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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今日のブログは、夜になってもなかなか寝れないなど、睡眠に問題が起きている時の対処法について、お話しします。
私はフラワーレメディの処方をするときに、いつも睡眠について伺いますが、それは、今のメンタルな状態をチェックするなら、その人の眠りについて確認するのが、一番手っ取り早いからです。
特に夢に関しては、潜在意識の状況がダイレクトに反映されるものですから、夢の内容を聞くだけで、その方が潜在的にどのような、ストレスや問題を抱えているのか解ります。
今回はそんな、夜になっても寝れないという、お店のスタッフの相談をもとに、そんな睡眠障害になる理由や対処法を解説しましょう。
夜になっても寝れないという相談

まずは、この夜になってもなかなか寝れないとう、あるスタッフからの相談について紹介しましょう。
あなたにも、同じような経験があるかもしれません。
日中とても眠いという相談
私の会社では、月に一度、各スタッフとの個別面談があります。
日頃の仕事で感じている問題を聞いたり、その月の個人的な目標を立てたり、お互いにコミュニケーションを取り話し合うためです。
もちろん仕事のことを話すのですが、私の専門がメンタルヘルスなので、個人的な相談にも答えています。家庭の事や、健康状態についてなど、本当にプライベートな相談です。
その面談の中で、1人のスタッフから、こう相談されました。

眠れない時に確認する内容
彼女は日頃から仕事もテキパキとしているので、お店での仕事ぶりを見ていても、全然眠そうには見えません。


私は少し疑問に思いましたが、いつもフラワーレメディの処方をするときのように、睡眠に対して聞いてみました。

いつも何時に寝てるの? 睡眠時間は何時間? 寝つきは良い方? 夢はどんな夢を見るの?
などなど。
慢性的な睡眠障害と寝不足
すると驚くべきことが解ってきました。それは、彼女の夜になかなか寝れないという問題が、なんと学生時代から続いていることです。
そして毎日、明け方ぐらいに眠りに落ちて、いつも寝不足気味で、睡魔と戦いながら日中を過ごしている事実でした。
彼女は、仕事を終えて家に帰ると、夜中の0時過ぎぐらいには、布団に入るそうです。
でもそこからが長く、いつまでたっても寝れないまま、ゴロゴロと4時間ぐらい過ごし、明け方近くにようやく眠りに着くのです。そしてすぐに、夜明けを迎えて出社していました。
そんな慢性的な睡眠障害を、ずっと引きづりながら仕事をしていたのです。
寝れない理由を確認すると
私は少し驚きながらも、いつものように、そのなかなか寝れないという問題について、その理由を確認してみました。

布団に入って寝れないのは、何か考え事をしている感じ?それとも、意識のスイッチが切れない感じ?

そう、彼女が布団に入っても、なかなか寝れないのは、心理的にリラックスできないために、いつまでたっても入眠できないでいたのです。
寝れない人の2つのタイプと原因

夜になって布団に入っても、なかなか寝れないという人は、大きく2つの理由に別れます。
ここでは、その2つのタイプについて説明するので、あなたも自分が寝れない時には、どちらに当てはまるのか、少し振り返ってみてください。
寝れない人の2種類のタイプ
その寝れない理由の1つは、色々と考え事をしていて、脳が活発に活動し、眠れないタイプの人です。
そしてもう1つは、考え事はしていないけど、意識が冴えてしまって、いつまでもリラックスできないタイプです。
この2つのタイプの人は、どちらも同じように心理的にリラックスできないため、なかなか眠りに落ちないのですが、そのタイプごとに、原因と対処法が全く異なります。
ですから、その対処用として勧められるフラワーレメディも、また種類が違ってくるのです。
では、その2種類のタイプの人が、寝れない理由について、それぞれを詳しく見て行きましょう。
眠れないタイプ1:考え事をする人
まずタイプ1といえる、考えてばかりいてなかなか寝れない人は、日常生活でストレスが、心の中に溜まって不安な人です。
私たちの心(意識、脳)は、心身がリラックスすると、自然とストレスを解消しようと働き始めます。
それまでに、我慢することで対処してきた不安感を、解消しようとするのです。
すると、布団に入って寝ようと横になったとたん、様々な心配事が脳裏に思い浮かんできて、無意識に考えてしまうのです。
考え続けると脳が緊張状態になる
脳が、考えることでその問題や不安の解決策を導き出し、安心でいるようにしようと、必死に働き始めるのです。
でも横になって寝ているだけでは、現実の問題は何も変えられません。
その結果、同じことばかりを、何度も繰り返し考え続けて、脳の緊張状態に陥ってしまうのです。
夜に布団に入ると、いつも仕事やプライベートのことばかり考えていて、なかなか脳がリラックスできず、寝れないなら、あなたもこのタイプです。
眠れないタイム2:リラックスできない人
次に、タイプ2とされる、意識のスイッチが切れない人は、日頃の生活で慢性的に緊張している人です。
多くの場合、タイプ2の人は、自分が緊張していることに気付いていません。あまりにもその緊張状態が慢性化しすぎて、それが普通になっているのです。
その結果、いざ寝ようと布団に入って横になっても、なかなか緊張状態が解らないため、心と身体がリラックスできずに、寝れないという問題が起きてきます。
簡単にいえば、心の「NO」と「OFF」が切り替えられなくなっているのです。
寝れない時のタイプ別対処法

いかがでしたか?あなた自身がどちらに当てはまるか、お解りいただけたでしょうか?
ではここからは、そんな夜になかなか寝れない人の、タイプ別の対処法と紹介していきましょう。
どちらのタイプにも有効な瞑想法
まずは、どちらのタイプで在っても、共通して取り組める、簡単な瞑想法からです。
詳しいやり方はこちらの「眠れない時のすぐにできる対処法」で、紹介していますので、そちらをご覧ください。
この方法は、ただ椅子に座って、緊張感が解れて眠くなってくるのを待つ方法ですが、これが意外と効果的なんです。
瞑想法とは、NOになっていた意識を、OFFに切り替えるための訓練のようなものですから、まず気楽に試してみることから始めましょう。
タイプ1:考え事をする人の対処法
この考えすぎるために、夜になってもなかなか寝れない人は、心の中にある不安要素が原因だといっても過言ではないでしょう。
ですから、まずは寝る前に心の中に溜まっている不安要素を、全部箇条書きで書き出してみましょう。さらには、本当に全て書き出せたか、何度もチェックします。
すると、少なからず心の整理が付きやすくなるので、その上で布団に入ってみて下さい。その方が、考えすぎることが減り、短時間で寝れるようになるでしょう。
そして、それでもなかなか寝れないなら、フラワーレメディホワイトチェストナットと、リバイバルレメディをブレンドして利用しましょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入(2種類なら3滴×2種類)れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

タイプ2:リラックスできない人の対処法
次に慢性的に緊張していて、リラックスできないために、夜になってもなかなか寝れない人の対処法ですが、ポイントは緊張感を解すことです。
その意味で、最も効果的なのは柔軟体操でしょう。筋肉をダイレクトに解していく、ストレッチやヨガなどは、まさに肉体の緊張を解きほぐすものです。
それ以外に、こちらの「癒しアイテムを使った眠れない時の対処法」で紹介している、癒しアイテムなどを使えば、さらに心の緊張をほぐすのにも役立ちます。
なお、この緊張感から寝れない期間が1年以上の方は、こちらのバーベインとリバイバルレメディを使って、さらに強力に寝れるように対処しましょう。
夜になかなか寝れない理由のまとめ

以上で、夜になかなか寝れない人の、心理的な理由と対処法について解説してきました。
では追記的に、あのスタッフのその後の経過について、紹介しておきます。
フラワーレメディで対処したその後
それから2週間ぐらいして、彼女にその後の経過を聞いてみると。面白い回答が返ってきました。

社長、確かに眠れるようにはなりました。でも、家に帰る途中から、車が運転できないほど強烈に眠くなるんです。
ですから最近では、一緒に通勤している母に、車を運転してもらって、寝ながら家に帰っています。この眠気が強いのは、何とかならないものですかね。

僕が思うに、それは今まで何年間も寝不足だった分の睡眠時間を、取り返しているんだよ。
だからフラワーレメディを続けながら、その状態で2ヶ月ぐらい過ごせば、普通の睡眠になると思う。
彼女の、緊張したまま大きく傾いていた振り子が、元に戻る反動が来たようです。
あなたが寝れない理由
私たちの肉体に負担をかけ続ければ、筋肉痛や関節を痛めるなどの反動が来るように、心に負担をかけ続けると、睡眠障害となって反動が顕れます。
それは今回のように、夜になってもねかなか寝れないという問題かも知れませんし、もしかしたら、朝なかなか起きれないという問題かもしれません。
でもそのどちらにせよ、私たちの心の負担が大きく、心の自然治癒力が、的確に働けなくなっているということです。
それは、自分をもっと大切にして欲しいという、あなたの心と身体からのメッセージです。
日常のストレスが睡眠の妨げになる
ですからそんな時には、自分のための、癒しの時間を取るように心がけましょう。
今回紹介した、睡眠を整えるための取り組みを実践して、心に「余裕」と「ゆとり」ができるように、配慮してみて下さい。
寝れないという状況は、自分の生活環境を見直してほしいという、あなたの潜在意識からのメッセージでもあります。
そんな心の声に、耳を傾けてあげる時間も、シッカリと生活に取り入れてあげましょう。
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悪夢の原因とスピリチュアルな対処法!怖い夢や嫌な夢ばかり見る心理