もう仕事を頑張ることに疲れた人が頑張るのをやめる方法

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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

私たち日本人は、昔から頑張ることを、美徳のように考えています。

頑張る人は真面目で偉い人、頑張れない人は、まるで怠けものであるかのような、そんな風潮が今でも残っています。

私が子供の頃には、「巨人の星」がテレビアニメで放送されていた頃ですから、どこか「努力」と「根性」で全てが解決できるという、そんな雰囲気がありました。

良い成績を収めているのは、努力した結果だと言われ。逆に成績が悪いのは、努力していないからだと、結論づけられていたのです。

今回のブログでは、そんな努力することを美徳だと教えられ、努力することで、全て達成できると考えるがゆえに、頑張ることに疲れてしまた人に贈ります。

もう仕事を頑張るのに疲れたと感じるなら、この記事を最後までご覧ください。

 

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頑張ることに疲れても頑張ろうとする女性

頑張ることに疲れても頑張ろうとする女性

努力することや諦めない根性は、確かに素晴らしい一つの能力とは言えます。でもそれが全てではありません。

結論から言ってしまえば、努力することで全てが達成できるとか、根性で達成できると思っているなら、それは思い込みです。

それは親の世代から、子供に教え込まれたプログラミングであり、一種の固定観念だといえます。

 

ある女性から頂いた問い合わせ

以前にある女性から、こんなお問い合わせをいただきました。その内容を短くまとめるとこんな感じです。

 

<女性相談者>

私は母子家庭で一人息子を育て、その息子も高校を卒業し、遠方の学校へ進学していきました。

今は自分の生活や、息子の学費の為に、仕事をしなければなりません。でも正直、もう人生で頑張ることに疲れました。これまで、育ってきた環境や学校、職場での人間関係にも疲れ、元の夫からもひどい仕打ちを受けました。

心持ち一つで何とか変われそうな気はしますが、自分を律する為の言葉をいただけたら幸いです。頑張れる自分になれるよう、アドバイスいただけたら嬉しいです。

宜しくお願い致します。

 

相談してくださることは、とても嬉しいのですが、でも正直とても微妙な気持ちです。なぜなら、私は頑張り続けることをお勧めしていないからです。

 

頑張ることに疲れても無意識に繰り返すパターン

私はよくブログの中で、自然体でありなさいと諭していますし、あなたが頑張れば、頑張り続けなくてはならない現実が出来るといっています。

なのに自分を律して、頑張るためのアドバイスを望まれるなら、今後も今まで同様に、頑張り苦しみ続ける現実を望まれるのでしょうか?

もうそんな、自分を律して頑張り続ける人生は、嫌というほどやり続け、疲れ果てているはずなのに、まだそれを続けていきたいのでしょうか?

きっとそんなことは無いですよね。本当はただ安心して、幸せになれる人生を、望まれているはずです。

ただ幸せに成りたいだけだと思います。

 

なぜ人は頑張り続けようとするのか?

なのになぜ人は、また頑張ろうとするのでしょう?

もう頑張のに疲れたと感じているのに、それでも前進し続けようとするのでしょうか。

それは根本的な問題として、私たち自身が無意識に、頑張ることが良い事であり、頑張ればきっと幸せには成れるはずだと、思い込んでいるからです。

頑張ることが正しい事であり、人から認められることだと、信じているからです。

今までも、一生懸命頑張ってさえいれば、少なからず人から認められ、褒められてきたからであり、頑張っている自分なら、認めてあげられるからです。

 

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仕事で頑張り続けた私の友人たち

仕事で頑張り続けた私の友人たち

私が以前に勤めていた、医療機器メーカーで一緒だった友人にも、とても頑張っている人がいました。

気が優しくて機転の利く女性で、当時では珍しく電子系の専門学校を卒業して入社し、高い専門性をもって、新製品開発の第一線で、その能力を発揮していました。

丁度、女性も活躍できる職場を増やそうと、社会的にそんな機運が始まっていた頃です。

 

誇りをもって携われる仕事

彼女が在籍していた職場は、新製品を立ち上げる業務のさらに前段階。

一般的には「試作」とされるプロトタイプの試験機を作っている職場で、その製品の全ての部位に精通した、高い技術力を持た者だけが配属されます。

中には、個別のドクターの要望に応えて、1品物の製品を仕上げることもあり、熟練工と呼ばれるような、社内でも指折りの男性技術者ばかりが、集まっていました。

そんな男性ばかりの職場で、女性として製品の試作段階に関わることは、彼女にしてみれば、遣り甲斐もあり、誇りをもって携われる仕事だったのでしょう。

でも今思えばその気持ちが、彼女を頑張り続けさせてしまったのかもしれません。

 

会社としての致命的な問題

その会社には、致命的な問題が1つありました。

それはあまりに、高度で特殊な技術力を必要とする仕事だったため、一人の技術者が専門分野に特化していった結果、誰もその人の代わりが出来なくなっていたのです。

各専門分野の社員が、職人としての誇りを持ち、まさに寝る間を惜しんで、納期に間に合わせるべく、全力で取り組んでいくのです。

でもそれらの製品は、すべて職人の技術と勘に頼って作られており、いくら忙しくても、誰も変わりを務めることが出来ません。

そのうちに彼女は、家に帰っても深く眠れなくなり、気が付けば何かに追われるような夢を見るようになっていました。

補足説明
もし今のあなたも、同じような現実に直面しており、何かに追われるような夢を見たりするなら、こちらの「何かに追いかけられる夢を見る心理的な原因とスピリチュアルな意味」も参考にしてください。それはあなたの心が、もう限界に近いシグナルだといえます。

 

頑張り続けた先の限界

彼女はその職場で、ドンドン追い詰められて行きました。

増え続ける特殊な注文。開発が進む新製品の立ち上げ期間はみるみる短くなり、さらに高い技術力を要する仕事が、求められるようになります。

ですが、誰も彼女の代わりが出来る人はいません。がむしゃらに頑張り続けて、はたと周りを見渡しても、みんな自分の仕事で手一杯で、他の人を助ける余裕などありません。

誰にも頼ることができず。気が付けば毎日のように、午前様で帰宅する生活になり。もう頑張ることにも疲れていきました。

そしてある日突然、仕事が出来なくなったのです。彼女の心が限界に達した瞬間でした。

 

以前のように仕事が出来なった友人

それから彼女は、数年かけて病院に通いながら、自分の心を整えていきました。でももう以前の様には仕事ができません。

少しでも頑張ろうとすると、心が敏感に反応して、それを拒否するのです。以前と同じように、全力では仕事に向き合えないのです。

暫くすると、会社の計らいで職場が変わり、少しずつ自分のペースを取り戻しながら、今でもその会社に勤めています。

でも彼女と同期で入社した、また別の男性の社員は、全く会社に行けなくなり、そして休職期間を越えて退社することになったのです。

彼もまた同じ専門職の技術者で、その責任感から頑張り続け、疲れ果ててしまった人でした。

 

頑張ることに疲れてしまう社会的な理由

頑張ることに疲れてしまう社会的な理由

私たちはなぜ、そうまでして頑張り続け、疲れ果ててしまうのでしょうか?

それは確かに幼いころからの、頑張ることを美徳とする教育が、原因としてあったとは思います。でも本当にそれだけでしょうか?

もう頑張るのに疲れたと、一人で肩を落とすほど、なぜ頑張り続けなくてはならないのでしょう。

 

誰もが頑張って努力すれば豊かに成れた

最初に相談をくださった女性も、きっと私と同じぐらいの年齢か、少し年下ぐらいだと思いますが、私たちの両親は、ほとんどが戦後の昭和20年付近に生まれています。

日本の戦後復興から、誰もがより豊かな生活を求めて、必死になって働いていた社会では、会社は年功序列終身雇用が当たり前という時代でした。

そんな戦後生まれの子供たちが親となり、私たちが生まれるころには、日本は高度経済成長の真っただ中、そして学生時代はバブル全盛期です。

誰もが努力して頑張り続ければ、より豊かに成れると思い、邁進していましたし、確かに努力と根性で少なからず豊かになれたと思います。

 

変わってしまった会社と変われない人たち

でもバブル崩壊後は全く違います。

年功序列の給与体系は成果主義に変わり、終身雇用が消え去ることで、社内でのサバイバルゲームが始まりました。

生き残った者はより多くの成果を手にし、真面目で実直だったり、不器用に頑張ることしかできない人は、結果を出せず社内で脱落して、会社を追われていきます。

もう以前のように、目の前の仕事に必死になって努力し、頑張り続けるだけでは、誰も評価はしてくれなくなったのです。

会社の評価体系はあっという間に変わりましたが、そこで働く人たちの考え方や心は、簡単に変わることが出来ませんでした。

 

なぜ人は頑張ることに疲れてしまうのか?

子供の頃から頑張って努力することで、学校の成績を上げ、頑張ることで部活で活躍し、頑張ることで社内で評価されてきた人は、そのルールの変更には着いて行けなかったのです。

今までなら、頑張ることで対処できたのに、それ以降はいくら頑張っても、会社や人から評価されることはありません。

もうそのやり方は通用しないのに、彼らはその問題を乗り越えるための、他の方法を持っていないのです。幸せに成るための方法として、頑張る以外の手段を持っていなかったのです。

だからこそ、これだけ仕事や人間関係で苦しんでいても、頑張り続けることでそれを乗り越えようと努力し、自然と自分を追い詰めて、疲れて果て力尽きてしまったのでしょう。

結果的には、それが彼らが頑張るのに疲れた、本当の理由だといえます。

補足説明
そんな仕事で頑張ることに疲れて、月曜日の朝を憂鬱に感じるなら、こちらの「仕事が憂鬱で辛い人のスピリチュアルな原因と改善法」も参考にご覧ください。

 

”メンバーズブログ"

頑張ることに疲れた人が頑張るのをやめる方法

頑張ることに疲れた人が頑張るのをやめる方法

ではどうすれば、私たちは頑張ることをやめ、自然体で自分らしい幸せを掴むことが出来るのでしょう。

 

無意識が影響する頑張るパターン

まず最初に意識すべきは、頑張ることに疲れてしまった人は、先ほど述べた負のパターンにハマっていることを、意識する必要があります。

それは「頑張れば現状が良くなる」という無意識の思い込みであり、固定観念としてのプログラミングです。

その思い込みは、あなたの無意識レベルに影響を与えるわけですから、意識的に頑張ることをコントロールできないと、気が付けばまたもとの同じパターンに戻ってしまいます。

ですからあらかじめ、自分はそんな古い考え方や、パターンを持っていると心しておきましょう。

どんな困難でも、頑張っていれば乗り越えられるという考え方は、もう役立たないと改めて意識しましょう。

 

自分のペースで歩けるようになる

私は「休日や家でのプライベートに仕事を忘れて考えない方法」でも話していますが、実際には頑張り続けるよりも、緩急のメリハリのある生活の方が、人はより高いパフォーマンスを発揮し、アイデアなどのインスピレーションも湧きやすくなります。

自分の能力を十二分に発揮するためには、必要に応じて自然体に戻れる、そんな技術が必要なのです。ですから今まさに、もう頑張るのに疲れたと思うのなら、まずは自分の本来のペースを取り戻すこと。

いつでも、短距走のような全力疾走を繰り返して、力尽き倒れ込むのではなく、自分のペースで、余裕をもって歩けるようになる必要があるのです。

それならきっと、毎回のように疲れて力尽きることも、前進できなくなることも無いでしょう。

 

フラワーレメディで本来のペースを取り戻す

以前にもこちら「疲れたからゆっくりと休みたいのに休めない人の改善法」で紹介しましたが、そんな無意識レベルで頑張ってしまうパターンを癒すためには、フラワーレメディが最適です。

フラワーレメディのオークを利用すれば、必要に応じて休息を取り、安定した自然体のペースで歩めるようになります。

自分でも気が付かない、無意識レベルの問題に気付いて変えていくことは、心理の専門家である私でも比較的難しいことです。でもこのフラワーレメディなら、気が付かないレベルでも癒しを進めてくれます。

そして、あまりに頑張ることに疲れてしまい、前進する気力さえ無いと感じるなら、オークと共にスィートチェストナットをブレンドして利用すると良いでしょう。

スィートチェストナットは、疲れ切った心の闇に光を当て、再び前を向く勇気を与えてくれます。

補足説明
 2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
初めてのフラワーレメディ利用法付き

 

心を癒す魔法の言葉で自然体へ

さらに、私の魔法の言葉のセミナーでは、あなたが頑張らなくても、物事が上手くいくための方法を教えています。

このセミナーで学んだことを実践していけば、誰もが頑張らずに、自然体でいられるように、変わっていくのです。それはまさに、本来の人生の流れに乗り、身を委ねられるようになること。

頑張り続けてきた人の多くが、このセミナーを受けることで、自分のペースを取り戻しています。今までの慢性的に頑張っていた生活が変わり、力を抜いてリラックスして生きれるようになっているのです。

魔法の言葉のセミナーで教わる方法が、あなたを野に咲く花のように、自然体であるがままの姿へと戻し、本来の強さと輝きを呼び覚ましてくれます。

補足説明
以前に、セミナーの受講生から頂いた相談を、「自然体で生きる意味と自然体な人になるスピリチュアルな方法」でも紹介しました。あなたと同じように、頑張ることに疲れていた方の感想ですから、ご覧いただければ、とても参考になるでしょう。

 

井上のオーラ診断

人が頑張ることに疲れる本当の理由

人が頑張ることに疲れる本当の理由

最後に私自身も注意していることですが、あえてちょっとだけ痛いことをお話ししておきます。

それは誰もが注意すべき、頑張ることで現実逃避をしているケースです。

 

誰のために頑張り続けているのか?

私たちは気が付けば、自分の為ではなく、人の為に頑張ってしまいがちです。それは確かに善意からくる、とても素晴らしい行為だと言えるかもしれません。

確かにそんな、人の為に頑張っている自分なら、自信をもって認めることもできるでしょう。自分は間違っていない、正しい行いをしていると。

でももしかしたら、そうやって頑張ることで、本来は目を向けるべき問題から、無意識に目を背けていませんか?

頑張ることで、自分の家族や生活を、犠牲にしてはいないでしょうか?

頑張ることで、自分自身を犠牲にしてはいないでしょうか?

私は以前にこちらの「自分を大切にすることと、人を大切にすることは両立できないのか?」で、自分を優先することの大切さについて、お話ししています。

 

私たちが最優先で成すべきこと

もしあなたが、自分のために頑張り続けることが出来たなら、きっとあなたは疲れて力尽きることは無いでしょう。もう頑張るのに疲れたと、嘆くようなことは無いはずです。

なぜならそれは、自分にエネルギーを与えることに繋がり、自信を養い成長するための糧となるからです。

でも頑張ることに疲れ、力尽きしまう人の多くは、自分の為ではなく、人の為に頑張り続けています。もう気力も体力も限界で、人に与えられるだけの余裕が無いにもかかわらず。

ですから、これだけは覚えておいてください。私たちはまず最優先で、自分のために生きれるようになる必要があります。

それはいつでも、自分の幸せを優先できるようになるとうことです。なぜなら、自分を幸せに出来ない人は、誰も幸せには出来ないからです。

 

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仕事のプレッシャーに弱い人の心理的な原因と辛いストレスへの対処法

 

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1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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