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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
あなたは「デジャブ」を体験したことがありますか?
ほとんどの方が、デジャブを体験していても、それが何を意味するのか解らないまま、忘れ去ってしまいます。
デジャブとは日本語で「既視感(きしかん)」と言われる、以前にどこかで同じような体験をしたという感覚です。
今回のブログでは、私がオーラについて学んでいたころの、デジャブに関する興味深い体験と、デジャブを感じやすくなる方法をご紹介しましょう。
デジャブという現象に含まれた、スピリチュアルな意味を知ることで、あなたも自分の心の奥深くに触れることが出来るでしょう。
<目 次>
グループで転生を繰り返す私たち


私がオーラ診断を学んだスクールでは、同期の中で一つの楽しみがありました。それは授業とは異なる懇親会で、先生から聞ける一つの情報についてです。
その先生は何期もの生徒を教えていましたが、その期ごとに集まる人のタイプは全く異なると、言っていました。
そしてそれは、集まる方々の前世でのつながりもです。
共に過ごした前世を知ること
そのスクールで全員が知りたいこと。。。それは同期の人たちと、どの時代に一緒に転生していたかです。
その先生は授業の中で、私たち人間がある一塊のグループで、転生を繰り返していることを話してくれました。
今世関係を持っている人とは、前世のある時代にも一緒に過ごし、関係を作っていると言う考え方です。
これは以前に「カルマの法則のスピリチュアルな意味と前世のカルマを解消する方法」でお話しした、カルマの法則を考えれば、納得のいくことではありますが、とても興味深いことでした。
私たちが聞いた興味深い前世
私たちがそれを聞きけたのは、先生の誕生パーティーの日でした。
誕生日のお祝いに、生徒全員でプレゼントを用意し、ささやかな誕生パーティーを催したときです。
そのパーティーの最中に、ある生徒が先生にリクエストして、私たち同期がどの時代に、ともに転生していたのかを教えてもらったのです。
そして私たちが教えていただいたものは、思いもかけないような意外なものでした。


デジャブと共に蘇る前世の記憶
その時、それを聞いたある女性が、こんなことを語っていました。
その誕生パーティーの数日前に、海上自衛隊がおこなった、一般市民向けの自衛艦見学会に参加したそうです。
もともと、船はあまり好きじゃないので、気が進まなかったようですが、友達の強い誘いを断れず、参加することとなりました。
そして自衛艦の甲板の上で、港に集まる人を見たとたんにデジャブを感じて、不思議と涙があふれ、前世の記憶が走馬灯のように蘇ったそうです。
時間と空間を越えて観える感慨
彼女に蘇った記憶は。
港で出航を祝い、自分を見送る家族の姿、自分が男性で、ロシア海兵として軍艦に乗り、家族につかの間の別れを惜しんでいます。
ですが、その姿を眺めながら、現在の彼女はその後の彼らが、日本軍との海戦に破れ、帰らぬ人となることを知っています。
その時の悲しみが、止めどなくあふれてきて、とても不思議な体験だったと語ってくれました。
デジャブとは何を意味するのか?


私たちの日常に、前触れもなく突然訪れるデジャブ。
私は自分自身の経験から、それが私たちが忘れていた、過去の記憶が蘇る瞬間だと感じています。そして時には、悠久の時間を越えた、前世の記憶がその原因となているのです。
デジャブの語源とは?
デジャブという言葉の語源は、フランス語の “déjà-vu(デジャヴュ)”より来ており、日本語で直訳すると「すでに-見た」という意味になります。
日本語では「既視感(きしかん)」と書くように、見るだけではなく、厳密には以前にどこかで同じ状況を体験したと感じるフィーリングを意味します。
既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることである。フランス語: “déjà-vu”よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 “déjà vu”よりデジャヴまたはデジャブなどとも呼ばれる。
Wikpeida引用:既視感
デジャブで感じるフィーリングの意味とは
この誰もが日頃感じている、デジャヴと言われる「既視感(きしかん)」は、多くの場合、無意識レベルで前世の体験が蘇った結果です。
全く同じような光景や状況が、私たちが前世で感じていたフィーリングを蘇らせ、体感としての記憶を思い出させます。
それはその記憶と共に感じていた、感情や感覚を呼び覚ます瞬間です。ですから誰もが、何とも言えない不思議な懐かしさのような、フィーリングを感じ取るのです。
私はデジャブを感じることで、以前に紹介した「自分の前世を知る方法!デジャブと前世療法で蘇る私たちの前世の記憶」の記事ように、いくつもの自分の前世を思いだしてきました。
輪廻転生や前世があるのか?
もしかしたらあなたは、私たちは死と共に肉体を抜いで天国(死後の世界)に行くのだから、前世の記憶など思えているはずがないと思うかもしれません。
ですが現在では、アメリカの精神科医「ブライアン・L・ワイス博士」によって、前世療法という心理療法が提唱され、多くの人がそれを体験しています。
そして現実的な臨床調査では、「前世を記憶する子どもたち(イアン・スティーヴンソン著)」という著書も発行され、前世の記憶を覚えている子供たちがいることも知られています。
詳しくはこちらの「【実例】輪廻転生や生まれ変わりを前世から繰り返す意味を徹底解説!」でも紹介した通りです。
ですから、私たちに起きるデジャブの原因が、前世の体験から来ていたとしても、今では迷信と簡単に否定することはできないのです。
日常で起きるデジャブの役割


そんな前世の体験を思い出すデジャブですが、その現象にはどんな役割や意味があるのでしょうか?
私たちの日常で起きているデジャブ
デジャブのように、私たちの過去の記憶がよみがえる現象は、今世の人生でも同じように起きています。それはあなたが何かの拍子に思い出す、過去の出来事などです。
私たちの意識は、子供の頃の出来事など、記憶が新しく今世のものだと、思い出として明確に認識します。
そして記憶が古く忘れかけていたり、前世の体験のように、感覚だけが残っている出来事は、デジャブとして認識するのです。
それらの前世の記憶は、今の人生では身に覚えがないものなので、イメージとして脳裏に浮かんでも、想像や幻想と思われて明確に認識されません。
日常生活では、とかく意味のないものとして、自然と忘れ去られてしまうのです。
デジャブの起きる意味
きっとあなたも身に覚えがあることでしょう。
私たちは、「どこかで同じような経験がある!」と感じた瞬間に、その記憶が残っていると「子供の頃にも同じようなことがあった!」と思い出します。
でもそれが、どんな経験か明確にならないと「デジャブだ!」と認識するわけです。記憶ではなくフィーリングだけを受け取りデジャブと解釈するのです。
時には「気のせいかな」と受け流してしまったり、「以前にそんなテレビ番組見たな」程度に、思考で処理されてしまうこともあるかもしれません。
ただこの過去の記憶が蘇ったり、デジャブが起こることには、ハッキリとした意味があります。
それはその記憶に残っている停滞したエネルギー(感情)を解放するためです。
デジャブで追体験する意味とは
私たちが覚えているほとんどの記憶には、何らかのエネルギー(感情)が残ってます。
以前に「子供の頃の記憶がない!?幼少期のトラウマを解消して思い出す方法」でもお話ししたように、感情と記憶はとても密接に繋がっており、記憶には何らかの感情が蓄積されているのです。
昔のことでも、悔しさや悲しみが伴う体験には、より多くのエネルギー(感情)が宿っているため、ずっと覚えていたりします。
それはその過去の体験に、多くの拘りや執着があることを意味するのです。その結果、ことあるごとに過去の体験が、頻繁に脳裏をよぎり思い出します。
そしてイライラしてみたり、時には悔しさや悲しさを追体験することとなるのです。
こちらの「病気なのか?デジャブが多い人が体験している違和感について」でも、そんなトラウマが原因のデジャブについて、詳しく解説しました。
前世の記憶を癒すデジャブの効果
それと同じように、記憶に残っていない前世の体験でも、そこに多くの感情のエネルギーが取り残されていると、デジャブとなって感覚だけが突然蘇ります。
私たちの心は、もともと自分の潜在意識に留まっている過去の感情を、思い出すことで解放し浄化するため、忘れていることでもフィーリングとなって感情が蘇るのです。
その思い出す行為自体が、私たちの心の自然治癒力ともいえる、癒しのプロセスだからです。
それがデジャブの癒し効果であり、私たちがデジャブを感じる本当の意味だといえます。
デジャブを通して前世の記憶を思い出す方法


私がデジャブを通じて、前世の記憶を思い出すのは、ある経験があるからです。
それは前世療法を受けて、何度となく自分の前世の記憶を振り返る体験をしているため、日常でもデジャブから前世の記憶を思い出しやすいのです。
日常で蘇った私の前世
先日も、ふとした瞬間にデジャブを感じました。それは毎月1日に参拝している、近所の神社にお参りに行った時です。
多少雨が降る朝、空気がとても澄んでいる穏やかな日でした。私は参拝を終えて、妻と共に1つの傘をさしながら鳥居を抜けて帰るところでした。
桜が散り、次第に周囲が青々としてくる5月1日のことです。ふとした瞬間に妻が傘から駆け出し、参道沿いのアジサイの元へと駆け寄っていきました。
何か小さな花を見つけたようで、はしゃぎながら嬉しそうに写真を撮っています。デジャブを感じたのはその瞬間でした。
デジャブで蘇った二人の前世
私の脳裏には、着物姿で和傘を指している年配の自分の姿、そしてその傘から同じように、はしゃぐように参道の脇に咲くアジサイへと駆け寄る、別な時代の妻の姿でした。
その前世での妻は、私よりもかなり若く、着物姿ではしゃぐ娘の様に映りました。きっと年はひと回り以上離れていたのでしょう。
そう私たちは別な時代にも、今日と同じように、しっとりと雨が降る参道を、二人で神社へと参拝していたのです。
その瞬間、えも言えぬ感慨が私の中を駆け抜けていました。「前世でも同じように過ごしていたんだな」という気持ちと共に。
家族との前世が蘇りやすいデジャブ
私は今まで、何度かの前世療法を受けていましたが、一度も妻や家族に関わる前世は思い出していませんでした。
多くは一人で宗教家として生きていたり、家族がいても今世の特定の人だとは解らないケースばかりだったのです。
でもデジャブで蘇る前世は違います。デジャブで蘇る前世は、現在一緒に過ごしている人と、ともに過ごしていた前世の記憶である可能性が高いのです。
それはこちらの「ソウルメイトのスピリチュアルな意味や特徴!転生する目的も徹底解説」でもお話しした、ソウルメイトとして、共に転生していることを意味するのかもしれません。
そんなときのデジャブは、前世療法と同じように、リアルなフィーリングとして蘇るのです。
デジャブと前世療法の関係
前世療法では深い催眠状態になることで、自分の前世の記憶を思い出し振り返っていきます。
それはただその記憶を思い出すだけではなく、短時間にいくつかの人生を走馬灯のように振り返る作業です。
そこにはその時代に感じていた「感慨」や「思い」などの感情も在り、それを前世の記憶とともに再度感じ直して、振り返っていきます。
その感慨や思いが、私たちが日常で感じるデジャブと同じなのです。
感情から振り返る前世療法
前世療法セッションの中では、自分が今感じているフィーリング(感情)から、それを最初に感じた過去の記憶へと戻る、訓練のようなワークを行います。
ですから前世療法が終わった後も、あなたはデジャブを感じた刹那に、自分のフィーリングに意識を向けることで、少なからずそのデジャブに含まれた前世の記憶を思い出せるようになるのです。
それは今まで漠然と感じていたデジャブから、転生を繰り返す霊的存在としての記憶を思い出す、とてもスピリチュアルな体験です。
これは訓練次第で、どなたでも体験できることですから、あなたも機会が在れば、ぜひ前世療法を体験してみてください。
その経験が、あなたの前世と今世とのつながりを、日常でもデジャブとして蘇らせてくれることでしょう。
デジャブを感じやすくする条件


日常で突然起こるデジャブですが、そのデジャブを感じやすくする条件を、ここではいくつか紹介していきましょう。
その条件が解れば、おのずとデジャブを起きやすくする方法も解るはずです。そしてそれは、デジャブを通じて前世の記憶を蘇らせることに繋がります。
デジャブが起きるための条件
デジャブが起きるための条件とは、私たちがどの様な精神状態の時に、デジャブが起きやすいかです。
それが解れば、意図的にその状態を作り出すことで、デジャブは日常で起こりやすくなりますし、さらにはそのデジャブから、前世の記憶を読み取りやすくなるともいえます。
ではどんな状態が、デジャブを起こすのに最適だといえるでしょうか?
これは、私が今まで体験してきた前世療法や、デジャブから解ることですが、精神的に安定した雑念が無い時です。
それはストレスがかかっていない、リラックスした精神状態でありながら、自然体で意識が集中できている状態だと言えます。
デジャブが起きやすい瞬間とは
そんな穏やかな心持ちで、なおかつある条件が重なった瞬間に、デジャブが起きやすいと考えられます。それを具体的にいうならコレです。
- 「雑念のない精神状態」+「前世を呼び起こす状況」
まず最初に、前世を呼び起こす状況については、今までの解説で触れてきた通りです。
それは前世を彷彿とさせるような場所や状況、そして人間関係などです。
それらがあなたの前世の記憶を呼び覚まし、デジャブとしてフィーリングを感じさせる鍵となります。
前世の記憶を呼び起こす鍵
例えば先の彼女の様に「戦艦に乗り見送られる」という状況かもしれません。
私が「自分の前世を知る方法!デジャブと前世療法で蘇る私たちの前世の記憶」でお話したような、「日本刀のような傘を手にする」ことや「ナイフを持ってジャガイモの皮を剥く」ことかもしれません。
それは私たちが、無意識に拒否することや好むことのように、何かしらの感情が含まれる行為です。
拒否することや好むことは、その出来事に何かしらの、感情や思い入れがあることを意味しています。ですからそれが、デジャブとして前世の記憶を呼び起こすための鍵となるのです。
そう前世療法で言うなら、こちらの「前世療法の体験談~私が経験した失敗した人生~【実体験】」でも紹介した、無意識に好む習慣と同じで、その好みの原因は私たちの前世にあるといえるのです。
デジャブが起きる雑念のない精神状態とは
先に、前世療法を通じて前世の記憶を振り返っていくと、前世の記憶をデジャブとして、感じやすくなるとお話ししましたが、ここも1つのポイントです。
催眠状態とは変性意識状態といわれる、とてもリラックスしながらも意識が覚醒している状態です。簡単にいうと、マッサージやエステを受けている時のように、リラックスしつつも意識がある状態です。
この状態は、本来直感や閃きが起きやすい状態であり、同時にデジャブなどの、内なるフィーリングが蘇りやすい時でもあります。
ですが人は身体がリラックスしても、脳はなかなかリラックスできないので、色々な雑念が浮かんできます。
前世療法において、前世の記憶を蘇らせる作業は、そんなリラックスした状態で、雑念を払い、意識を内側に向けた時なのです。
変性意識状態(へんせいいしきじょうたい、英: altered state of consciousness, ASC)とは、日常的な意識状態以外の意識状態のことである。通常の覚醒時のベータ波意識とは異なる、一時的な意識状態をさす。
Wikipedia引用:変性意識状態
誰もが日常で体験する変性意識状態
ここまで説明すると、とても特殊な意識状態のように感じる、変性意識状態ですが、実は誰もが日常で無意識に体験しているものです。
例えば、夢中になって漫画を読んでいる時、夢中になってゲームに興じている時などなど、意識がリラックスしていながらも、一転に集中している時など、それが変性意識状態なのです。
ポイントは何もしていなくても、それだけリラックスして、意識が集中した状態が保てればいいということ。
それは今この瞬間に意識が集中していながらも、何も雑念が浮かばない状況を意味します。その状態が保てれば、デジャブは飛躍的に起こりやすくなるのです。
デジャブを起こりやすくする方法


では本格的にデジャブを起こりやすくする方法を、ここではいくつか紹介していきましょう。
簡単にいえば、デジャブが起きやすくなるための訓練です。
デジャブが起きる「鍵」となる時代や文化
まずは、デジャブが起きやすくなるための「鍵」を見つけることです。
「鍵」が見つかれば、それに触れるような体験をしていると、デジャブが起きやすくなるのは、説明した通りです。問題はこの「鍵」です。
1つは気になる歴史や文化を感じるもの良いでしょう。
例えば誰しも、今まで習った歴史や文化で、気になる時代や地域などがあると思います。いつかはこんなところで、暮らしたいなと思う国や地域、文化です。
それはまぎれもなく、以前にあなたが、良い前世を送った場所である可能性が高いといえます。
逆に特定の時代に対する嫌悪感を持っているなら、それもあなたが以前に暮らしていた、時代や場所である可能性があります。それは苦労した前世を送った場所です。
自分のフィーリングから「鍵」を探す
そしてこれはあまりお勧めしませんが、前世療法を行っていると、特定の恐怖症に関連する前世の記憶を思い出す方が、比較的多くいます。
そう、あなたが恐怖症として感じるぐらい、強い感情が湧き上がる体験、きっとそれもあなたの前世を呼び起こす鍵となります。
ただこれは怖さに関する体験なので、あまりおススメはしません。それよりも逆の方法でいきましょう。
あなたがやってみたいと思っても、やらずにいること、例えばスポーツ、趣味、仕事、それらはあなたの良い前世の記憶である、才能が残っている可能性があります。
ですから、まだ未体験のやりたいことにも、「鍵」としての可能性がるので、それを体験してみるのも良いでしょう。こっちはお勧めです。
雑念のない精神状態を作る
そして雑念の無い状態で、今現在のこの瞬間に集中するなら、最近注目を浴びている「瞑想」や「マインドフルネス」を実践すると良いでしょう。
これらの技術は、意識を一点に集中するために、雑念を掃っていく作業ですから、訓練と思って実践すれば、日常でも雑念が減っていきます。
するとデジャブが起きるために必要な、雑念のない集中した意識状態で、日常を過ごせるようになるのです。
あとは鍵が引っかかるのを待つだけです。実は催眠療法自体にも同じ効果があるので、前世療法を受けた直後には、比較的デジャブが起きやすくなります。
瞑想を自分で実践するなら、こちらの「【完全版】グラウンディングの意味とその効果とは?地に足をつく方法」で紹介した、グラウンディングの瞑想法が役立つでしょう。
デジャブとは私たちのスピリチュアルな一面
そしてより効率的に雑念を取り払うなら、私の開催するメンタルヘルスセミナーで紹介するスキルを実践しても、雑念が減って集中しやすくなるでしょう。
瞑想やマインドフルネスと根本的な原理は同じで、心に溜めていたストレスを浄化することで、雑念を取り払い今に集中できるようになります。
もともと雑念が無くなれば、人は誰しも、今現在の瞬間に感じているフィーリングを感じやすくなります。それがデジャブを見る上で必要なのです。
私たちが感じるデジャブとは、まさに閃きやインスピレーションと、同じ次元に存在しているのです。
デジャブから前世を読み解く訓練
そして訓練の最後に、デジャブからどのように前世の記憶を読み解くのか、その方法を紹介しておきましょう。
それはズバリ!「夢日記」です。夢日記では私たちが寝ている間に見た夢を、朝起きて思い出しながら書いていくものですが、その作業がデジャブから記憶を思い出す訓練になります。
夢日記を書く人は、無意識にその時のフィーリングや、憶えていることへと、意識を集中します。それも寝起きですから、まさに変性意識状態です。
そんな変性意識状態で、自分の内なるフィーリングに意識を向けること、それ自体がデジャブから記憶を引き出す作業と同じです。
私はそんな夢によって前世を思い出す方法も、こちらの「前世の夢を見る理由 夢から前世を思い出す方法【実例紹介】」に紹介しています。
デジャブを感じられるように訓練することは、同時に自分のスピリチュアルな能力を、磨くことに繋がりますから、ぜひ実践してみてください。
デジャブは感じるだけで癒される


もしあなたの中で、デジャブにより前世の記憶がよみがえり、過去の感情を再体験することが起きたなら、こんな風に心に語り掛けてあげましょう。
「確かに前に○○なことあったな。あの時には○○な風に感じたよな。あった。確かにそんな風に感じた。」
ポイントは自分自身の感覚を確認するかのように語り掛け、決して出来事に固執しないことです。
それがどんなに嫌な体験や気持ちでも、ただ語り掛けるだけで、より速やかに感情に宿るパワーを解放し、手放すことが出来ます。
デジャブは感じることで癒される
そしてもしデジャブが起きたら、その場に立ち止まり、その感覚をじっくりと感じてあげましょう。
するとそれにより、あなたの中の前世のエネルギーも蘇り、感じることで自然と解放されていくのです。
あなたが忘れていた、遠い過去の傷が自然と癒されていきます。
それが日常でデジャブが起きる意味であり、心理的な役割なのです。
デジャブとは前世の記憶が蘇る瞬間
前触れもなく私たちのもとに訪れるデジャブ。
それは体験や環境が引き金となって、私たちの心の奥深にしまわれていた、前世の記憶が蘇るパワフルな体験です。
そしてその体験を通して、私たちは過去に残していた自らのパワーを取戻し、現在をより健やかに生きることが出来ます。
そんなスピリチュアルで意味深いデジャブを感じたなら、そのフィーリングをじっくりと味わいながら、あなたの心の中を振り返ってみてください。
するとそこには、あなたも忘れていたような、前世のあなたの姿が垣間見えるかもしれません。
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【予知夢によるデジャブ体験談】夢で見たことが現実に起きた瞬間!