井上直哉
スピリチュアルを学びたい方へ プロフィール お問合せ
最新記事 by 井上直哉 (全て見る)
- 龍神に出会うスピリチュアルな方法<井戸に宿る水神様> - 2024年12月17日
- 冬至で捨てる7つの厄落とし<今すぐ捨ててスピリチュアルに開運> - 2024年12月10日
- 波動が上がると起きる3つの現象<エネルギー的にシフトする時> - 2024年12月3日
- サイキックアタックをエネルギー的に断つ方法<防御の仕方や対処法> - 2024年11月29日
- 根本的に嫌な人と縁を切る方法<スピリチュアルな縁とは> - 2024年11月19日
こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
私はオーラ診断のセッションをやっていますが、オーラ診断とは、正式には「Aura Reading:オーラリーディング」といわれます。
その方のオーラの色や形から、オーラに含まれる情報を読み取って、お伝えしていくワークです。
ですがたまに、「チャネリング」と思われていたり、「占い」と勘違いされたりすることがあります。
比較的「チャネリング」という言葉は、多くの人が知っているスピリチュアルな言葉ですが、そもそも、チャネリングがどんなワークか、ご存知ない方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「チャネリング」に的を絞って、それがどのようなものか、詳しくお話ししたいと思います。
その上で、「占い」や「リーディング(オーラ診断)」との違いを説明しつつ、初心者でも安全に出来る、簡単なチャネリングのやり方や、チャネリングを体験する際の注意点をお話ししましょう。
<目 次>
そもそもチャネリングとは?
今回このような記事を書く理由は、そもそもチャネリングがどのようなものか、実際にチャネリングをされているチャネラーの中にも、エネルギー的には厳密に理解していない方がいると感じるからです。
そこで「チャネリングとはこういうものだよ。」ということを、スピリチュアルな視点から、明確に整理しておきたいと思いました。
その上で、簡単なチャネリングのやり方と、チャネリングを体験する際の注意点をお話しします。
Wkipediaにおけるチャネリングの解説
まずは当然のことながら、基本的なWikipediaの情報から、見ていきましょう。
チャネリング (英: channeling, channelling) とは、高次の霊的存在・神・宇宙人・死者などの超越的・常識を超えた存在、通常の精神(自己)に由来しない源泉との交信法、交信による情報の伝達を意味し、アメリカで1980年代に隆盛したニューエイジ運動の中で使われるようになった名称である。
チャネリングを行う人をchannel(チャネル、チャンネル。水路、通信路の意)、あるいはchanneler(チャネラー) と呼ぶ。チャネリングは民俗学者や人類学者ならば“シャーマニズム”という用語で分類する分野におおむね相当し、「チャネル」「チャネラー」は従来の表現で言えば 霊媒(英:medium)に当たる。トランス状態となって、交信する存在からのメッセージを受け取る点では霊媒と同じである。
Wkipedia引用:チャネリング
この内容の要点を簡単にまとめるとこうです。
チャネリングとは、チャネラーと呼ばれる霊媒師が、霊的な第三者(他の霊的存在)と交信して、情報を受け取り、それを相談者に伝える行為である。
タイプ別に分けられるチャネリングの種類
もう少し詳しく説明すると、チャネリングと呼ばれるものには、いくつかの種類があります。
■降霊型のチャネリング
いわゆる昔ながらの「イタコ」と呼ばれていた方がおこなう、「口寄せ」という作業。これは死者や祖先がイタコ(チャネラー)に降霊(憑依)して、彼らの意思を伝える方法です。
イタコは、日本の北東北(東北地方の北部)で口寄せを行う巫女のこと。シャーマニズムに基づく信仰習俗上の職である。南東北(東北地方の南部)においては、旧仙台藩領域(岩手県の南側約1/3と宮城県)でオガミサマ、山形県でオナカマ、福島県でミコサマと呼ばれる。福島県・山形県・茨城県ではワカサマとも呼ばれる。
Wikipedia引用:イタコ
映画やテレビ番組などに良くある、霊的存在が霊媒師に乗り移るパターンですね。
■自動書記型のチャネリング
次に自動書記とされる、筆記用具などを用いて、ある種の情報を書き留めていく方法です。この場合もちろん、チャネラーの意志とは無関係に、手が勝手に紙に情報を書き出していきます。
オートマティスム(Automatism、Automatic writing)とは、心理学用語で「自動筆記」「自動記述」という意。あたかも、何か別の存在に憑依されて肉体を支配されているかのように、自分の意識とは無関係に動作を行ってしまう現象などを指す。
Wikipedia引用:自動書記(オートマティスム)
■伝達型のチャネリング
そして最もポピュラーなのが、チャネラーがトランス状態となり、霊的存在の声を聴き取り伝えていく方法です。
トランス状態とは変性意識状態の一種で、こちらの「トランス状態の意味と変性意識状態との違いをスピリチュアルに解説!」でも詳しく解説した、無我の境地に至る方法です。
チャネリングと呼ばれる現象のなかには、トランス状態を全く含まないように思われるのもある。チャネラーが完全に意識をもってメッセージを受け取り、口述する場合がそうである。
Wkipedia参考:チャネリング
大きくこの3つのタイプ。降霊型、自動書記型、伝達型に分かれます。ちなみにこの区分けは、私個人が感じているチャネリングの分類です。
チャネリングの定義とは
ではここで、改めて整理しておきます。
チャネリングとは、チャネラーが媒体となって、チャネラー自身とは異なる、霊的存在の意思を伝えるワークを指します。
ポイントは、あくまでチャネラー自身は代弁者であり、クライアントの相談に答えるのは、全く別な霊的存在である点です。
チャネリングを行うチャネラーの語源が、「水路」や「通信路」を意味する「チャネル:channel」から来ているように、チャネリングとは、他の霊的存在からの情報を、伝達することを目的としたセッションなのです。
それはチャネラー自身が、媒体となることを意図して取り組むワークであり、それにより、スピリチュアルな存在の意見を聞き取る作業です。
チャネリングの3つのタイプ
さきほど、チャネリングは3つのタイプに分類されるとお話ししました。
ここでは、どのようなワークがその分類に入るのか、具体的に確認しておきましょう。
降霊型のチャネリングとは
こちらは最初にも申し上げた、日本の下北半島の恐山にいる、「イタコ」と呼ばれる人たちの「口寄せ」が代表的です。
その他、沖縄には「ユタ」と呼ばれる霊能者がおり、やはり霊的な相談にのっていたようです。
これらの人たちは、世界的には「シャーマン」と呼ばれ、神霊や精霊、死霊などがチャネラーであるシャーマンの身体に降霊して、人の相談にのったり、宗教的な儀式を執りおこなうことで知られています。
ネイティブアメリカン(アメリカ先住民)や、中国の少数民族の中にも、シャーマンとされる人たちが存在します。
昔は霊の声を聞くと言えば、この降霊式の儀式が一般的でした。世界中で似たようなチャネリングが行われていたのです。
自動書記型のチャネリングとは
日本における自動書記は、宗教などで教祖とされる人たちが、神霊を降霊させて書き記したと言われる「お筆先」が有名です。
それ以外でも、とても身近な自動書記とされるものでは、「コックリさん」などもありますが、これはチャネラーとされる人が単独で行うものではありません。
一般的な自動書記では、非常に速いスピードで文字を書き記すものが多く、中には絵画を描くものまであります。
ですがそれらも、あくまでチャネラーたる本人が、他の霊的な存在の媒体になることを意図したものです。
中には、前世のパーソナリティー(個性)が、現世の人格と入れ替わるような現象もありますから、自動書記という見た目だけでは、一概にチャネリングとは判断できません。
伝達型のチャネリングとは
そして現在では、ネットで活動しているチャネラーの多くが、この伝達型のチャネリングを行っています。
特に多いのは天使や女神など、高次の霊的存在と繋がり、そのメッセージを伝えるとされるもので、チャネリングを行うチャネラーが、瞑想のようなトランス状態となり、霊的存在と波長を合わせます。
その上で相談者の、多様な問題に対して、霊的存在からの回答を、口頭で伝えていくものです。
またそのような、口頭での伝達型チャネリングとは異なり、オラクルカード(神託カード)などを利用した、カード形式のチャネリングを行う方もいます。
神託カードといわれることからも解るように、神や天使などの高次の霊的存在からの神託として、質問に対する回答を伝えていくのです。
このオラクルカードは、神託を目的としたチャネリングですが、カードリーディングといわれ混同されやすいので、その点については注意しましょう。
占いやリーディングとチャネリングとの違い
ここからは、詳しく「占い」や「リーディング(オーラ診断)」と、「チャネリング」との違いを見ていきましょう。
それにより、それぞれの手法で受け取る情報の源泉の違いを、知ることができます。
易やタロットなどの占い
代表的な占いである「易」や「タロット」などは、専用の道具を利用して、占い師が直感的に物事の結果を予測したり、問題の原因を探っていきます。
これらの占いは、チャネリングのように第三者の判断を仰ぐものではなく、あくまで占い師が、自らの想念を排除した状態で、直感的にカードや筮竹(ぜいちく)などを利用して、その結果を読み取ります。
そのため、これらの占いには結果の理由付けとなるような、理論的な根拠などはなく、その瞬間に受け取った、占い師自身の直感や、自然に引き出された結果が全てとなります。
こちらの「ダウジングの原理〜ペンデュラム(振り子)が揺れる仕組みと本質~」でも説明したダウジング同様に、私たちが生まれ持った超自然的な能力を、活用するものだといっても良いでしょう。
伝統的なイタリアのタロットカード / Wikipedia引用:筮竹
ダウジングで利用される振り子(ペンデュラム)です。
西洋占星術や四柱推命などの占い
また、そのような直感的な物とは別に、「西洋占星術」や「四柱推命」などのように、個人の出生時間とその時の天体の位置関係から、人の宿命や運命を読み取り、それらの運気の流れから物事を占うものもあります。
この占いの考え方は、人はその生まれた日時の星の位置によって、人生における全体の運気の流れや、性格的な傾向が定まると考えられていることです。
そしてそれらの運気の流れから、過去、現在、未来などを予測していきます。
「占い」とされるものには、道具などを利用して、占い師が直感的にその結果や原因を予想するものと、出生時間などの、その人の宿命から、全体運を読み解いていくものがあるのです。
Wkipedia引用:陰陽五行説を表した図 / 占星術で利用されるホロスコープ
カードリーディングとは
先にも少し述べましたが、少し注意が必要なのがオラクルカード(神託カード)を利用した、カードリーディングです。
オラクルカードは、和名で「神託カード」というように、本来は高次の霊的存在や、神、天使とされるものからの、啓示を受け取るために利用するものです。
ですから、正確にはそれはチャネリングに分類され、カードを通じて、霊的存在の声やアドバイスを聞き取るものです。
同じリーディングといっても、情報の源泉は異なるので、その点だけ注意しましょう。
神託カード(オラクルカード)
リーディング(オーラ診断)はどのようなものか
リーディング(Reading)とは、「読み取る」作業を意味しています。
私のおこなうオーラ診断などは、オーラリーディング(AuraReading)と呼ばれ、相談者のオーラを拝見して、その色や形に含まれる、個人的な情報を読み取ってお伝えします。
「易」や「タロット占い」が道具を使ってでた結果から、直感的に問題の答えを読み取るように、相談者のオーラをみて、直感的にそのオーラに含まれる情報を読み取って伝えるのです。
道具などは一切利用しませんが、直感から答えを導き出すという情報の源泉は、同じものであるといえます。
一般的な占いと違うのは、オーラリーディングでは未来予測は行いません。その点が大きく異なることだといえるでしょう。
チャネリングと占いやリーディングとの違い
占いやリーディングとされるものは、基本的にはその占い師やリーダーが、直感や生年月日などの情報をもとに、相談者の質問に答えていくものです。
ですから、その情報の源泉は占い師やリーダー自身の中にあります。
ですが、チャネリングをおこなうチャネラーは、あくまで代弁者であり、情報の源泉は霊的な第三者です。
情報を与えてくれるのが、どの様な霊であるかは別として、情報の源泉が対面するチャネラーではなく、霊的な別の存在であることを意識しておきましょう。
初心者のための簡単なチャネリングのやり方
それではチャネリングに興味のある方が、誰でも簡単にチャネリングが出来る簡単なやり方を紹介しましょう。
これはスピリチュアルなワークが初めての初心者の方でも、安全にチャネリングを始めるための方法ですから、気になる方はぜひ自分で実践してみてください。
チャネリングをやる上でのポイント
今回紹介するチャネリングの方法は、最も一般的な伝達型のチャネリングのやり方を紹介します。
このチャネリングを行う上でのポイントは、どの様な存在から、アドバイスを受け取るかですが、もう少し厳密にいうと、どんな存在に意識のチャネンネルを合わせるかです。
チャネリングでは、アドバイスをもらう霊的存在を、明確に意識設定する必要があります。「天使」とか「高次の存在」というだけでは、指定する範囲が広すぎるのです。
それでは、例えていえば「日本人」と指定して、アドバイスを受け取ろうとするのと同じです。それではあまりにも漠然としすぎますよね。
おすすめはオラクルカードを利用する方法
そこで、そんな高次の存在をあまり知らない初心者にお勧めなのが、先ほど紹介したカードリーディングといわれる、オラクルカードを利用してチャネリングを行う方法です。
オラクルカードといわれる「神託カード」の中には、天使を紹介したシリーズや、霊的なマスターが描かれたカード、さらには日本の神様を紹介したカードがあります。
これらは一枚一枚に、それらの天使や霊的存在、神様のイメージが書かれていますから、これでチャネリングの意識設定をすれば迷うことは在りません。
簡単にいえば、アドバイスをもらいたい存在のカードを手にして、その存在に向かって、意識のチェンネルを合わせていけば良いのです。これなら変な存在に意識が行くことも無く、安全で簡単にチャネリングの意識設定が出来ます。
オラクルカードの本来の使い方については、こちらの「オラクルカードのおすすめランキングTOP10と通販で購入した際の使い方」で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
高次の存在が描かれたオラクルカード
ではチャネリングに利用しやすい高次の存在や、神々が描かれたオラクルカ―ドを3つほど紹介しておきます。
どれを選ぶかは、もちろんご自分の直感を信じて選んでみましょう。
それがまさに、あなたに縁のあるカードだといえます。
チャネリングを始める前の大切な準備
これからオラクルカードを利用して、チャネリングの方法を紹介するにあたり、その前に、とても大切なことを2つお話ししておきましょう。
それは、繊細なチャネリングをおこなうための2つの準備です。その2つとは、場所を清めることと、身を清めることです。
部屋の浄化が大切な理由
お部屋の浄化については、こちらの「部屋の浄化でヒーリングサロンの運気を上げるスピリチュアルな方法」で、詳しく解説していますから、詳細を知りたい方は、そちらをご覧ください。
ここではあくまで、チャネリングをおこなう上でポイントとなる、お部屋を浄化する意味についてお話しします。
以前にも私は、除霊の体験談についてお話ししましたが、家や土地など人が住んでいる環境は、その場所のエネルギー状態にとても強い影響を与えます。
ですからまずは、チャネリングをするための最初の準備として、自分の部屋をチェックして、風邪通りを良くし、掃除をするなどの、場所を清める作業を行いましょう。
私の除霊体験は、こちらの「【初心者向け】自分で家のお祓いや除霊をする簡単な4つの方法!」で紹介していますよ。本当に凄いお家でした。
ホワイトセージやソルトランプで部屋の浄化
プロのチャネラーやセラピスト、ヒーラーとなると、もちろんそれ専用のスペースを確保して、常に清浄に心掛けている方が多いです。
中には定期的にホワイトセージを焚いて、その部屋を清める方も多く、所々にクリスタルのサザレをレイアウトして、エネルギーレベルでの浄化を心がけている方もいます。
以前なら、盛り塩などを部屋の四隅に配置する方も居ましたが、最近ではソルトランプなどのヒーリンググッズを利用して、その部屋の状態を整えることも多いようです。
どちらにせよ、スピリチュアルなワークを行うので、清涼感が漂うような清々しい空気にするイメージです。
ソルトランプ(岩塩ランプ)については、こちら「ソルトランプ(岩塩ランプ)の浄化効果とおすすめの5つの使い方」で詳しく使い方を紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。
プロのチャネラーは空間の波動を調整する
またセッション前には、クリスタルチューナーや、エネルギーワークなどで、空間の波動を上げて、負のエネルギーを掃う方もいます。
こちらの「【完全版】クリスタルチューナー4096Hzの浄化効果と使い方を徹底解説」では、そんなクリスタルチューナーについて、詳しく解説していますので、気になる方は取り入れても良いでしょう。
どの様なやり方でも、チャネリングをする上で、その場所のエネルギー状態を整えることは、神社の境内を清めることと同じですから、シッカリと行いましょう。
色々な物を試して、自分なりにシックリくるものが一番おすすめです。
身を清める事とは
そして次におこなうのが、身を清める作業です。
昔ながらの考え方では、神社の巫女や神官が湧き水で身を清め、儀式をおこなう前に、禊(みそぎ)をおこなうことをイメージするでしょう。
ですが、今回はあくまで初心者向けのカードを使ったチャネリングですから、さすがにそこまでは必要ありません。身なりを整えて、自分の健康管理を怠らない程度で大丈夫です。
ただ、実はこの肉体的な清め以上に大切なことがります。それが今回お話ししておく「心の浄化」です。
心を浄化して清める
それは簡単にいえば、雑念や感情などを心の中から洗い流して、心を鎮め、感覚を研ぎ澄ませること。
今現在のこの瞬間に意識を集中して、グラウンディングが出来た状態で存在することです。そのための方法が、瞑想などの自己修養となります。
いかに高次の存在といえども、その情報を受け取るあなたが、雑念だらけで心が乱れていたり、色々なことばかりを考えていたら、何も伝えることが出来ません。
ですから、瞑想とまでは言わずとも、10分程度は椅子や床に座って瞑目し、呼吸に意識を集中するなどの、心を研ぎ澄ます作業を行いましょう。
こちらの「【完全版】グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」で解説された、グラウンディングのワークなども最適ですね。
入門編のチャネリングのやり方
準備が整ったところで、具体的なチャネリングの手順を紹介したいと思います。
初心者向けチャネリングのやり方
ここでは初心者の方でも迷わずに取り組めるように、シンプルなやり方を紹介します。
<チャネリングのやり方>
- 質問事項を決める
- カードの中から1枚を手にする
- チャネリングする存在の名前を唱え
- 目を閉じてその存在をイメージする
- メッセージを受け取る
以上で終了です。
ここでいう、「チャネリングする存在の名前」とは、引いたカードに描かれている存在のことです。
チャネリングでメッセージを受け取る方法
チャネリングのやり方は、基本的にいたってシンプルですが、そうは言っても、いきなり「メッセージを受け取る」とかいわれても、初めての方にはピンとこないでしょう。
そこでちょっとしたコツを解説するなら、先ほどのチャネリングをする存在が描かれたカードを見て、目を閉じてその存在をイメージし、自分に問いかけてみてください。
例えば、カードが大天使ミカエルのカードなら、「大天使ミカエルなら、なんと回答するだろうか?」そして、こう言うだろうと思った回答をそのまま受け取ります。
ポイントは、そうやって受け取った情報を、理性や思考で判断しないことです。
チャネリングはあくまで、人生を歩む上での助言としてのメッセージですから、良し悪しを判断せずに、参考資料として受け取っておくと良いでしょう。
チャネリングを上達する方法
チャネリングに限らす、自分の直感やインスピレーションを活用するスピリチュアルなワークは、基本的に練習をいかに多く繰り返して実感を得るかです。
ダウジングやタロット占いなどもそうですが、何度も占いを繰り返して、当たっていると確信が持てて初めて、自分の直感を信頼できるようになります。
ですから、このチャネリングについてもそれは同じで、チャネリングを行いながら手帳などに書き記して、後ほど確認する作業を繰り返してみてください。
そうすることで、自然と自分のチャネリングに、自信を持つことが出来るようになるでしょう。後は練習あるのみです。
そんなサイキックな能力を、より積極的に開発したいと望まれるなら、こちらの「サイキックの意味と超能力や霊能力を開発するスピリチュアルな方法」も参考にご覧ください。
チャネリングを体験する際の注意点
ここでは、チャネリングを体験する上で、特に注意が必要な3つの点について、お話ししておきます。
これはチャネリングに限らず、占いやリーディングを受ける際にも言えることですから、シッカリと心に留めておきましょう。
チャネリングの結果を鵜呑みにしない
チャネリングを受ける時には、セッションをおこなう際に、あらかじめどのような霊的存在から、助言をうけるかを告げられます。
それは高次の霊的存在や、天使や女神とされる存在かもしれません。
そんな高次の存在だと聞けば、スピリチュアルに傾倒している人の中には、得られるメッセージを高い次元からの情報と受け止めて、鵜呑みにされる方もいることでしょう。
ですが、それはあくまで日頃とは異なる視点からの助言として受け止め、チャネリングで伝えられる言葉が、全てだとは考えないようにしましょう。
チャネリングで得られる情報も、1つのアドバイスでしかないのです。
チャネリングに選択を委ねないこと
チャネリングで教えられた、未来予知や予言など、直近の個人的な問題についは、時としてその通りに物事が進んだと、感じられることが在るかもしれません。
いわゆる、小さな予言が当たったと感じることです。すると多くの人が、チャネリングで得られる情報の信頼度を上げ、時には盲目的に信じるようになります。
しかしながら間違っても、自らの人生の選択を、チャネリングに委ねてしまうことは無いようにしましょう。
それはチャネリングが当たる当たらない以前に、自らの人生を放棄しているのと同じことになってしまいます。
それでは目の前の問題は、一時的に解消されたと感じるかもしれませんが、結果的には自分の心の成長を阻害し、人生を無駄にしかねません。
不安を煽るチャネリングには要注意
チャネリングを体験することに限らず、占いやリーディングでも言えることですが、不安を煽るような言動をされるのであれば、そのチャネリングで得られる情報には注意が必要です。
まず、高次の存在や霊的に成長した存在が、人の不安や恐怖の感情を利用して、アドバイスをすることは在りません。
それらは、得られている情報が、著しく低い存在からである可能性が高いので、影響を受けないように注意しましょう。
時には、自分が見えていないブロックやパターンを告げられ、痛いと感じることは在っても、不安を煽られることはないのです。
チャネリングについてのまとめ
いかがでしたか?チャネリングを体験する際の注意点、占いやリーディングとの違い、そして簡単なチャネリングのやり方までを、詳しく解説してきました。
チャネリングの最大の特徴は、情報の源泉が霊的な第三者であることで、占い師やリーダーのように、自らの内なる源泉からのものではない点です。
チャネリングで得られる情報の責任の所在
チャネリングは、占いやリーディングと同じような、スピリチュアルなワークに見えても、根本的な部分で大きく違います。そのため、その情報の責任の所在も、不明瞭に成り易いといえます。
もちろん、プロの占い師やリーダーであれば、自分の言動に責任を持って情報を伝えてくれることでしょう。
ですがチャネリングは、チャネラーの意志や判断を解さずに聞き伝えるものですから、その点だけは注意して情報を受けとってください。
今回はあくまで、プロとして活動している方のチャネリングを、体験する上での注意点についてお話ししておきました。
スピリチュアルな情報は受け手次第
そしてもしあなたが、これらのスピリチュアルなワークに興味を持ったなら、シッカリと専門家のもとで学ぶことを考えましょう。
今回紹介した、オラクルカード(神託カード)を利用したチャネリングなら、気軽に自分で楽しんで、生活の中でスピリチュアルな情報を役立てることもできます。
タロットカード占いや占星術に比べれば、さほど知識も必要なく、気軽に楽しめる物ですから、スピリチュアルな体験の入門用としてはお勧めです。
チャネリング、占い、リーディングなど、どの様な情報であれ、それをいかに役立てるかは、受け取る本人に委ねられています。
そのことだけは忘れないように、スピリチュアルな世界を歩んでいって下さい。
↓ 次のページはこちら! ↓
こちらの「前世が「お姫様、魔女、巫女」という人の特徴をスピリチュアルに解説」では、そんな巫女やシャーマンなどのチャネラーとして、前世で活躍したと考えられる人の特徴を、詳しく紹介しています。