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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
メールで問い合わせをいただくと、時折「どうすればプラス思考になれますか?」という相談を受けます。
いつも悩んでばかりいて、否定的に考えてしまったり、不安になるからこそ、プラス思考になることを望まれるのでしょう。
でも私が色々な方の話を伺うと、ここに1つ大きな勘違いがあるように思います。
それはいわゆるプラス思考とされる人が、どのような心理状態で、なぜ彼らがプラスに判断して行けるのか、と言う点についてです。
今回はそんなプラス思考になる方法について、心理的なポイントを解説した上で、どうすれば彼らのようにプラス思考になれるのか、その具体的なトレーニング方法を紹介したいと思います。
きっと、なかなかプラス思考になれない人には、目が覚める様な内容になるでしょうから、少し長くはなりますが詳しく解説していきます。
<目 次>
そもそも、プラス思考とは?

まずは根本的なところからいきましょう。そもそも、プラス思考とは何ぞや?という疑問からです。
もちろんあなたも、プラス思考については漠然とお解りだと思います。ですがここでは、私との認識を合わせる目的で、まずはその「プラス思考」という言葉の意味から見ていきましょう。
スタートラインが合わないと、折角プラス思考になるためのトレーニング方法をお話ししても、話がズレる可能性があるのでまずはご覧ください。
Wikipediaにおける「プラス思考」とは
まずは基本中の基本である、Wikipediaの内容から確認していきましょう。
プラス思考(プラスしこう)とは、物事を肯定的な方向に捉える考えを行う傾向。ポジティブシンキング(Positive Thinking)、積極思考。
日本では斎藤澪奈子が著書「超一流主義
」中で唱えた事で知られる(同書での表記は「ポジティブ・シィンキング」)。プラス思考という言葉は日本だけの表現であり、世界的にはPositive Thinkingである。
反語はマイナス思考「ネガティブシンキング」(Negative Thinking)であるが、両者とも自身の行動の“結果”を受けての解釈をする思考である。
Wikipedia引用:プラス思考
Wikipediaでは、起きた出来事の結果を見て、肯定的に解釈できる思考であると解説されています。
そして海外では「ポジティブシンキング(Positive Thinking)」という表現に当たることが、説明されていました。
一般的な「プラス思考」という言葉の解釈とは
そこでもう少し、プラス思考の人の心理的な状態について、解り易い言葉にしておきたいと思います。
ここでは私が、これまでに色々な方の話を伺って感じた、プラス思考という言葉の心理的な意味について記してみましょう。
『プラス思考とは、物事を肯定的な考え方で受け取れる思考であり、将来的な結果や過程についても、ポジティブに考えてイメージすることができる状態である。』
プラス思考になりたいと私のもとに来る方は、決まって否定的な考え方になり易く、すぐに悩んで落ち込んでしまう人です。
それらの方の話を伺うと、物事を肯定的に捉えるのはもちろん、将来的な見通しもポジティブに考えられる人のことを、プラス思考だと認識しているようです。
本当のプラス思考とは自然体でポジティブ
あなたが考える、「プラス思考」の定義はいかがでしょうか?きっと完全ではないにしても、今ほど述べた認識が、あるていどは当てはまると思います。
それは起きた出来事をマイナスに受け取り、悩んでしまうのではなく、何事もポジティブに受け取り、生活できている人です。
でもだからと言って、何事も無理やりプラスに捉えて、無理してポジティブに考えるのではなく、自然体でプラスに物事を受け取れる人でしょう。
あくまで、表面意識で意図的に選択されたポジティブシンキングではなく、根っからのナチュラルなポジティブだと言えます。

プラス思考とは無意識レベルの反射行動
そう大切なポイントは、プラス思考とは自然体で導き出される、ポジティブな認識や解釈であり、潜在意識の領域での判断だということです。
ちょっと表現が難しくなってしまいましたが、私が言いたいことはこうです。
プラス思考とは本来、意図的に考えて選択することではなく、無意識レベルで持っているポジティブな傾向だということです。
「プラス思考」といっても、意図的にポジティブに考えるのではなく、無意識レベルで反射的にポジティブな考えに至ることが出来る。
それがナチュラルなプラス思考であって、これから取り組むトレーニングも、そうなるための訓練であるべきなのです。
プラス思考の人は本当は思考していない
もしあなたが、いつもマイナス思考に陥って悩んでしまうタイプなら、きっとこう言えば解るでしょう。
あなたが反射的にマイナス思考に陥るように、プラス思考の人は反射的に、ポジティブな結果や未来が思い浮かぶのです。
決してプラス思考と言っても、頭で思考している訳ではありません。
そう、純粋なプラス思考とは、反射的(直感的)に受け取れる良い認識なのです。
なぜプラス思考の人とマイナス思考の人がいるのか?

そこで問題となってくるのが、なぜプラス思考の人と、マイナス思考の人が存在するのかです。
プラス思考が反射的な行動だと理解できれば、人がマイナス思考に成ったり、プラス思考になる心理的な原因も解ってきます。
そうなれば、プラス思考になるための具体的なトレーニング方法も、自然と導き出されてくるでしょう。
「パブロフの犬」で解る反射行動
以前に、「条件反射」の解説で「パブロフの犬」の話をしましたが、このマイナス思考やプラス思考の反射行動も、同じように私たちが身に付けた条件反射だといえます。
それは育ってくる過程の中で、自然と身に付けた反射的な行動です。
例えば問題に突き当り、何か失敗をします。その時に「だから、無理だって言ったじゃない。」とか、「ほらね、ダメだったでしょう。」と言われれば、人は誰でも次の一歩を踏み出す時に、その言葉が脳裏をよぎるようになります。
また何か始めてみようと思ったり、将来のことを考えた時に、反射的に過去の嫌な気持ちが浮上して「どうせダメだ。」と思ってまうのです。
パブロフの犬とは:ソビエト連邦の生理学者イワン・パブロフ氏によって発見された反射行動のこと。犬に餌を与える前に鐘を鳴らす日々を送ると、犬は鐘を鳴らしただけでヨダレを出すようになった。条件反射を発見した有名なお話し。


Wikipedia引用:イワン・パブロフ(Ivan Petrovich Pavlov)、パブロフの犬
プラス思考の人は育った環境が違う
ですから、プラス思考の人とマイナス思考の人では、根本的に育った環境や、その時の対処法が違うのです。
例えば失敗した時に、「でもよく頑張ったよ!また次に、挑戦してみようよ。」と言われれば、一度の失敗ではくじけませんし、それを繰り返すことで自然と成功体験も詰めます。
でも何か間違ったことをした時に、怒鳴られたり強く感情的に否定されれば、やはり何度も落ち込みを繰り返すこととなります。
その結果、大人になっても「失敗したら=落ち込んでしまう」という、無意識の条件反射が身についてしまうのです。
繰り返されることで条件反射になる
これは1度や2度の経験で、条件反射として身に付くことではありません。
大人になるまでに何度も繰り返されることで、パブロフの犬のように身についてしまう反射行動なのです。
ここまで説明すれば、きっとあなた自身も、自分がマイナス思考になってしまった過去の原因について、思い当たることがあるでしょう。
だからこそ、これまでの自分を変えるために、プラス思考になるためのトレーニング方法を知りたいと、望まれているのだと思います。
育った環境だけが要因ではない
ですが、あえて言っておくと、親からの教育が全てだと考えるなら、それも違います。
比較的多いのが、もともと小さい頃からスポーツに熱心で、勝負ごとに慣れており、勝ち負けに対する免疫力がある人です。
そう、プラス思考の人の多くは、マイナス思考の人よりも、より多くの勝敗の経験を重なており、その結果に対する耐性が養われているのです。
それにより、少しぐらいの問題では心が折れない、しなやかな強さを身に付けていると言えるでしょう。
プラス思考になる具体的な方法

ここまで解ってくれば、後は自分の無意識レベルの条件反射を、プラス思考に切り替えるだけです。
そしてその方法が、プラス思考になる方法だといって良いでしょう。
自分を教育し直し反射行動を変える
今までの経験で、無意識にマイナス思考としての条件反射が、身についてしまったのですから、後はそれをプラス思考の条件反射に変えていくだけです。
それは具体的に、自分をプラス思考に教育していくという過程であり、それ自体がプラス思考になるためのトレーニングだといえるかも知れません。
その反射行動に積極的に向き合い、変えていこうとするのが心理療法の「認知行動療法」です。
これは自分自身の反射行動を、「条件反射」→「認知療法」→「行動療法」へと段階的に進めることで、自分の心をプラス思考にする方法だといえます。
認知行動療法とは?Wikipediaによる解説
まずはここでも、Wikipediaの解説を紹介しておきましょう。
認知行動療法(にんちこうどうりょうほう、英:Cognitive behavioral therapy:CBT)は、従来の行動に焦点をあてた行動療法から、アルバート・エリスの論理療法や、アーロン・ベックの認知療法の登場によって、思考など認知に焦点をあてることで発展してきた心理療法の技法の総称である。
不適切な反応の原因である、思考の論理上の誤りに修正を加えることを目的としており、認知、感情、行動は密接に関係しているとされる。従来の精神分析における無意識とは異なり、観察可能な意識的な思考に焦点があり、ゆえに測定可能であり、多くの調査研究が実施されてきた。
■認知のトライアングル Wikipedia引用:認知行動療法
少し専門用語が多くて難しいので、解らない方は気にせずに次の解説をご覧ください。
認知行動療法を解り易く解説する
もう少し解り易く、この認知行動療法を説明ましょう。
この認知行動療法では、以下のステップで自分の反射行動を変えていきます。
- 条件反射:無意識に起こる反射行動。
- 認知療法:感情やそれに伴う思考を客観的に認識する。
- 行動療法:プラス思考に切り替える行動をとる。
実例をもとに認知行動療法をチェック
解り易く例を上げて「仕事でミスをして怪我を負う。」という出来事に対する、受けとめ方の違いをみてみましょう。
■一般的なマイナス思考のパターン
- 条件反射:自分の不注意に気持ちが落ち込む。
- 認知:不注意な自分を責める。
- 行動:否定的に考えてマイナス思考になる。
■認知行動療法によるプラス思考への切り替え
- 条件反射:自分の不注意に気持ちが落ち込む。
- 認知療法:反省して落ち込んでいる自分に客観的に気付く。
- 行動療法:その結果からくるプラスの現実を考える。
認知行動療法でプラス思考になる方法
ですから日常で起こる出来ごとに対して、この「反射 → 認識 → 行動」のステップを、プラス思考のパターンに切り替えられるようにトレーニングすれば、条件反射で落ち込むこと自体が減っていきます。
先ほどの例も、プラス思考の人のパターンではこうなります。
■プラス思考の人の考え方
- 条件反射:自分の不注意に気付く。
- 認識:反省する。or 現状分析。
- 行動:気にしない or 改善に役立てる。
そして条件反射で否定的な気持ちが出てこなくなれば、失敗を恐れることも減っていき、もっと積極的に新しいことを始められるようになりす。
それは失敗が必要なプロセスであると思えるようになり、結果的にプラス思考になるということです。
日常生活でプラス思考になる具体的な方法
この認知行動療法の一番簡単な進め方は、日頃使う言葉を変えることです。
マイナス思考の人はとかく、否定的な言葉を使いがちですが、それをポジティブな言葉に切り替えられたら、自然と行動が変わり、認識が変わり、条件反射が変わってきます。
例えば否定的に思ったときに、「なんて運が悪いんだ!」というのを止めて「なんて幸運なんだ!」と口に出して言えば、自然とあなたの脳は幸運な理由を考え出します。
そしてその言葉の理由付けを、認識するようになるのです。行動や言動を意図的に変えることで、認識を変えて、条件反射を強制していく方法です。
まずはそんな言葉を変えることから、プラス思考になるように初めると良いでしょう。
プラス思考になる方法が難しい理由

きっとここまでの認知行動療法や、意図的に言葉を変えることでプラス思考になる方法は、他のサイトなどでも紹介されていると思います。
でも多くの人が、それらの仕組みを理解し、自分をプラス思考にトレーニングしようとしても、現実的にはなかなか難しいことでしょう。
ですからここでは、心理の専門家としてさらに掘り下げて、そんなマイナス思考の人が、改善が難しい理由と、プラス思考への最短コースをお話ししていきます。
マイナス思考の人だからこそ難しい
多くの人にとって、先のようなプラス思考になる方法を継続することは、非常に難しい取り組みだといえます。
なぜならそれは、基本的にプラス思考になりたいと望まれる方は、もともとマイナス思考の人だからです。
もともとマイナス思考で否定的になり、落ち込みやすい人が、プラス思考になりたいと考えてその方法を調べる訳です。
ですから当然のように、プラス思考になるためのトレーニングを始める時点で、それを続けるだけの強い意思や気力がありません。
マイナス思考の人には気力がない
この認知行動療法とは、まるでモグラ叩きのように、自分の否定的な意識をプラス思考に矯正していく方法です。
それは、これまで何十年と生きてきて身に付いた、マイナス思考の行動パターンを、意図的に変えようとするものなので、かなり根気強く取り組んでいく必要があります。
ですがマイナス思考の人には、それを継続していけるだけの気力が無いのです。
マイナス思考の人の心の仕組みについては、こちらの「マイナス思考の根本的な原因と改善法!心理の専門家による6つの方法」でも、詳しく解説しています。
マイナス思考の人の足枷となる感情
さらに、元々プラス思考に考えられる人は、生まれたての±0の状態から、自分をプラスに反射付けして養ってきました。
ですが、マイナス思考の人は違います。
今までの失敗や否定的な体験からくる、落ち込みや、自己否定感、不安感や、自信の無さなど、多くの否定的な感情を持っています。
それは±0ではなく、最初からハンデとしてのマイナスを持っていて、そこからプラスへと切り替えていくということです。
プラス思考に矯正するには強い意思が必要
ですから、マイナス思考のほとんどの人が、自分の力ではトレーニングを継続できないのも、ある意味、当然のことだといえるでしょう。
それは、最初に持っているマイナスに引っ張る自分の心に抵抗しながら、気持ちをプラスへと切り替えていく必要があるからです。
そのため、その否定的な気持ちに贖うだけの気力と強い意思がなければ、すぐに元のマイナス思考に戻ってしまいます。
こちらの下の図でもお解りになるように、最初からプラス思考の人以上に、強い意思をもって自分を矯正していかないと、ネガティブ領域から抜け出せないのです。

マイナスの原因はトラウマなど負の感情
お解りいただけたでしょうか?
マイナス思考を改善できない最大の原因は、あなたの気持ちをマイナスに引っ張ってしまう「負の感情」があるからです。それは、自己否定感、不安感、悲しみ、恐れなどと言えるでしょう。
それさえ無ければ、何の抵抗もなく、プラス思考に認識や行動を切り替えてくことができます。
でもその負の感情があるがゆえに、認知行動療法でトレーニングする必要があると解っていても、なかなかプラスの発言をすることが出来ないのです。
その結果、なおさら「取り組まなくては」と考えるだけで、憂鬱になる人も多いのです。
トラウマとは、心的外傷(PTSD)ともいわれる心の傷で、過去のショックが原因となり、無意識に出てしまう心理的な問題です。詳しくはこちらの「トラウマとは?スピリチュアルの専門家による5つの克服法」で解説しています。
意識と感情を整えるのがプラス思考への最短コース
ですから、プラス思考になるために、認知行動療法としてのトレーニングをするのなら、それと同時に、自分の中に残っている負の感情を癒していく必要があります。
その負の感情を癒しつつ、プラス思考に切り替えていくことで、格段に継続しやすくなり結果が伴うようになるのです。
この考え方は「車の両輪」と同じだといえるでしょう。行動(言動)を変える方法と、負の感情を癒す方法、この2つを同時に進めていくことが、プラス思考になっていくための最短コースとなります。
それにより、先ほどの認知行動療法の認知のトライアングルの、「行動」と「感情」を改善することにより、「思考」を変えていくことが出来るのです。
- 今までの方法(1対2):「行動」を変える → 「感情」と「思考」を改善する
- 最短コース(2対1):「行動」と「感情」を変える → 「思考」を改善する

負の感情を癒しプラス思考になる方法

それではここからは、両輪のもう一方である、負の感情を癒してプラス思考になっていく方法を紹介しましょう。
これには様々な心理的なアプローチがありますから、あなたが最も取り組み易いと思えるトレーニングから始めてみてください。
感情は潜在意識にあり反射行動に影響する
ここであえて、心理療法士として本質的なことを申し上げるなら、この負の感情さえ癒すことが出来れば、思考や行動は自然とプラス思考になっていきます。
これはまさに、私たちの潜在意識が感情によって左右されるもので、反射行動そのものが感情の影響を強く受けているからです。
きっとあなたにも身に覚えがあるでしょう。私たちは、悲しみや怒りや不安を感じている時には、どうやってもプラス思考では考えられません。
もともと思考とは、問題解決のためのアプローチですが、ほとんどの場合、負の感情さえなくなってしまえば、人は自然とプラス思考になるのです。
カウンセリングや心理セラピーで改善する
まず最初に紹介するのは、最も代表的な感情を癒す方法である、カウンセリングやセラピーなどの心理療法です。
カウンセリングには話をすることで、否定的な感情を再認識して、癒していく効果がありますし、心理療法とされるセラピーも、基本的には感情を感じて癒す方法です。
ただ注意が必要なのは、やはり何度かのセッションを受けることによって、感情を癒して心の変容を促していくものだということです。
ですから1度で結果を求めすぎずに、何度か繰り返し受けるように心掛けましょう。

負の感情を癒す自己承認
そして以前にこちら「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」でも紹介した、自己承認の方法を使って、否定的な感情を癒していくことも役立ちます。
こちらは自分で行う、セルフセラピーともいえる方法なので、何度か繰り返し試みて習得する必要があります。
ただ慣れれば、また落ち込んだときに、とても役立ってくれるスキルですから、プラス思考になるためのトレーニング方法だと思って取り組んで行きましょう。
ポイントは、諦めずに何度もチャレンジしてみることです。
グラウンディング瞑想で感情を癒す
最近はマインドフルネスとも言われて、盛んに取り組まれている「瞑想」ですが、この瞑想には感情を癒す効果があります。
一般的に瞑想とは、意識の中に浮上する雑念を取り払い、心静かな状態へと統一していくものですが、そしてこれは同時に、潜在意識に仕舞われていた感情を、浄化していく作業でもあります。
瞑想のように自分の内側に意識が集中すると、何らかの感情が含まれた記憶が雑念として意識に浮上してきます。
それを心静かに眺めて取り払っていくのが、瞑想の一つの目的でもあるといえるでしょう。
こちらの「グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」では、そんな自己浄化の瞑想法も紹介しているので、よろしければご覧ください。

フラワーレメディでダイレクトに感情を癒す
メンタルなワークは苦手だし、継続して取り組むのも難しいと感じるなら、まずはフラワーレメディを利用して、感情を癒していくと良いでしょう。
フラワーレメディとは、38種類の花のエッセンスを利用する、心を癒す花の療法です。
プラス思考に物事をとらえたいなら、ホワイトチェストナットとリバイバルレメディのブレンドが役立つでしょう。考えすぎてマイナス思考に陥る人には特におすすめです。
不安や怖さや落ち込みなど、自分では対処できない重たい気持ちについても、この方法なら比較的容易に癒しを進めていくことが出来ますから、心理的なトレーニングが苦手な方には、特におすすめだといえます。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

メンタルヘルスセミナーで心を癒すスキルを学ぶ
そして私が開催しているセミナーのような、メンタルヘルスセミナーに参加し、「感情」と「行動」をより速やかに癒していく方法を学ぶのも良いでしょう。
私の教えているスキルでは、特定のフレーズを心の中で繰り返すだけで、自らの負の感情を癒し、心の状態を整えることが出来ます。
それにより、誰もが自然とプラス思考になるのです。
どうしても、自分一人では取り組むのが難しいと感じるのなら、そんな専門家についてトレーニング方法を学ぶのも確実なやり方だといえます。
プラス思考になりたいあなたへ

最後に1つ大切なことをお話しして終わりにしましょう。
それは、プラス思考になりたいと望んで、この記事を見てくださったあなたは、本質的にはプラス思考でポジティブな存在だということです。
誰もが本質的にはポジティブ
このページをご覧いただき、特にここまで読み進めていただけた方なら、きっと何としても自分は、プラス思考になりたいと望まれていることでしょう。
その時点で、あなた自身の核にはポジティブな本質があるということです。
でもそんなあなたが、なぜ今までマイナス思考に陥り、悩み苦しんできたのか?
それはここまで説明してきた通り、今まで人生で身についてしまった習慣があり、心の中に負の感情が残っているからです。
プラス思考になるとは本来の自分に戻ること
ですから、そんな自分が持つポジティブな本質を信じて、プラス思考になれるように取り組んでください。
それは確かに、一朝一夕で変われるものではなく、時間のかかることかもしれません。ですが、これまで解説してきた方法を使えば、必ず達成できることでもあります。
なぜなら本質的には、あなた自身はポジティブな存在だからです。そして、そんな自分になるために必要ことはいたってシンプルです。
それは内なるポジティブな自分の本質を信じることであり、自分の心を癒し整えて、本当の自分らしさを取り戻すことだけなのです。
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ポジティブシンキングを始める前に!心理の専門家による大切な注意点