理してコントロールする取り組み
私たちの肉体や精神は、とても強くストレスの影響を受けます。そのことは、あなたも嫌というほど実感してきたことでしょう。
でもそのストレスは、気にしないようにと、心掛けるだけは解消されません。それでは返って、心に負担を掛け続けてしまうのです。
私たちはそろそろ、自分の心を整えて、ストレスをコントロールできるようになる必要があります。
それさえできてしまえば、人生のあらゆる問題が解消して、より自分らしく、自然体で生きれるようになるのです。
ですからそんな、ストレスフリーな人生を目指して、自分の心の声に耳を傾けてください。その先にこそ、あなたが本来求めている、喜びや楽しみもあるのです。
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我慢ばかりの人生にストレスを感じる人のスピリチュアルな改善法
お仕事や家庭環境で、周りがゴタゴタしてませんか?どこか気忙しいような、落ち着かない状況になっていませんか?