井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
ここ2ヶ月ほどで家に関する3度目の投稿となります。
なぜそんなに家に関する投稿を詳しく書くのかと言えば、それはまさに最近とても問題のある家に関わることになり、その浄化とエネルギーを整える作業を行ったからです。
結論から言えば、その家は今ではかなりエネルギー的にも安定して、住んでいる人も比較的落ち着いてきています。
ですが、その家は稀に見る特殊なお家だったので、問題がいくつもあり、その都度手を打って整えてきました。
それにより、お家の間取りなどについても、エネルギー的にどんな間取りが問題があり、どんな間取りだと良いのかがとても良く学べました。
今回はそんな家の間取りについて、風水的なエネルギーの流れの見方として、問題となる間取りと理想的な配置についてお話しします。
<目 次>
風水的に家の運気を整える重要性
私は今までも何度か家の運気の重要性について、詳しく語ってきました。
本来は現実的なスピリチュアルというぐらいですから、あまり「運気」とか「風水」とか「除霊」とか、目に見えないことばかりは、話はしたくないと考えています。
それでもこの家のエネルギー状態に関わることについては、家族や家庭の基盤となるとても重要な問題だけに、出来る限り解り易く現実と結び付けて語ってきたつもりです。
ただ方位でどちらが良いとか、どちらが悪いとかではなく、なぜそうなると問題なのか、それを改善するための方法やその原理についてもです。
風水的に家運を向上させる方法
私が最初に家について書いたのは、『風水的な家運を向上させる方法【実体験】』として、自分が以前い住んでいた古い家についてです。
この記事では、家には運気の基盤となる「表札」が必須であり、それがとても重要であることについて書きました。
家の表札が何を意味するのか?表札がないとはどういうことか?
物に自分の名前を付けることの意味についても、ご覧いただいた方にはご理解いただけたのではないかと思います。
精神的な支えとしての家の役割
そして家については「一家の大黒柱」とされる存在の重要性についても、自分の体験談をもとに『一家の大黒柱とは何を意味するのか?スピリチュアルな役割について』で綴りました。
これは精神的な家の屋台骨となる、一家の大黒柱の重要性とその役割について、いかに家族が安心して寄り添い集える場所として、家を整えればいいのかを詳しくお話ししました。
それは同時に家の主を明確にすることになるので、こちらの『父親が隠居する意味とは 一家の大黒柱の代替わり』では、父親世代からどのように大黒柱としての役割を引き継げばいいのかも、示唆しました。
家を整えるとは、最終的には家族の心が安心できる場所を作ることなので、風水的な間取りや家の形の見方だけではなく、このような精神的な視点で見ることもとても大切なのです。
家をお祓いしたり除霊する方法
そして次に、もし現在のお家が霊的に問題を抱えており、家のお祓いや除霊が必要だと感じているなら、『【初心者向け】自分で家のお祓いや除霊をする簡単な4つの方法!』を見ていただければ、ある程度は対処できると思います。
今回のブログで最初に挙げた、エネルギー的に大変な状態だった家についても、こちらで紹介する方法がとても役立ちました。
その家はもともと以前に住んでいた家族のエネルギーが、そのまま残っているような家だったので、ラップ音や電気が突然消えたり、テレビが突然点くなど本当に多くの問題を抱えていました。
それで先の記事で紹介した、そこに残っている霊的存在を癒すことで、シッカリと家の状態を整えられたのです。
引越す際にチェックすべき風水的な家の運気
そして最近書いたのは、こちらの『引越し先の家の運気の見方とスピリチュアルな浄化法』です。
引越すことを考えているなら、その土地や家の運気を風水的にシッカリと見定める必要があることを話し、そんな時の運気の見方を詳しく書きました。
その中でも最も大切なのは、自分が感じるフィーリングであり、その違和感を無視して引越すと苦労することになると話しました。
また現在の家が、そんな休めない環境の時には、自分の場所を確保することの大切さもお伝えしました。
家の水場のエネルギーの流れについて
今回お話しするのは家の間取りについてです。これも風水で言うような、どちらの方角に寝室が良いとか、そんな見方ではありません。
エネルギー的な流れから見た水場や間取りを考える上での注意点や、問題となる構造的なポイントについて大局的にお話しします。
ここで話すのはあくまで理想ですから、それがすべてのケースにおいて正しい訳ではないことを、ご理解いただいた上でご覧ください。
昔ながらの日本の水場とは
まずみなさん、ちょっと時代劇のワンシーンを思い浮かべてください。
昔ながらの日本家屋、家の主が敷地内の井戸に行き、桶に井戸から水を汲み顔を洗います。
炊事場では朝食の用意する奥さんが、家事に必要な水を汲みに、家の井戸へと向かいます。
昔ならではの日本の朝の風景です。このシーン良く振り返ってみると、井戸は常に家の外にありますよね。
長屋はもちろん、どんな大きなお屋敷でも、井戸は家の外にあります。実はこの水場が家の外にある間取りが、結構大事なポイントなのです。
井戸と水場のエネルギーの流れ
地下水をくみ上げる井戸には、地中からエネルギーが溢れ出るパワースポット的な効果があります。
水の流れ自体が、地球の血液の流れともいえる、大地のエネルギーの流れそのものです。詳しくは『古い井戸のお祓いのし方と水神様のスピリチュアルな祀り方』をご覧ください。
井戸はその地盤に穴を開けて水をくみ出す訳ですから、それだけでパワースポットとしてのエネルギーが噴き出ています。だからこそ、昔の人は家の中には井戸は作らなかったのです。
家の中に井戸があると、あまりにエネルギーが強すぎて、その家自体が常にエネルギーの激流の中にあるようなものです。
それでは落ち着いて休むこともままならないのです。
風水的な水場の間取りの見方
そこで振り返って現代はどうでしょうか?
水場とされる台所、洗面所、お風呂など水道が張り巡らされて、家の中のあちらこちらで水を出せるようになっています。
水の流れにエネルギーが宿る
まず最初に言えることは、最近は井戸といっても小さな井戸が主流で、その水を分散して家の中へと引いているのですから、昔の井戸ほど強いエネルギー的な影響はないでしょう。
特に水道が整備されている都市部では、地下水ではなく水道管から水が引かれています。それがどれほどエネルギーを帯びているかと言われれば、やはり地下水ほどではありません。
ですがだからと言って、水の流れをないがしろにすることは出来ません。
地下水ではないにしても水自体が、地球を循環するエネルギーの流れであることは変わりませんから、その流れがその場の運気やエネルギーに影響するのは当然のことです。
家における水場の間取りの考え方
ここで注意すべきなのは、水の流れる場所自体がエネルギーの流れが激しくなるので、家の1カ所に集める間取りの方が得策だということです。
例えば家の北側にお風呂、トイレ、台所があるなど一方にまとまっていれば、それ以外の場所は影響が少なくエネルギーが穏やかです。
1階と2階にトイレや洗面所があるなら、お風呂の近くの同じ位置の上下に合った方が良いでしょう。
もともとトイレや洗面所、お風呂は身体を浄化する場所なので、エネルギーの流れが速い方が不浄なエネルギーが停滞しません。
かえってまとめておいた方が、エネルギーの流れは速くなって、綺麗に洗い流せてちょうどいいのです。
風水的なキッチンの間取りの考え方
また台所は水と火を使い、換気も頻繁に行う場所です。ですから、エネルギーが穏やかとは決して言えない場所だとも解ります。
そんな風水的な視点でキッチンのあるべき間取りを考えれば、家の一方に寄せて作った方が良いでしょう。
最近はアイランドキッチンというタイプの台所もありますが、それはそれで問題ないと思います。
壁にキッチンが接していなくても、家の中心から外側に寄ってキッチンスペースとして、一方にまとまっていれば問題ないのです。
寝室やリビングなどの間取りは?
先に最も注意が必要な水場の間取りについて、風水的なエネルギーの流れを解説しました。
それではリビングや寝室などの間取りについて、注意すべき点だけ挙げておきましょう。
水場の間取りが決まればリビングもおのずと決まる
先の水場の間取りを優先的に考えれば、寝室やリビングは水場とは逆の位置に割り当てられるはずです。
特に日当たりのよい南側は風水的にみても家族が寛ぎ、風が通る場所としてリビングに最適です。私自身も家を建てる際には、日当たりのよい南東をリビングにして、北側に水場を集めました。
ですから、水場をまとめることさえ注意すれば、さほど大きな問題は起きないと考えています。
そこであえて言うなら、リビングと寝室の位置関係ぐらいです。リビングが2階で主寝室や子供部屋がその下にくる配置はあまりお勧めしません。
各部屋のエネルギー的な役割からの間取りの見方
家の中での部屋の役割を考えると、玄関は人が出入りする場所、客間は人を向かい入れる場所、リビングは家族の寛ぐ場所、主寝室や子供部屋は個々人が寛ぐ場所です。
最も安心できるのは、夜に寝る場所であり、個々人のプライベートが尊重される主寝室や子供部屋です。そう考えると自然と家の間取りも決まってきます。
玄関 → 客間 → リビング → 子供部屋 & 主寝室
このように奥に行けば行くほど安心できて、他人が入ることがない順番で配置していけばいいのです。
ですから、玄関の横が寝室で2階がリビングとなると、気が休まりませんよね。それはまさに、運気がその場所で安定しないことを意味するのです。
このように決めていけば、自然と良くある普通のお家の間取りになってくるでしょう。
階段や屋根裏と地下室の間取りについて
今回はとことんエネルギーの流れを見ていきますから、とくに注意が必要な屋根裏、地下室、階段についても話していきます。
ここも風水的なエネルギーの流れから見た時の、注意点だけお話ししますので、ご自分で確かめてみてください。
階段や家の軸となるエネルギーの流れ
最近ではもっぱら平屋建ての家は減り、2階建てか3階建ての家が多いと感じます。そんな時に注意が必要なのが家の軸となる階段や廊下の間取りです。
廊下や階段は人が常に通り過ぎる場所で、止まって休む場所ではありません。それが家のエネルギーの流れの主流となり、道筋となると言っても良いでしょう。
人が廊下や階段を行きかうことで、その家のエネルギーの基本的な流れが作られるのです。特に2階、3階建てのお家はそのエネルギーの流れが、上昇する階段があります。
ここで注意が必要なのが、階段と廊下が右回りか左回りのどちらかで巻き込むように、配置されていることです。例えば南から北に真っ直ぐに向かう階段だけならそれでも大丈夫です。
まずいのは、階段や廊下が1階から2階までは右回り、2階から3階は左回りなど階段が途中で反転しているお家です。
家のエネルギーが滞る場所とは
風水的に見ても家の中でエネルギーが滞る場所は、階段や廊下が反転していたり、行き止まりに成っている場所です。
螺旋階段のように、全体が一方に回りながら上昇しているお宅は、エネルギーの流れも良いといえます。
でもこれが、途中で反転しているとそこがボトルネックとなり、家のバランスが不安定になり、気の通りが悪くなるのです。
そんなボトルネックとなる階段や踊り場には、こちら「ソルトランプ(岩塩ランプ)の浄化効果とおすすめの5つの使い方」で紹介したソルトランプを設置して、浄化&インテリアとしても良いでしょう。
■ソルトランプ使いやすいMサイズ。
予備用電球と開運マニュアルも付いてます。
廊下で気の流れが滞る場所
これは廊下も同じで、右曲がり左曲がりが複雑に入り組んだ間取りとなると、エネルギーの流れが悪く滞り易くなります。
その家の全体の部屋の配置や廊下の道筋が、1度か2度通ればスムーズに理解できる家なら問題ありません。
何度も「あれ?あれ?」と考えてしまい、なかなか掴めないような複雑な構造の家は、基本的にエネルギーの流れが滞り易いのです。
そんな時には所々に水晶のサザレを置いたり、突き当りの壁に気持ちが華やかになる飾りつけをしましょう。
■クリスタルサザレ<浄化用>1kg
小皿に盛り付けて飾ればその場所の浄化用に役立ちます。
地下室と屋根裏についての注意点
地下室はズバリ!整理整頓です。常に古いものが溜まってしまわないように、断捨離して物を入れ替えていきましょう。
時折、光や風を入れたりして常にエネルギーが停滞しないように心がけることです。その意味では日頃から物を出し入れするような、利用の仕方をお勧めします。
最も良くないのは、要らないのに捨てられないものを地下室にため込むことです。それが一番家の運気を落とす元凶になるので注意しましょう。
屋根裏も基本は同じです。保管庫になっているなら常に利用すること、決してネズミや害虫のたまり場にはならないようにしましょう。
風水的な家の間取りの見方のまとめ
ここまで話せばお解りのように、意外とオーソドックスな昔ながらの間取りが、一番エネルギーの通りが良かったりします。
シンプルな風通しの良い構造のお家は、それだけで運気の通りが良いのです。
お家の中で運気が落ちているところを改善する方法
もしあなたのお家で、廊下や階段や部屋の片隅など、運気が落ちていたり、ジメジメするような場所があるなら、早々に改善しましょう。
詳しい除霊法などは『【初心者向け】自分で家のお祓いや除霊をする簡単な4つの方法!』に紹介していますが、簡単なその場所の運気を上げるぐらいなら、そこを明るく飾ることだけでも効果的です。
例えばちょっとした癒しのアイテムを置いて、気が和む飾りつけをする。明るい色合いの小さな絵を飾って雰囲気を変える。
縁起物を飾って清潔に保つのもお勧めです。ポイントはその場を見た人の気持ちが和むような工夫をして、そこにプラスの気を入れて少し目立たせてあげることです。
複雑な構造の家なら、廊下を曲がるたびに何か飾りつけがあって、見た人の気持ちが和むなんて、幸運が舞い込みそうなワクワクするお家ですよね。
後は光を灯したり、清潔に保つだけで、不浄なものは溜まらなくなります。
家を整えるとは理想の世界を造ること
家を整えることは、家庭を安定させること、そして生活の基盤を整えることに繋がります。それはあなたの人生で、揺るぎない土台を造ることです。
ですからまずは、あなたの足元である住む場所から、自分の理想とする世界を造っていきましょう。
良く灯台下暗しとも言いますが、残念なことに意外と多いのは、ボランティアや宗教活動など外に向けた活動に熱心な人ほど、家の中は荒れ放題だったりします。
でもそれではあまりに本末転倒で、いつまでたっても幸せな家庭や生活環境を築くことは出来ません。ですからまずは、自分の家を整え、家庭を整えることから一歩ずつ初めていきましょう。
きっとそれにより築かれた安定感は、あなたの家族を幸せにするだけでなく、あなたと触れ合う多くの人に伝わり、あなたの周囲の人たちも幸せにしてくれるはずです。
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悪いことや不運が続く時のスピリチュアルな理由と自分で出来るお祓い