井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
仕事での人間関係や、恋愛や友人関係など、いつも気が付けば色々と考えすぎて、ネガティブ思考に陥ってしまう。あなたには、そんなことがありませんか?
中には、あまりにもネガティブにばかり考えてしまい、もういっそのこと人間をやめたいと、そこまで思い詰めてしまう方も居るかもしれません。
私たちはとかく、物事をネガティブに考えだすと、なかなかそこから抜けられなくなるものです。ですが、あなたがそんなネガティブ思考に陥ってしまうのには、何かしらの心理的な原因があります。
そこで今回の記事では、ネガティブ思考によって、人間をやめたいとまで思う人の心理と、スピリチュアルな改善法について、詳しく解説していきましょう。
これを読むだけでも、あなたはそんなネガティブ思考から、一歩抜け出すことが出来るようになります。
<目 次>
ネガティブ思考に関する実例
まずは、ある方からいただいた、ネガティブ思考に関しての、相談内容を簡単に紹介しましょう。
ある女性からの相談実例
2つの自分による葛藤
この相談をご覧になれば、お分かりいただけると思いますが、ネガティブ思考に捕らわれてしまう人には、2つの自分が居ます。
それは、「自分を変えたい」というポジティブに成ろうとする自分と、それに抵抗する「ネガティブな私」です。
自分自身を振り返って、自分の欠点や問題点を改善したいと望むポジティブな気持ちと、それを否定するかのように出てくるネガティブな気持ち。
そんな二人の自分のせめぎ合いで、心が揺れて動けずにいるからこそ、ネガティブ思考をやめたいと望んで、問い合わせてこられたのでしょう。
もしあなたが、ネガティブ思考をやめたいと思って、この記事をご覧になっているのなら、彼女と同じように、あなたの中にもそんな二人の自分が居ると思います。
ネガティブ思考のポイント
そこで、予め重要なことを申し上げると、あなたがネガティブな思考をやめたいと思うなら、あなたの本質はポジティブであるということです。
例えば、あなたの本質がネガティブなら、そんな自分を変えようとか、改善しようなどとは思わないし、最初からネガティブであることを問題視しないでしょう。
ましてや、そんな自分を何とかしようと、この記事を見たりはしていないはずです。
でも本質的にはポジティブで、人間として前向きに生きたいと望む自分が居るからこそ、そんなネガティブな思考をやめたいと思い、改善することを考えているのです。
まずはその点を、シッカリと理解しておきましょう。
少しスピリチュアルな言い方をすれば、あなたの内側に光があるからこそ、自分の気持ちが闇に覆われていることに、落ち込んでしまうのです。
もしあなたの心が闇だけなら、そのことで悩んだりはしないし、そんな自分を改善しようとも、決して思わないでしょう。
現在のあなたをスピリチュアルに見ると
ここまでの解説で、ネガティブな自分を変えたいと思ているあなたには、ポジティブなあなたが内在していることが、お解りいただけたと思います。
成すべきことはシンプル
その上でお話しすると、あなたが成すべきことは至ってシンプルです。
それは、ネガティブな思考に陥る原因を改善することです。
そうすれば、本質的にはポジティブな訳ですから、もうネガティブな自分を責めて、人間をやめたいとまで思い詰めてしまうことも無くなります。
そう大切なことは、ネガティブに考えてしまう心理的な原因を突き止め、それを取り除くか、ネガティブになった時の対処法を身に付ければ良いのです。
現在の心理状態を例えるなら
例えば、今のあなたの心理状態について、少しスピリチュアルな見方でお伝えするなら、それは、こんな風にイメージすると解り易いでしょう。
見上げた空がどんよりと曇っていれば、人の気持ちも落ち込みぎみで否定的です。でもその雲が消え、澄み渡る青空が広がれば、気持ちも明るくポジティブに戻れます。
そう、雲のようなネガティブな気持ちさえ消えてしまえば、輝く太陽のような自分に戻れるのです。
そして、その太陽ともいえる思いが、今まさにあなたが持っている、「もう変わりたい」と望む、ポジティブな自分なのです。
人がネガティブ思考になる心理的な原因
あたがネガティブな思考をやめたいなら、そのための方法はいくつかあり、さほど難しい物ではありません。
ただその話をする前に、なぜあなたの中に、ネガティブな自分の声が生まれてしまうのか、代表的な3つの原因からお話しして行きましょう。
1、仕事の疲れやストレスが原因
もしあなたが、最近疲れが溜まっていて、物事をネガティブに考えてしまうと感じるなら、それはまさに、仕事や人間関係による疲れが原因だと言えるでしょう。
私たちは仕事や人間関係で葛藤を感じると、それを心の中に押し込んで我慢しがちです。
するとそんな我慢した感情のエネルギーが、次第に精神的なストレスとなり、何をするにしても、ネガティブ思考に陥ってしまい易くなります。
一旦その状態になると、そんなネガティブ思考をやめたいと思っても、気分転換するだけの活力や気力も持てず、引きこもり気味に成ってしまうのです。
その状態では、人間をやめたいとまで、否定的に思い詰めてしまうのも、ある意味当然だといえるでしょう。
例えば、ありがちな事例としては、職場の上司に執拗に否定されると、その後の仕事やプライベートで、やりたいことがあっても、「どうせやっても意味ないし。」と無意識にネガティブ思考になってしまうのです。
2、幼少期など過去のトラウマが原因
時には、幼少期の苦い体験や経験が、トラウマ(心の傷)となって、ことある毎に心の声として浮上し、物事を否定的に考えさせてしまうこともあります。
それは記憶に残っている体験はもちろんのこと、すでに忘れてしまったような出来事でさえもです。
こちらの「子供の頃の記憶がない!?幼少期のトラウマを解消して思い出す方法」でも、そんな子供の頃のトラウマについて解説しました。
もしかしたらあなた自身は、そんなトラウマを受けた経験は無いと思っているかもしれません。
ですが、ことある毎にネガティブ思考に陥って、なかなか改善できないのなら、一度そんなスピリチュアルな視点から、自分を見直してみる必要があるでしょう。
特に、人間をやめたいとまで思い詰めている方は、このトラウマを持っている可能性が高いです。
子供の頃から、何をしても否定され続けていたり、全く構ってもらえないと、誰しも自分には存在する価値がないと思ってしまうのです。
3、テレビやSNSなどの影響が原因
これは多くの人が油断しがちなことですが、テレビやSNSなど情報機器を利用することで、心理的な刺激を受けてネガティブ思考に陥るケースがあります。
特に注意が必要なのは、SNSでの誹謗中傷や、凄惨な事件や事故の報道を目にしたときです。
そんなときには、私たちの心の中で、少なからず感情的な意見や想いが生まれます。でもそれを我慢して有耶無耶にすると、その思いがモヤモヤ感となって心に残るのです。
するとその気持ちに捕らわれて、ネガティブに考えるのをやめたいと思っても、何度もSNSやテレビのことばかりを思い出して、影響を受けてしまいます。
スピリチュアルないい方をすれば、否定的な映像や言動に、無意識に執着してしまうことで、心にネガティブな影響を受けると言って良いでしょう。
SNSなどでの誹謗中傷を見ると、気になって仕方がなくなるのは、そんな心理的な仕組みが強く影響しているのです。
中には、SNSで心理的に追いつめられて、自分を見失ってしまい、人間をやめたいとまで思い詰めてしまう人もいます。
ネガティブ思考への具体的な対処法
ネガティブ思考に陥り易い、代表的な3つの原因について紹介してきましたが、あなた自身にも、思い当たる節がありましたでしょうか?
では、そんなネガティブ思考に陥った時にどうすればいいのか、まずは具体的な4つのステップでの対処法についてお話ししましょう。
1、一番大事なことは気付くこと
まず一番大事なことは、「あ、自分は今すごくネガティブな思考に陥っているな。」と気付くことです。
ネガティブ思考をやめたいなら、これが何よりも大事で、そこに気付けないと何も対処のしようがありません。
ですからここでのポイントは、独り言でもいいので、心の中で確認するかのように言語化して認識することです。「あ、自分は今すごくネガティブな思考に陥っているな。」と。
例えば今回の人なら、「自分は、人間をやめたいと思うほど、ネガティブな気持ちなんだな。」という言葉として、言語化する感じです。
実はそれを心の中で2、3度繰り返すだけでも、私たちの心は冷静に、落ち込んだ自分と向き合えるようになります。
スピリチュアルな視点から言うと、言語化する際に、囁くような小声でいいので、独り言のように声に出すと、なおさら効果が高いです。
言えな時には、自分に確認するかのように、心の中で何度か繰り返してください。
2、原因を考えてみる
次に少し冷静になったところで、こんな風に考えてみましょう。それは「なぜ今ネガティブ思考になっていたのか?」という原因についてです。
ここでのポイントは、先ほどの3つの原因のどれに該当するのかをチェックすることです。
注意が必要なのは、ネガティブ思考をやめたいという気持ちで、原因追及に走って細かく考えてしまうと、またネガティブ思考に逆戻りしてしまい、改善どころではなくなります。
ですから、下記の3つの原因のどれがに当てはまるのか、それを見定めるだけにしてください。
- 仕事や人間関係で疲れている
- 過去のトラウマの影響だと思う
- SNSやテレビで嫌な気分になった
3、当然のことと承認する
3つの原因のどれに当てはまるのか解ったら、それが原因で自分がネガティブ思考になっていたことを、明確に認識してあげましょう。
ここが重要なポイントですが、先の3つのどの理由であれ、それらの要因があるのであれば、ネガティブ思考になるのは当然のことです。
それはあなたに限らず、人間なら誰もが同じように、ネガティブな思考に陥る状況だといえいます。ネガティブな気持ちになるのは、人間であればとても自然な心の反応で、当然のことなのです。
ですから、ネガティブな気持ちになるのは「仕方ないよね。」とか、「当然だよね。」と受け止めてあげてOKです。
4、振り返ってみて気持ちを確認
1から3までのステップを1つづつ踏んでいくと、気が付けば心なしか気持ちが軽くなっていると思います。
それと共にネガティブ思考も減り、気持ちが落ち着いてきていることでしょう。そしたら何度か同じように、また1から順を追って繰り返してみて下さい。
すると最初ほどではないにせよ、繰り返す度に少しずつ気持ちが楽になって、とても冷静に自分と向き会えている、そんな事実にも気付くはずです。
人間をやめたいとまで思い詰めていたのなら、なおさらこれを繰り返すことで、気持ちが軽くなっていくことが解ると思います。
これが、ネガティブ思考に陥った時の具体的な対処法です。
最初は、あまり実感が湧かないかもしれませんが、まずは訓練だと思って取り組んでみましょう。
そうすれば、いずれ気持ちがスッと軽くなるのを、実感できるはずです。
ネガティブ思考のスピリチュアルな改善法
まず最初に、ネガティブ思考に陥った時の具体的な対処法について、詳しく解説してきました。
これだけでも、かなり軽くはなると思うのですが、ここからはさらに、そんな心理的な傾向を、スピリチュアルに改善する方法について見て行きましょう。
記事を読み返して自己承認
ここまでこの記事を読んでいただいて、お解りになると思いますが、この記事を読む前に比べると、あなたのネガティブ思考は少なからず軽くなっているはずです。
それは今までやめたいと思っても、原因も解らずどうにもならなかった葛藤が、心理的な仕組みを理解することで、自然と解消されていったからです。
心理的にはこちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」で紹介した、自己承認という手法による効果が、得られているからです。
ですから、あとはこの記事を何度も読み返すだけで、その気持ちはさらに軽くなり癒されていきます。
このサイトの中の、気になる記事を読むことでも、自分の心への理解が進み、気持ちは軽くなるはずです。
書かれている内容を見て、心から腑におちる度に、スピリチュアルな癒しの効果が得られます。
考えすぎる性格をレメディで改善
今回のネガティブ思考に限らず、とかく考えすぎて否定的に成ってしまう性格なら、まずはそんな考えすぎる傾向を改善する必要があります。
詳しくは、こちらの「考えすぎる性格を直したい人が思考を止めるスピリチュアルな改善法」でも紹介しましたが、そんな時には、こちらの2種類のレメディが役立つでしょう。
ホワイトチェストナットは、思考に安らぎを与えて、ネガティブな思考に捕らわれて、考えすぎてしまう傾向を癒してくれます。
リバイバルレメディは、全体的な不安感や緊張感を緩和して、ストレスの浄化に役立ってくれます。
この2種類なら、利用し始めて数日で効果を感じられるでしょうから、今まさに辛いと感じている人は、なおさら使ってみてください。
フラワーレメディを2種類使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(3滴×2種類)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
そもそも「悩み」とは、「問題となる出来事」+「不安感」なので、人はネガティブな思考に陥ってしまい易いものなのです。
逆に、悩みをポジティブに考えられる人は、もともと不安や心配感がさほどない人たちなのです。
心理の専門家のもとでセラピーを受ける
それらの取り組みを実践して、それでもなかなかネガティブ思考がやめられないとか、自分だけで対処できないと感じるなら、心の専門家に相談して改善に取り組むのも良いでしょう。
自分一人では、どうしても視野が狭くなり、主観的にしか自分の状態を見れないものです。ですが、心理の専門家のもとでセラピーに取り組めば、問題を客観的に見直し、悩みを解消することもできます。
ノイローゼのように、常にネガティブにばかり考えすぎてしまうのなら、早めに心の専門家に相談して、しっかりと取り組んでいきましょう。
そうすれば、もう人間をやめたいと思うほど、自分を追い詰めてしまうことも無くなり、ポジティブに人生を歩んで行けるようになります。
私のセミナーでも、そんなネガティブ思考を打破するための、心理的な取り組み方を教えています。
根本的な部分から、自分の考え方をポジティブにしたいと望むなら、一度心を整える技術を学んでみてください。
人としての自然体の生き方と時代の変化
いかがでしたか?ここまでネガティブ思考をやめたい人の、心理的な原因と改善法について、詳しく解説してきました。
この記事をご覧いただいたことで、少なからず気持ちも軽くなり、どのように改善していけばいいのか、方向性も見えてきたと思います。
では最後に、こんなスピリチュアルな真実をお伝えして、終わりにしましょう。
生まれながらにネガティブではない
紛れもなく言えることは、あなたは生まれた瞬間から、ネガティブに思考する存在ではなかったということです。
人は誰しも生まれたときには、物事を思考することが出来ず、ただ純粋に感じて笑い、感じて泣くぐらいの、とても純粋でシンプルに生きていました。
それが教育課程を受けることによって、より思考に特化した能力を身に付け、難しい問題も回答できるようになったのです。
ですがその結果、気持ちの浮き沈みにより、時にはネガティブな思考に捕らわれて、人間をやめたいと思うほど、心理的に追い詰められてしまいます。
日常生活ではさほど思考は必要ない
そもそもあなたもお解りのように、私たちの人生において、それほど思考を駆使しないとならない事は多くありません。
プライベートにおいて使う思考能力は、せいぜい小学生ぐらいのレベルのことが、ほとんどでしょうし。仕事で思考的な作業をするにしても、その時限りで十分です。
そう、実は私たちの思考の9割は、本来なら考える必要のない雑念でしかないのです。
ですから、そんな頭の緊張感をほぐし、雑念を取り払うために、多くの人が瞑想に取り組んでいます。思考するのをやめて、心の平安を取り戻すために、自分に向き合っているのです。
時代はよりシンプルに成っていく
近年になって、マインドフルネスという瞑想法が、心の整え方としてビジネスにと入りれられているのも、そんな理由からです。
ですから私たちも、これまでのネガティブな思考に捕らわれてしまう、自分自身の生活スタイルを見直し、瞑想や心の改善法を取り入れていきましょう。
スピリチュアルに言えば、人は考えずに今を生きれるようになることで、生物としてより自然体で生きれるようになります。
それが、人として真に自然と調和して生きることであり、あなたが望む心穏やかな生活に他ならないのです。
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多分私はアダルトチルドレンだと思います。
主体性がない私は何をやっても、他人事で中途半端になってしまい。自分を変えたいけど、変えようと思うとネガティブな私が出てきます。
これまでもカウンセリングを受けたり、心理的なワークに参加したことが在りますが、なかなかネガティブな私が消えません。
そんなネガティブ思考をやめたいと、ずっと思ってきたのですが、どうすれば改善できるのでしょうか?
こんなに否定的にばかり考えてしまうなら、もういっそのこと人間をやめたいと、思うことも在ります。