井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
あなたは「デジャブ」を体験したことがありますか?
ほとんどの方は、デジャブを体験していても、それが何を意味するのか解らないまま、忘れ去ってしまいます。
それにデジャブは、本当に束の間の体験と言えるほど繊細なフィーリングなので、少しでも別なことを考えれば、一瞬で消えてしまうものです。
デジャブとは、日本語で「既視感(きしかん)」と言われる、以前にどこかで同じような体験をしたという感覚ですが、積極的にその原因を知ろうとする人は、あまりいないかもしれません。
今回のブログでは、私がオーラについて学んでいたころの、デジャブに関する興味深い体験を紹介しつつ、デジャブが起きる意味や原因についてお話しします。
その上で参考までに、デジャブを感じやすくなる方法についても紹介しましょう。
デジャブという現象に含まれた、スピリチュアルな意味を知ることで、あなたも自分の心の奥深くにある、過去の記憶に触れることが出来るでしょう。
<目 次>
興味深いデジャブの体験談
まずは、過去に私が聞いて、とても印象深かった、あるスピリチュアルなデジャブ体験について、お話ししましょう。
きっとあなたも、デジャブの意味や原因を知りたいなら、とても興味がある内容だと思います。
スクールでの1つの楽しみ
私は15年以上前に、人のオーラの見方について、あるスクールで学んでいましたが、その同期の生徒の中では、1つの楽しみがありました。
それは授業とは異なる懇親会で、講師のレバナ先生から聞ける1つの情報についてです。
先生は何期もの生徒を教えていましたが、その期ごとに集まる人のタイプが、全く異なると言っていました。
そしてそれは、集まる方々の前世での繋がりが、1つの要因だともおしゃっていたのです。
共に過ごした前世を知ること
そのスクールで全員が知りたいこと。。。それは、同期の人たちと、どの時代に一緒に転生していたかです。
レバナ先生は授業の中で、私たち人間が、ある一塊のグループで、転生を繰り返していることを、よく話してくれました。
今世関係を持っている人とは、前世のある時代にも一緒に過ごし、関係を作っているという考え方です。
これは以前にお話しした、カルマの法則に照らし合わせれば、納得のいくことではありますが、とてもスピリチュアルで興味深いことでした。
私たちが聞いた興味深い前世
私たちがそれを聞きけたのは、レバナ先生の誕生パーティーの日ことでした。
誕生日のお祝いに、生徒全員でプレゼントを用意し、ささやかな誕生パーティーを催したときです。
そのパーティーの最中に、ある生徒が先生にリクエストして、私たち同期がどの時代に、ともに転生していたのかを聞いてみたのです。
その時に、私たちが教えていただいたものは、思いもかけないような意外なものでした。
デジャブと共に蘇る前世の記憶
するとその時、それを聞いたある女性が、こんなことを教えてくれました。
その誕生パーティーの数日前に、海上自衛隊がおこなった、一般市民向けの自衛艦見学会に参加したそうです。
もともと、船はあまり好きじゃないので、気が進まなかったようですが、友達の強い誘いを断れず、参加することとなりました。
そして自衛艦の甲板の上で、港に集まる人を見たとたんにデジャブを感じて、不思議と涙があふれ、前世の記憶が走馬灯のように蘇ったそうです。
時間と空間を越えて観える感慨
デジャブによって、彼女の脳裏に蘇ったその記憶とは。。。
港で出航を祝い、自分を見送る家族の姿、自分が男性で、ロシア海兵として軍艦に乗り、家族につかの間の別れを惜しんでいます。
ですが、その様子を眺めながら、現在の彼女はその後の彼らが、日本軍との海戦に破れ、帰らぬ人となることを知っていました。
その時の悲しみが、止めどなくあふれてきて、とても不思議な体験だったと語ってくれました。
そう、そのデジャブは、彼女が前世で体験した記憶が、現在の状況に重なるように、意識に蘇ったことを意味していたです。
デジャブとは何を意味するのか?
私たちの日常に、前触れもなく突然訪れるデジャブ。私は自分自身の経験から、それが私たちが忘れていた過去の記憶が蘇る瞬間だと感じています。
そして時には、悠久の時間を越えた、前世の記憶がそのデジャブの原因となているとも、確信しているのです。
デジャブの語源とは?
デジャブという言葉は、とかくスピリチュアルな造語のように思われがちですが、語源はフランス語の “déjà-vu(デジャヴュ)”より来ており、日本語で直訳すると「すでに-見た」という意味になります。
日本語では「既視感(きしかん)」と書くように、見るだけではなく、厳密には、以前にどこかで同じ状況を体験した、と感じるフィーリングを意味するのです。
既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることである。フランス語: “déjà-vu”よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 “déjà vu”よりデジャヴまたはデジャブなどとも呼ばれる。
Wikpeida引用:既視感
デジャブで感じるフィーリングの意味とは
この誰もが日頃感じている、デジャヴと言われる「既視感(きしかん)」は、多くの場合、無意識レベルで前世の体験が蘇った結果です。
全く同じような光景や状況が、私たちが前世で感じていたフィーリングを蘇らせ、体感としての記憶を思い出させます。
それはその記憶と共に感じていた、感情や感覚を呼び覚ます瞬間だといってよいでしょう。ですから誰もが、何とも言えない、不思議な懐かしさのようなフィーリングを味わうのです。
私は、こちらの「自分の前世を知る方法!デジャブと前世療法で蘇る私たちの前世の記憶」で紹介したように、デジャブを感じることで、いくつもの自分の前世を思いだしてきました。
輪廻転生や前世があるのか?
もしかしたらあなたは、私たちは死と共にこの肉体を失い、霊となって天国に行くのだから、前世の記憶など覚えているはずがないと思うかもしれません。
中には前世なんて、スピリチュアル系の人が信じている、想像に過ぎないと思っている人もいるでしょう。
ですが現在では、アメリカの精神科医「ブライアン・L・ワイス博士」によって、前世療法という心理療法が提唱され、多くの人がそれを体験しています。
そして現実的な臨床調査では、「前世を記憶する子どもたち(イアン・スティーヴンソン著)」という著書も発行され、前世の記憶を覚えている子供たちがいることも知られています。
ですから、私たちに起きるデジャブの原因が、前世の体験から来ていたとしても、今では迷信と簡単に否定することはできないと言えるでしょう。
日常でデジャブが起きる意味とは
そんな前世の記憶を思い出す、とてもスピリチュアルなデジャブですが、その体験にはどんな意味があるのでしょうか?
ここでは心理的な観点から、そのデジャブが起きることによる効果についてお話しします。
私たちの日常で起きているデジャブ
先に紹介した、前世の記憶が蘇るデジャブのように、私たちの今世の過去の記憶が蘇るデジャブも、同じように日常生活の中で起きています。
それはあなたが何かの拍子に、過去の出来事を思い出す瞬間などです。
私たちの意識は、子供の頃の出来事など、記憶が新しく今世のものだと、思い出として明確に認識します。
そして記憶が古く、忘れかけていたり、前世の体験のように、感覚だけが残っている出来事は、デジャブとして認識するのです。
前世と今世のデジャブの認識の違い
前世の記憶は、今の人生では身に覚えがないものなので、イメージとして脳裏に浮かんでも、想像や幻想と思われて明確に認識されません。
ですから日常生活では、とかく気にされることもなく、意味のないものとして、自然と忘れ去られてしまうのです。きっとあなたも身に覚えがあることでしょう。
私たちは、「どこかで同じような経験がある!」と感じた瞬間に、その記憶が残っていると「子供の頃にも同じようなことがあった!」と思い出します。
でもそれが、どんな経験か明確にならないと、「デジャブだ!」と認識するわけです。記憶ではなく、フィーリングだけを受け取り、デジャブと解釈するのです。
デジャブの起きる意味
ただこの過去の記憶が蘇ったり、デジャブが起こることには、ハッキリとした原因や意味があります。
それはその記憶に残っている停滞したエネルギー(感情)を解放するためです。
スピリチュアルな視点から見れば、私たちが覚えているほとんどの記憶には、何かしらの感情のエネルギーが残ってます。
感情と記憶は、とても密接に繋がっており、記憶には何らかの感情のエネルギーが、蓄積されているといっても良いでしょう。
デジャブで追体験する意味とは
解り易い事例としては、昔のことでも、悔しさや悲しみが伴う体験には、より多くの感情のエネルギーが宿っているので、ずっと覚えていたりします。
それはその過去の体験に、多くの拘りや執着があることを意味するのです。その結果、ことあるごとに過去の体験が、頻繁に脳裏をよぎり思い出します。
そしてイライラしてみたり、時には悔しさや悲しさを、追体験することとなるのです。
こちらの「病気なのか?デジャブが多い人が体験している違和感の原因」でも、そんなトラウマが原因のデジャブについて、詳しく解説しました。
前世の記憶を癒すデジャブの効果
それと同じように、記憶に残っていない前世の体験でも、そこに多くの感情のエネルギーが取り残されていると、デジャブとなって感覚だけが突然蘇ります。
私たちの心は、もともと自分の潜在意識に留まっている過去の感情を、思い出すことで解放し浄化するため、忘れていることでもフィーリングとなって感情が蘇るのです。
それは、その思い出す行為自体が、私たちの心の自然治癒力ともいえる、滞った感情を癒すためのプロセスだからです。
それがデジャブが起きる原因ともいえる、私たちの心の仕組みであり、デジャブを感じる本当の意味だといえるでしょう。
デジャブで前世の記憶を思い出す方法
ここからは、デジャブで前世の記憶を思い出す方法について、詳しく見て行きましょう。
これも、かなりスピリチュアルな話になりますが、私自身の経験から解った取り組み方です。
日常で蘇った私の前世の記憶
先日も、ふとした瞬間にデジャブを感じました。それは毎月1日に参拝している、近所の神社にお参りに行った時です。
多少雨が降る朝、空気がとても澄んでいる穏やかな日でした。私は参拝を終えて、妻と共に1つの傘をさしながら、鳥居を抜けて帰るところでした。
桜が散り、次第に周囲が青々としてくる5月1日のことです。ふとした瞬間に妻が傘から駆け出し、参道沿いのアジサイの元へと駆け寄っていきました。
何か小さな花を見つけたようで、はしゃぎながら嬉しそうに写真を撮っています。デジャブを感じたのはその瞬間でした。
デジャブで蘇った二人の前世
私の脳裏に映っていたのは、着物姿で和傘を指している年配の自分の姿と、その傘から同じように、はしゃいで参道の脇に咲くアジサイへと駆け寄る、別な時代の妻の姿でした。
その前世での妻は、私よりもかなり若く、着物姿ではしゃぐ娘の様に映りました。きっと年はひと回り以上離れていたのでしょう。
そう私たちは別な時代にも、今日と同じように、しっとりと雨が降る参道を、二人で神社へと参拝していたのです。
その瞬間、えも言えぬ感慨が私の中を駆け抜けていました。「前世でも同じように過ごしていたんだな」という気持ちと共に。
家族との前世が蘇りやすいデジャブ
私は今まで、何度かの前世療法を受けていましたが、一度も妻や家族に関わる前世は思い出していませんでした。
多くは一人で宗教家として生きていたり、家族がいても今世の特定の人だとは、解らないケースばかりだったのです。
でもデジャブで蘇る前世は違います。デジャブで蘇る前世は、現在一緒に過ごしている人と、共に過ごしていた前世の記憶である可能性が高いのです。
ある意味それは、家族がスピリチュアルなソウルメイトとして、共に転生していることを示すのかもしれません。
デジャブと前世療法の関係
そもそも私がデジャブで、前世の記憶を思い出しやすい原因は、ある経験が影響しているからです。
それはこちらの「前世療法の体験談~私が経験した「失敗した人生」とは」でも紹介したように、幾度となく前世療法を受けて、何度も自分の前世の記憶を振り返る体験をしているためです。
前世療法では深い催眠状態で、自分の前世の記憶を思い出しますが、ただ思い出すだけではなく、短時間にいくつもの人生を走馬灯のように振り返ります。
すると、その時代に感じていた「感慨」や「思い」などの感情も蘇り、それを前世の記憶とともに、再度感じ直して体験できるのです。
その感慨や思いが、私たちが日常で感じるデジャブと同じだといえます。
感情から振り返る前世療法
それに前世療法とは、自分が今感じているフィーリングから、それを最初に感じた過去の記憶へと戻る訓練のようなワークです。
ですから前世療法が終わった後も、あなたはデジャブを感じた刹那に、自分のフィーリングに意識を向けることで、少なからずそのデジャブに含まれた前世の記憶を思い出せるようになります。
それは今まで漠然と感じていたデジャブから、転生を繰り返す霊的存在としての記憶を思い出す、とてもスピリチュアルな体験だといえるでしょう。
これは訓練次第で、どなたでも体験できることです。
デジャブを感じやすくする条件
日常で突然起こるデジャブですが、そのデジャブを感じやすくする条件を、ここではいくつか紹介していきます。
デジャブが起きるための条件
デジャブが起きるための条件とは、私たちがどの様な精神状態の時に、デジャブが起きやすいかです。
それが解れば、意図的にその状態を作り出すことで、デジャブは日常で起こりやすくなりますし、さらにはそのデジャブから、前世の記憶を読み取りやすくなるともいえます。
ではどんな状態が、デジャブを起こすのに最適だといえるでしょうか?
これは、私が今まで体験してきた前世療法や、デジャブから解ることですが、精神的に安定した雑念が無い時です。
それはストレスがかかっていない、リラックスした精神状態でありながら、自然体で意識が集中できている状態だと言えます。
デジャブが起きやすい瞬間とは
そんな穏やかな心持ちで、なおかつある条件が重なった瞬間に、デジャブは起きやすいと考えられます。
それを具体的に表すなら、「雑念のない精神状態」+「前世を呼び起こす状況」です。
先程お話しした雑念のない精神状態で、前世を呼び起こす原因となる、現実での状況に遭遇したときに、私たちはデジャブを感じます。
それは前世を彷彿とさせるような場所や状況、そして人間関係などが切っ掛けとなり、その時代の記憶が蘇るともいえることです。
それらが、あなたの前世の記憶を呼び覚まし、デジャブとしてフィーリングを感じさせる鍵となります。
前世の記憶を呼び起こす鍵
例えばそれは、先に紹介した彼女の様に「戦艦に乗り見送られる」という状況かもしれません。
また、私が「自分の前世を知る方法!デジャブと前世療法で蘇る私たちの前世の記憶」でお話したような、「日本刀のような傘を手にする」ことや「ナイフでジャガイモの皮を剥く」ことかもしれません。
それは私たちが、無意識に拒否することや好むことなど、何かしらの感情が含まれる行為だといえるでしょう。
拒否することや好むことは、その出来事に何かしらの、感情や思い入れがあることを意味していますから、それがデジャブとして前世の記憶を呼び起こすための鍵となるのです。
デジャブが起きる雑念のない精神状態とは
そしてもう一の「雑念のない精神状態」とは、前世療法などで体験する変性意識状態だといえるでしょう。
変性意識状態(へんせいいしきじょうたい、英: altered state of consciousness, ASC)とは、日常的な意識状態以外の意識状態のことである。通常の覚醒時のベータ波意識とは異なる、一時的な意識状態をさす。
Wikipedia引用:変性意識状態
変性意識状態とは、簡単にいうと、とてもリラックスしながらも意識が覚醒している状態であり、マッサージやエステを受けている時のように、リラックスしつつも意識がある状態です。
この状態は、本来直感や閃きが起きやすい状態であり、同時にデジャブなどの、内なるフィーリングが蘇りやすい時でもあります。
前世療法において、前世の記憶を蘇らせる作業は、そんなリラックスした状態で、雑念を払い、意識を内側に向けた時なのです。
誰もが日常で体験する変性意識状態
ここまで説明すると、とても特殊な意識状態のように感じる、変性意識状態ですが、実は誰もが日常で無意識に体験しているものです。
例えば、夢中になって漫画を読んでいる時、夢中になってゲームに興じている時などなど、意識がリラックスしていながらも、一転に集中している時などが変性意識状態だといえます。
ポイントは何もしていなくても、リラックスしていて、意識が集中した状態が保てればいいということです。
それは今この瞬間に意識が集中していながらも、何も雑念が浮かばない状況を意味します。その状態が保てれば、デジャブは飛躍的に起こりやすくなるのです。
変性意識状態について詳しく知りたい方は、こちらの「トランス状態の意味と変性意識状態との違いをスピリチュアルに解説!」を参考にご覧ください。スピリチュアルな人が良く言う、トランス状態との違いなども分かります。
デジャブを起き易くする方法
では本格的にデジャブを起こりやすくする方法を、ここではいくつか紹介していきましょう。簡単にいえば、デジャブが起き易くするための訓練です。
デジャブが起きる「鍵」となる時代や文化
まずは、デジャブが起きやすくなるための切っ掛けとなる、「鍵」を見つけることです。
「鍵」が見つかれば、それに触れるような体験をしていると、デジャブが起きやすくなるのは説明した通りです。問題はこの「鍵」ですが、1つは気になる歴史や文化を感じてみるのも良いでしょう。
例えば誰しも、今まで習った歴史や文化で、気になる時代や地域などがあると思います。いつかはこんなところで、暮らしたいなと思う国や地域、文化です。
それはまぎれもなく、以前にあなたが、良い前世を送った場所である可能性が高いといえます。
逆に、特定の時代や場所に対する嫌悪感を持っているなら、それは苦労した前世が原因となっている可能性があります。
自分のフィーリングから「鍵」を探す
さらに、これはあまりお勧めしませんが、前世療法を行っていると、特定の恐怖症に関連する前世の記憶を思い出す方が、比較的多くいます。
ですから、あなたが怖いと感じるぐらい、強い感情が湧き上がる体験も、あなたの前世を呼び起こす鍵となります。ただ、それよりも逆の方法の方が良いでしょう。
あなたがやってみたいと思っても、やらずにいること、例えばスポーツ、趣味、仕事、それらはあなたの良い前世の記憶である、才能が残っている可能性があります。
ですから、まだ未体験のやりたいことも、「鍵」としての可能性があるので、それを体験してみるのはお勧めです。
雑念のない精神状態を作る
そして雑念の無い状態で、今現在のこの瞬間に集中するなら、最近注目を浴びている「瞑想」や「マインドフルネス」を実践すると良いでしょう。
これらの技術は、意識を一点に集中するために、雑念を掃っていく作業ですから、訓練と思って実践すれば、日常でも雑念が減っていきます。
すると、デジャブが起きるために必要な、雑念のない集中した意識状態で、日常を過ごせるようになるのです。
そうなれば、あとは鍵が引っかかるのを待つだけです。
デジャブとはとてもスピリチュアルなもの
そして、より効率的に雑念を取り払うなら、心を整えるための心理セミナーに参加して、専門的なスキルを実践しても良いでしょう。
自分の心に向き合い、精神的な安定に取り組んでいくことは、心に溜めていたストレスを浄化し、雑念を取り払いことに役立ちます。
もともと雑念が無くなれば、人は誰しも、今現在の瞬間に感じているフィーリングを、感じやすくなるものですから、それがデジャブを見る上で必要なのです。
私たちが感じるデジャブとは、まさに閃きやインスピレーションと、同じ次元に存在している、とてもスピリチュアルなフィーリングなのです。
夢日記で記憶を読み取る訓練をする
そして訓練の最後に、デジャブからどのように前世の記憶を読み解くのか、その訓練方法を紹介しておきましょう。
お勧めは「夢日記」です。夢日記を書く行為が、私たちがデジャブから前世の記憶を思い出す、効果的な訓練になります。
夢日記を書く人は、無意識に夢のフィーリングや、憶えていることへと、意識を集中しますが、それがまさに、寝起きの変性意識状態で行われる作業なのです。
そんな変性意識状態で、自分の内なるフィーリングに意識を向けること、それ自体がデジャブから記憶を引き出す訓練となります。
デジャブを感じるだけで心は癒される
では最後に、日常で突然起きるデジャブを利用して、その原因となっている感情を癒す方法を紹介して、終わりにしましょう。
デジャブで蘇る感情を癒す
もしあなたの中で、デジャブにより前世の記憶がよみがえり、過去の感情を再体験することが起きたなら、こんな風に心に語り掛けてあげましょう。
「確かに前に○○なことあったな。あの時には○○な風に感じたよな。あった。確かにそんな風に感じた。」
ポイントは自分自身の感覚を確認するかのように語り掛け、決して出来事に固執しないことです。
それがどんなに嫌な体験や気持ちでも、ただ語り掛けるだけで、より速やかに感情に宿るパワーを解放し、手放すことが出来ます。
デジャブは感じることで癒される
そしてもしデジャブが起きたら、その場に立ち止まり、その感覚をじっくりと感じてあげましょう。
するとそれにより、あなたの中の前世のエネルギーも蘇り、感じることで自然と解放されていきます。
スピリチュアルにいえば、デジャブの原因となっている、トラウマやカルマと言われるような、あなたが忘れていた、遠い過去の傷が自然と癒されていくのです。
それが日常でデジャブが起きる意味であり、心理的な役割なのです。
デジャブとは前世の記憶が蘇る瞬間
前触れもなく私たちのもとに訪れるデジャブ。それは体験や環境が引き金となって、私たちの心の奥深にしまわれていた、前世の記憶が蘇るパワフルな体験です。
そしてその体験を通して、私たちは過去に残していた自らのパワーを取戻し、現在をより健やかに生きることが出来ます。
そんなスピリチュアルで意味深いデジャブを感じたなら、そのフィーリングをじっくりと味わいながら、あなたの心の中を振り返ってみてください。
するとそこには、あなたも忘れていたような、前世のあなたの姿が垣間見えるかもしれません。
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