井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
スピリチュアルな会話をしていると、時折「波動を上げる」とか「波動を高める」という言葉を聞くことがあります。
もちろんスピリチュアルが好きな人なら、それはお互いに何となく解っている言葉でしょうし、その意味も理解できているのだと思います。暗黙の了解みたいに。
でも初めて聞く人には「ん?(*”ω”*)??」って感じですよね。
そこで今回は、スピリチュアルな世界で「波動を上げる」とか、「波動を高める」というのは、どんなことを意味するのか、私なりに解説していきます。
その上で、どのようにすれば、あなたも自分の波動を上げられるのか、その方法について詳しくお話ししましょう。
ただこの解説は、私が感覚的に認知している内容なので、他のスピリチュアル系の方とは、すこし内容が異なるかもしれません。その点は、個々の捉え方として受け止めてください。
そしてあなた自身も、自分の捉えている言葉の意味を、見直してみてください。
<目 次>
波動のスピリチュアルな意味とは
もし人に「波動を上げるってどういうこと?その意味をちょっと教えてよ。」って聞かれたら、これは多くの方が解説に困る質問だと思います。
スピリチュアル系の人は、基本的にみんな感覚派なので、言葉にするのはなかなか難しいのです。
波動って何と聞かれれば!
きっとあなたが、身近のスピリチュアルな人に聞けば、こんな感じで言われることでしょう。
「え~っと、なんというか、こうエネルギーが上がる感じ?上昇する的な?(・_・;)ダヨネ」
「いや、こう心が軽くなるんだよね~。魂も軽くなるっていうか、え?風船じゃないよ、それ空っぽ。(*‘ω‘ *)フワーット」
「オーラが輝くとか、天使に近ずくような崇高な感じ?Youアセンションしちゃいなよ的な!d(^_-)-☆キラーン!」
「いや、これは人が神様に近ずくのです!どーん!どーん!どーん!あ!今3つぐらい波動が上がった!d(。-`ω-)ナム-」みたいな。
たぶん私も突然聞かれたら、もれなくこの中の一人に。。。なっている。。。かもしれません。(笑)
Wikipediaにおける「波動」の意味
なのでまずは、現実的に「波動」という言葉の意味について、Wikipediaで簡単にだけ確認しておきましょう。
ではその内容から見ていきます。
波動(はどう、英語:wave)とは、単に波とも呼ばれ、同じようなパターンが空間を伝播する現象のことである。海や湖などの水面に生じる波動に関しては波を参照のこと。
量子力学では、物質(粒子)も波動的な性質を持つとされている。
Wikipedia引用:波動
なんか、解りやすいようで。。。量子力学的な内容ですよね。(・_・;)
もちろんのことですが、スピリチュアルな意味での「波動が上がる」ことについては、Wikipediaでは全く触れていません。笑
井上が認識するスピリチュアルな波動の意味
そこで私なりに、スピリチュアルな世界で語られる波動について、その意味をまとめてみました。
波動とは、肉体、霊体、魂によって構成される人間が、どんな次元でこの場所に存在しているのかを指します。
例えばそれは、物質が個体や液体、気体へと変化を遂げて、姿を変えて軽く精妙になるように、私たち自身を肉体や霊体、魂というそれぞれの次元で表したものです。
スピリチュアルな意味での波動とは、個としての存在が、今現在どの次元に調和しているのかを指すといえるでしょう。
波動を上げるとはどんな意味か?
ですから、波動を上げるとか高めると言えば、肉体次元から、霊的な次元へ、そしてより精妙な魂の次元へと、意識を上げていくことを意味します。
例えば、感情や欲は動物的な物資次元のものですから、波動が低くいといえますし、思考や創造性はそれよりも波動が高いといえるでしょう。
愛や調和、慈しみとなれば、より精妙な高次元となり、感性や知性、閃きや直感などは、さらに波動が上がることによって受け取れるものです。
ですから、波動を上げるという言葉の意味を、スピリチュアルに解釈するなら、より魂の次元へと意識を研ぎ澄ましていくことだといえます。
スピリチュアルな波動とはエネルギーか?
ここまでの解説でもお感じのように、私の認識するスピリチュアルな意味での波動とは、エネルギーだけの話ではありません。
波動を上げるのは熱意とは違う
時折り波動を上げるということについて、エネルギーだけを高めることのように、語られることがあります。
例えば、熱意を持つこととか、テンションを上げること、よりパワフルに活動すること、ポジティブに生きることなどです。
でもそれはどちらかというと、より人間的な次元で波動を上げることだといえるでしょう。よりエネルギッシュに、活動することを意味します。
ですが、スピリチュアルな意味で波動を上げるとは、欲望や執着が消え去り、感情は穏やで、自然体の存在となる感じです。
心が落ち着いて研ぎ澄まされた、精妙な存在となるのです。
心理的な切り替えでは波動は上がらない
また、波動を上げること=エネルギーの量を増やすことではありません。
例えば、波動を上げるとは、ラジオの周波数を上げて、より精妙な電波を受け取れるように、自分の周波数を合わせるのであり、ラジオのボリュウムを上げるのではありません。
確かに、重たい感情を溜めたネガティブな状態よりも、軽く明るいポジティブな心持ちの方が、その人の波動は高いといえるでしょう。
ですがそれは、あくまで表面的な違いであり、その場で気持ちを切り替えただけでは、本質的にその人の波動は上がっていないのです。
スピリチュアルな視点から見れば、メンタルがポジティブだからと言って、必ずしもその人の波動が高いとは断言できないのです。それが難しいところですね。
波動を上げるということは
ですから、波動を上げるという言葉の意味を、私なりにまとめるとこんな言葉となります。
波動を上げるとは、その人の肉体やエネルギー体の周波数ともいえる、存在している次元領域を上げること。
それは物質次元から霊的な次元へ、さらには魂とされるよりスピリチュアルな次元へと、その人の肉体を含めた存在そのものの立ち位置を上げていく行為です。
少し仏教的な表現をするなら、仏のような存在に近づいていくこと、ともいえるでしょう。
ちなみに、私たち人間よりも、植物の方が波動が高いといえます。なぜなら、植物は感情や思考を持つことがなく、エネルギー的に健やかな存在だからです。
波動を上げると何が違うのか?
では、なぜスピリチュアルな人たちは、波動を上げようと試みるのでしょうか?
それによりどんな変化が起きるのか、ここではその点を詳しく解説していきます。
地球には異なる波動の人が集う
まず、波動が違うと現実的には何が変わるのか?そこからお話ししましょう。
この地球では、80憶人(2022年統計)もの人が、それぞれの日常を自分の波動領域の中で生活しています。
戦争や貧困など生きることに困窮して、生存することに意識を合わせている人。夢や仕事の成功に意識を合わせている人。ボランティアや奉仕に意識を合わせている人。
さらに文化やジャンルごとに分ければ、様々な分野や地域で私たちは生活していますが、それは自分が適した波動領域に存在しているということです。
波動が違うと人は出会わない
例えば、ある地域に住んでいるAさんは、会社に勤めて事務職をしており、お休みの日は家でゲームや映画を見て過ごしているとします。
そして、その隣に住んでいるBさんは、スピリチュアルが大好きで、自宅で仕事をしており、お休みの日には温泉やドライブに行く。
基本的にこの二人は、隣り合わせで生活して居ても、出会うことはありません。もし家の前ですれ違うことがあっても、深く関わり合うことは無いでしょう。
これは同じ場所にいても、住んでいる次元が異なるからです。これが波動が違うということ。
人は無意識に、自らが存在する波動領域に同調している人と関係を築くので、必ずしも同じ地域に居るからといって、すべての人に出会うことはありません。
きっと、あなたも自分の生活環境を振り返れば、同じ様に近くに住んでいながら、関係性を築いていない人がいることでしょう。
それはスピリチュアルに見れば、互いに存在している波動領域が違うために、必然的に出会うことがないのです。
波動を上げると環境や生活が変わる
では波動を上げるとどうなるのか?
波動を上げるとは、先ほども言ったように、肉体から霊的な次元へと意識レベルを高めていくこと。
それは肉体的には、光り輝く草花のように健康で自然体となり、精神的には仏のように執着や雑念もなく、今に生きられるようになることです。
その結果、その人の周りの環境も、それに見合った現実になっていきます。生活は、心の豊かさが反映された整った環境になり、ライフスタイルも無理なく自然なものになっていくでしょう。
それは同時に、共にいる友人や仲間など、人間関係も自然と変わってくることを意味します。
私たちの心が成長することで波動が高まると、自然と周りの人との人間関係や、友人や知人として関わる人たちの顔ぶれも変わってくるものです。
それが最も分かりやすい変化だと言えるでしょう。
スピリチュアルな考え方の注意点
でも中には、波動を上げること=スピリチュアルな能力を磨くことだと、考える人もいます。確かに感性や知性、直感を磨くことでも、少なからず波動は上がっていくでしょう。
ですがそれだけだと、現実レベルでの環境や生活などは一向に変わらず、地に足が着かない人となってしまう可能性があります。
肉体の波動を上げるには時間が掛かる
波動とは、私たちの肉体を含めたエネルギーが、どの領域に存在しているのか。または、どんな世界で活動しているのかを指し示す言葉です。
そのため、スピリチュアルな分野で活動する人が、波動を上げるというと、意識をよりエネルギーや霊的な次元へと、向けることを意味している時があります。
でも、ここで注意が必要なのは、意識の波動を上げたからといって、必ずしもその人の肉体の波動も上がるとは限らない点です。
精神的なレベルで波動を上げることは、一瞬で出来るものの、肉体や現実の波動を上げるのには時間が掛かるからです。
波動とチャネリング
チャネリング等に代表されるスピリチュアルなワークは、特にその傾向が強いといえるでしょう。
なぜなら、こちらの「チャネリングとは?スピリチュアルなやり方と大切な注意点」でも紹介しましたが、チャネリングは高次の存在に、意識の周波数を合わせる作業です。
ですから、精神的な部分では自らの波動を上げるべく、心を研ぎ澄ましていきますが、肉体部分の波動はなかなか上昇しません。
するといつの間にか、夢見心地のような現実離れした発言が増えてしまい、グラウンディングがままならなくなるのです。
肉体と精神の乖離に注意
これは肉体の存在する物質レベルの方が、密度が濃く変化しにくいがゆえにおきる問題です。
ですが、それに気付かずにスピリチュアルなワークに没頭して、精神的な波動領域ばかりを上げ続けていると、肉体とエネルギー体はなおさら乖離していきます。
そして時には、幻想や想像にばかり思いをはせるようになり、霊的な次元の存在からのメッセージが現実なのか、日常での常識的な生活が現実なのか、区別がつかなくなるのです。
これはある意味、ネットゲームやバーチャルリアリティーの世界に没頭している人にも、共通する問題点といえるでしょう。
ネットゲームに没頭する人が、時として引きこもりがちになりやすい様に、スピリチュアルなワークで、波動を高めることにばかり取り組んでいると、現実での人間関係を避けがちになったり、自立した生活を送りにくくなるのです。
肉体の波動を上げる3つの方法
それではここからは、波動を上げるための6つの方法を話していきますが、まずはその中の肉体の波動を上げる3つの方法からです。
その上で何が私たちの波動を下げるのか、その点についても触れておきましょう。
波動を下げるのはエネルギーの停滞
私がオーラ診断などのワークを通して、スピリチュアルな視点から見て解るのは、私たちの波動を下げるのはエネルギーの停滞です。
例えば、川の水は流れていれば、澄み渡り清浄な状態を保ちますが、どこかで停滞して流れが滞ると、水は淀み濁って腐敗していきます。
それと同じで、私たちの感情や思考が停滞し淀みができると、そのエネルギーは重たく波動が下がってしまいます。
ですから波動を下げるのは、肉体的にはストレスによる疲れや凝りであり、感情的には執着や固執などの滞った思いであり、思考的には雑念やノイローゼのような状態です。
運動すると波動は上がる
それらの視点から、肉体の波動を上げようと考えると、最も効果的なのは定期的なスポーツと言えるでしょう。
スポーツは身体の代謝を上げるとともに、血液の流れを促進します。それは、エネルギーとして滞っている感情も解きほぐし、ストレスを解消することに繋がるのです。
その結果、肉体的に溜まっていた重たいエネルギーは流れ去り、波動は上昇します。
特に近年では、ピラティスやヨガなど、柔軟性を養いつつ体幹を鍛えるスポーツが人気ですが、まさにこれらは波動を高めるために、打って付けの取り組みだといえるでしょう。
ベジタリアンも波動は上がる
そして食事をコントロールすることで、肉体の波動を上げることも可能です。
もともと波動が高いとされる、野菜などを中心とした食生活を送ることで、細胞レベルから波動を上げることができます。
逆に肉類などの動物性の食品は、動物としての波動レベルを摂取することになるので、それが過剰になるとエネルギーが停滞しやすくなります。
仏教などでは精進料理を勧めていますが、これはスピリチュアルな視点から見ても、波動を上げるためのとても理にかなった取り組みなのです。
運動をすることや食事生活を整えることなど、私たちの肉体の健康を促進する取り組みは、ほとんどが波動を上げる効果があります。
妊娠や生理が女性の波動を上げる
また、この方法は女性限定となりますが、女性は生理や妊娠により波動が上がります。
詳しくは、こちらの「納得!生理痛や月経前症候群(PMS)のスピリチュアルな浄化作用」で解説していますので、そちらをご覧ください。
簡単に申し上げるなら、女性特有の生理や悪阻が強力な浄化作用を持ち、肉体的な波動を高める効果があるのです。
それにより、高い次元の子供の魂を、子宮に宿せるレベルにまで、肉体の波動を強制的に上げるのです。
これは女性の身体を、神が宿る社に相応しいレベルまで、波動を高めることを意味しています。
残念ながら、男性にはそのような能力はありません。
これはスピリチュアルな意味では、女性だけが、昔から神をその身に宿す巫女となれる所以でもあります。
精神の波動を上げる3つの方法
では、肉体の波動を上げる方法を紹介した上で、次に精神の波動を上げるスピリチュアルな方法を紹介していきます。
ただあくまでこれは、肉体と同時に進めるのが望ましいので、その点だけ意思しておいてください。
瞬間的にはクリスタルチューナーでも波動は上がる
私たちが意識や心など、精神的なレベルで波動を上げるのは、さほど難しくありません。
例えば、それはこちらの「クリスタルチューナー4096Hzの浄化効果と使い方を徹底解説」で紹介したような、クリスタルチューナーなら、簡単に波動を上げることが出来るでしょう。
先にお話ししたチャネリングやヒーリングでも、高い次元へと意識を上げて取り組むワークが多いので、そのようなスピリチュアルな技術を学ぶのも1つの方法です。
どちらにせよ、そのようなワークを行う際には、グラウンディングが疎かにならないように注意して、そればかりに取り組むことがないように注意しましょう。
心理セラピーやセミナーを受ける
また心理的なセラピーを受けて、トラウマや執着などの感情を癒すことでも、自然と波動を上げていくことが出来ます。
フラワーレメディなどは、感情をダイレクトに癒していく波動製品でもありますから、その意味ではレメディを利用すれば、もちろん私たちの波動は上がっていきます。
さらにはアロマテラピーなど、植物由来の精油の香りで意識を引き上げていく、そんな取り組みも良いでしょう。
どのような取り組みであれ、あなたの心が癒されると感じる体験であれば、あなたの心の波動は一瞬で引き上げられるのです。
私が開催しているセミナーで、メンタルを癒すための具体的なスキルを学び、実践することでも波動を高めることは可能です。
ポイントは、日常生活の中で無理なく取り組めるワークなら、精神と肉体の波動を無理なく引き上げることができます。
瞑想がエネルギーを精妙する
そして特におすすめのなのは、古来から多くの先人が実践している瞑想です。
なぜ仏教では座禅を組んで、日々瞑想に取り組むのか、今回の説明でも良く理解できたと思います。
瞑想は、執着や固執を解消して雑念などを取り払い、心を精妙な波動領域へと引き上げるための、最もシンプルで効果的な方法です。
現代でもマインドフルネス瞑想として、盛んに取り組まれているのは、そんな波動を上げる行為が、心と身体の健康を維持するために、とても役立つからなのです。
以前に、こちらの「心と体のバランスを整える!初心者でも2分で出来るマインドフルネス瞑想」でも、そんな瞑想法を紹介しました。
幼い子供たちのように生きる
さて、いかがでしたか?「波動」という言葉のスピリチュアルな意味について解説し、実際に波動を上げるための方法を、詳しく解説してきました。
では最後に、こんなことをお話しして終わりにしましょう。
子供たちのように輝いて生きる
もしあなたが、何らかのスピリチュアルなワークを学び、波動を上げる取り組みをしているなら、心だけではなく、現実での生活も整うように意識してください。特に家族関係はとても重要です。
その点を意識することで、精神的な部分だけではなく、現実的なレベルでも波動が上がり、あなたの日常生活が自然体で整ったものに変わっていきます。
スピリチュアルな人が波動を上げると語るとき、それはまさに、あの子供たちのように、純粋で健やかな存在へと戻っていくことを意味するのです。
それは命を輝かせて、あなたらしくこの世界で生きていく、そんな在り方に成っていくための取り組みだといえるでしょう。
井上のYoutube動画<聴くブログ>
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サイキックの意味と超能力や霊能力を開発するスピリチュアルな方法
少し楽しんでしまいましが、きっと人それぞれニュアンスが微妙に違うと思います。
波動が高まるとか言われても、本当に感覚的なところで、言葉の意味を捉えていたりするのですよね。