井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
なかなか考えが纏まらずに、頭が混乱していると感じることはありませんか?
色々なことが次々と気になってしまい、どうしても整理がつかずに、何から始めたらいいのか、考えがこんがらがること。
私はセミナーや個人セッションで、人からの相談を受けていますが、時折そんな頭が混乱している人にお会いすることがあります。
そして、どうすればこの状態を改善できるのかと、相談されるのです。
そこで今回の記事では、そんな頭が混乱している人の心理的な原因と、スピリチュアルな改善法を紹介しましょう。
後で紹介する改善法は、とても効果がある取り組みなので、頭が混乱して落ち着かないという方は、ぜひ試してみてください。
<目 次>
頭が混乱する時の実例と分析
まずは、私たちの頭が混乱して、考えが纏まらないのはどんな時か、その点から少し考えてみましょう。
私自身が頭の混乱を感じる時
まずは私自身の実体験から、お話しします。
私自身、時折頭が混乱しており、何から手を付ければいいのか、解らなくなる時があります。
もちろん、私は心理の専門家ですから、そんな自分の状態にすぐに気付きますし、気付いたら心を落ち着かせて頭の中を整理します。
でもそんな、自分が混乱している時を振り返ってみて良く解るのは、「遣りたいこと」や「遣るべきこと」が沢山あり、漠然とした不安を感じたときに、頭が混乱し易いということです。
「遣りたいこと」や「遣るべきこと」による混乱
この「遣りたいこと」や「遣るべきこと」が沢山あるときとは、多くの場合、仕事上での物事が山積している時です。
これは仕事をしていたり、家事で忙しい人であれば、誰もが1度は体験したことあがる状態でしょう。
遣らなくてはいけないことがいっぱいあると、人は考えてばかいて、なかなか動けなくなるものです。
特にその抱えている物事が、すぐに終わらないようなことなら、なおさら優先順位を決めるのが難しくなって、返って何も手に付かなくなってしまいます。
急ぐ気持ちや焦る気持ちに囚われて、どれから始めて良いのか、頭が混乱してしまうのです。
漠然とした不安による頭の混乱
そんな急ぐ気持ちや、焦る気持ちの原因となっているのが、明確にならない漠然とした不安感です。
頭が混乱しているときに、冷静に自分の気持ちを振り返ってみると、急ぎや焦りの原因と思われる出来事は、多くの場合、今始まった問題ではありません。
それは、以前から在った問題で、今まではさほど大きな悩みではなかったものです。
ですが、今になって急に不安になり、色々と考えだしているのです。
頭の混乱が混乱する過程
ですから、頭が混乱する気持ちを心理的に整理すると、以下のような順番で起きています。
- 漠然とした不安感が湧き上がる
- 急ぐ気持ちや焦りとなる
- 頭で色々と考えて混乱する
最初に不安が湧き上がり、それが急ぐ気持ちや焦りとなり、頭の中がこんがらがっている。
この順番で、頭が混乱しています。
仕事での不安で混乱するケース
例えばこんなケースなら、わかり易いでしょう。
会社勤めしている人が、お休みの日に仕事のことばかりを考えて、頭が混乱するというケースです。
これは、漠然とした不安を感じたとしても、実際に出勤している時であれば、その都度仕事をこなしていくことで、不安に対処出来ます。
ですが休日になると、不安に駆られても、会社に居るわけではないので、その不安に具体的に対処することが出来ません。
そのため、ひたすら仕事の事ばかりを色々と考え続けてしまい、頭が混乱してしまうのです。
仕事のことばかりが思い浮かんで、それを止められなかったり、仕事の人間関係のことばかり何度も考えて、気持ちが整理できないのです。
頭が混乱する人の3つのタイプ
では、どんな人が混乱し易いのか、頭が混乱し易い3つのタイプについてお話しましょう。
1、仕事が忘れられない人
先のケースでもお話したように、責任感が強く仕事の事ばかりを考えている人は、比較的頭が混乱し易いといえます。
特に帰宅後や、休日に仕事のことが忘れられないようだと、ことある度に仕事のことが脳裏をよぎり、なおさら考えだしてしまうのです。
気がついたら、会社の同僚や上司と、頭の中で口論していたとか、無意味なことだと分かっていても、自然と考えてしまいます。
そんな時には、心にメリハリを付けて、リラックスできるようになることが、大切だと言えるでしょう。
以前には、こちらの「休日や家でのプライベートに仕事を忘れて考えない方法」で、そんな時の対処法も詳しく紹介しました。
2、考えすぎる性格の人
当然のことながら、もともと考えすぎる性格の人には、頭が混乱するタイプの人が多いと言えます。
良い意味では、頭の良い人と言えるかもしれえませんが、悪い意味では、常に理詰めで物事を整理しようとする方です。
このタイプの方は、自分が納得することで、気持ちを落ち着かせようとする人なので、何事においても考えてしまい易いのです。
すると考えれば考えるほど、それ自体がストレスとなって、否定的な気持ちが募り、なおさら考えてしまうという、負のパターンに陥っています。
私たち人間は、不安やストレスがあると、どうしてもポジティブに物事を考えられないのです。
そんな考えすぎる性格の人については、こちらの「考えすぎる性格を直したい人が思考を止めるスピリチュアルな改善法」で、詳しくお話ししました。
3、雑念が多くてとらわれる人
私たちは、雑念が頭の中に思い浮かぶと、それについて色々と考えてしまいがちです。
よくドラマの一場面や、動画で見たことが思い浮かんで、頭の中でもう一度見返していたり、音楽が流れている人は多いでしょう。
それは瞑想などをしていると、雑念としてよく浮かぶことですが、そんな雑念が多いと、常に何かを考えていることが習慣となり、頭が混乱し易くなります。
なぜなら、蘇ってくるイメージには、不安や否定感などの執着が含まれるために、なかなかそれを止めれないからです。
こちらの「瞑想や日常で雑念が湧く心理的な意味とスピリチュアルに消す方法」でも、そんな雑念について詳しくお話ししました。
頭が混乱する心理的な原因と問題点
ここからは、頭が混乱する人の心理的な原因と問題点ついて、整理していきたいと思います。
先ほどは、漠然とした不安感が原因だと言いましたが、スピリチュアルな視点で見ると何が起きているのか、さらに詳しくお話ししましょう。
混乱の原因は衝動的な不安
最初に申し上げたように、頭が混乱する原因となっているのは、漠然とした不安感です。
でももう少し具体的に言うなら、衝動的に襲ってくる原因の解らない不安という感情です。
それが感じられた時に、人の頭ではその不安感を具体的に解消するために、原因ともいえる現実での問題に対処しようと動き出します。
そして対処できるものであれば、具体的に行動することで解消し、対処しきれない問題であれば、そのことに囚われ続けて頭が混乱してしまうのです。
頭がこんがらがっている人は、そんな漠然とした不安が強く、原因と思われる問題も多いために、頭の中が整理できないのです。
頭が混乱する人の根本的な問題点
ただここで、1つ根本的な問題があります。
それは一次的に行動することで、衝動的に襲ってくる不安に対処して安心できても、また同じような不安が、忘れたころに出てくることです。
例えば、母親が子供の心配に駆られて、その場は手を出して問題を解消したとしても、何度もそんな不安に駆られ、ついには過干渉になってしまうのと同じです。
付け焼刃の現実的な対処で、その場をしのいだとしても、潜在的な不安感は消えていなたいめに、同じことが頻繁に繰り返されてしまうのです。
必要なことは感情を取り除くこと
そもそも色々と考えて、頭が混乱するのは、衝動的に湧き上がってくる不安を解消しようと、必死になって思考を巡らせているためにです。
たとえそれを、行動することで解消したとしても、根本的な不安感の解決にはなっておらず、また同じことが繰り返されてしまいます。
スピリチュアルに見れば、必要なことは心を癒すことで、その不安という感情を取り除くことであり、現実的な対処はその後で十分なのです。
そうすれば、何度も繰り返し衝動的な不安に襲われることもなくなり、考え続けてしまったり、頭が混乱することも無くなるのです。
重要なことは、その場で具体的に対処することではなく、最優先で「漠然とした不安感」を心理的に解消してしまうことです。
そうすれば、おのずと頭がこんがらがることもなくなり、安心できるようになります。
なぜ衝動的な不安が出来たのか?
でも、その衝動的に湧き上がってくる不安という感情は、なぜ、いつできたのでしょうか?きっとそんな疑問を持っている人も多いことでしょう。
ここであえて、その不安が出来た原因を申し上げるなら、それは日頃無意識に我慢していた、小さな不安の積み重ねによってです。
心の中に少しずつ溜め込まれた、心配や不安という小さな感情が、溜まりに溜まって、衝動的な強い不安となって出ています。
それは私たちが無意識に、我慢することでその場凌いで過ごしてきた結果であり、まだ心の整え方や心理的な感情への向き合い方を、知らないがゆえにです。
例えば、気になることが在っても考えない、不安な気持ちは我慢する、嫌なことがあっても見ないようにする。
それらの問題への対処法では、根本的に不安を解消できず、心の中に溜めることになるのです。
頭の混乱を整理する心理的な取り組み
それでは最初に、そんな頭の混乱を整理するための、心理的な取り組みを見ていきましょう。
記事を見直して気持ちを整理
ここまでこの記事をご覧になって、内容が理解できたと感じたり、現状の自分の状態が腑に落ちたと思うなら。
この記事を何度も読み直すことで、心の中の衝動的な不安を和らげ、混乱している頭を落ち着かせることができます。
これは、今の自分の心理状態を理解することで、頭の中を整理する方法ですが、そのためにはここまでこの記事を読んで、少なからず気持ちが軽くなっている必要があります。
そんな心の変化を感じるなら、この記事を何度も読み返すことで、自然と気持ちが落ち着いてくることでしょう。
混乱していることを書き出す
さらに強力に心理的な癒しを進めるなら、頭がこんがらがる原因を箇条書きで書き出しください。
ここでのポイントは、2つです。1つは箇条書きで1行1つのことを書き出すこと。
もう1つは、全て書き出したら、間違いなく全ての不安や問題を書き出せたか、何度も見直すことです。
それにより、頭の中の混乱が、眼に見える形で一旦整理されるので、少なからず不安や焦りの気持ちを整理することができます。
ポストイットに書き出して整理すれば、消えた問題は剥がして捨て、新しい問題はいつでも書き足すことができます。
常に頭の中を視覚化しておくことで、いつでもすぐに見直せるので、頭がこんらがらることもないでしょう。
スピリチュアルな3つの改善法
それでは具体的に、そんな頭が混乱する人はどうすれば、その傾向を改善できるのか。スピリチュアルな3つの改善法を見ていきましょう。
1、グラウンディングの瞑想法で改善
最初に紹介するスピリチュアルな取り組みは、瞑想によって頭が混乱するのを改善する方法です。
考えすぎて頭が混乱する人は、スピリチュアルに見れば頭にエネルギーが溜まって活性化している状態のため、グラウンディンがとても弱くなっています。
ですからこちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」でも紹介した、グラウンディングの瞑想を取り組めば、そんなエネルギー的なバランスも安定してきます。
ただこの方法は、頭を使う人にとってすごく苦手な取り組みになると思いますから、もっと簡単なフラワーレメディも紹介しておきましょう。
2、フラワーレメディで改善する
瞑想を始めると、色々なことばかり考えてしまい、なかなか集中できないし、実践するのが困難だと感じるなら、こちらのフラワーレメディを使ってみてください。
リバイバルレメディは、そんな頭が混乱する原因となる、衝動的な不安感を癒すことで、自然と安心していられるようになってきます。
また、一緒にホワイトチェストナットを利用すれば、考えすぎてしまう傾向も癒されるので、なおさら頭がこんがらがることも無くなるなるでしょう。
この2種類のフラワーレメディのブレンドは、すぐに効果を感じられるものですが、性格的な傾向を癒す意味でも、少し長めに利用するとなおのこと役立ちます。
フラワーレメディを2種類使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(3滴×2種類)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
3、心理的な心の整え方を学ぶ
そして最後は、感情への心理的な向き合い方を、メンタルヘルスセミナーなどで具体的に学ぶことです。
先にあげた瞑想とフラワーレメディだけでも、頭が混乱している状態は落ち着いて、心理的にもかなり改善することが出来るでしょう。
ですから、それで十分だと感じるのであれば、もちろんそれ以上は必要ありません。
ですがもしあなたが、もっと自分の心を整理したいとか、自分の心の成長を促したいと望むなら、具体的に心との向き合い方をセミナーなどで学ぶ必要があります。
その取り組みは、あなたの頭の混乱を鎮めるだけではなく、あらゆる面で心の安定へと導いてくれるものとなるでしょう。
真面目な人ほど頭が混乱し易い
最後にここでひとつ朗報があります。
実は頭が混乱する人は、比較的真面目なタイプで、真摯に物事に向き合う気質があるため、頭の整理の仕方さえわかれば改善し易いということです。
改善は思った以上に簡単
ですから、もしあなたが自らの頭の混乱を鎮めるために、先の改善方法を実践するのであれば、さほどかからずに結果が出るでしょう。
元々それらの人は、コツコツと我慢して物事を進める気質があるので、心理的なワークに取り組んだり、フラワーレメディを使えば、間違いなく混乱は落ち着いていきます。
中には、積極的に瞑想に取り組んで、それを習慣化できる人もいることでしょう。
そしてさらに、もっと自分の心を整えたいと望めば、それも難なく取り組んでいけます。
自分のための時間を取ること
レメディや瞑想やセミナーに限らず、大切のことは正しい心への向き合い方です。
それさえ解ってしまえば、それらの真面目な人にとって、実践することは大して苦にはならないと思います。でも逆に、その真面目さがあるがゆえに、時には頭が混乱するという問題が起きています。
ですから、自分の頭をリラックスさせて、心を整えるための時間を取ることも、大切だということを覚えておいてください。
それは、あなたが本来のパフォーマンスを発揮して、心安らかな人生を送るために、必要不可欠なことでもあるのです。
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頭の中に、いろいろな物事がごちゃごちゃ在って、どこから手をつけていいのか分からず、こんがらがっているときだと言えるでしょう。