井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
自己肯定感という言葉を聞けば、誰もがその意味を察することが出来るでしょう。
それは簡単に言えば、自分自身をどの程度、肯定的に受け止めてられているか?そんな心のスタンスや、気持ちのもちようと言えるかもしれません。
ここのところ、そんな自己肯定感が低いという方から、何度か相談を受けたので、ここで詳しく説明したいと思います。
ポイントは2つです。
1つは自己肯定感が低くなってしまう心理的な原因について、そしてもう1つは、スピリチュアルに自己肯定感を高める方法です。
自己肯定感という言葉の意味
自己肯定感が低い状態について知る上で、まずはこの「自己肯定感」という言葉の意味から、シッカリと抑えておきましょう。
ここでは、心理について素人の方でもご理解いただけるように、出来る限り解り易く解説していきます。
Wikipediaによる自己肯定感とは
ではまず初めに、いつも通りWikipediaの意味を引用して紹介します。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられることがある。
「自己肯定感」という言葉は1994年に高垣忠一郎によって提唱された。高垣は自身の子どもを対象にしたカウンセリングの体験から、当時、没個性化が生じていた子どもの状態を説明する用語として「自己肯定感」を用いている。
Wikipedia引用:自己肯定感
この自己肯定感という言葉が使われだしたのは、ほんの25年ほど前ですから、まだ新しい言葉だと言えます。
そのため、その意味も「自尊心」や「自己存在感」、「自己効力感」などと区分けが難しく、似たようなものとして解釈されがちです。
自尊心と自己肯定感の違い
以前にこちらの「自尊心を高める方法!心理の専門家が自尊心が低い原因を解説」で、自尊心については実例を挙げて詳しく説明しました。
ではその「自尊心」と「自己肯定感」の意味の違いとは、どのようなものでしょうか?
ここではその違いを、私なりに書いておきたいと思います。
それは、自尊心とは自らを大切に出来る気持ちであり。自己肯定感とは自らを評価できる状態だといえます。
まず自己肯定感そして自尊心
いかがですか?自尊心と自己肯定感について、微妙なニュアンスの違いが解りましたか?
自尊心はどちらかと言えば、「自己重要感」とも言えるでしょう。自分に対してプラス(+)の評価であり、そんな気持ちを持っているということ。
それに対して、「自己肯定感」は「自己存在感」という言葉が、より近い感じがします。自らの価値や存在意義を肯定できる感情なので、±0ベースから評価できる状態です。
それはある意味、まず最初に自己肯定感が在って、その上で自尊心が養われる。とも言えるものなのです。
存在自体がマイナス評価
自己肯定感とは、自分という存在を受け入れて、評価できる心理状態です。私たちはその精神的な基盤が無いと、自分の価値や存在意義を認められません。
自己肯定感が低い人は、常に自分を「何も出来ていないマイナス評価の存在」として認識してしまうのです。
そのため、自分を評価するスタートラインがマイナスとなってしまい、常に何かしていないと自分を受け入れられなかったり、少しの事では自分を評価できない、という問題がおこります。
そう自己肯定感が低い人は、スピリチュアルな視点で見ると、ありのままの自分という存在を、最初からマイナス評価していることを意味するのです。
自己肯定感が低くなる心理的な原因
ではなぜ、そんなベースがマイナス評価になる様な、自己肯定感が低い状態に陥ってしまうのでしょうか?
私たちが自己肯定感を高めるためにも、まずはそんな心理状態になる原因を、いくつか見ていきましょう。
幼少期の親との関係
まず、誰もがその原因として考えるのが、幼い頃の親との関係だと思います。
それは幼い頃に、褒められなかったとか、相手にされなかった、過保護に扱われたなど。
どのようなものであれ、結果的に自分の存在を、尊重してもらえない経験を重ねると、どうしても人の自己肯定感は下がります。
すると何をしても、無意味で空虚だと感じてしまったり、誰かと一緒に居てもいいしれぬ孤独感を感じたり、自分の選択に自信が持てなくなるのです。
もし日常でそれらの感情を感じて、自己肯定感が低いと思うなら、幼少期の両親との関係に原因があるのかもしれません。
生活環境による思い込み
また両親が常に忙しく、仕事や家事を頑張っているなど、生活環境による無意識の思い込みが、原因となっているケースもあります。
頑張っている両親を見て、何にかに取り組んでいることが、良いことだと学んでしまうと「何もしていない=怠けている」とか、「何もしていない=マイナス評価」となるのです。
すると人は、自分という存在を認めるためには、何かを頑張っている必要があり、「前進し続けなければ」と衝動的に思うようになります。
その結果、何もしていない自分が評価できないため、常に忙しく予定を入れてしまい、疲れ切って立ち止まった瞬間に、ハタと自己肯定感の低さを目の当たりにするのです。
ストレスによる影響
そしてもう一つは、ストレスや負の感情の蓄積です。これは鬱で引きこもる人や、ゲーム依存に陥っている人に多い傾向があります。
私たちはストレスや負の感情が溜まると、どうしても考え方は否定的になり、発展的な思考や評価が出来ないものです。
本来なら、そんなストレスが原因といえる感情的な問題も、睡眠やスポーツや余暇などで解消して、今一度ポジティブな自分へとリセットを掛けれます。
ですが例えば鬱で引きこもり、ゲームに夢中になって止められなくなったり、夜に考えすぎて眠れなくなると、ストレスは解消できずに、心と身体の中に溜まり続けてしまうのです。
その結果、気が付けばとても自分がネガティブな存在だと思えて、自己肯定感が低いと感じてしまうのです。
瞑想で自己肯定感を高める方法
これまで3つほど、自己肯定感が低い人の心理的な原因について、お話ししてきました。
それではここからは、どうすればそんな自己肯定感を高められるのか、スピリチュアルな方法を紹介していきましょう。
自己肯定感を高める上での考え方
先に紹介した様々な原因は在れども、共通して言えることは、私たちが感情やストレスに、どう向き合えば良いのかを知らないことです。
例えば両親との関係や、生活環境についても、必ずしも両親が原因なのではありません。家族が感情やストレスに振り回されて、生活していること自体がそもそもの原因なのです。
あなたの両親も、どうすればその状態を改善できるのか解らずに、必死になって生きていたのであり、その問題とどう向き合えばいいのかも、解らなかったのです。
ですから大切なことは、そんな原因を責めることに捕らわれず。
あなた自身が、自分の自己肯定感を高めることに取り組み、その負のパターンを解消することです。
グラウディングの瞑想でストレスを浄化
最初に自己肯定感を高めるために取り組むべきは、ストレスの解消方法を身に付けることです。
ストレスが溜まり易いと、それだけ気持ちは落ち込み、自分を否定的に見てしまい易くなります。
そこで役立つのは、グラウディングの瞑想など、自分の心と向き合い、ストレスを洗い流していくワークです。
具体的なやり方につては、こちらの「【完全版】グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」でも紹介していますので、そちらを参考にして取り組んでみてください。
瞑想はスピリチュアルなワークですが、ストレスを効果的に解消してくれるので、自己肯定感を高めるために、まずはこの方法から実践してみましょう。
イメージワークで否定感を洗い流す
そして先のグラウディングのワークは、少しアレンジすることで、なおさら効果的に自分の自己肯定感も高められます。
ポイントは、グラウディングする方法の10番「息を吐くたびに、身体の中のストレスが木の根から大地へと放出されます。」を、下記の通り変えることです。
「息を吐くたびに、身体の中のストレスと自分を否定する気持ちが、木の根から大地へと放出されます。」
この一文に変えるだけで、自分に対する否定的な気持ちは洗い流され、自然と自己肯定感を高めることが出来るでしょう。
フラワーレメディで自己否定感を癒す
先の瞑想でストレスや否定感が洗い流されたら、次は無意識レベルで原因となっている、自分へのマイナス評価を癒す取り組みをしましょう。
潜在的な否定感を解消する
この自分に対するマイナス評価を癒す方法には、心理的な暗示を利用する方法や、自分へのポジティブな声掛けなど、色々なやり方があります。
ですがそれらの実践には、かなりの根気強さが必要ですし、今現在のあなたの自己肯定感が低いのであれば、なおさらそれらの取り組みは難しいでしょう。
なぜなら、自分にポジティブな声掛けをすること自体、心理的な抵抗感も生まれ易いものだからです。
そこでお勧めするのは、フラワーレメディを使った、自己肯定感を高める方法です。
フラワーレメディで自己肯定感を高める
フラワーレメディは、花の朝露を使った心を癒す方法ですが、とてもスピリチュアルであるとともに、結果も出やすいものだといえます。
自己肯定感が低いと感じる時には、パインとラーチの2種類のレメディをブレンドして利用するのがおすすめです。
パインは、マイナス評価を浄化して、本来の自分の価値に気付き、自分を評価できるようにしてくれます。ラーチはポジティブな自信を与えて、物事に取り組む上でのハードルを下げてくれます。
この2種類を使っていけば、落ち込み気味だった気持ちが軽くなり、自己肯定感も高まっていくことでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
立ち止まり自分の内側に目を向ける
最後に自己肯定感が低いと感じているあなたに、こんなお話をして終わりにしましょう。
自己肯定感の低い人は勤勉で働き者
自己肯定感が低いと感じている人は、いつも「自分は何も出来ていない」とか、「自分は役に立っていない」と思っています。
でも実はそんな、自己肯定感が低い人の多くが、普通の人以上に勤勉で働き者だったりするのです。
そう、自己肯定感を高めるために、あなたがより多くの資格を取ったり、より勤勉に働いても、残念ながらあなたの自己肯定感は高まりません。
それは、あなたが本当に出来ていないのではなく、出来ていないと思い込んでいることが原因だからです。
その心理的な思い込みを癒さない限り、あなたがどれほど必死に努力しても、自己肯定感を高めることは出来ないのです。
立ち止まって自分を癒すのが正攻法
ポイントは先に話した通り、自己肯定感の低い原因を理解し、ストレスを解消して思い込みを取り除くだけです。
そうすれば、今まで以上に自分は出来ていると自信が持てて、さらには周りの人に対しても、ゆとりある気持ちで接することが出来るようになります。
人は自分を肯定できるようになると、自然と周囲の人のペースや独自性も、尊重できるようになるのです。
そうなれば、もう自分を否定して落ち込むことも、先の見通せない未来に、失望や不安を感じることも在りません。
生まれたての輝きを取り戻す
ですから決して、より頑張ってひた走ることで、自己評価を高めようとしないでください。
そのやり方では、いつまでたっても自己肯定感は高められないし、満足できるゴールが来ることは在りません。安心して、今を生きられるようになることは、決してないのです。
必要なことは立ち止まって、自分の内側に眼を向けること、そして自分の心を癒すこと、ただそれだけです。
その取り組みが、あなたの心を癒し、あの幼い子供たちのように、生まれたて輝きを取り戻させてくれるのです。
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