井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉（@my_earth_naoya）です。
SNSなどを見ていると、時に人が羨ましいと感じることってありませんか？
私は普通に、そんな気持ちになることがあります。「羨ましいな～。自分も、そんな風に成れたらいいのにな～。」って思うのです。
でもそんな、人を羨ましいと思う気持ちも、行き過ぎてしまうと嫉妬心ともいえる、人を恨むような強い感情になってしまいます。
そして時には、そんな気持ちから、一人で凹み落ち込んでしまうことも在るでしょう。
今回の記事では、そんな人が羨ましいと感じたときに、どんな風に対処すればいいのか、スピリチュアルな側面から解説していきましょう。
この記事を読むと、そんな人を羨ましがる自分を、少し好きになれるかもしれません。
人が羨ましいと思う女性からの相談
以前にある女性から、そんな人を羨む気持ちについての相談がありました。
ある女性の人を羨む気持ち
まずはいただいた相談の一部を、抜粋して紹介しましょう。
羨む気持ちの反動
彼女の相談は、人が羨ましいという気持ちによって、自分の中の不安や怒りなどを感じ、憂鬱な気持ちになるというものです。
でもこれは彼女に限らず、人のことを羨ましいと思う人には、少なからずあるのではないでしょうか。
やはりSNSに限らず、周囲を見ていて幸せそうな人や、活躍している人を見ると、羨ましいと感じることは少なからずあります。
でもその気持ちが、自分の内側に向いてしまうと、とても大きなストレスとなり、気持ちが凹んでしまう原因になるのです。
SNSを見ていて感じること
私自身が最近思うのは、SNSを見ていると、そんな人を羨む気持ちが顔を出し、ただ見ているだけなのに、なぜかストレスを感じて疲れることです。
もちろんこれは、今回のように人が羨ましいと思う気持ちだけではなく、SNSを見ていれば様々な感情が心の中で動くからです。
ですが、ネガティブな投稿を意図的に避けて、ポジティブな物だけを見るように心がけても、なぜか心は疲れます。
やはりそれは、そんなポジティブな投稿でも、無意識レベルで羨ましいという気持ちが出て、反応しているからだと言えるでしょう。
以前には、こちらの「SNSで疲れた女性が自分を取り戻す方法！心理の専門家による処方箋」で、そんなSNSでの心理的な疲れの原因ついても書きましたよ。
私自身が羨ましいと感じた体験
私自身、今ではこんなスピリチュアル関連の記事を書いていますが、以前には文章を書くのに自信が無く、人のことが羨ましいと思った時が何度もありました。
今でも、そんな過去の自分の気持ちを良く覚えています。
ブログを書き出したころ
最初にそんな気持ちを感じたのは、まだ私がアメブロで日記のような記事を書いていた頃です。
その頃は、私のブログを読んでくださるのは、個人セッションを受けられた方や、仕事仲間、SNSで知り合たお友達ぐらいでした。
もちろんアクセス数も少なく、ごく一部の人だけが知るブログだったのです。
元々メールの読者さん向けに、心理やスピリチュアルに関わることを書いていたブログなので、SEOなど全く意識せずに、自分が伝えたいこと、書きたいことを綴っていました。
私は2001年から、サイトを作りブログを書き始めてきました。
ブログ歴自体はすでに20年以上ですが、最初は本当にスピリチュアルなことを、日記のように書いていたのです。
本当に羨ましくて凹んだ
でもそんなある日、何気なくGoogle検索でスピリチュアル関連の言葉を調べていると、何件ものサイトが出てきます。
そしてそれらのサイトを見て、改めて驚きました、その情報量の多さと詳しく書かれた内容に。その時に思ったのです。
「自分にはこんなブログは書けない。本当に羨ましいな～。」って。「自分にもこんな記事が書けたら、どんなにいいだろう。」って、そんな気持ちになりました。
自分も同じようにブログを書いているのに、大きな差が開いていると感じ、凄いと思う反面とても凹んだのです。
この時には、他のブログを書いている人のことを、本当に羨ましいと思いとても凹みました。
自分の力不足を思い知ったような、そんな気持ちだったのです。
ブロググループでまた凹んだ
ですから、検索の１位に出てくるような、そんな記事は無理でも、自分ももっと多くの人に記事を見て欲しいと思い、ブログを書いている人のグループに参加したのです。
これはワードプレスを使って、ブログを配信することを目的とした人が集まった、SNSのグループでした。
するとそこには、１日で8000人～１万人以上が訪れるサイトを運営している人や、ブログ専業で収入を得て独立している人、そんな人たちが何人もいたのです。
それらの人を見て、やっぱり羨ましいと思い、同時に自分は出来ていないという気持ち襲われて、また凹みました。
竹の子のようにみんな前向きだった
でもそのグループの良いところは、そんな結果を出している人だけではなく、所属している人のほとんどが、私と同じようにワードプレスでブログを始めたばかりの人だったのです。
そして誰もが、ブログで結果を出すことを目的に、毎日コツコツと記事を書き、お互いに切磋琢磨していました。
そうほとんどの人が、春に芽を出した竹の子のように、小さいながらもひた向きに成長しようとしていたのです。だからこそ、自分もここで一緒に頑張ってみようと思えました。
確かに上を見れば、人のことが羨ましいという気持ちになることはあるけれど、自分もいつかそう成なってみせようと思えたのです。
私はこのブロググループに５年ほど在籍して、ブログを書くことに専念してきましたが、止める頃には今のような記事が、書けるようになっていたのです。
その頃には、もう他人のブログを見て、羨ましいという気持ちになることはありませんでした。
スピリチュアルに見た人が羨ましい気持ち
でもなぜ人は、それほど他人が羨ましいという気持ちになるのでしょう。あなたはそれを、考えたことがありますか？
なぜ自分が、特定の人に対して羨ましいと感じるのか、自分の心を振り返ったことがありますか？
羨ましい気持ちを内観する
私は心理とスピリチュアルの専門家ですから、そんな自分が感じている、心の問題の原因を見ていくことは得意です。
ですから、他の成功している人や、幸せそうな人を見て、自分が羨ましいと感じている気持ちを、改めて見つめ直してみました。
それは内観と呼ばれるスピリチュアルな作業で、自分が今まさに感じている、人が羨ましいという気持ちに、意識を向けて感じていく取り組みです。
そんな切ない気持ちを、あるがままに受け止めて、感じていくのです。そしてあることに気が付きました。
それは自分の心が、強く望んいることにです。
内観とは、自分の意識を心の内側へと向けて、自分にどんな思いがあるのかを、客観的に見定めていく取り組みです。
瞑想とは違い、自分が何を望み、何を思っているのかを明確にしていく、スピリチュアルな技術だと言えるでしょう。
気持ちの奥にある本当の望み
私たちが、人が羨ましいという気持ちになる時、それは自分もそう在りたいのに、まだ成れていないときです。
例えば、幸せな人を見て羨ましいと思うなら、自分も同じような幸せを得たいのに、それが得られていないときです。
私のようにブログに関することなら、ブログで結果を出したいのに、まだそれが出来ていないときです。
それはあなたの心が、何かをポジティブに望み、それが達成されていないことを、改めて認識させられたときです。
心は幼子のように素直
そう、私たちが羨ましいと思うのは、自分ももっと幸せになりたいとか、自分ももっと成功して自己実現したいと思ったとき。
スピリチュアルに言えば、自分ももっと活き活きと生きたいんだと、心が叫んでいるときです。
それはポジティブに、自分を活かしたいと望む、そんな気持ちがあるときです。
それは子供のように、理想の自分になることを望む、あなたの素直な気持ちが発露したときなのです。
心はあなたの理想にだけ反応する
まず、もし私たちに、自分をより活かしたいとか、自分を成長させたい、もっと幸せになりたいという気持ちが無ければ、人が羨ましいなんて思いません。
現に私たちは、一部の人を見て羨ましいと思っても、必ずしもすべての人に対して、羨ましいという気持ちになる訳ではありません。
それは、自分が成りたい自分になっている人を見て思うのであって、自分が成りたいと思っていない人を見ても、何も感じないのです。
私たちはあくまで、自分が望む現実を手にしている人を見て、羨ましいと思います。それは、あなたの心がそんな現実を手に入れたいと、強く望んでいるからです。
それはとってもポジティブな欲求で、子供たちが楽しむことを望むのと同じ、純粋な自己実現の思いだと言って良いでしょう。
人が羨ましいときのスピリチュアルな対処法
ではここからは、そんな人が羨ましいと感じてしまう素直な気持ちに、どにょうに向き合えばいいのか、スピリチュアルな対処法を紹介します。
心理的な自己承認で自分を受け止める
まずは、そんな人が羨ましいと感じる気持ちが出てきたら、その気持ちをあなたの胸で抱き留めてあげましょう。
あなたの胸に手を当て「ああ、自分も本当はそん風に成りたいって思っているんだな。」って、「心からそんな現実を望んでいるんだな。」って。
ただただ、あるがままの羨ましいという気持ちを、受け止めてあげるのです。「自分には確かに、羨ましいと思っている気持が在るな。」って、「そんな切ない気持ちがあるんだな。」って。
すると、その人が羨ましいと思う切なさは、朝露が消えていくかのように静かに消えていきます。
これは、こちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法＜自分を認める自己承認＞」でも紹介した、自己承認の方法です。
この人が羨ましいという気持ちを、自分で受け止める対処法は、心理的な自己受容をすることになります。
羨ましいという気持ちを我慢したり否定すると、気持ちも凹んでしまうので、こんな方法で受け止めてあげましょう。
恋愛で嫉妬してしまうなら
そしてもし、あなたが羨ましいと思うだけではなく、強い嫉妬や妬みに駆られて感情的になるのなら、このことも覚えておきましょう。
嫉妬心とは、望んでも得られなかった過去の悔しさが、あなたの望みと共に出ていたときの感情なのです。
そこには、スピリチュアルな意味でのトラウマ（心的外傷）と言われる、あなたの切なさと悔しさがあります。
ですから、そんな嫉妬心や妬んでしまう気持ちも、同じように受け止めてあげましょう。「ああ、すごく悔しいって思っているな。」って。
恋愛に関する嫉妬心を癒す方法は、こちらの「【解決】嫉妬しない方法！恋愛の嫉妬心の心理をスピリチュアルに解説」にも詳しく書いています。
フラワーレメディで嫉妬心を癒す
そして必要であれば、そんな嫉妬心や妬んでしまう心を癒すために、フラワーレメディを利用して対処していきましょう。
それらの思いには、チコリーとエルムの２種類のブレンドが役立ってくれます。
チコリーを使えば、そんな他人を羨ましいと感じて、イライラする気持ちを癒して、自分も与えられているという、実感を得ることができるでしょう。
また、エルムを使うことで、自分も出来ているという達成感が得られるので、自分に自信が持てるようになるでしょう。
フラワーレメディを利用するときには、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、6滴入れましょう。２種類の場合は３滴×２種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法＆問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方＜バッチシリーズ＞」をご覧ください。
自分一人では難しいときの対処法
そしてもし、その気持ちがあまりにも強く、その羨ましいという思いに、自分が振り回されていると思うなら、心の専門家に相談して、その気持ちを癒していきましょう。
先ほども、強い嫉妬心は過去のトラウマが原因だと、申し上げたように、あなたの心に湧き上がる他人を羨む気持ちには、何らかの心の傷が影響しています。
それは言い換えるなら、望んでも得られなかった過去の悔しさが、心の中に蓄積しているために、出てくる思いなのです。
ですから、その気持ちがあまりにも衝動的な思いとして出てきて、自分でコントロールができないと感じるなら、専門家の助力を得て対処していってください。
周りの人のことばかり気になって、いつも羨ましいという気持ちから、深く落ち込んでばかりいるという人も、そんな落ち込むパターンを癒す取り組みが必要です。
心が教えてくれた理想へと向かう
もしあなたが、人が羨ましいという気持ちに駆られるなら、それは紛れもなく、あなたの心が素直に求めているからです。
理想としての現実を、心の底から望んでいるからです。
心には時間という制約がない
スピリチュアルな意味では、私たちの潜在意識には時間という概念がありません。
ですから、あなたの心は望んだものがすぐに欲しいし、実現したいと求めるのです。でも現実はそうはいきません。
心がそれを望んでも、すぐに現実が変わるものではなく、そんな心の望みを指標として、時間をかけて現実を変えていく必要があります。
具体的な取り組みが必要となるのです。
現実を変えるなら自分を変える
そんな理想の現実を得るために、スピリチュアルな視点から必要なことは一つだけです。それは、理想とする現実が、相応しいといえる自分になることです。
現実を理想的なものへと変えたいなら、まず最初にあなた自身が、そんな幸せで成功するのに、相応しい人となる必要があります。
あなたが何も変わらないまま、現実だけを変えることはできないし、それは結果的に多くの葛藤を生むことになります。
中には自分を変えることを望んで、付き合う人を変えるとか、着る物や持ち物、住む場所を変えるという人も居ます。現実を変えることで、自分を変えようと試みる人たちです。
この方法は、かなりの葛藤や変化を求められる方法ですが、確かにそれも理想を手にするための一つの手段だと言えます。
一歩ずつ理想の現実へ向かう
ですからまずは、自分の心が感じる、人が羨ましいという気持ちを振り返り、そんな自分の素直な気持ちを受け止めてあげましょう。それは私たちの本当に素直な思いなのです。
それに、誰も自分の心には、ウソを付くことが出来ません。いくらその気持ちを抑えて我慢しても、その望みが変わることはないのです。
なぜならそれは、あなたがどこに向かいたいのかという、心の声に他ならないからです。
あとは一歩ずつ、そんな自分の理想に近づいていきましょう。
あなたの心は、あなたの胸の内側で、人が羨ましいという切ない気持ちとなって、あなたに語り掛けてくれているのです。私が望むのはこっちだよと。
【同じ悩みを抱えた方の声】
私は他人と比べて、自分は頑張っていないと落ち込んだり、気持ちの浮き沈みが激しいことに、ずっと悩まされてきました。自分に自信が持てないから人に影響されやすいし、漠然とした不安感に・・・
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生き方や人間関係といった悩みを15年以上抱え、自分より他人がいつも幸せそうに見えて、羨ましい気持ちになります。
なぜ自分はあんな風になれないのか、暗い生き方なのか、心の中に不安、息苦しさ、怒りなどを貯めてきた気がして。
そのせいか、人生も鬱々としたもので、人並み以上につまづきが多いと感じます。