井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
外出して人の目が気になると、思わずキョロキョロと周りを伺ってしまったり。自分が人からどう思われているかばかり、気になってしまう。
あなたは、そんな風に周りの人の目が気になるときがありませんか?
もちろんそれが毎日だと、買い物もままならないし、自然と外出することを避けてしまうと思います。
それに、気にしないようにと思えば思うほど、周りの人の目が気になるし、どんどん追い詰められているような、そんな気持ちになってしまうことでしょう。
今回の記事では、そんな人の目が気になる人の心理的な原因と、スピリチュアルな改善法について、具体的にお話ししていきます。
この記事を読めば、あなたもなぜ自分がそれほど人の目が気になるのか、そんな原因を知ることが出来るでしょう。
<目 次>
人の目が気になるのは自意識過剰ではない
まずは最初にこんな話から始めたいと思います。
それは、人の目が気になる人は、決して自意識過剰ではないということです。
自意識過剰?プライドが高い?
時折り、人の目がに気になることについて、それは「自意識過剰だからだ」といわれたり、「プライドが高いからだ」といわれたりします。
それとか、「人に認めて欲しいからだ」といわれたり、「他人からの評価が気になるからだ」といわれることも在るようです。
でも実際には、人の目が気になる人は、そんなポジティブな理由から周りの目が気になるのではありません。
人の目を気にしたくないのに、衝動的にそのことばかりが気になってしまい、いたたまれない気持ちになる。そんな不安を感じている人なのです。
人の目が気にする人とは
ここであえて明確にしておくと、「人の目が気になる人」と「人の目を気にする人」では、その心理的な原因が全く違うということです。
例えば、人の目を気にする人なら、確かに先の自意識過剰であったり、プライドが高いことから、人にどう見られているかを気にする人はいるでしょう。
それとか、周りからの評価を求めて、周りの人の顔色を伺ったり、相手に認めてもらうために、尽くしてしまう人いるかもしれません。
でもそれは、「人の目が気になる人」ではなく、あくまで「人の目を気にする人」です。
人の目が気になる人とは
では、「人の目が気になる人」はどうでしょうか?
それらの人は大前提として、自分が周りの人から、否定的に見られていないだろうかと気にしています。
例えば、良くあるケースは、周りから笑われていないだろうか?とか、何かおかしいと思われていないだろうか?
そんな風に、何か具体的な原因や根拠がある訳でもないのに、自分だけが人から浮いていないか?否定されていないか?と気になってしまうのです。
受動的か能動的かの違い
「人の目が気になる人」と「人の目を気にする人」の心理的な違いは、簡単に言ってしまえば、受動的であるか、能動的であるかです。
人の目が気になる人は、常に受動的であり、そんな人の目が気になるという衝動的な気持ちに対して、なす術もなく翻弄されています。
ですが、人の目を気にする人は、いつも能動的で主体的です。自分から周りを気にしているのであって、それがやめられない人です。
ですから、意識が自分に向いているのか、それとも周りに向いているのか、そんな心理的な違いがあるといえるでしょう。
人の目が気になる心理的な原因
常に、周りの人からどう思われているのか気になって、そのことばかりが頭から離れない。
なぜそんな問題が起きてしまうのでしょう?
心理的な原因となる2つの要素
人の目が気になる人の心理的な原因には、大きく2つのケースがあるといえます。
その1つは、過去のトラウマによる影響。もう1つは、無意識の条件反射による影響です。
これはどちらも、過去の育成段階で心に刻まれてしまった問題ですが、多くの場合、それは無意識の内に心の中へと蓄積してしまった経験です。
そして2つの問題が、複雑に絡み合うように、その人の心に影響して、衝動的な不安感を感じさせているのです。
心理的な原因となる3つのケース
では、3つほど代表的な実例をお話しして、人の目が気になる問題の心理的な原因を見ていきましょう。
恥ずかしい思いをした過去のトラウマ
まずは、誰にでも少なからずあるといえる、過去のトラウマからです。
今回のように「常に人の目が気になる」というほど、強い影響を受けている人でなくても、特定の問題に対してなら、トラウマの影響を受けている人は多いと思います。
例えば、小学校の音楽の時間に、歌の発表などでクラスの友達から笑われ、それがトラウマとなって歌に苦手意識を持つこと。
同じように、人前で発表をした際に声が震えてしまい、周りからそれを指摘されて、それがトラウマとなり人前で緊張する人など。
これらは、こちらの「トラウマとは?スピリチュアルの専門家による5つの克服法」でも紹介した、急性トラウマと同じ、過去のショックがトラウマになってしまうケースです。
恥ずかしくないかと心配する親
これは極端な例ですが、過保護であるあまり、母親が子供が恥ずかしい思いをしないかと、常に心配して執拗に声掛けをするケースがあります。
子供が出かけるときに、「大丈夫?大丈夫?大丈夫?」と念を押すかのように、子供の心配をして何度も確認するパターンです。
最初は言われるがままに、気にしていた子供も、思春期と共に「もういいかげんにして!」と反抗するように成ります。
でも、そんな執拗な声掛けの影響で、大人になってから「自分は大丈夫なのか?」と、漠然とした不安に駆られてしまうことがあるのです。
その結果、いつもどこかで「自分は本当に大丈夫なのか」という心理的な不安が付きまとい、人の目が気になる原因となってしまうのです。
人の陰口を聞いてしまう経験
そして意外と多いのが、このパターンです。
子供のころに、母親や祖母が周りの人の陰口を言っているのを聞いていたことで、大人になって人と居るだけで不安感に駆られる人です。
「自分も何か言われているのではないか」と、心の中で否定されているような気持になり、衝動的に人の目が気になるのです。
幼い頃に、母親が周りのお母さん方と人の陰口を叩いていたり、人前では笑顔でも、家に帰ると人の批評をしていたりすると、子供は無意識にそれを聞いています。
幼い頃には、とくに気に止めていない事でも、大人になるとそんな潜在的な経験が影響して、常に人から批評されているような、そんな不安を感じることとなるのです。
人の目が気になる時の心理的な注意点
ここまでは、人の目が気になる人にありがちな、3つの心理的な原因について見てきましたが、ここで1つ注意点をお話ししておきます。
これはあくまで、心理の専門家として、あえてお伝えしておくことです。
「大丈夫、大丈夫」と声掛けする時の注意点
よく人の目が気になるときや、不安を感じているときに、「大丈夫、大丈夫」と自分に声掛けをすると良いと、言われたりします。
これは実際にそう声掛けすることで、多少なりとも気持ちも落ち着いてきますし、楽になるのですが、この方法は、必ずしもその問題を改善するものではありません。
「大丈夫、大丈夫」という声掛けは、いわゆる暗示療法だと考えていただくと良いでしょう。
確かにそう声掛けすることで、少なからず心は落ち着いてくるのですが、それではその不安を我慢して、抑え込んでいるに過ぎません。
ですから、時にはそれを繰り返すことで、さらに人の目が気になり易くなることも在るのです。
大丈夫は心の応急処置
簡単に説明するとこんな感じです。この「大丈夫、大丈夫」というのは、いわゆる応急処置です。
いっぱいいっぱいで、落ち着いて気持ちに対処できないときには、それが応急処置となり、心を少なからず落ち着かせてくれるでしょう。
でもそれでは、根本的な不安感は癒されていないので、後でまた痛みを感じることになります。
そしてそれを繰り返せば、体中が応急処置だらけなので、なおさら些細な刺激に過敏になり、痛みを感じ易くなってしまうということです。
大丈夫の後に心の手当てが必要
ですから大事なことは、「大丈夫、大丈夫」で対処したなら、その後にシッカリと手当てしてあげましょう。
詳しくは後ほど、人の目が気になる時のスピリチュアルな改善法を紹介しますので、その中から、自分ができそうな改善法で取り組んで下さい。
今回の人の目が気になるような心の問題については、その場の応急処置だけではなく、シッカリと心を癒していく必要があるのです。
なお、こちらの「「大丈夫だよ」という言葉の心理的な意味と子育てでの使い方」では、そんな言葉の作用についても、詳しく解説しています。
人の目が気になる人のスピリチュアルな改善法
それではここからは、人の目が気になる時の、スピリチュアルな改善法を見て行きましょう。
心理的な自己承認のワーク
まずは、もうお馴染みの自己承認による改善法です。
先程の「大丈夫、大丈夫」で応急処置した人も、その後で自分が安心できる場所に行ってから、この方法を実践すればOKです。
やり方はこちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」で詳しく解説していますが、今回の声掛けは「不安だったよね」を繰り返すことです。
ポイントは、最初は不安感が高まり、その後に静まっていくことです。
先ほど不安を感じた状況を思い起こしつつ繰り返せば、なおさら癒しが進みやすいので、無理のない範囲内で実践してみて下さい。
グラウンディングの瞑想法で改善
続いては、こちらもお馴染みのグラウンディングの瞑想法です。
詳しいやり方は、こちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で紹介しています。
ただ今回は、1つのポイントとして、先ほどの自己承認と同じように、人の目が気になった場面を思い出して、その不安感を洗い流しましょう。
その場面をイメージて、その気持ちが蘇ってきたら、その気持ちをグラウンディングに流す感じで取り組んでください。
フラワーレメディで改善
さらに自分で心理的なワークを実践しても、なかなか自信が持てないという人は、こちらのフラワーレメディで改善してきましょう。
人の目が気になる人には、セントリーと、リバイバルレメディの2種類のブレンドが効果的です。
セントリーは、精神的な強さを与えて、人の目が気にならなくなる様に、自信を持たせてくれます。
リバイバルレメディは、不安感や衝動的な感情を、総合的に癒してくれるので、気になることも自然と減っていくでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類をブレンドする際には、3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
心理的な対処法を学ぶ
そして今回の様な、人の目が気になることだけではなく、様々な自分が持っている心の問題を改善したいと望むのなら、具体的な心の整え方を学びましょう。
このような衝動的な問題は、原因が何であれ、心理的なスキルて取り組んでいくことで、比較的早期に改善がみられるものです。
私の開催しているセミナーで、お教えしている「魔法の言葉のワーク」なら、実践していくことで、自然と人の目が気にならなくなり、衝動的な気持ちも減ってきます。
もちろん、それは一朝一夕に無くなる訳ではありませんが、多くの場合実践して1,2週間で変化が始まり、数ヶ月でかなり改善を感じるでしょう。
個人差はあれど、自分の心の状態が良くなっていくことを、シッカリと実感できるはずです。
心を癒し本来の感受性を取り戻す
いかがですか?あなたにも身に覚えがある原因がありましたでしょうか?
人の目が気になるのは誰にでもある
振り返ってみれば、私たちの誰もが、子供の頃に一度は経験があると思います。
みんなと同じじゃないと不安を感じたり。周りの子と同じようにしていないと、一人だけ目立ってしまいそうで、心配で仕方なかったこと。
私たちが大人になって感じる、この人の目が気になる問題は、まさにそんな子供の頃の心配感が、過剰に成ってしまったものだと考えれば解り易いでしょう。
心理的に見れば、その気持ちが解消されないまま、心の中に積み重なっているようなものですから、あとはその不安を取り除いてあげれば良いだけです。
子供のような無邪気さを取り戻す
先程の原因となる3つのケースを見て、「そんな経験が大人になって影響するのか!」と思う人も居ることでしょう。
ですが、子供の頃の私たちは、とても敏感で繊細だったのです。
実はそんな繊細さは、大人になっても持ち続けています。ただ、あまりにストレスが多いために、感覚が鈍って気付いていないだけなのです。
ですからそんな自分を癒し、繊細で感受性豊かな、本来の心を取りもどしてあげましょう。
それにより、ようやく私たちは、子供の頃のような無邪気さと、喜びや、楽しさを味わう、充実した人生を取り戻せるのです。
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