井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今回の記事は「摂食障害の過食嘔吐」について、スピリチュアルな視点でみると、何が起きているのかをお話ししていきます。
これは医療や科学的な見地とは異なる、心理やスピリチュアルな側面からみた、摂食障害が起こる原因だといえるでしょう。
ですからもしあなたが、摂食障害で苦しんでいるなら、あくまで医療とは別の視点からの解釈であることを理解した上で、ご覧いただければと思います。
今回の記事では、実際に私のもとに摂食障害の改善を望まれて来た、ある女性の話を出しながら、自分で出来る改善策をお話ししたいと思います。
もしあなたが、今回紹介する彼女と、同様に過食嘔吐などの摂食障害で、今まさに辛い思いをしているなら、この記事がその改善の役に立つことでしょう。
なぜか最近、彼女のことが良く思い浮かぶので、そのことも含めて、ここに書き留めて置きます。
<目 次>
摂食障害の女性との出会い
そう彼女はいつも、まるで西洋のお人形さんのように、髪の毛をクルクルと巻いて、白いレースやサーモンピンクの淡い服を着てお越しになっていました。
最初に来られたのは、たしか雨が降る、梅雨の時期だったと思います。
お人形さんのような彼女の悩み
彼女が私の元を訪れたのは、もう10年以上前になります。ある日、電話で予約を取って、セッションにお越しに成りました。
最初に出会った印象は、本当にお人形さんではないかと思うほど、静かで穏やかな雰囲気でした。
色白で顔の両サイドに、クルクルと巻かれた髪がとても印象的な女性で、どこか表情が硬かったことが、なおのことお人形さんのように、感じさせたのかもしれません。
そんな彼女が相談してきたことが、「摂食障害」であり、食べては戻してしまうという、過食嘔吐の苦しい悩みでした。
一人で抱え込んでいた摂食障害
私が出会ったとき、彼女は普通に会社員として勤務しながら、日々を送っていました。
仕事上は事務仕事で、一日中会社のデスクで過ごすそうですが、そんな苦しい問題を抱えつつも、社会人として普通に生活を送れていたのです。
私が話を伺うと、控えめな笑顔を見せながら、まるで友人の話を語るかのような、他人事のような言い方で、その苦しい胸の内を教えてくれました。
ほぼ毎日のように、摂食障害の食べては戻すという、過食嘔吐を繰り返してしまうこと。原因も解らないままもう何年も続いており、誰にも話せずにいること。
家では家族にも内緒で、一人で抱え込んでいたようでした。
摂食障害の原因と思われる問題
私が何度かのセッションを通じて、彼女の話を伺っていくと、いくつかの摂食障害の原因と思われる問題が解ってきました。
1つは現在の職場がアパレル業界で、女性ばかりの職場でもあり、それなりに人間関係でのストレスが大変なこと。
そしてお化け屋敷が、大の苦手なのに、ホラー映画は好んで見てしまうこと。
そしてもう一つは、お父さんの言動です。彼女曰く、決して暴力的なお父さんではなのですが、口癖のように「ぶっ殺すぞこの!」と、ドつかれていたようです。
過去に摂食障害と向き合ってきた結果
きっと、摂食障害で悩まれている方であれば、改めてそれがどんな症状なのかを、説明する必要は無いでしょう。
主には「過食症」と言われる、衝動的な食欲に襲われる問題と、「拒食症」という食事がとれず、時には口にしても、戻してしまうという問題があります。
彼女はまさに、過食と嘔吐を毎日のように繰り返していたのです。
過去に過食嘔吐の改善策を実施してきて
私は彼女以外にも、同じように過食と嘔吐を繰り返してしまう問題で、相談に来られた何人かの女性とお会いしてきました。
そして催眠療法やヒーリング、フラワーレメディを通じて彼女たちと共に、改善に取り組んできました。
正直に、それまでのケースを振り返り、総じて言えることが1つだけ在ります。
それは、過食嘔吐などの回数は次第に減り、改善に向かうものの、完全になくなるまでには至らなかったということです。
摂食障害の改善に必要な最後の1つ
私はセッションを通じて、その問題を改善させることは出来ました。でも、完全に無くすところまでには、至らなかったのです。
それはオーラを見ることができる、今なら解ります。根本的な問題の改善に必要なことが、1つ足りなかったのです。
それは過食嘔吐に変わる、ストレスへの自己対処法を、身に着けてもらうこと。
そう、摂食障害で過食嘔吐に陥るのは、体内に溜まってしまった大量のストレスを、解消するためだったのです。
摂食障害をスピリチュアルな視点から見ると
摂食障害、特に過食と嘔吐を繰り返す方は、スピリチュアルな視点から見ると、それによりストレスの浄化を行っているといえます。
それは過度の自己否定感や、恐怖、不安感を体外へと排泄するために行っている、自浄作用なのです。
過食と嘔吐をすることでストレスを浄化する
過食と嘔吐を繰り返す方は、コントロールできないほどの、強い衝動的な思いから過食に陥ります。
そしてその後に嘔吐することで、食べたものと一緒に、体内に留まっていた不安や恐怖、自己嫌悪感などの強いストレスを吐き出すのです。
その結果、その後にまたやってしまったという罪悪感と、どこか安心できる落ち着いた気持ちを感じるのです。
その安心感は、過食嘔吐というその行為により、曲がりなりにも体内のストレスを、浄化できた結果だと言えるでしょう。
パニック障害も摂食障害も同じ自浄作用
私はパニック障害についても、以前に「パニック障害の原因と改善法」で書きましたが、私たちの身体には、身を守るための自浄作用ともいえる自然治癒力があります。
パニック障害では、心に溜まった「怖さ」の感情を、一度に全て感じることで解放して、心をリセットしています。
それと同じように、摂食障害では、過食と嘔吐を1セットで行うことで、罪悪感や自責の念、自己否定感などのストレスを浄化しているのです。
その結果、大量にあったストレスはいっぺんに浄化されて、その後はとても落ち着いた安心感を、感じることが出来るのです。
緊急性を要するからコントロールできない
パニック障害も摂食障害も、それぞれの見た目だけで捉えると、とても極端な行為だと思われるかもしれません。
ですがスピリチュアルな視点から見れば、どちらも1度でストレスを浄化しきる、肉体の自浄作用だといえます。
どちらもストレスを抑えることが、限界に達した結果に起こる症状なので、当然のことながら起きる時にはコントロールできません。
それだけ、その方の心と身体に大量のストレスが溜まってしまい、早急に浄化せざる得ない状態になっていると言うことです。緊急性を要しているのです。
例えば、傷んだ食品を口にすれば、誰もが急な腹痛と下痢に襲われます。それは悪い物を体外へ排出する自浄作用です。
摂食障害の方は、排出する物が体内に無いので、衝動的な過食に襲われて、その後に吐き出すという作業が必要となるのです。
女性の生理と摂食障害との関係
ではなぜ、人が摂食障害に陥ってしまうのか?そして摂食障害に陥りやすいのが、なぜ女性ばかりなのか?
その原因と理由についても、スピリチュアルな視点から見ていきましょう。そこには、女性だからこその具体的な理由があります。
生理の自浄作用としての役割
以前に『生理や月経前症候群(PMS)のスピリチュアルな意味と改善策』でも書きましたが、本来女性の身体はストレスが溜まると、一番最初に生理に影響が出ます。
それは、子宮が最も繊細で清浄な場所であるがゆえに、一番穢れやすい、一番ストレスが溜まりやすい箇所だからです。
その穢れとしてのストレスを、月に一度祓い清めるのが生理であり、生理前のPMSなどです。
女性には、月に一度の自浄作用がもともと備わっているのです。
過度の食事制限やストレスが生理に影響する理由
でも、摂食障害で過食と嘔吐をされる方は、基本的に生理が止まっていると思います。
その理由で多いのが、ダイエットによる過度な食事制限や、過労などの極度のストレスです。
食事が過度に制限されると、身体は栄養不足に陥り、肉体の生存を優先するために、一時的に生理の機能が止まります。
過労などの極度のストレスでも、身体のホルモンバランスが乱れて、やはり生理が止まってしまうのです。
生理は肉体的な余裕がないと止まる
生理は、多量の出血を伴うものなので、言い方を変えれば、身を削って子宮の浄化を行うようなものです。
肉体に余裕が無ければ、身体に負担が大きい生理が止まるのは当然のこと。
そのままでは、生理によって命を危険にさらすことに、なりかねないからです。
その結果、女性にとって大切な、ストレスを体外に排泄して浄化する機会が失われます。
私は本当に、多くの方のメンタルヘルスに関わってきました。ですが、過食嘔吐で相談に来た方は全て女性で、男性は一人も居ませんでした。
そう、過食嘔吐は、女性特有の問題だと言っても過言ではないのです。
摂食障害で過食嘔吐が起きる原因
生理が止まって、月に1度のストレスが浄化できなくなると、身体にはストレスが蓄積されていきます。
そのため身体は、生理に変わる別なストレスの浄化方法を、見つけだす必要が在るのです。
生理に変わる浄化方法としての過食嘔吐
それが摂食障害の過食嘔吐による浄化です。
自分の意思ではコントロールできなくなほどの、強い衝動的な食欲で食事をとらせ、それから嘔吐することで、体外にストレスを排泄して浄化しているのです。
でもなぜ、せっかく食事を取ったのに、嘔吐してしまい吸収しないのでしょう。実はそれにも理由があります。
それは即座に嘔吐して、吐き出してしまわなけれならないほど、ストレスが溜まって身体が耐えられなくなっているからです。
食べた物を吐き出す理由
あなたも傷んでいた物を食べれば、吐き気がして気持ち悪くなり、すぐに吐き出したりしますよね。
それは人の身体が持っている、自己防衛本能です。
身体に悪いものを、体外に排出するための緊急的な措置であり、状況に関わらず最優先で機能する自浄作用だといえます。
摂食障害の過食嘔吐は、それと同じです。たとえ肉体が弱っていても、栄養を吸収するより、吐き出して体内のストレスを浄化することの方が優先なのです。
摂食障害の過食嘔吐を止められない理由
溜まってしまって処理できないほどの、ストレスなどの負のエネルギーを、一度食物を体内に入れて吐かせることで、一緒に体外に出す。
それは私たちの身体が、自分を守ろうとする本能的な行動だと言えるでしょう。
だからこそ、自分の意思では、決してその衝動を止められないのです。それは命を守ることの方が優先だから。
それだけあなたの心と身体が、追い詰められていたということです。
過食嘔吐を繰り返す方は、その衝動を我慢できない自分を責めがちですが、それは常人なら誰もが我慢できないほど強い衝動なのです。
スピリチュアルに見れば、その衝動は命を守るための緊急措置であり、自分の意思で止められるものではありません。
スピリチュアルな過食嘔吐のストレスの原因
ではいったい、そのストレスを溜めてしまう原因とは、どんなものなのでしょうか?
ここではあくまで、その一例と思われる原因についてお話ししていきます。これは私自身が、何人もの摂食障害の女性と向き合って、感じたことです。
罪悪感によるストレス
私は以前に、こちら「不倫で罪悪感を感じる女性に知って欲しいスピリチュアルな真実」でも、女性が感じやすい罪悪感について、お話をしました。
過食嘔吐の人のカウンセリングをしていくと、この罪悪感が原因になっているケースをよく見かけます。
罪悪感は、自分が過ちや罪を犯したという気持ちから、女性自身が自分を責めるように感じるものです。
ですがその気持ちが、心の中に募り続けることで、とても重たい毒素のようなエネルギーとなってしまい、身体に留めていられなくなるのです。
その結果、耐えられなくなった身体と心が、やむを得ず緊急的な措置として、過食嘔吐を起こさせます。
自己嫌悪によるストレス
そして罪悪感と共によくある原因が、自己嫌悪です。それは自分のことを醜いと感じたり、汚いと感じるような気持ちだと言えるでしょう。
この自己嫌悪に陥る理由は、罪悪感や疑い、不満や憤りなどのネガティブな感情と、過去のトラウマが原因になっている場合が多いです。
例えば周りの人に対して、怒りや不満からくる疑いなどの思いを感じた時に、そんな気持ちを持った自分を、心が汚いとか醜い存在だと思ってしまうのです。
すると、そのパターンが繰り返されることで、否定的な気持ちが積み重なり、いずれは理由もなく本能的に自分のことを、汚れた醜い存在だと感じるようになってしまうのです。
ですから、やはりそんな負の思いを吐き出させるために、過食嘔吐の衝動が沸き起こります。
オーラから視た過食嘔吐の原因
ここまでお話ししてきた通り、多くのケースで、罪悪感や自己嫌悪などの自分を責めてしまう気持ちが、過食嘔吐の原因となっています。
それらの人のオーラを見ると、オーラの第四層ともいえるハートチャクラに、赤黒く重たい負のエネルギーが溜まっているのが見て取れます。
そのような負のエネルギーは、身体が健康な状態なら、生理と共に浄化されて、体外に排出することが出来るものです。
ですが多くの場合、過食嘔吐で苦しんでいる人は、そんな生理が機能しないほど、肉体的に弱っていたり、浄化が間に合わないくらいストレスが溜まって、自分を責めるパターンから抜け出せなくなっているのです。
この記事、「フランキンセンス精油(アロマオイル)のトラウマを癒す効果」では、なぜ女性が自分を醜いと感じたり、穢れていると思うのか、その一例を解説しています。
もしあなたが、過去のトラウマから自己嫌悪に陥っているのなら、この記事が参考に成るかもしれません。
過食嘔吐で悩む人が心得て置くこと
まず、摂食障害で過食嘔吐を繰り返す人は、覚えて置きましょう。
それが自分の命を守るための本能的な行動であり、もともと私たちの意思で止められるものではないということをです。
過食嘔吐をしても自分を責めない
それは傷んだ食べ物を食べれば、誰もが吐き出すのと同じように、生物としての自然な自己防衛本能なのです。
ですから、過食嘔吐をしても、自分を責める必要はありません。
だってそれは、あなたの身体にとって、命を守るために必要なことだから。
自分の身体に「ありがとう」と感謝して、ただ安心感を味わってあげればいいのです。
摂食障害による過食嘔吐の仕組みを整理
ではここで、これまでの内容を少し整理しておきましょう。
- 女性の生理にはストレスの浄化作用がある。
- ダイエットやストレスで生理が止まると要注意。
- 摂食障害はストレスを取り除くための身体の緊急措置である。
- ストレスを吐き出すためには食べざる得ない。
- 嘔吐は傷んだん物を吐くのと同じ自己防衛本能。
- ストレスを吐き出すための自浄作用として過食嘔吐が起きる。
- ストレスの原因は罪悪感や自己嫌悪など自分を責めること。
- 命を守るための本能だから自分を責める必要は無い。
ここまではOKでしょうか。
過食嘔吐を改善する上での目標
さて、これまでの内容でお解りのように、問題は自分のストレスを浄化する方法が、過食嘔吐のような緊急手段になってしまっていることです。
ですから根本的な改善策としては、ストレスを溜めない生活を心がけ、別なストレスの浄化方法を見つければ、結果的に過食嘔吐は無くなります。
肉体も緊急手段を使ってまで、心身を浄化する必要が無くなる訳です。そこで改善するための、1つの目標として定めるなら、生理が戻ることです。
生理は女性本来の自然な自己浄化機能なので、生理さえ戻れば、少しぐらいストレスが溜まっても、毎月定期的な浄化が行われます。
ですから、生理を戻すことを一つの目標として、意識して体調の改善に取り組んでいきましょう。
そうすれば、生理が戻るとともに、過食嘔吐の回数も減っていきます。
摂食障害による過食嘔吐の改善策
ではいよいよ、その改善策をお話ししていきましょう。幾つか紹介しますので、自分なりに出来ることから実践してください。
後で紹介する、フラワーレメディやセミナーで学べるスキルは特に役立ちますから、そのどちらか、もしくは両方を実践できるとなお改善は早いでしょう。
1:摂食障害の自己嫌悪感への改善策
まずこの記事を読むだけでも、心理的な癒しは進むので、過食嘔吐をして落ち込んでしまったら、この記事を繰り返し読みましょう。
多分もうお解りだと思いますが、過食嘔吐の後で、自分を責める気持ちを持ってしまうこと自体も、ストレスの原因となります。
ですから過食嘔吐してしまい、落ち込んだり自分を責めてしまったら、この記事を読めば気持ちも落ち着き、自然と自分の身体に感謝できると思います。
摂食障害の改善策のスタートは、まずはそんな、自分に対する気持ちを見直すことからです。
あまりにも自分が嫌いだという、自己嫌悪感が強いなら、こちらの「自分が嫌いな人の心理的な原因と自己嫌悪のスピリチュアルな改善法」も役に立つでしょう。
2:フラワーレメディを使った改善策
冒頭にも書きましたが、私は以前にフラワーレメディを使って、摂食障害の改善を促していました。
このフラワーレメディは、摂食障害の原因といえる、あなたの心に溜まったストレスを浄化するのに役立ちます。その結果、自浄作用としての過食嘔吐の回数が減る訳です。
ここでは、そんな摂食障害の人に最適な種類を2つ紹介しますので、ブレンドして使ってみて下さい。
2種類をブレンドして利用するときには、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、3滴ずつ入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
3:ボディーワークや心理療法を受ける
身近に信頼できる、ボディーワーク(整体、マッサージ、鍼灸、アロマトリートメント)をされている方がいるなら、そちらに通いながら肉体を整えましょう。
また、信頼できる心理療法の専門家が居るなら、そちらでセッションを受けて、心の回復に取り組むのも良いでしょう。
先に申し上げた通り、過食嘔吐のような摂食障害を改善するためには、心身に溜まったストレスを癒し、生理を取り戻すのが目標となります。
ですから、肉体やメンタルの改善に取り組むことは、自然と問題の解消へと繋がっていきます。
ポイントは、まずは自分が取り組みやすいことから、具体的なアプローチを始めてみることです。やってみないと、自分に合っているかも解らないですからね。
4:心を癒すセミナーに参加する
私が開催しているメンタルヘルスセミナーでは、摂食障害の改善に必要な、ストレスへの自己対処法をお教えしています。
このセミナーで学ぶスキルは、小学生でも出来るほど簡単なやり方で、自分のストレスを解消して、心と身体を整えていくことが出来ます。
とてもスピリチュアルな手法ですが、こちらの「受講者の感想」にも書かれている通り、過食嘔吐に限らず、様々な心理的問題が改善へと向かっていきます。
一度セミナーで学んでしまえば、後はずっとそのスキルを活用しながら、日常生活でのストレスを解消できるので、なおさら摂食障害の改善も進むでしょう。
特に生理が止まっている方や、子宮筋腫で悩んでいる方、PMS、生理痛が辛い方は、すみやかに改善して行かれることが多いです。
過食嘔吐の方は、衝動的な食欲が起きる頻度が、自然と減っていきます。
自分で摂食障害を改善する上でのポイント
それでは最後に、摂食障害の改善策を実施する上で、大切なポイントをお話しして終わりにしましょう。
これを心得ていないと、なかなか上手く改善が促せないので、特に注意して必ず実践してください。
毎日の過食嘔吐の回数を手帳に付ける
過食嘔吐などの摂食障害に限らず、心理的な改善を促していくときには、その好転し始めた状態を、客観的に認識することがとても大切です。
それは自分が良くなり始めているという、実感を持つことです。
本来なら、特定のセラピストについてセッションを受ければ、カウンセリングなどで自分の変化や改善を、実感することが出来ます。
ですが自分一人で改善を促すなら、手帳などに毎日の過食嘔吐の回数を、シッカリと書き留めておくことが必要です。
それにより、回数が減ることで、客観的に自分の改善具合を確認できますし、明確に良くなり始めているという認識を持てます。
改善し始めたら途中で諦めない
ここでも述べたように、摂食障害の原因は心理的なストレスです。
ですから改善策を実施して、かなり回数が減り、時にはほとんど起きなくなったとしても、そんな時に1度過食嘔吐をすると、「やっぱりダメだ!」と落ち込んでしまう人が居ます。
これには要注意。時折起こる再発はまたく気にしなくて大丈夫です。問題ありません。
最終的にはそれを繰り返しながら、「最近ほとんど無くなったよね。」というのが、問題が改善して良くなっていく過程です。
ですから、途中で諦めないように注意しましょう。
実は、過食嘔吐を改善できない方の多くが、このパターンにハマって、何度も改善を諦めてしまっています。
ですからもしあなたが、そんな経験を繰り返しているなら、時には心理の専門家について、計画的に取り組んでいくことも、必要だと言えるでしょう。
摂食障害の過食嘔吐で悩むあなたへ
以上で、私がここに記しておきたいことは、書き終えました。
とても長くなってしまいましたが、あなたが今まさに、摂食障害で苦しんでいるなら、少なからず役立つ内容でしょう。
ですからまずは、あなたの心と身体を整えることから、自分のペースで進めてあげてください。
ポイントは決して諦めないこと。あなたもシッカリと、自分の心と身体の改善取り組めば、その問題を必ず克服していくことが出来ます。
【同じ悩みを抱えた方の声】
井上のYoutube動画<聴くブログ>
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精神安定剤をやめる方法 抗不安薬のスピリチュアルな効果と作用【実例紹介】
私はセッションを受けて下さった方に、過食嘔吐の回数をスケジュール帳に付けていただきました。
その結果、明らかに回数は減っていき、症状はみるみる改善していったのです。