井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今日は、やりたいことがコロコロと変わるために、いつまでたっても何も手につかない人のための、スピリチュアルな対処法を紹介します。
このやりたいことがコロコロと変わって、なかなか自分の目標や方向性が絞れないこと、あなたにもありませんか?
これは誰しも、ストレスが溜まっていてメンタルが落ち込んでいると、比較的陥りやすいことですが、これがずっと続くようだとちょっと問題です。
何も手につかないまま、時間ばかりが過ぎてしまい、なおさら焦りや不安が募って動けなくなってしまうのです。
今回は、そんなときに即効性のあるスピリチュアルな対処法を紹介していきます。
<目 次>
やりたいことがコロコロ変わる女性の実例
まずは先日いただいた、ある女性からの相談を紹介しましょう。
文章を書くのは苦手だと言われていましたが、今の何も手につかないという気持ちが、とても良く解る内容でした。
やりたいことがコロコロ変わる心情
何も手につかない心情
またそれ以外の生活に関しても、よく頭の中がいっぱいで、何も手につかないことがあります。
おこがましいかもしれませんが、私には自分で収入を得る力があるはずなのに、なぜという気持ちでモヤモヤするのです。
集団になると疎外感を感じ、実際に孤立してしまい、無理をして人付き合いをすると、すぐエネルギー切れのような状態になり、引きこもってしまいます。
家族以外との交流も少なく、楽は楽ですが寂しいです。もっと頑張りたいし、人生楽しみたいです。
気持ちに行動が伴わない状態
彼女が「知識を深めたり資格を取ったりする行動が伴わなくて、立ち尽くしている」と言うように、やりたいことがコロコロ変わる人は、どうしても最初の一歩が踏み出せません。
「もっと頑張りたいし、人生楽しみたい」と言うように、本心ではもっとアクティブに行動して、現実を楽しみたいのです。
でも、いざ社会に出て人と関わると、疎外感を感じてエネルギー切れになってしまいます。
多くの人が同じような経験をして、動けなくなっているのではないでしょうか?
何も手につかない心理的な理由
では、彼女からいただいた相談内容から解ることを、私なりに整理してまとめてみましょう。
彼女の言葉から、その心情を読み取ることで、なぜやりたいことがコロコロと変わるのか、そんな心理状態も解ります。
いただいた相談内容のポイント
今回の問い合わせは、決して長いものではありませんでしたが、言葉の節々から現在の心理状態がとても良く解るものでした。
まずは、いただいた内容を整理するために、私が拝見して気になったポイントを、いくつか抜き出していきます。
- やりたいことがコロコロ変わるため何も手につかない
- 人間関係を築くのも苦手で鬱や登校拒否、社会でも適応障害になった
- 知識を深めたり資格を取ったりする行動が伴わない
- 頭の中がいっぱいで何も手につかない
- 私には自分で収入を得る力があるはず
- 無理をして人付き合いをするとすぐエネルギー切れになる
頭の中を整理できずにいる現状
それではそれぞれの内容から、現在の心理状態を読み取っていきましょう。
最初は1,3に書かれている、「やりたいことがコロコロ変わる」と「頭の中がいっぱいで何も手につかない」です。
この2つから解るのは、彼女の頭の中に色々な情報が詰め込まれており、それが整理されず、混乱した状態になっていることが解ります。
この内容からも、頭の中で色々なことを考え続けるものの、アウトプットしたり、振り返って精査したことがないのだと思います。
例えば、日記をつけたり、ノートに思ったことを書き出してみるだけも違うのですが、それさえも出来ずにきたのでしょう。
頭の中がいっぱいでも、何が詰まっているのかは、明確にわかっていない状態です。
行動を制限する心理的な問題
次に、2、6の「人間関係を築くのも苦手」と「人付き合いをするとすぐエネルギー切れになる」という人間関係における問題です。
学生時代から不登校になってしまったり鬱になるなど、人と一緒にいるだけで気を使って疲れてしまうのですから、それはとても大きな心理的負担となります。
これは彼女が、人との関係で自分のペースを保つことが出来ず、人に対しての怖さも持っているために、気力を使い果たすことを物語っています。
その結果、3の「知識を深めたり資格を取ったりする行動が伴わない」というように、何か行動に移そうとしても、人に関わる上での憂鬱感が大きく、立ち止まってしまうのです。
すると、家にいても焦る気持ちばかりが大きくなってしまい、何も手につかない状態になてしまいます。
根拠なく「やればできる」と思う理由
そして最後の5の「私には自分で収入を得る力があるはず」です。
これは先の人間関係の怖さなどで、行動が制限されて実行できないために、最初の「やりたい」という行動を起こそうとする気持ちが、心に溜まった結果です。
幾度となく「やりたい」「頑張りたい」「楽しみたい」という気持ちが浮上しては、憂鬱感で抑え込まれるために、「やればできる(はずだ)」という強い気持ちとなって、心に溜まっていきます。
すると人は、どんどん気持ちばかりが先走って、なおさらゆっくりと1つの物事に取り組むことが出来なくなり、何も手につかない状態になってしまうのです。
このパターンは、極端になると「双極性障害(躁うつ病)」と言われるほど、深い落ち込みや、ハイテンションを繰り返す原因ともなりかねません。
躁状態とは、得てして手当たり次第に色々と思いつくものの、何も物事が進まない状態なのです。
彼女が持っている心理的な問題点
ここまで説明していくと、きっとあなたにも、彼女の心持ちが手に取るように解ってきたと思います。
この焦りから何も手につかないような心情は、少なからず私たちも体験した覚えのある状態で、理解できるものです。
「やりたい」という気持ちは自然
では、やりたいことがコロコロ変わることで、何も手につかない状態の心理的な問題点とは、いったい何だといえるのでしょう。
まず最初に申し上げておくのは、この「やりたい」「頑張りたい」「楽しみたい」という気持ち、これは私たちが子供の頃から持っている自然な思いです。
根源的には、もっと自分らしく在りたいとか、色々なことを体験したいという思いですが、それそのものは生命がもつ自然な情動であり、願望だと言えるでしょう。
ですから、その気持ちは自然なものですが、問題はその思いを阻害する憂鬱感があり、行動することで発散できていないという点です。
本来なら、何らかの行動をとることで、解消するはずのポジティブな思いが心に蓄積しており、それで頭の中がいっぱいになっているのです。
私たちの心の成長サイクル
自分のやりたいことが浮かび、それを自然と行動に移せて、さらに達成感を得ることが出来れば、人はその好循環に乗って、どんどん自分を成長させることができます。
もし途中で失敗したり、挫折するような経験をしたとしても、その経験自体がその後の自分の糧となり、また新たな心持ちで歩みだせるものです。
その経験によって、心の強さや柔軟さが養われ、スピリチュアルな意味でのグラウンディングも強くなっていきます。
すると、焦って何も手につかないようなことは無く、1つの事に集中して、レンガを積むかのように実績を積み上げることが出来るのです。
憂鬱感の原因はトラウマや固定観念
問題は、何かをしようと思ったときに湧き上がる、重たい憂鬱感です。でもその憂鬱感は、何が原因で出来てしまったのでしょうか?
それはもうお解りですよね。幼い頃から育っていく過程の中で受けてしまった、トラウマ(心的外傷)や固定観念などです。
もしかしたらそれは、行動する前に言われた「出来っこない」という、否定的な言葉かもしれません。失敗したときに掛けられた、「ほら言った通りでしょ」という何気ない言葉かもしれません。
もしかしたら、何を成し遂げても当然と言われ、認めてもらえない体験かもしれないし、やることなすこと否定された、そんな経験かもしれません。
原因は人それぞれですが、そんな心の傷による憂鬱感が、あなたの行動を制限し、やりたいことがコロコロ変わる原因となっているのです。
あなたにも、これまでの生い立ちや家庭環境の中で、思い当たる節があるのではないでしょうか。
スピリチュアルな視点で見れば、そんな体験により感じた落ち込みが、憂鬱感となって心の中に溜まっており、行動にブレーキを掛けているのです。
やりたいことがコロコロ変わる心の整え方
ここまでの内容で、なぜやりたいことがコロコロ変わって、何も始められないのか、その原因がわかったと思います。
では、そんな心理状態を改善するためには、どうすればいいのでしょうか?
トラウマや固定観念とは感情
そこで重要になってくるのが、その憂鬱感の原因である、過去のトラウマや固定観念を癒すことです。
トラウマや固定観念を癒して改善するというと、とても心理的な問題で難しいことだと感じる人も居るかもしれません。
ですが、それは結局のところ、過去の出来事で無意識に我慢してきた、感情を癒すということ。
もう少し具体的に言うなら、過去に否定されたことで感じた落ち込みや、失敗したことで感じた悲しみを、癒すことだといえるでしょう。
必ずしも原因を癒す必要はない
でもそんな、過去に感じた落ち込みや悲しみを癒すと言われても、どうすればいいの分かりませんよね。
特に過去のことであれば、自分一人で向き合うのも難しそうだし、専門のカウンセラーやセラピストについて、心理的な取り組みをする必要がありそうです。
でも大丈夫です。今まさに感じている、やりたいことがコロコロ変わる気持ちの改善に、スピリチュアルな対処法で取り組めば、自ずと過去のトラウマや固定観念が癒されていきます。
ポイントは、必ずしも原因を追求してトラウマや固定観念を癒さなくても、表面にある迷いや焦りを整えることで、心は癒されると言うことです。
多くの人は、過去の原因を追求して、それを癒す必要があると思っていますが、必ずしもそうではありません。
そんな過去の原因にこだわらずに、今の心理状態をスピリチュアルな手法で整えていけば、心も自然と癒されていくのです。
何も手につかない時のスピリチュアルな対処法
それでは、最初に申し上げたように、そんなやりたいことがコロコロと移り変わるために、何も手につかない時の即効性のある対処法を紹介します。
ただ先に申し上げておくと、即効性は個人差があるので、その点だけはご了承ください。あくまで、私が実践している様々な取り組みの中で、即効性があると感じる方法です。
グラウンディングの瞑想で対処
瞑想は、やりたいことがコロコロと変わる時だけではなく、漠然とした不安や焦りを感じて、何も手につかない時にも、おすすめできる方法です。
詳しやり方はこちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で紹介していますので、そちらをご覧ください。
瞑想はとてもスピリチュアルなワークですが、慣れれば慣れるほどその効果も上がっていくものです。
ポイントは、心から焦りや不安が消えるまで、根気強く取り組むことですが、よろしければ実践してみてください。
こんな時の瞑想のポイントは、「落ち着かないはやる気持ち」を、浄化していくイメージで取り組むといいですよ。
先のグラウンディングの瞑想法なら、そんな思いをダイレクトに減らしていくことができます。
フラワーレメディを利用する対処法
瞑想などのスピリチュアルなワークは、どうしても根気強さが必要ですが、何も手につかない状態で瞑想をすることは、やはり初心者には難しいと言わざるを得ません。
ですから、より簡単で即効性のある方法を紹介するなら、こちらのフラワーレメディを利用する方法です。
スクレランスは、移り気になってしまう気持ちを癒して、物事に集中できるように促してくれます。ラーチは、何事に取り組むときにも、ポジティブに考えて積極的に進めていけるようになります。
この2種類をブレンドして利用すれば、やりたいことがコロコロと移り変わることも減り、より積極的に行動できるようになるでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
強力に現状を打破したいと望むなら
今回紹介したのは、瞑想とフラワーレメディですが、もしあなたが現状を強力に打破したいと望むなら、先のフラワーレメディの種類をラーチから、ワイルドローズに変えてブレンドすると良いでしょう。
ワイルドローズは、こちらの「現状を打破したいけど出来ない人の心理的な問題とスピリチュアルな改善法」でも紹介した、まさに現状を打破するためのレメディです。
具体的な行動に移りたいと強く思うなら、こちらのワイルドローズとスクレランスのブレンドの方が役立つでしょう。
瞑想は継続して取り組めば、実生活でとても役立つワークですから、レメディを使いながらならでも実践できれば、色々な良い効果が得られます。
もしもっと積極的に、今の自分を改善したいと思ったなら、私のセミナーにご参加くださいね。
参加者の感想にもありますが、セミナーでも1日坊主の人でも継続できるような、役立つスキルをお教えしていますよ。
心の声に耳を傾ける時間が大切
きっとあなたがこのページをご覧いただいているなら、今の何も手につかない状態を、何とか改善したいと望んでいることだと思います。
そしてそれは、紛れもなくあなた自身の本心であり、あなたの中のポジティブな思いです。
ポジティブな思いはあなたの本質の声
私たちは悩んで落ち込んだり、物事が決められずにいると、どうしてもそんな自分を責めて否定しがちです。
ヤキモキする気持ちのやり場が無く、そんな思いを自分に向けて、自分を責めたり、自分への否定感に包まれてしまいがちです。
でもコレだけは忘れないでください。そんな自分を何とか変えたい、自分をもっと成長させたいという思いは、紛れもなくあなたの本質の声であり、心から望むことです。
その願いは、あなたが生まれたその瞬間から持っている、命そのものが成長しよとする素直な気持ちなのです。
こちらの「【心の声を聞く方法】自分の本当の心の声に従うスピリチュアルな生き方」では、そんな自分の心の声に耳を傾けて、生きる方法について解説していますよ。
自分の心に向き合う時間
ですから、そんな気持ちを大切に、自分をの心を癒し整えることから始めていきましょう。
やりたいことがコロコロと変わるとき、それはあなたの頭がいっぱいいっぱいになって、心が疲れている時です。
何も手につかないで戸惑っている時は、あなたの心が混乱していて、自分が進むべき道のりを見失っているときです。
そんなときには、自分のための時間を取って、心の声に耳を傾け、その願いや思いを聞き届けてあげましょう。
日々の生活におけるそんな時間が、あなたの内なる声を知り、あなたらしさを取り戻すための、スピリチュアルな取り組みとなるのです。
【同じ悩みを抱えた方の声】
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やりたいことが見つからない人の心理的な原因とスピリチュアルな対処法
まず、今一番悩んでいることは、やりたいことがコロコロ変わるため、何も手につかない状態で、ただモヤモヤしているということです。
私自身、人間関係を築くのも苦手で鬱や登校拒否、社会でも適応障害になるなどして今に至ります。
その経験から心理学やスピリチュアル、健康に関心があって、その関連の本を読んできて、私もそんな仕事がしたい。
出来れば起業などもして自分で収入を得たいと思っていたのですが、どうしても知識を深めたり資格を取ったりする行動が伴わなくて、立ち尽くしているような感じです。