井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
落ち込んだり、不調を感じたとき。何かシックリとこないとき。どうしてもやる気が出ないときなど、あなたにもありませんか?
それとか、嫌なことが在って、いつまでも心が動揺していたり、引きずっていると感じる時。
でもほとんどの場合、そんな自分の心とどう向き合えば良いのか解らないため、何とか気を紛らわして過ごしてきたと思います。
そして、そんなもやもやを感じる度に、どのように自分の心の不調に対処すればいいのか、自分との向き合い方が解らないとも、感じてきたことでしょう。
今回の記事では、そんな不調の時に自分と向き合う方法を、心理とスピリチュアルの専門家として、解り易くお話しして行ければと思います。
ある男性からの相談実例
先日、ある方から、こんな相談をいただきました。
まずは、仕事に関する相談実例を紹介してから、自分との向き合い方について、お話ししていきたいと思います。
ある男性の現在の仕事への焦り
家でのテレワークによるストレス
今年は感染症の影響があり、仕事環境も一変していますから、不安や焦りを感じるのは当然のことだと思います。
ニュースなどでは、連日のように感染者数の増加が報じられて、このままいつまでこの状態が続くのか、多くの人が不安を感じていることでしょう。
特にテレワークなどで、同僚や上司とのコミュニケーションが妨げられれば、なおさらモヤモヤとすることも多いですし。
会社も大変な状態だと感じているからこそ、将来への不安も出てきて、焦る気持ちばかりが募るののだと思います。
一時しのぎの方法では対処しきれない
流行り病によって環境が激変し、自分の今までのペースが崩れてしまうことで、多くの人がストレスを感じながら、この状況が過ぎ去るのをまっています。
それが一時的な物であれば、気分転換をしたり、気にしないようにとやり過ごすだけで、その状態は乗り越えられるでしょう。
でも今回のように、1年近くその環境の変化が続き、先行きが見通せないとなると、一時しのぎの方法では対処しきれずに、そんな不調が募っていってしまいます。
そんなときに重要になってくるのが、自分の焦りや不安を解消するための、自分と向き合う方法だといえるでしょう。
自分と向き合う時の注意点
では、なぜそんな精神的な不調の時に、自分と向き合う方法が必要なのでしょうか?
人が自分と向き会おうとする理由
殆どの場合、私たちが落ち込んだり、不安定になるときには、自分の中で何かしらの問題が起きていると感じている時です。
例えば、先の男性の件であれば、社会情勢や会社についての心配であり、先行きが見通せないことによる不安だといえます。
そのため多くの方が、そんな不安定な自分を落ち着けるために、自分の心との向き合い方を知りたいと思うのです。
自分と向き合う時の注意点
自分と向き合う方法を身に付ければ、そんなメンタルな不調に陥った時に、確かにその状態を改善していくことが出来ます。
それに、自分が感情的になっている時にも、その感情を鎮めることに役立ちますし、さらには、自分が本当はどうしたいのかも、解るようになるでしょう。
でもその時に大切なことは、問題の原因を整理して頭で納得するために、自分と向き合うのではないということです。
自分との向き合い方で大切なのは、自分の不安や心配をあるがままに感じて、受けとめてあげることなのです。
思考で解っても問題は解消しない
よく多くの方が、自分の心の問題を解消するために、自分に向き合い、自己理解を深めようと取り組んでいます。
でもほとんどの場合、頭で問題の原因を理解することに捕らわれて、それで終わってしまうことが多いのです。
例えば、人前での緊張感を解消しようと取り組むのなら。原因が子供のころの特定の体験に在ると解っても、その人前に出ることへの緊張感は消えません。
それでは、自分と向き合っているつもりでも、思考で理解することに捕らわれてしまい、感情が伴っていないのです。
その結果、何度もセラピーを受けたり、自分と向き合う方法を学ぶワークショップなどに参加しても、結局、緊張感は消えず問題を解消できずにいるのです。
大切なことは「感じて知ること」
ポイントはこうです。
問題となっているのが、私たちの心で感じている感情である以上、自分との向き合い方で目を向けるべきは、今まさに感じている感情であり、原因などの理由ではありません。
自分が感じている感情を改めて認識すること。それが心理療法的にも効果がある、自分と向き合う方法であり、自己理解を深めるという言葉の本当の意味です。
「感じて知ること」それが心で自分を知ることであり、悟るとか自己受容するという行為だといえます。
自分と向き合うための予備知識
次に「自分と向き合う方法」の話をする前に、最初に知っておいて欲しい、大切な話しをしておきます。
それは、私たちが感じている、感情についての基本的な考え方です。
感情に対する予備知識
これは、誰もが感情に振り回される当事者なので、意外と見落としがちなことですが。
私たちに感情が在ること自体は、生物として自然なことであり、それは心が正常な状態であるということを意味します。
例えば、喜びや、楽しさ、幸福感はもちろんですし、負の感情としての、不安や、落ち込み、悲しみ、心配感なども。
そもそも感情とは、生物として自然なものですから、どのような感情でも、在ること自体を否定すべきではなく、OKしてあげて欲しいです。
負の感情も否定しない
もちろんそれが、負の感情であれば、在ることが自然だと言われても、心地の良いものではないでしょう。
だからこそ、ここで自分との向き合い方を学んで、そんな負の感情を解消していこうとしているのでしょうが、その前段階として、どんな感情もあることは否定しないでください。
例えば、怒りや、妬み、疑い、憎しみ、嫉妬、などなど、確かに持っていることで、自分を否定しがちになり易い感情です。
でも、そんな気持ちを持ってしまうのには、何かしらの切実な理由があり、その結果、心で感じてしまうものなのですから、その感情を否定しないで欲しいのです。
自分と向き合うためのスピリチュアルな方法
では、どのようにすれば、自分と向き合うことができるのか。
その方法について、3つほどスピリチュアルな取り組み方を紹介して行きましょう。
自己承認で自分と向き合う
最もシンプルで簡単に出来るのは、今まさに感じている感情を自己承認していく、そんな自分と向き合う方法です。
自己承認とは、こちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」で紹介した、自分の心との向き合い方です。
自分の感じている感情やフィーリングを、そのまま自分に語り掛けるワークであり、その方法を実践する時の視点が、まさに自分と向き合っている状態だと言えるでしょう。
これを繰り返していくことで、自分が何を感じ、どう思っているのか、明確になり易くなるので、訓練だと思って取り組んでみて下さい。
マインドフルネス瞑想法で向き合う
ストレスの解消なら、グラウンディングの瞑想法を紹介することが多いのですが、今回のように自分との向き合い方を習得するのなら、マインドフルネス瞑想法が良いでしょう。
これはとてもシンプルな、呼吸に意識を向ける方法ですが、その呼吸に意識を向けていく方法が、まさに瞑想によって自分と向き合う方法の、入門編ともいえるものです。
詳しいやり方は、こちらの「心と体のバランスを整える!初心者でも2分で出来るマインドフルネス瞑想」で紹介しているので、そちらをご覧ください。
こちらの記事では2分間と書いていますが、訓練次第で長く出来るようになりますまら、10分、15分と次第に伸ばしていくようにしましょう。
フラワーレメディを利用する方法
最後に、自分に向き合う上で役立つフラワーレメディを、2種類ほど紹介しておきます。
色々なことを考えすぎてしまったり、考えることで自分を納得させようとするなら、ホワイトチェストナットが思考に安らぎを与えてくれます。
また逆に、自分の感情が解らないとか、自分の気持ちが出てこないなら、スターオブベツレヘムが、心のブロックを取り除いてくれます。
この2つの問題があると、自分と向き合う方法を実践しても、いまいちシックリとこないでしょうから、そんなときにはレメディを一緒に使うと、なおさら自分のフィーリングや感情に目を向けられるようになるでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴(2種類は3滴×2)入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
自分との向き合い方とは
自分との向き合い方を学び、自分の内側へと目を向けることは、まさにあるがままの自分へと戻ろうとする行為です。
あるがままの感情の消化法
例えば、子供が転んで膝小僧を擦りむいて、怪我をしたりします。すると小さな子供であれば、それを大声を上げて泣くことで、痛みを表現するでしょう。
実はこれが、とても自然な感情表現であり、感情を心に留めてしまわないための、最もシンプルな対処法だといえます。
例えば、失恋をしたときに、ユーミン(松任谷由実)の曲を聞いて、失恋の悲しみに暮れること、それもある意味正しい感情の消化方法です。
でもいつの間にか、私たちは感情と向き合うことが苦手になり、そんな感情から、目を背けてしまいがちです。
素直であると感情もストレート
素直であると言うことは、時には我儘で、感情的で在るとも言えることかもしれません。
でもそんな気持ちを表現した上で、それを突き通そうとするかどうかは、その人次第であり、決して表現すること自体が悪いことではありません。
それと同じように、感情的になることが、必ずしも悪いことではなく。問題は感情を溜め続けた結果、感情を感じなくなったり、感情が激しくなってしまうことです。
それでは、自分や周囲の人を傷つけてしまいかねません。
自分を知る意味とは
ですから、常日頃からあなただけは、自分の感情に対して否定しないで下さい。そして自分を責めないでください。
どんな否定的な感情が在ったとしても、その背景にはあなたしか解らない、悲しみや切なさ、苦しみや辛さがあったはずです。
その気持ちは、決して他人には解らないものですが、あなたが時間をとって自分に向き合えば、自然と理解できることでしょう。それは紛れもなく、あなたの素直な気持ちに他ならないのです。
そんな苦しみを受け止めて、在るがままの自分の気持ちを、OKしてあげれるように成ること。
それが何よりも大切な、自分との向き合い方であり、自分を許す方法でもあるのです。
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自分に厳しい人が人生で直面する辛い現実とは?心理的な原因と改善法
4月ぐらいから、会社がずっとテレワークで、自宅で仕事をしていますが、不安な気持ちが絶えません。
みんなが大変な時期でも、仕事があるだけありがたとは思います。。。でも、どうしても気分が停滞気味で、なんか惰性で仕事をしている気がするのです。
会社だってずっとこの状態が続けば、どうなるか解らないし、自分もこのままではいけないという、焦りのようなものはあります。
でも、なかなかやる気に成れなくて、そんな中途半端な自分との向き合い方も解らないし、ずっと動けないままで、焦る気持ちばかりが募ります。