「執着を手放す」という言葉のスピリチュアルな意味と方法

「執着を手放す」という言葉のスピリチュアルな意味と方法、解放
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

今日はタイトルの通り、執着を手放す」という言葉のスピリチュアルな意味について、お話ししていきます。

ただその前に、スピリチュアルな視点で見たときの執着とは何か?そして、なぜ執着を手放す必要があるのか?その点も、改めてお話ししておきます。

よく「執着を手放しなさい」とか言われますが、私たちはその言葉の意味を理解しているようで、あまり良く解っていません。

それは「言う方」も「言われる方」もです。ですからここでは、まずこの「執着を手放す」という言葉の意味について、初歩的なところから解説していきましょう。

きっとこの記事をご覧いただければ、あなたも執着に対する考え方が、少し変わってくると思います。

 

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「執着」という言葉の意味

「執着」という言葉の意味

今回は執着について解説していく予定ですが、まずは基本的な「執着」という言葉の意味から見ていきましょう。

あまり抽象的な内容にならないように、多角的な視点から、執着という言葉の意味を捉えておきたいと思います。

 

Wikipediaによる「執着」とは

それはではいつものように、定番のWikipediaの内容から見ていきましょう。

執着(しゅうじゃく)とは、仏教において、事物に固執し、とらわれること。主に悪い意味で用いられ、修行の障害になる心の働きとする。『岩波仏教辞典 第二版』参照

Wikipedia引用:執着

仏教的な執着を手放すことについても、多少書かれていましたが、難しくなるので要点だけを書き出しました。コレだととてもシンプルで、解り易いですよね。

私たちが、執着という言葉の意味として理解しているのは、およそこんな内容ではないでしょうか。

 

「デジタル大辞泉」や「大辞林 第三版」の解説

続いて、「デジタル大辞泉」や「大辞林 第三版」を参照した内容につても、確認していきましょう。

デジタル大辞泉の解説:
 しゅう‐ちゃく【執着】《「しゅうじゃく」とも》一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。「金に執着する」「執着心」

大辞林 第三版の解説:
 しゅうちゃく【執着】〔古くは「しゅうぢゃく」〕ある物事に強く心がひかれること。心がとらわれて、思いきれないこと。 「物事に-するたちだ」 「 -心」

コトバンク引用:執着

こちらでは、言葉の成り立ちなどの仏教的な意味には触れず、一般的に使用するときの解釈と例文が掲載されています。

 

仏教的な執着とは

では最後に、仏教的な「執着」という言葉の意味を見ておきましょう。

この仏教的な意味については、様々なサイトが解説をしていますが、総じて煩雑で主観的な要素が強いので、千葉県にある妙福寺さんの一文を引用しました。

諸行無常(しょぎょうむじょう):世の中のあらゆるものは変化を繰り返していて、不変なものや絶対的なものは存在しない。実はこれが〝人生は苦しみ〟の原因だとお釈迦様は説いています。

世の中の物事は常に変化を繰り返し、同じ状態のものは何一つ無いにも関わらず、私たちはやっと得た地位や名誉、また人間関係や自分の肉体にいたるまで、さまざまな自分を取り巻く環境に対して不変を望み、このままであって欲しいと願います。

これを仏教では〝執着〟と呼び、この執着が苦の根本原因であると説かれています。

成就山 妙福寺引用:仏教のススメ

とても解り易い解説です。ちなみにこれは、仏教の「諸行無常」について書かれていたページから引用しました。

 

<井上のワンポイント>

なるほどと、腑に落ちる深い解説ですよね。変わり続ける世界の中で、変わらないことを望む気持ち、それが仏教における執着という言葉の意味です。

 

誰もがもつ一般的な執着の意味

執着という言葉の意味を、仏教的な視点から詳しく解説していくと、とても複雑で難しくなりそうです。

ですが私のサイトでは、あくまでスピリチュアルな視点から執着について語り、合わせて執着を手放す方法を解説するものですから、その点は簡単にだけ紹介しておきました。

先の妙福寺さんの諸行無常に関する解説は、なるほどと思う内容でしたが、一般的な執着の意味としては、その前のWikipediaや大辞典の解説の通りと捉えて良いでしょう。

それはこの一文、「一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。」と解釈できます。

 

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スピリチュアルな視点での執着とは

スピリチュアルな視点での執着とは

では、スピリチュアルな視点から見たときの執着には、どのような意味があると言えるのでしょうか。

ここからは、あくまで私の実体験から来る解説になりますが、執着をエネルギー的に観察するとどう見えるか、その点をお話ししたいと思います。

 

スピリチュアルな執着とは

まずは、ズバリ結論からいきましょう。スピリチュアルな視点から見たときの執着とは「感情」であるといえます。ちょっとストレートすぎましたかね。

その言葉の意味は、これから詳しく解説しますが、要は「執着=感情のエネルギー」と、いえるということです。

それはスピリチュアルな視点で見ると、何に執着しているかに関わらず、その対象に思い入れがあれば、それが執着となるといえます。

そして思い入れとは、つまるところ私たちが持っている、感情だということです。

 

「執着を手放す」とは「感情を癒す」こと

私自身は、この執着という言葉を、あまりセッションなどでは使いません。

「あなたには○○に対して執着がありますから、それを手放す必要がありますよ。」などとは言わず。

「あなたが持っている、○○に対しての感情を、癒す必要がありますよ。」と言います。

例えば○○を「彼」や「お金」に言い換えてみると、微妙なニュアンスの違いが判ると思います。

この言葉は、どちらも同じことを指摘していますが、スピリチュアルな意味では、異なるアプローチで問題の改善を促しているのです。

 

<井上のワンポイント>

執着を手放すと言われると、まるでダイエットをするために、断食を迫られるような気持ちになりますよね。

でも、感情を癒すなら、ダイエットをするために、食生活を見直すぐらいのニュアンスで、受け取れるでしょう。

 

人のオーラの中に留まっている執着

私がオーラ診断を行っていると、時折、執着のエネルギーを見かけることがあります。それはその人の感情のエネルギーの停滞としてです。オーラの中にある執着とは、いわば感情のエネルギーが滞っている状態なのです。

それを具体的に申し上げるなら、粘土のように重たく粘性があるオーラであり、感情のエネルギーの固まりだと言えるでしょう。

嫉妬、妬み、苛立ち、拘り、固執、悲観などなど、それらの「悲しみ」や「怒り」を含んだ感情のエネルギーが、心の中に留まることによって、強い執着を帯びていきます。

スピリチュアルな視点で見たときの執着とは、その人が何らかの感情に捕らわれて、それを手放すことが出来なくなっている状態だといえるのです。

 

<井上のワンポイント>

特定の感情が、折り重なるように心の中へと溜め込まれていくと、それが執着となっていきます。

オーラ診断では、そんなエネルギーを確認することで、その人が何に心を囚われているのか、それを見定めていくのです。

 

執着を手放す上での大きな問題点

すると多くの人はこう考えます。

>執着を手放すことが出来れば → 感情が軽くなって → 問題が解消する

でもスピリチュアルな視点で言うと、本質はこうなのです。

>感情を軽くすれば → 執着を手放すことが出来て → 問題が解消する

ポイントは、感情を持ったままで、執着を手放すのは非常に難しい、ということです。

 

執着は簡単には手放せない

なので、よく「執着を手放しなさい」と言われますが、それはハッキリ言って一般人には無理です。

それはお腹の空いた人に、食べ物を捨てなさいというのと、同じことを意味するので、それは生物的に難しいのです。

ダイエットや精神修行の専門家か、力石徹か仏様(死んじゃえば食べ物も必要ないので)ぐらいにしかできません。

そう考えると、普通に生活している我々には、難しくて到底出来ないことだとお解りいただけるでしょう。

 

<井上のワンポイント>

実際には、先ほどお話ししたように、ダイエットをするために、食生活を見直すぐらいの取り組みで、十分執着を軽くしていくことができるのです。

 

なぜ執着を手放す必要があるのか?

なぜ執着を手放す必要があるのか?

それではなぜ、私たちは執着を手放す必要があるのでしょうか?

これも結論から言ってしまうと、執着とは「感情」であり「トラウマ」であり「カルマ」とも言えるものだからです。

 

強い感情や衝動という意味

先ほども申し上げたように、スピリチュアルな視点では、執着とは感情の滞りです。

その滞っている感情が多くなるほど、執着は強いものとなり、コントロールが難しくなります。すると人は感情に翻弄されて、衝動的に動いてしまい易くなるのです。

世の中で起きている犯罪のほとんどは、この我慢できないほど溜まった感情が原因だと言っても、過言ではありません。

ですからまず最初に、執着を手放すことには、衝動的な感情を解消するという意味があるのです。

 

過去のトラウマを癒す意味

そして過去の体験が原因となって、感情の滞りが出来ていると、人はそれをトラウマ(心的外傷)と呼びます。

例えば恋愛で、過去に好きな男性に裏切られ、それ以降付き合う男性をストーカーのように監視するなら、それは過去に傷ついたことで出来た、異性への執着といえるでしょう。

このケースでは、その過去に裏切られたときの怒りや悲しみが、心の奥深くに留まって、後の異性関係に影響を与えているのです。

それ以外でも、親に甘えられなかった人が、恋愛で甘えられるよになると、相手を失い再び寂しい思いをすることを恐れ、相手に執着するケースも良くあります。

執着を手放すことは、これらのトラウマを癒すという意味もあるのです。

 

<井上のワンポイント>

トラウマについては、こちらの「トラウマとは?スピリチュアルの専門家による5つの克服法」でも詳しく解説していますので、気になる方はそちらをご覧ください。

 

前世のカルマを癒す意味

そしてさらにはそんな感情の滞りが、前世の体験を原因としてできていると、人はそれをカルマと呼びます。

これは非常にスピリチュアルな話になるので、詳しく知りたい方は、こちらの「カルマの法則のスピリチュアルな意味」を参考にしてください。

簡単に申し上げるなら、前世で強い感情を押しとどめていると、その思いがカルマとなり、今世の執着として顕在化するということです。

そうですね、比較的解り易くて身近なパターンは、こちらの「不倫関係のオーラで解る!前世の過ちを繰り返すカルマの法則」が参考になるでしょう。

こちらの記事でも解るように、執着を手放すとは、そんな前世のカルマを解消するという意味も持っているのです。

 

<井上のワンポイント>

その意味では、執着とは転生を超えて持ち越すことで、私たちの性格的な傾向として留まり続けるものだといえるでしょう。

執着を手放すとは、今世の人生だけに関わることではなく、転生を繰り返す霊的存在としての、取り組みともいえるものなのです。

 

執着を手放すことの意味とは

執着を手放すことの意味とは、女性

では、少し内容が多くなってきたので、ここまでお話ししたことを、一旦まとめておきましょう。

 

執着が無い方が安心して生きられる

私たちが持つ執着とは、感情の滞りであり、それは時にトラウマとされる過去の心の傷や、カルマとされる前世にやり残したことが原因となっています。

でもその執着を持ち続けていると、あなたの人生において、様々な問題が起きてきます。それは執着がある分だけ、感情に振り回され、衝動的になることが増えるということです。

それではあまりにも、現実社会で生活するのが大変ですし、時には衝動的な思いに駆られて、自分のコントロールを失いかねません。

ですから、執着を手放してしまった方が、感情に振り回されることは減り、安心して生きれますよ。ということです。

 

執着が同じ失敗を繰り返させる

そしてさらにもう1つ追記しておくと、オーラの中にある執着には、とても多くの感情のエネルギーが含まれています。

それはスピリチュアルな意味では、とても強く同じ現実を引き寄せるパワーがある。ともいえることです。

ですから執着を持っている人ほど、同じ悩みや同じ問題に直面し易く、なかなかそのパターンから抜けられず、同じ失敗を繰り返してしまい易いのです。

ですから、そんなパターンを解消するためにも、執着を手放す必要があるといえるでしょう。

 

<井上のワンポイント>

なぜ、執着を持っていると同じことを繰り返してしまいやすいのかは、こちらの「同じ失敗を繰り返す人の心理的な原因とスピリチュアルな対策」で、詳しく解説しています。

 

執着を手放して転生を終える

ちなみに、私たちが幾度となく、この地球において輪廻転生を繰り返すのも、本質的にはこの執着が原因なのです。

具体的に言えば、地球での体験や人間関係に執着があり、それを持ったまま死を迎えるからこそ、その気持ちに囚われて再び生まれ変わってくるのです。

仏教では、「それはあまりにも辛いことだから、執着を手放して、もう生まれてこなくていいようにしましょう。」と説いています。

それがお釈迦さまの教えの一端である、「一切皆苦(いっさいかいく)」という言葉にも繋がります。

 

<井上のワンポイント>

この「生きることが苦しみである」という教えの一端が、執着に振り回される人生は、苦しいだけであるという考えです。

 

執着を手放すスピリチュアルな方法

執着を手放すスピリチュアルな方法

これまでは、なぜ執着を手放す必要があるのか、その理由について、スピリチュアルな視点から解説してきました。

ではここからは、そんな執着を手放す方法について、お話ししていきましょう。

 

人は執着を手放すことに執着する

先にも申しあげましたが、執着を手放そうと必死になっても、それは一般人にとって、とても難しいと言わざるを得ません。

もちろん、仏教の僧侶となって日々精進したり、山籠もりして修行に励めば、少なからず可能だとはいえるでしょう。ですがそれでは、普通に日常生活は送れませんから、私たちにとってはまったく意味がありません。

あくまで今の生活を送りながら、執着を手放す方法に取り組む必要があるのです。

そこで、執着を手放す方法について話し始める前に、大切なことを申し上げておきます。

それは、執着を手放そうとすればするほど、執着を手放すことに執着してしまう、そんなジレンマに陥らないことです。

 

執着を手放すよりも感情を癒す

大切なことは、執着を手放そうとするよりも、心の中にある感情を癒そうとすることです。

これは例えば、恋愛で相手に執着しているなら、その相手への執着を手放すことに取り組むより、日頃の生活で感じる心の揺れ、感情の浮き沈みを、癒そうとすることです。

相手に対して強く出てくる衝動的な執着は、日常の生活の中でも無意識にあなたの心に浮上し、その相手のことばかりを考えさせていることでしょう。

そんな心の捕らわれを意識し、日頃の生活での心の在りようを整えることで、相手への執着も自然と減っていくのです。

 

<井上のワンポイント>

特定のことに対しての執着(感情の囚われ)は、そのこと以外でも、私たちの生活に大きな影響を与えています。

ですから、執着を手放そうとすると難しから、それよりも日々の生活の中で心を整えて、偏った感情的な傾向を癒しましょうということです。

 

グラウンディングの瞑想で手放す方法

その点でとても有効な取り組みが、こちらの「【完全版】グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」でも解説している、グラウンディングの瞑想です。

このスピリチュアルなグラウンディングの瞑想法は、あなたの執着に含まれる感情を癒すことはもちろん、それ以外の日常でのストレスや、不安感をも癒してくれる効果があります。

最初はこの瞑想法に取り組んでも、ハッキリとした実感はわかないかもしれません。ですがそれが、2週間、1ヶ月と取り組んでいくと、次第に気持ちの変化を感じるようになります。

 

<井上のワンポイント>

この瞑想法は、心の健康に限らず、身体の健康にも役立つものなので、健康維持のためだと思って取り組んでください。

そうすれば、自然と執着を手放すことが出来るでしょう。

 

フラワーレメディで手放す方法

続いては、もっと手軽で簡単な、フラワーレメディを用いた執着を手放す方法です。

チコリーを使えば、衝動的に湧き上がってくる感情を癒して、少なからず気持ちを冷静に振り返れるようになります。

合わせて、リバイバルを利用することで、全体的な心の落ち着きを促し、トラウマとして滞っている感情も癒してくれるでしょう。

先ほどのグラウンディングの瞑想法と共に取り組むことで、なおさら気持ちの変化は速いといえますから、まずはこちらの2つの方法で根気強く取り組んでください。

補足説明
 フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
初めてのフラワーレメディ利用法付き

 

強い衝動は専門家のもとで癒す

強い衝動は専門家のもとで癒す

この点は心理の専門家として大切なことなので、あえて申し上げておきます。

それは、自分だけで改善が難しいと思ったなら、信頼のおける専門家に相談することです。

 

催眠療法などの心理セラピー

催眠療法に代表される、感情に関わる心理セラピーでは、執着していることに含まれる感情を、ダイレクトに癒すことが可能です。

それはある意味、心の中に滞っている感情を、スピリチュアルなレベルで一気に抜きだすともいえるワークで、短時間で執着を手放す効果があります。

ですから、自分一人で取り組むよりも、格段に気持ちが軽くなりますし、必要であれば、自分での取り組み方なども指導してもらえるでしょう。

心理セラピーでは、あなたがセラピストを信頼できるかどうかが、とても重要です。ですから気になる方がいたら、事前に抱えている問題を相談してみるなど、一度問合せをしてみてください。

 

心理セミナーなども有効

そして異性関係や家族関係での執着については、心理セミナーなどでもその改善法を学べます。

私の開催しているセミナーでも、自分の心を整えて、日々を穏やかに過ごすための技術を教えており、執着を手放す上でもとても役立つ内容です。

先にも申しあげたように、執着を手放すことは、結局のところ感情や過去のトラウマを癒す取り組みなので、学ぶことで結果的にあなたの日常が整っていきます。

ですから、自分の心を癒して整えるつもりで、一度セミナーに参加してみるのも良いでしょう。

 

<井上のワンポイント>

ポイントは、1度心の整え方を学べば、一生それが役立ってくれるということです。

自分の心や感情への対処法を学んで、身に付けてさえしまえば、その後の人生で心強い見方となってくれます。

 

”メンバーズブログ"

執着を手放す上での心構え

執着を手放す上での心構え

心構えと言うと、少し大げさかもしれませんが、あなたが何かしらの執着を手放すために、自分の心に取り組まれるのなら、お伝えしておきたいことがあります。

それは、執着などの心の問題に関しては、時間をかけて取り組む姿勢が必要だということです。

 

執着はいきなり0にはならない

特に先に申し上げた方法の中でも、自分で取り組むグラウンディングの瞑想やフラワーレメディは、コツコツと取り組む姿勢が大切です。

もちろん、心理セラピーやセミナーなども受ければ、それだけ改善は早く、変化も感じやすいことでしょう。

ですがスピリチュアルな視点から見ても、あなたがその執着を完全に手放すことが出来るまでには、少なからず時間をかける必要があるということです。

この執着に含まれる感情的な衝動は、一朝一夕で0になる訳ではありません。

 

私の実体験でも段階的に減っていった

私自身これまでに様々な方法で、自分が持っている強い執着や感情を、癒すことに取り組んできました。

それは月日をかけて、100あったものを90にし、80にし、60に癒していくような、そんな粘り強く取り組んでいく作業です。

ある意味、いきなり0になるのではなく、10づつ減らしていくような、ジワジワと心を癒し整えるように、取り組んできたいうことです。

ですがその甲斐があって、その取り組んだ執着については、今ではまさに0だと言えるところまで、手放すことが出来ました。

 

焦りはかえって自分を苦しめる

ですが多くの方が、そんな心理的な変化を待てずに、すぐに0にならないと焦って、次から次へと様々な手法を試みようとします。

誰しも今すぐに、その執着を手放したいし、感情的な葛藤を解消したいと思うのは当然です。私にもその気持ちはとても良く解ります。

ですがその移り気な状態では、結果的にいつまでたっても執着を手放すことはできず、思うように変われない自分に、返って凹むことに成り兼ねません。

ですから、時間をかけてジックリと取り組む意思を持つことだけは、忘れないでいてください。

 

<井上のワンポイント>

この執着を手放す取り組みは、あなたが前世から繰り越してきた課題をこなすことであり、来世へと繋がる幸せを築き上げる取り組みともいえるものです。

ですから、目先の結果にとらわれずに、コツコツと取り組んでいく姿勢が大切です。

 

井上のオーラ診断

心を癒し自分らしく生きれる道筋へ

心を癒し自分らしく生きれる道筋へ

スピリチュアルな視点で見ても、私たちが自分の衝動的な問題を解消し、安心して日常を送るためには、確かに執着を手放す必要があります。

でもそれは、修行僧のように無理やり取り除くものではありません。

 

執着は自然と手放していくもの

心を癒して整える取り組をしていたら、自然と感情やトラウマやカルマが癒されて、気が付けばほとんどの執着を手放していた。それが理想的なステップです。

ですから、今執着している問題だけに捕らわれずに、自己成長の意味を含め、自分の心に取り組んでみてください。

そうすればきっと、あなたもその抱えている問題を手放し、さらには自分らしく生きれる道筋へと、辿り着くことでしょう。

きっとその時には、過去に執着していた物事もすっかりと忘れ、新たな未来へと向かって歩み出しているはずです。

 

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固定観念にとらわれる人が心を縛るルールを捨てる方法

 

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