井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
どうも気分がスッキリせずに、もやもやする気持ちの時ってありますよね。
例えば、仕事をしていてやりたいことや、やらなきゃならないことがあるのに、どこかもやもやして何も手につかないようなとき。
でもそんな、もやもやする気持ちの理由は、考えてみたからといって解るようなものでもなく。いつも原因不明で、どこか漠然としていて掴みどころがないものです。
すると気が付けば、何もできないまま時間ばかりが過ぎてしまいます。
今日はそんな、原因不明のもやもやする気持ちの心理的な意味と、スピリチュアルな対処法を紹介しましょう。
これを読めば、あなたもそんなもやもやした気持ちを、立ちどころに解決でき、いつもの自分に戻れるようになります。
<目 次>
原因不明のもやもやする体験
まずは、私の実体験をお話しして、今回解説する「もやもやする気持ち」がどんなものかをお話ししましょう。
それは原因が解らない、漠然としたもやもや感についてです。
仕事でもやもやした実体験
ちょうど先ほどです。私もそんな原因不明のもやもやする気持ちを感じて、時間を持て余していました。
私はいつも仕事をするときには、最初にやるべきことや、やらなくてはならないことを、付箋などに書き出して整理します。
その上で、それに優先順位を決めて、一つ一つこなしていくのです。
でも先ほど感じていた、もやもやする気持ちは、そんな仕事の途中で急に浮上してきました。
書き出すのは頭が混乱する人
ネットで、心理的なことが書かれている色々なサイトを見ていると、「もやもやするときには、書き出して明確化するのが良い」と言われたりします。
それによって、頭の中のもやもやする気持ちを、明確化して原因を整理することが出来、問題は解決すると。
それは確かに有効な対処法の1つかもしれません。
しかしながらどちらかといえば、それは頭が混乱する人の改善法であり、こちらの「頭が混乱する人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法」で紹介した人たち向けの対処法だといえます。
でも今回の私の感じたもやもやする気持ちは、すでに頭の中は整理されており、その上でのことです。
原因不明のもやもやする気持ち
あなたにもありませんか?
具体的な理由や原因は無いけど、気が付けばどこかもやもやする気持ちがして、気分がスッキリせずに物事が進まないこと。
仕事の内容や、やらなくてはならいことは解っていて、いつもならすんなりと進むことなのに、その日に限ってなぜかもやもやして、なかなか進まないこと。
例えばこれが、最初から苦手なことや、嫌な人との人間関係なら、ある意味その原因がハッキリしているから、自分でも納得いくもやもや感です。
でも今回のこの気持ちは違います。考えても思い当たる節がない、原因不明のもやもやする気持ちだといえるのです。
心理的な原因といえる3つのケース
私は先ほど、そんな原因不明のもやもや感を、心理的な手法で取り除きましたが、まずは解決法を紹介する前に、そもそもこのもやもやする気持ちの原因とは何なのか。
その心理的な原因と思われることについて、代表的な3つのケースをお話ししましょう。
コミュニケーションでの感情の停滞
例えば良くあるのは、何か言いたいことがあるのに、それを言わずにもやもやするなど、コミュニケーションにおける感情の停滞です。
誰から何か気になることを言われたけど、そのままその場をやり過ごしてしまい、なぜか後になってもやもやする気持ちになる。そんな経験は誰しも1度はあるのではないでしょうか。
そんなもやもや感は、その時には気にしないようにと我慢しても、心の奥に残ります。
そして最初の出来事をスッカリ忘れていた後日、似たようなシュチュエーションを体験したときに、再び心の中で浮上するのです。
その結果ほとんどの人が、それが原因不明のもやもや感だと感じるのです。
潜在意識が感じているストレス
テレビでニュースを見たり動画を視聴した後、もしくはSNSで他人の投稿を見た後に、なぜかもやもやする気持ちになることはありませんか?
私たちは先のメディアを含め、日頃の生活の中でも、街角の看板や電車の広告など、在りとあらゆる情報にさらされています。
それがあまりにも慢性化してしまい、表面的には何も感じていないように思っていますが、潜在意識では色々なことを感じその情報に反応しているのです。
そんな無意識に感じているストレスが、時には原因不明のもやもや感となって、あなたの心に影響を及ぼすことがあります。
我慢して心に溜まった焦りや不安
仕事はもちろん育児やプライベートなど、何気ない日常でも、普通に生活していれば漠然と感じるような不安や焦りがあるでしょう。
でも私たちは、そんな不安感にどう対処すればいいのか学んでいないため、誰もが不安や焦りを我慢して心の中に抑え込みがちです。
本来ならそれらのストレスは、睡眠中にみる夢によって自然と解消されるものですが、慢性的な緊張感があるとそれがなかなか解消できません。
その結果、日頃のふとした瞬間に、原因不明のやもやする気持ちとなって蘇ってくるのです。
もやもやする気持ちの心理的な意味
私たちが、日常生活の中で溜めてしまった感情やストレスが、もやもやする気持ちの原因ならば、なぜ忘れたころにフィーリングとして蘇ってくるのでしょうか?
ここでは、そんなもやもや感が浮上する、心理的な意味について見ていきましょう。
もやもやする気持ちが出るとき
私たちがもやもやする気持ちを感じるのは、多くの場合、何かに集中した後に、リラックスできるような環境や状況になった時です。
例えば仕事をしている時にも、ふとした息抜きのような気持が緩んだ瞬間に、そんな原因不明のもやもや感が浮上してきます。
それは、意識の緩急が着いた瞬間で、強く集中していたがゆえに得られる、脱力感を感じている時とも言えるでしょう。
ふとボンヤリと過ごしてしまうような、そんな刹那に身体と心の緊張がはずれ、自然と心が内向きになって、そのもやもやする気持ちを感じとるのです。
身体と心の緩急によって緊張が緩む
それはひとえに、慢性的になっていた緊張感が、そんな脱力を感じる瞬間に緩むためです。
例えば、良くスポーツをすればストレスが解消されるとか、ヨガをすれば気持ちがスッキリすると言いますが、これは心と身体に緩急をつけるからです。
スポーツやヨガをするときには、一時的に心と身体を緊張させて、その後に力を抜いて脱力します。その結果、慢性的な緊張感が解れて、心に溜まっていたストレスが抜けていくのです。
私たちの感じていた、原因不明のもやもやする気持ちも、出てくる理由はこれと同じだと言えるでしょう。
もやもやすることでストレスが解消される
本来なら、スポーツやヨガをやっていれば、脱力感とともにそんなストレスは一瞬で抜けていきます。
特にそれらの身体を使うことをしているときには、動作の合間に脱力する瞬間があるので、意識は動作に向いたままです。
自分でもやもやする気持ちとして味わう暇もなく、次の動作へと移っていくので、感じられるのはストレスが消え去った後の清涼感だけです。
ですから、もやもやする気持ちを感じる心理的な意味は、溜まったストレスを解消するためだといえるでしょう。
もやもや感に対処する時の注意点
まずは、そのもやもやする気持ちへの対処法をお話しする前に、大切な取り組むとき注意点です。
取り組む前の注意点
誰もが陥りがちの注意点とは、「もやもやの原因を探るな」と言うことです。
ほとんどの人が、「このもやもやする気持ちの原因は何だろうか?」と思考したり、過去を振り返ったりします。
そしてその原因さえ解れば、この原因不明のもやもや感は解消すると思っているのです。
でもここに心理的な落とし穴があります。
考えても原因は解らない
実は安易にその原因を考え続けてしまうと、そこに拘りなどの感情をそそぐこととなるので、返って逆効果なのです。
思考することは、頭や心を緊張させることなので、逆にストレスを溜めることとなってしまいます。
考えれば考えるほど、そのもやもやする気持ちに捕らわれてしまい、中には考えすぎてノイローゼ気味に成り混乱する人もいるぐらいです。
ですからその点だけは、特に注意してください。もやもやする気持ちをいち早く解消するなら、原因はあえて探らないことです。
自分で出来るスピリチュアルな対処法
それではここからは、具体的にその原因不明のもやもやする気持ちを解消するための、スピリチュアルな対処法を紹介していきましょう。
マインドフルネス瞑想法
ここまでお話したように、考えないでリラックスすることが、原因不明のもやもや感を解消する方法になりますから、最もシンプルな対処法はマインドフルネス瞑想です。
こちらの「心と体のバランスを整える!初心者でも2分で出来るマインドフルネス瞑想」でも、そのやり方は簡単に説明していますので、まずはそちらを参考に取り組んでみてください。
そちらでは2分からスタートする瞑想法を紹介していますが、慣れてきたら、10分、20分と実践する時間を延ばしてみましょう。
20分ぐらい出来るようになると、そんなもやもやする気持ちも落ち着いてスッキリとしてきます。
心理的な自己承認で対処する
そしてさらに、こちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」でも紹介した、心理的な自己承認の方法で対処するのもお勧めです。
今回の取り組みは、もやもやする気持ちを解消するのことなので、声掛けは「もやもやしているよね」で良いでしょう。
ポイントは何度も言いますが、原因は。。。と考えないこと。ただそのもやもやする気持ちを感じつつ、「もやもやしてるよね」と、心の中で繰り返し声掛けをすればいいのです。
これも慣れてくると、すぐにスッキリとするようになるので、何度か繰り返し取り組んでみてください。
フラワーレメディで対処する
もしあなたの原因不明のもやもやする気持ちが、とても重たい憂鬱感を伴うものなら、これまでの2つの方法で解消することは、少し難しいといえます。
そのもやもや感には、とても多くのストレスが溜まっているので、いきなり心理的な手法で取り組もうとしても、なかなか上手くいかないことでしょう。
ですから、そんなときにはスピリチュアルなフラワーレメディを利用して、重たい憂鬱感も解消していきましょう。
フラワーレメディのマスタードと、スィートチェストナットを使えば、そんな深い憂鬱を伴うもやもやも、自然と解消できます。
フラワーレメディを利用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドするなら3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
もやもや感の原因が解るとき
いかがでしたか?ここまで、もやもやする気持ちとは心理的にどんなものか、そしてスピリチュアルな対処法まで詳しく紹介してきました。
では最後に、こんなお話をして終わりにしましょう。
頭で理解しても癒されない
私のもとに相談をしてくる方の中に、時折「この問題の原因は何ですか?」と聞かれる方がいます。
ですが、これは心理的な恐怖症など、原因不明の心の問題に共通することですが、その問題の原因が解るのは最後です。
先にも申しあげましたが、私たちはどこかで、心の問題は原因さえ解れば解消できると思っています。
でもそれはとても思考的な考え方で、理屈が解れば答えが解るというような、頭で理解しようとする行為です。
心を癒すためには「心で解る」必要がある
頭で解ろうとしても、それではその心の問題はいつまでたっても、解決することができません。
私たちが心の問題を解消するためには、心で解る必要があるのです。
それは体験することで初めて学べることであり、「知る」とか「悟る」という言葉で表現される境地のことだといって良いでしょう。
自分で実践して、初めてその体験の中から学び、知り、悟る必要があるのです。
人は頭で理解しても変わらない
そう、結局のところ、私たちはいくら頭で理解しても、実際には何も吸収することができていません。
それは知っているつもりになっているだけで、本質的には未体験で、自分の経験としては何一つ吸収できていないのです。
それと同じで、いかに頭で理解したつもりになっても、心は何も変わりません。
でも心を癒すという体験をしていくと、自然と答えが解るときがきます。それが「気付き」であり「悟り」なのです。
瞑想を実践する人たちが、まずやってみることから始めるのは、そんな理由からです。
自分を内観することとは
ありきたりですが、結局のところ、そのもやもやする気持ちの原因を知っているのは、あなたの潜在意識です。
でもあなたがその声を聞けなくて、誰がその声を聞けるのでしょうか。大切なことは、自分を癒す過程を通して、自分の心の声を聞くことです。
でもそれは決して、私たちのように言葉で教えてくれる訳ではありません。そう潜在意識は、あなたが今まさに感じているようなフィーリングとして、あなたに語り掛けているのです。
後は心静かに、その声(フィーリング)に耳(意識)を傾けてあげるだけ、それが自分を内観するという行為なのです。
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