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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
いつも日曜日の夜になると、翌日がとても憂鬱に感じるとか、月曜日の朝は気が重いなど。
毎日の仕事が忙しくて辛かったり、会社での人間関係が憂鬱なら、そう感じることもあるでしょう。
それが大きな仕事を抱えているときだけとか、一時的にというのであれば、まだ日常生活にもさほど支障はないかもしれません。
でも月曜日の朝になると、いつも仕事に行くのが憂鬱に感じるなら、それは仕事のストレスが、休日の間に解消できていないということです。
今回はそんな、仕事が辛くて、月曜日の朝に憂鬱になる人の解消法を、具体的に紹介していきます。
仕事が辛いという人の悩みの種類

そもそも仕事が辛くて、月曜日の朝を憂鬱に感じている人とは、どんな悩みを持っているのか、いくつかのタイプに分けて確認していきましょう。
自分が当てはまるところがないか、少し振り返りながら考えてみてください。
仕事のプレッシャーやノルマが辛い
このタイプでの多いのは、営業部門に勤務しており、仕事のプレッシャーやノルマに、心理的にも押しつぶされそうになっている人です。
例えば、毎月、毎週単位での営業スケジュールに追われ、次から次へと業務をこなしていく人は、終わりの無いスケジュールに、追い立てられるかのように仕事をしています。
その結果、今月のゴールラインを越え、なんとかノルマを達成しても、それが同時に次のスタートラインとなり、終わりのない仕事にとても強い憂鬱感を感じるようになるのです。
以前にはその結果、仕事のプレッシャーを夢にまで見る男性の実例を、こちらの「【夢に出る心理】何かに追いかけられる夢を見る意味とその原因とは?」でも紹介しました。
そんな終わりのない仕事を抱えてしまうと、週の始まりにあたる月曜日の朝に憂鬱を感じるのは、ある意味当然だといえるでしょう。
仕事を頑張りすぎて休めない
これは技術部門や専門職にありがちな問題ですが、個人の能力があるがゆえに、より多くの仕事を任されてしまい、あまりにも多くの仕事を抱えて頑張り続ける人です。
特に技術的に特殊な分野で活躍している人は、他の社員の協力を得ることができず、自分一人で業務に従事し頑張り続け、しだいに気力を失っていきます。
最初は好きで就いた仕事も、あまりにもその量が増えすぎると次第に辛くなり、いずれは憂鬱感を覚えて心理的にも追い詰められ、気が付けばそのパターンから抜けられなくなります。
残業は当然のことながら、休日出勤をするようになり、疲れや苦しさ、辛さなどの感覚がどんどん麻痺していきます。そしてある朝、突然の会社に行けなくなるのです。
そんな頑張り過ぎる人については、以前にこちらの「もう仕事を頑張ることに疲れた人が頑張るのをやめる方法」でも解説しました。
職場の上司や部下など人間関係が辛い
きっと月曜日の朝に、仕事が憂鬱だと感じる人の悩みの中で、一番大きいのは、この職場での人間関係ではないでしょうか?
特に多いのは上司との人間関係だといえますが、それ以外でも良く伺う相談は、専門職の人が中間管理職となり、上司と部下との板挟みに苦しむ例です。
もともと、技術や知識を活かすために、その会社に就職したものの、年齢とともに中間管理職に抜擢されて、苦手な人間関係が日々の業務となるため、仕事がとても憂鬱になってしまうのです。
本来なら、システムエンジニアのように、一人でパソコンに向かったり、専門的な分野の作業のみに専念していたいのに、それさえも出来なくなってしまうので、なおさらストレスが溜まります。
そんな職場の人間関係での悩みについては、こちらの「職場の人間関係で悩む女性のスピリチュアルな原因とすぐに役立つ改善法」でも、詳しくお話しました。

仕事を憂鬱に感じる人の性格的な傾向

そんなに憂鬱に感じてしまう仕事でも、同じ職場でそれを感じずに、普通に日々を送っている他の社員もいます。
それは必ずしもその環境だけが、憂鬱の原因となっているのではなく、その人自身が持っている性格的な傾向が、強く影響しているからです。
ここでは、そんな仕事で追い詰められてしまう人の、心理的な傾向を見てい行きましょう。
真面目で責任感が強く人に頼れない人
仕事ができる人ほど、ハマってしまいやすい落とし穴が、この責任感が強いことで頑張りすぎてしまう傾向です。
真面目で几帳面である人ほど、仕事を的確にこなすため、周りから頼られ易いのですが、その反面、気が付けば自分が人に頼ることができず、多くの仕事を一人で抱え込んでしまいます。
本来なら自分の仕事ではないことも、人に任せて時間が掛かり、作業が終わるのを待つぐらいなら、自分でやってしまった方が早いと考えるのです。
その結果、他の人にお願いできるような雑務に時間を取られて、返って憂鬱感を強めてしまい、自分を苦しめることとなります。
この傾向を持っている方ほど、自分が辛いことは解っていても、自分で何とか乗り切ろうとさらに頑張ってしまうので要注意です。
自分を評価できず達成感を得られない人
私たち日本人の誰もが、少なからず持っているのが、自分を評価することへの抵抗感です。
周りの人がやっている仕事や、自分が出来ないことをしている相手に対しては、すごいことだと感心できるのに、自分がしている仕事に対しては、なかなか評価できません。
そんな方ほど、いかに周囲が褒めてくれても、自分では大したことはしていないと思い、その評価を素直に受け入れられず、達成感を得ることができないのです。
その結果、先ほども申しあげたように、永遠に終わりのない仕事が続くかのように感じて、憂鬱な気持ちに陥ります。
これは私たちが持つ、自分を評価することへの抵抗感が原因であるといえるでしょう。
人に相談できずに悩みを抱えてしまう人
悩めば悩むほど、人に相談できなくなってしまう。苦しければ苦しいほど、人に相談することが申し訳ない。辛ければ辛いほど、家族にも心配を掛けられない。
そう言われてみれば、それがどんな気持ちなのか、きっとお解りになる方も多いでしょう。
そう、人に相談できない人は、周りに迷惑を掛けれないという性格的な傾向から、仕事が辛ければ辛いほどさらに口を閉ざして、憂鬱を感じながら黙々と日々を送ってしまいがちです。
それは仕事のストレスを一人でため込むこととなり、しいては突然会社に行けなくなるという問題に繋がります。
そのパターンに陥っていると感じたら、カウンセラーなどの、相談を受ける専門家を活用することを考えましょう。
休みの日にも気持ちが切り替えられない
仕事の苦しさや辛さを一人で抱え込むほど、私たちは仕事のことばかりを考えて、休息を取れないという問題に陥ります。
これは仕事上で感じた不安な気持ちを、無意識に我慢して、溜め込んでしまうことが原因です。
そのため心の奥にとどめられた不安感は、リラックスする就寝前やお休みの日に、意識に浮上して頻繁に考えてしまうようになり、頭から仕事のことが離れないのです。
ですから家に帰っても、眠れないとか、睡眠中に焦る夢を見るなどの影響があるなら、軽度のノイローゼ状態に陥っていると言えるでしょう。
こちらの「よく物をなくす人の原因と改善策!スピリチュアルな運気の流れも解説」でもお話ししましたが、最近よく物をなくすとか、小さなミスが多いなら要注意です。
そんな時には、まずは睡眠を整えることを優先にして、これから紹介する具体的な対策をとり、考えすぎる傾向を解消していきましょう。

月曜日の朝の憂鬱感を解消する方法

それではここからは、憂鬱感を解消するための、即効性のある具体的な方法を、いくつか紹介していきましょう。
自分ですぐに取り組めるものも紹介しますので、何かしらの解消法を日常に取り入れるように試みてください。
仕事とプライベートのメリハリを学ぶ
まずは最も簡単な、仕事に対する意識を変えることです。
詳しくはこちらの「休日や家でのプライベートに仕事を忘れて考えない方法」でも解説していますが、プライベートでは仕事を忘れ、メリハリのある生活ができるようになることです。
最初にも申し上げましたが、月曜日の朝に仕事を憂鬱に感じる方は、基本的に休日にしっかりと心が休めていません。
その休日に心が休めないという問題は、具体的なスキルを習得することで、自然と解消していくことができますから、その点は自分を成長させるつもりで、しっかりと学んで身につけましょう。
先に紹介したストレス解消法の記事を読むだけでも、心の持ちようは確実に変わってくるはずです。
フラワーレメディでメンタルを癒す
そしてこちらも、自分で取り組めて、比較的即効性がある方法です。
フラワーレメディとは、イギリス発祥の心を癒す花の療法ですが、特定の問題に対応した種類を使うことで、容易にメンタルな問題を解消していけます。
今回のように、仕事への憂鬱感が強くてやる気が出ないなら、ホーンビームと、セントリーの組み合わせが特に役立つでしょう。
ホーンビームは、月曜日の朝の憂鬱感を癒す特効薬ともいえるレメディですし、セントリーが精神的な強さも与えてくれます。
仕事が逆に忙しすぎて休めないという方は、オークとエルムの組み合わせが良いでしょう。エルムは人に仕事を任せられるようになりますし、オークは驚くほどシッカリと休みが取れるようになるレメディです。
2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

ボディーワークで憂鬱感を解消する
次はさらに積極的に、身近な専門家を活用する方法です。
これは意外に思われるかもしれませんが、ボディーワークとされる鍼灸、整体、マッサージなどは、肉体面からメンタルを整えるためのとても有効な手段です。
簡単に説明するなら、身体の気の流れを整えて、睡眠中や休日にリラックスできるようにし、ストレスをより効率的に解消することができます。
仕事が辛いことで感じる憂鬱は、身体の中に溜め込んだ感情やストレスが原因ですから、肉体の凝りや緊張を解きほぐすことで、自然とそのストレスは解消されます。
ですから、お近くのボディーワーカーに相談して、定期的に自分のメンテナンスをするように心がけましょう。女性であればアロマやエステなども有効です。
ボディーワークなどは、可能であれば週末に受けて、休日はリラックスして過ごせるようにしましょう。その方が仕事の疲れは取れやすく、月曜日の朝の憂鬱感を解消するのに効果的でしょう。
性格的な傾向を変える取り組み
そして最後に紹介する方法は、生真面目で頑張りすぎてしまうあなたの性格を、もっとリラックスして安心できるようにするために、メンタルヘルスセミナーなどで学ぶことです。
私が開催しているセミナーで学べば、日常でもリラックスできるようになり、それにより、仕事では自然と心に余裕をもって過ごせます。
すると、プライベートは今よりも充実しますし、あなたの生活スタイル自体が、今よりも健康的なものへと変わって行くのです。
そのために大切なことは、いつでもストレスを解消でき、リラックスできるようになる方法を、しっかりと学び身につけることです。
ですから、月曜日の朝の憂鬱感をなくすためにも、そんな心を整えるためのセミナーを受講することが、最短の取り組みだといえるでしょう。

仕事が辛く憂鬱な方が注意すべき点

それでは最後に、心理の専門家として大切のことをお話ししておきます。
それはあなた自身の心の体調管理をする上で、注意して振り返るべきポイントです。
睡眠や夢によって心の状態を知る
まず、自分のストレスのかかり具合を、一番よく知ることができるのが睡眠です。女性であれば生理不順なども、その目安として表れやすいと言えるでしょう。
例えば、いつも寝るのが遅くなり、気が付けば、無為に時間を過ごして夜更かしをしてしまう。さらには、なかなか眠りに落ちなくて、布団の中でいろいろと考えてしまう。
そんな無意識の行動は、まさに仕事が辛くなり、少しずつストレスが溜まり始めて証拠です。
この程度であれば、まだ容易に心の疲れを回復することも可能ですから、まずは生活サイクルを整えられるように意識しましょう。
あまりに眠れないときには、こちらの「疲れているのに眠れないなら!すぐ出来るスピリチュアルな対処法」を参考にしてください。
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特に注意が必要なお酒の量
特に注意が必要なのが「お酒」です。
お酒は確かに緊張を解きほぐす効果がありますが、その反面、私たちの感覚を麻痺させるかのように、感じさせなくする作用もあります。
疲れが溜まっていて、本来ならゆっくりと休息を取り、回復すべき時なのに、お酒を飲むことでいい気分になり、そのまま眠ってまた翌日仕事にいく。
その繰り返しでは、肉体的な疲れも、精神的な疲れも取れずに、ストレスが溜まる一方です。特にそれが毎日のようになり、お酒がなければ眠れないでは、月曜日の朝が憂鬱なのも当然です。
お酒を飲むと、通常の睡眠よりも眠りは浅く、疲れやストレスが解消できないものですから、その点だけは十分に注意してお酒と向き合いましょう。
眠れないからお酒を利用するなら、一度お近くの内科医に相談してみましょう。内科でも軽い睡眠薬などは、必要に応じて処方してくださいます。
大切なのは出来ることから始めること
大切なことは、現状の仕事が苦しくて辛いなら、何かしら出来ることからで良いので、自分なりに行動することです。
それは、ネットで近くのカウンセラーを探し、相談するのも良いでしょうし、必要であればハローワークにも、キャリアカウンセラーが常駐しています。
いつも月曜日の朝になると、仕事にいくのが憂鬱でしかたないなら、自分一人で我慢してしまわずに、何らかの対策をとりましょう。
人は耐えて我慢し続けるほど、感情は麻痺して、思考することも、行動することも出来なくなってしまうものです。
その結果、気が付けばこちらの「何をしても楽しくない人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法」でも紹介したように、何をしても楽いと感じられなくなります。
ですから、決して自分一人だけで解決しようとせずに、家族や知人に話すことからでもいいので始めていきましょう。
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