井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
時折、相談くださる方の中に、今までの自分の人生を振り返って、「自分が自分じゃない感覚がする。」と言われる方がいます。
私がそれらの方のオーラを拝見すると、そんな漠然とした感覚の原因がとても良く解ります。ですがその原因は、必ずしも1つとは限りません。
今回の記事では、そんな「自分が自分じゃない感覚がする」とか、「自分が自分らしくない気がする」という人の、スピリチュアルな原因と改善法を見て行きましょう。
これをご覧になれば、そんな疑問を感じている人が、何をもって自分じゃないと感じているのか、その理由が解るでしょう。
ある女性からの相談事例
まずは、ある女性からいただいた実例から紹介します。
これは、自分が自分じゃないというふわふわとした感覚について、とても詳しくお話しいただいているので、それがどんな心境なのか、よく分かると思います。
「地に足がつかない」という相談
彼女は、こちらの「地に足をつける意味とは?」をご覧になり、お問い合わせをくださいました。
誰にでもある漠然とした不安
あなたも、そんな気持ちになったことがありませんか?どこかハッキリとしない、漠然とした不安をずっと感じている気がしたり。
いつかは明確な目標が定まって、現実が開けていくだろうと思いながらも、いつまでたってもスッキリしない。
自分が本来の自分じゃないような、漠然とした違和感のような感覚に襲われること。
彼女のように、これまで何度もそんな気持ちを振り払ってきたけど、思い返してみれば何も変わらないまま、時間だけが過ぎてしまった気がするなど。
どこかこれまでの自分の生き方が、本来の自分らしくないような、そんな感覚です。
不安が一時なら問題にならない
私たちは日常生活のなかで、何度となくそんな漠然とした不安を感じながら、今を生きているのかもしれません。
例えばそれが一時的なことなら、それは仕事での疲れや、人間関係でのストレスで感じる不安でしょうから、疲れが回復すれば自ずと消え去るものです。
ですが彼女のように、ずっと不安を抱えて、自分が自分じゃない気がするなら、そこには何かしらのメンタルな問題があるといえます。
それはスピリチュアルな視点で見ても、自分を明確に定められない、具体的な問題があるということです。
きっとそんな不安定から、地に足をつける必要があると感じ、私の記事をご覧になったのでしょう。
自分が自分じゃない人の3つの心理
ではどんな人が、自分が自分じゃないと感じ、悩んでしまうのでしょうか?
ここでは、そんな疑問を感じてしまう、3種類のタイプの人について紹介していきます。
やりたいことが見つからない人
比較的多いのは、自分が本当にやりたいことが見つからないために、転職を繰り返している人です。
このタイプの人は、どんな仕事に就いてもシックリくることはありません。そのためずっと、自分がやりたいことが分からないという、漠然とした感覚を引きづり続けてしまいます。
特にスピリチュアルが好きな人では、そんな気持ちから、自分の人生の目的を探し続け、彷徨ってしまう人もいるぐらいです。
自分らしくないことは、痛いほど感じているのに、本当は何をやりたいのか答えが見つからないのです。
そんなやりたいことが見つからない人については、こちらの「やりたいことが見つからない人の心理的な原因とスピリチュアルな対処法」でも、詳しく解説しています。
他人に振り回される人
中には、あまりにも周りの人に振り回されるために、自分が自分じゃないと感じている人もいます。
彼女が、ふわふわとした感覚から、地に足をつけることの必要性を感じ、ネットでその方法を調べたように、地に足がつかないと、周りの言動や意見に翻弄されて、自分を見失いがちになります。
このタイプの人は、無意識に人の要望に応えようとするために、自分の意思を見失いがちになり、どうしたいのか分からなくなるのです。
こちらの「他人に振り回される人の4つのタイプとスピリチュアルな改善法」では、そんなタイプの実例もお話ししました。
無感情で感情がない人
そして今の自分が、本当の自分じゃないと思いつつも、なかなか動けずにいる人も居ます。それが無感情な人です。
彼らはどこかで、漠然とした疎外感や空虚感を感じており、自分が何に対しても興味を持てず、熱意を注げないことに違和感を感じています。
そのため、現実生活を普通に送っていも、どこかリアリティに欠ける感じがして、まるで他人事のように人生を過ごしているのです。
それでは、本来の自分ではないと感じることは当然かもしれません。
以前にも「無感情で感情がない人の心理的な原因とスピリチュアルな解決法」で、そんなタイプの方の心理的な原因について、詳しく解説しました。
自分じゃない感覚のスピリチュアルな原因
ではなぜ彼女のように、自分が本当の自分じゃないと感じるのでしょうか。
ここからは、オーラ診断などでスピリチュアルな視点から見ると、その人に何が起きているのか、その原因についてお話ししましょう。
オーラの第4層の問題
まず1つは、「自分らしさ」や「アイデンティティ」を表す、オーラの第4層のエネルギーに問題が起きていることです。
このオーラの第4層は、自己評価を表す層なので、ここに問題が起きている人は、自己否定感や自己嫌悪を持っています。
そのため、心理的な土台となる自分という存在を、認めることができず、自尊心を養うことが出来ないのです。
私たちの「自分らしさ」とは、そんな自己認識を土台として積み上げられるために、その根本部分を否定していては、何を成し遂げても自信が持てないのです。
ですから、同じような気持ちを感じているほとんどの人が、自分が本来の自分じゃないという感覚はあっても、自分がどんな存在なのかはハッキリと言えないのです。
簡単に言えば、自分という存在を定義する上で、土台ができていないということです。
グラウンディングの問題
これは彼女も気にしていたように、地に足がつかないことで、仕事などに就いていても、自分が自分らしく生きれていないと感じる方もいます。
それらの方に共通するのは、まるで現実に流されるかのように、ふわふわとこれまでの人生を過ごしている点です。
そのため社会との関わりが希薄で、現実を変えていくだけの影響力を持っていません。それは、強い意思や意欲を持たないまま、この人生を生きているともえいるでしょう。
その結果、いつまでたっても自分の生活を安定させることができず、周りの影響にも翻弄されて続けてしまうのです。
オーラの第2層の問題
続いては、憂鬱感や無気力な人にありがちなケースですが、第2層の感情のオーラに、問題を抱えている人がいます。
幼い頃からの生活環境で、あまりに我慢したり耐えることに慣れてしまって、何ごとにも意欲や熱意が湧かなくなり、自分が自分じゃないという感覚をずっと持っている人です。
このタイプの方は、オーラの2層にこれまで耐えてきた悔しさを留めていたり、諦めの気持ちを宿していることがあります。
すると、ポジティブな感情が出てきても、一瞬でブロックされてしまい、喜びや楽しさや好奇心などの、熱意や意欲の原動力となる感情を感じにくくなってしまうのです。
このタイプの方は、気がつけば諦めの言葉を口ずさんでいることが多いのですが、そんな時は、実はやりたいことが浮上した瞬間なのです。
「自分が自分じゃない」という言葉の意味
結論を言ってしまえば、「自分が自分の思うように過ごせていない。」という気持ちが、その「自分が自分じゃない」という言葉に集約されています。
そしてその原因を、スピリチュアルな側面から見て細分化して示すなら、3つのことに絞られます。
- 自信が無く自分らしさが定まっていないこと。
- 周りの影響で翻弄されて生活が安定しないこと。
- 情動や現実感が希薄で人生が他人事のようになっていること。
そんな思いを漠然と感じているからこそ、明確に「これまでの自分は、本来の自分とは違うんだ」といえるのです。
自分らしく成るスピリチュアルな改善法
それではどうすれば、本来の自分を取り戻すことが出来るのでしょう。
ここからは、自分らしく成るためのスピリチュアルな改善法を紹介して行きましょう。
グラウンディングの瞑想法
まず一番最初に行うのは、地に足がつかない状態を改善すべく、グラウンディング瞑想法に取り組むことです。
やり方はこちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で詳しく解説しています。
グラウンディングは、スピリチュアルなワークの基本となるもので、仕事や現実生活をより自分らしく生きるための土台となる技術です。
ですから、自分が自分じゃないというふわふわした感覚があるなら、まずは何よりも優先して、グラウンディングの瞑想に取り組み、地に足をついて生きれるようになりましょう。
フラワーレメディによる癒し
グラウンディングを実践しつつ行うのは、フラワーレメディによる自分らしさを取り戻す取り組みです。
ワイルドオートは、自分の本質と繋がって、自分が何をしたいのか、人生の大きな方向性を指し示してくれます。
セントリーは、自分の意思を明確にして、精神的な強さを養ってくえるので、必要に応じて人に「NO」といえるようになります。
その上で、感情的なブロックがあると思う方は、トラウマやショックを癒してれるスターオブベツレヘムを使うと良いでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類をブレンドする際には、3滴×2種類でOKです。(3種類なら3滴×3種類です。)マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
自分探しの学びや取り組み
そして時には、そんな自分らしさを探す目的で、自分の心との向き合い方を学ぶのも良いでしょう。
自分自身を変えることで、人生を変えていくためには、自分の心を潜在意識から改善していくことが必要です。
それは、ストレスや疲れを癒した上で、自分自身の心に向き合い、自己理解を深めることで取り組んでいくことができます。
これまで漠然と感じてきた、自分が本来の自分じゃないという感覚を、改めて見定めていく行為でもありますから、それにより尚更、心が整理されていくことを実感できるでしょう。
ストレスを解消して地に足がつき、自分を認められるようになると、自分らしくないという漠然とした感覚は、自然と消え去ります。
そうすれば、自分がやりたいことで、迷うことももうないでしょう。
漠然とした自分じゃないという感覚
ここまで、スピリチュアルに観察したときに、自分が自分じゃないという感覚の原因を、詳しくお伝えしてきました。
そしてその改善法についても、いくつか紹介してきました。では最後に、こんなことをお伝えして終わりにしましょう。
あなたのフィーリングは正しい
あなたが今まさに感じている、自分が本来の自分じゃないという感覚、それはまぎれもなく正しいフィーリングであり、間違いではありません。
それはあなた自身の潜在意識が、あなたに訴え欠けている心の声といえるもので、その感覚自体が、あなたの本質に繋がる道しるべなのです。
スピリチュアルにいえば、その心の声は、あなたらしく現実を生きるための、導き手ともいえる内なる声だといえるでしょう。
ですから、あとはその声を辿っていき、自分らしく生きれるようになればいいだけです。
内なる声を聞く瞑想や内観
これまでに、多くの先人がその内なる声を聞き、その声のままに生きれるように、自分を磨いてきました。
そのための取り組みが瞑想であり、内観とされる自分の心の声に耳を傾ける作業です。
私たちの内なる声を聞いて理解することは、とても繊細な作業なので、その声を聞くためには、心の静けさを実現することが何よりも重要です。
ですから、まずはそんな内なるフィーリングを大切に、自分を磨くことを始めて下さい。あなた自身を癒し、心の静けさを取り戻す作業を始めるのです。
スピリチュアルに生きるということ
あなたが心の静けさを実現し、改めて自己理解を深めていくと、確信をもって感じることができるでしょう。
自分が本当の自分じゃないというあの感覚は、やはり思った通りだったと。自分の感じたフィーリングは間違っていなかったと。
そして改めて知るのです。「答えは全て自分の中にある」という、その言葉の意味を。。。
スピリチュアルに生きるということは、自分の心の声に従って生きるということに、他ならないのです。
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【心の声を聞く方法】自分の本当の心の声に従うスピリチュアルな生き方
「地に足をつける」という言葉について調べていて、こちらのブログに着きました。
前向きになれるときもありますが、どこかいつも不安です。ずっと現実的なビジョンを持てません。何事にも深い興味を持てず、向上心に欠けています。
今の職場はもう辞めたい、すぐに逃げたくなります。
これまでずっと自分が自分じゃないような、そんな感覚がしていましたが、「今は時期がパッとしないだけ」と思ってきました。でも最近は「結局ずっと、このふわふわした感覚を手放せないのかもしれない。」とも思います。
こんな風に何もはっきりしないまま、人生が過ぎていくのかと思うと消えたくなります。