悪夢の原因とスピリチュアルな対処法！怖い夢や嫌な夢ばかり見る心理

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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家

1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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慢性的な疲労を抱えた女性の相談

先日、ある女性が、お店でフラワーレメディの問診を受けて下さいました。

彼女は明らかに疲れ切っていましたが、そんな彼女の話を伺ううちに、彼女が日頃から、悪夢ばかり見るという問題が見えてきたのです。

慢性的な疲労感を抱えた女性

私が彼女にお会いして、一目で解ったことは、彼女が慢性的な疲労感を感じて、疲れ切っているということです。

彼女は、もともと身体が細いタイプですが、それにもまして、一目でエネルギー不足だと解るような、疲弊した表情をしていました。

話しを伺うと、友達に合コンに誘われても、楽しそうには思えないし、やる気が出ないというのです。

本来なら、参加すれば良い出会いもあるかもしれないのに、以前にもまして、楽しめない自分に不安を感じていたのです。

このままで、いい相手が見つかるのだろうか？私は結婚できるのかな？そんな疑問が、彼女の心の中で渦巻いていました。

恋愛の悩みの奥にある問題

私は最初、恋愛についての相談だと思ったので、その時に何気なく、彼女のオーラを見て、異性に対す反応をチェックしてみたのです。

すると、異性に対して問題があるという以前に、明らかに日頃の疲労感から、休日やプライベートで楽しむことができていない、そんな実情が見えてきました。

あなたの中に慢性的な疲労感があり、プライベートや恋愛を楽しむための、余力も無いんじゃないですか？

私がそう尋ねると、彼女は大きく頷いて言いました。

ええ！本当にそうなんです。何かずっと疲れていて、仕事も忙しくて最近は残業続きだったので、それでですかね。

悪夢で疲れが取れないという実態

私たちは基本的に、日常生活で感じる精神的な疲れや、肉体的な疲れを、睡眠をとることで解消しています。

夜に布団で横になり、身体を休めることで肉体を回復させて、深く眠ることで、脳や心の疲れを解消するのです。

睡眠で疲れが取れない原因

私は、明らかに疲れが取れていない彼女を見て、改めて書いていただいた、問診票を見直してみました。

ですがそこには、肝心の睡眠に関する内容は書かれていません。

彼女が感じている慢性的な疲労感は、睡眠をとっても、疲れが取れないことが根本的な原因ですから、きっとまともに眠れていないはずだと思ったのです。

そこで彼女に、最近しっかり眠れて居るのか、直接聞いてみました。

悪夢ばかり見て起きるという事実

すると驚くようなことが解ってきます。

寝つきはどうですか？睡眠は持続していますか？

朝起きても疲れが取れないんです。いつも「ああ、疲れたなぁ。」って起きるんですよ。

え！？疲れたって、朝起きるの？

そう、彼女は毎晩のように嫌な夢ばかり見て、精神的にも疲れ切った状態で、目覚めていたのです。

夢を見て疲れる理由

私が、毎晩どんな夢を見ているのか、詳しく聞いてみると、あることが解ってきました。

あまり良く覚えていないのですが、いつも夢の中で忙しく何かしてるんです。何かに追われるような感じかな。

だから、夢を見ていても疲れるんですよ。はぁ～なんか嫌な夢を見てたな。。。って。

そう、彼女は毎晩の様に、何かに追われるような悪夢を見て、起きていたのです。

本来なら心もユックリと休んで、疲れが取れるはずなのに、寝ていても心が慌ただしく急かされており、休むことが出来ていなかったのです。

何かに追いかけられる様な夢を見て、うなされることが多い方は、こちらの「何かに追いかけられる夢を見る心理的な原因とスピリチュアルな意味」もご覧ください。

こちらではさらに詳しい実例や、心理的な問題点なども、明確にしています。

人が悪夢を見る原因と仕組み

彼女が見ている追われる夢に限らず、私たちが見る悪夢には、いくつかのタイプがあります。夜中にうなされて、目覚めるような怖い夢や、朝起きても不快な気分になる、嫌な夢などです。

ここでは、私たちが見る悪夢にどんな意味があるのか、スピリチュアルな視点から見た、悪夢を見る原因と、心の仕組みについてお話しましょう。

夢は純粋な潜在意識の世界

そこでまず、心理的な側面から申し上げるなら、私たちが見る夢には、私たちの潜在意識に溜まっているストレスが、ダイレクトに反映されるといって良いでしょう。

夢とされるイメージの世界には、現実の物質世界のような制約が無いので、あらゆる心の状態が、そのまま夢として表現されるのです。

ですから、夢とは私たちの潜在意識の世界そのものを、表していると言っても過言ではありません。

それは、私たちが目覚めている時のように、自分の心をコントロールしようとする意思が、一切反映されない、純粋な心の世界ともいえるものなのです。

怖い夢や嫌な夢を見る仕組み

例えば、日頃の人間関係で、嫌な思いをしても、私たちは無意識にそれを引きづらないようにと、心の奥底へと押し込みがちです。

それとか、怖いと感じる体験をしても、その感情を感じることが無いように、無意識に筋肉を硬直させて、我慢してしまうのです。

すると、そんな怖さや不安の感情のエネルギーは、ずっと心の中に残り続けてしまい、ストレスとして心や身体に負担を掛けます。

そんな感情のストレスが、夜寝ることでリラックスして、心の中に蘇ってくる。それが、怖い夢や嫌な夢ばかり見る人の、スピリチュアルな心の仕組みです。

日頃の生活で、小さな怖さを我慢し続けると、それが溜まって強い恐怖感として、夢で味わうことになります。

ダムに溜まっていた水が、いっぺんに放水されるように、感情も心の中に溜まっていき、一度に強い不安として出てくるのです。

悪夢には私たちのストレスが反映される

ですから、そんな夢の世界で、嫌な思いをするような悪夢を見るということは、潜在意識の中に、その怖さや嫌な感情が、残っていたことを示しています。

心の奥深くにストレスとして、嫌な気持ちや怖さや寂しさ、不安などの感情が残っており、それが睡眠中に悪夢として表現されるのです。

それは私たちが、日常生活で我慢して、心に留めてきた感情のストレスを解放する、心の自浄作用ともいえるものです。

ですから、寝ている間に見る夢を振り返り、夢の中でどんな感情を味わったのかを確認すれば、あなた自身の心の状態が、手に取るように解るといっても良いでしょう。

夢によって、日頃の生活の中で、あなたにどんなストレスが掛かっていのかを、客観的に判断できます。夢で感じた感情は、日中にも少なからず感じている物なのです。

ただ中には、あまりにそのストレスが慢性化しており、自分でその原因に気付けない方も居ますが。。。

悪夢を解消するためのポイント

それではここからは、怖い夢や嫌な夢などの悪夢を見たときに、どのように対処すればいいのか、心理的なポイントについてお話ししましょう。

これを理解するだけでも、悪夢を見たときに、今よりも冷静に対処できるようになります。

夢診断などによる対処法

夢診断や夢占いなどでは、夢で見た内容を客観的に分析することで、私たちの潜在意識を理解しようと試みています。

これは夢で見たイメージを、潜在意識が表現した「象徴」として捉えて、それがどんな意味をもつのかを理解し、心を整理するものです。

ですが、あえて心理の専門家として申し上げるなら、夢診断や夢占いで見た映像を「象徴」として理解するよりも、その夢で感じた「感情」や「フィーリング」を理解した方が、癒しの効果は高いといえます。

夢を分析する試みは、どちらかといえば、私たちの頭で心を理解しようとすることなので、それでは少し癒しの効果が低いのです。

悪夢を癒すなら感情にフォーカスする

私たちが心に溜め込んだ、怖さや嫌な気持ちなどの感情を解消するためには、その感情を一度感じ直す必要があります。

それを、寝ている間に感じることで、処理しているのが、悪夢と呼ばれる夢の正体です。

ですから夢とは、体験と感情がセットになった現象であり、それは「感情が主」で、見ている「イメージは後付けの従」だといえるでしょう。

心に溜まっている、ストレスとしての感情を解消するために、イメージを付加した疑似体験を、心がさせているのです。

そのため、従であるイメージを、象徴として頭で理解しようとするよりも、主である潜在意識が感じていた感情を、改めて認識してあげた方が、癒しの効果は高いといえます。

心の中に溜まっていた感情を解消するための、最もシンプルな方法は、その感情を改めて感じてあげることです。

スピリチュアルに見れば、感情とはエネルギーであり、そのエネルギーは、感じることによって自然と発散されるのです。

悪夢を見たときのスピリチュアルな対処法

悪夢を見れば、誰もがその嫌な気分に落ち込んで、対処できずにいることでしょう。特に、うなされるような怖い夢や、嫌な夢ばかり見るなら、なおさらどうしていいのか解らないと思います。

そこでこちらでは、そんな悪夢を見た時の、スピリチュアルな対処法を紹介します。

感情を感じ尽くせば悪夢は消える

問題は、怖い夢や嫌な夢で感じた、それらの感情に、どの様に対処していけばいいのかです。

そこで必要になってくるのが、その感情を客観視することです。「感情を客観視する」といわれると、いまいち解り難いかもしれませんが、やり方は簡単です。

ようは、夢で感じていた感情を「明確化する」ことであり、簡単に言えば、感情を言語化すれば良いのです。

例えば、怖い夢を見て目を覚ましたときに、「今、怖いと感じていたな」というように、具体的に言語化して、その感情を明確化します。

そしてそれを何度か、自分に言い聞かせるように語り掛けるのです。するとその感情は、次第に小さくなって消えていきます。

ポイントは、自分の感じていた感情を、あえて言語化して、自分で確認するかのように、心に語りかけること。

これは怖い夢に限らず、嫌な夢や不安を感じるような夢でも、やり方は同じです。

悪夢は感情が癒されれば解消する

もうお解りのように、悪夢とは、日頃の生活で溜め込まれた、ストレスとしての感情を、寝ている間に、適当なイメージと共に感じて、解消するものです。

そのため、その原因である、心に溜まっていた感情さえ癒してしまえば、自然と悪夢ばかりを見るようなことは、無くなっていきます。

それに本来、悪夢とは毎晩のように、繰り返し見続けるものではありません。一度の悪夢で、ある程度のストレスは解消され、原因となる感情も消え去るはずだからです。

でももしあなたが、毎晩のように悪夢にうなされたり、怖い夢ばかり見るのなら、夢による心の自然治癒が、間に合っていないということ。

それだけあなたにとって、今の現実はストレスが溜まりやすく、過酷だということなのです。

きっと、毎晩のように嫌な夢ばかり見る方は、その原因が、日中のストレスだと言われれば、納得いく方も多いでしょう。

それはオーラ診断の様な、スピリチュアルな視点から見ても、間違いなく言えることなのです。

フラワーレメディを利用した具体的な対処法

では、あまりにも怖い夢や嫌な夢ばかり見るために、自分ではなかなか対処できないという方のために、さらに効果的な、スピリチュアルな対処法を紹介しておきましょう。

これは冒頭で紹介した、フラワーレメディを利用することで、心に溜まっているストレスを癒して、悪夢を解消する取り組みです。

悪夢の原因となる、日中の怖さや不安を癒すのは、こちらのリバイバルレメディと、バーベインの２種類のブレンドです。

リバイバルレメディは、全般的な不安感を癒してくれますし、バーベインはリラックスし易くなることで、眠りを深くしてくれます。

どちらも、眠りによる癒しを助けてくれるものですから、一緒に使えば、怖い夢を見ることも減り、安心して寝れるようになるでしょう。

補足説明
　フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを６滴入（２種類なら３滴×２種類）れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法＆適応表　あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方＜バッチシリーズ＞」をご覧ください。