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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
ここのところ何名かの方から、人生において迷いがあり、生き方がわからないと、お問い合わせをいただきました。
私も振り返ってみれば、学生時代や会社勤めをしていたころに、同じように人生での迷いを感じて、色々と悩んだ時期がありました。
ですから、その気持ちもがとても良く解ります。人は誰しも自分がどう生きればいいのか迷い、生き方がわからなくなる時があります。
今回はそんな質問に、過去の自分を振り返りつつ、スピリチュアルな視点から答えていきたいと思います。
私なりの経験則に元ずく回答ですが、良かったら読んでみてください。
学生時代の人生における迷い

振り返ってみれば、私自身も人生において迷い、自分の生き方を模索した時期が2回ほどありました。
それは大学生の頃と、社会人になってから数年経ったころです。
その頃のことを振り返ってみれば、確かにその後の生き方がわからないと、漠然とした不安を感じていた気がします。
大学時代に感じた人生への迷い
私は大学時代に、東京で一人暮らしをしていましたが、生活費を賄うために、学校に行きながらバイトに明け暮れる日々を過ごしていました。
その頃には、高校ぐらいから興味を持っていた、スピリチュアル関連の本をなど読み、自分でもそんな能力が使えないかと、色々と試みていたものです。
以前にはこちらの「金縛りの原因と解き方についてスピリチュアルな幽体離脱との関係も解説」でも、そんな学生時代の幽体離脱体験について、少し紹介しました。
私が最初に、人生における迷いを感じたのは、そんな学生時代の頃です。
自分なりに生き方を探していた
その頃は、様々なスピリチュアルな本や宗教家の本を読み、実際に宗教団体のセミナーに、興味本位で参加したこともありました。
霊能者とされる人のもとを訪ね、霊視のようなものを受けてみたり、自分で部屋の中にピラミッド型を作って、ピラミッドパワーの実験などを行ってみたり。
心理やスピリチュアルに興味があったものの、そんなスクールも職業ない1980年代ですから、自分なりに手探りで情報を集めていたのです。
でも今思えば、それはその後の自分の人生に何かしらの迷いを感じていて、漠然と答えを探そうとしていたのかもしれません。
その後の生き方がわからない気がして、具体的な進路でも迷っていたのでしょう。
人生における迷いを払拭しよとしてた
私自身は、経済大学の経営学部で経営学科ですから、とても現実的な勉強をしており、決して心理や哲学などを学んでいた訳ではありません。
その当時はまだスピリチュアルと言えば、どこぞの新興宗教かと思われる時代ですし、スピリチュアルという言葉自体が一般的はなく。
インターネットなども無かったため、情報を得るのは主に書籍や雑誌などの紙媒体か、自分で体験するしかなかったのです。
だからこそ、自分なりに好きなことを探求して、今後の生き方を模索していたのだと思います。
生き方がわからなくなった社会人の頃

でも結局、私は答えを出せないまま就職活動をし、そしてある医療機器メーカーへと就職しましした。
そこでなら、自分の学んできた経営や会計学も活かせると思ったし、何よりも間接的とはいえ、社会に役立っていると思えたからです。
ですがそんな社会人になってからも、気が付けばまた人生に迷い、生き方がわからなくなっていたのです。
社会人としての新しい生活
就職して間もないころは、すべてが始めての体験で、そんな社会人としての環境の中で、自分が出来ることをやろうと一生懸命でした。
仕事はそれなりに大変でしたが、遣り甲斐のある事でしたし、先輩や上司にも恵まれて、自分の人生について考えることも、迷いを感じることもありません。
何よりも仕事のやり方や、社会人としての在りようを、シッカリと教えてくれる会社だったので、それについていくので精一杯です。
そして2年ほどすると、職場も異動となり、以前から希望していた、会社の経理に携わらせていただくことになったのです。
会社で自分を見失ってしまった
ですが、それから1年ほどすると、私はその職場で自分を見失っていました。
上司との関係が上手くいかず、毎日のように夜遅くまで仕事をしても、作り上げた資料はミスや訂正ばかり、上司や先輩は決して厳しいわけではありません。
ですが、いつの間にか無言のプレッシャーに押しつぶされ、期待に応えられない自分への不甲斐なさを感じ、出口のない迷路に迷い込んでしまったかのようでした。
私はその職場で鬱気味になり、学生時代とはまた違う形で、再び生き方がわからないと感じていたのです。
迷いの末に得られた幸運
そして2年ほどその職場で務めたあげく、最終的には自分の進退に関わる問題をおこし、その職場から異動することとなりました。
それはいわゆる、問題を起こした社員の左遷に近いものでしたが、今考えてみると、それが幸運の始まりだったと思います。
異動した先の仕事は、新しい職場の立ち上げ要員で、上司も好きなように仕事をさせてくれる方だったので、大いに羽を伸ばして自由に仕事ができました。
そして気が付けば、その新たな職場が海外の関連会社からも高く評価され、私はその功績が認められて、次は新製品開発の職場へと異動になります。
その頃には、もう生き方がわからないと、自分を見失うようなことも在りませんでした。
私の心が回復できた理由
私は経理で鬱気味になり、その後に新たな職場の立ち上げに携わった時に、自然とあることを始めていました。
それは、お昼休みになると一人になって、学生時代に本で学んだ瞑想をしていたのです。
それにより少しずつ心は整い、仕事でも自分の能力を発揮できるようになり、それとともに、以前の心理やスピリチュアルに関する興味が再び湧き上がってきました。
そして改めて、人の心やスピリチュアルについて学びたいと考え、会社に勤めて新製品開発の仕事をしながら、全国へと学びに駆け回ったのです。
それから2年後にその会社を辞め、独立して今の仕事を始めています。それがもう18年前のことです。
人生で迷いを感じる方へのアドバイス

以前の私と同じように、自分がどうすれば良いのか、生き方がわからないとういう方から、よく問い合わせをいただきます。
そんな時には、私自身がこれまでの自分の経験から感じたことを、ストレートにお伝えしているのですが、ここではその内容を書いておきましょう。
1、人生に正しい生き方はない
これは私も良く学生時代や、スピリチュアルな本を読んでいたときに陥っていた認識ですが、どこかで「正しい生き方」を探していることろがありました。
人としてのあるべき姿とか、正しい生き方とか、どこかで間違うことを恐れていたのか、妙に拘っていたようなところがあります。
ですが考えてみれば解るのですが、人生で正しい生き方なんてありません。正しさは千差万別で人それぞれですから、何をもって正しいとするのかなんて、結局のところ誰も決められないのです。
ですが、この正しい生き方に拘ってしまうと、自分が人生でどう生きればいいのか、わからないと感じて、色々な人が口にする正しさに、翻弄されてしまうのです。
ポイントは自分なりの幸せを追求すること、それで良いと思うのです。
2、人生に成すべきことはない
そして非常に多いのが、自分の使命や人生の目的が決まっていると思って、探して続けている人たちです。
これはスピリチュアル系の方にとても多い考え方で、私自身も学生時代は紛れもなくその内の一人でした。
でも最終的に解ったことは、自分の使命や人生の目的を探してしまうのは、自分の存在意義を見いだせていないからだということです。
ですから本当に必要なのは、人生の目的や使命ではなく、自分が何のためにこの人生を生きるのかという、目的意識であり自分の望みなのです。
詳しくはこちらの「【自分の使命を知る方法】スピリチュアルな人生の使命を果たす生き方」でも解説しています。
3、人に聞いても答えは見つからない
これは、生き方がわからないと漠然と感じながら、人生の目的を探し続けている人に、特に注意が必要なことです。
幸いにも私はこのパターンにはハマりませんでしたが、中には自分がこの人生でどう生きればいいのか知るために、占い師のもとを渡り歩く人がいます。
すると結局、いつまでたってもその答えは見つからず、自分の使命や人生の目的を探し求め続けることとなります。
人生の目的が、人生の目的を探すことみたいになってしまうのです。それでは本末転倒ですよね。
大切なポイントは、人生の目的や使命は自分で決めるもので、自分の生き方を他人に聞いても、殆ど役に立たないということです。
4、人はみんな特別です
世の中には「自分は生まれたときから特別な能力を持っていて」とか、「自分は特別な生い立ちの持ち主で」とか。
「自分は特別」が好きな人がいっぱいいます。そんな自分だけは特別だと言っている人を見ていると、「自分もきっと何か特別なんじゃないか?」って思いますよね。
特にスピリチュアルな占い師さんなんかに「あなたは特別です!」とか言われると、誰しもちょっとはその気になってしまうものです。
でもハッキリ言います。人は誰一人特別じゃないし、みんな特別なのです。でも自分だけが特別だと思っていると、迷い続けてしまいます。
大切なことは、自分だけが特別なのではなく、全ての人が個性ある特別な存在なんだなって、思えるようになることです。
そしてそんな自分の個性を、改めて磨いていこうという生き方が、迷うことのない進み方なのだと言えます。
スピリチュアルな能力を役立てたいなら

よく人生で迷われている方に、人の役に立ちたいから、スピリチュアルな能力の開発の仕方や、活かし方を教えて下さいといわれることがあります。
ですからここにも、そんな方におすすめな手順を詳しく書いて置きましょう。
最初に確認すべきは現状の生活
私は、人の役に立ちたいという気持ちは、決して間違っていないと思います。
私自身もそんな気持ちから、医療機器メーカーへと就職したぐらいですし、誰しも人の役に立ちたいと思う気持ちはあります。
特にスピリチュアルが好きな人であれば、愛あるポジティブな方も多いので、当然だといえるでしょう。
でもその前に、確認していただきたいことがあります。それはあなたが今現在、幸せかどうかです。
まず取り組むべきなのは自分から
もしあなたが、人を幸せにするために活動したいと望むのなら、まずは、自分が自立して幸せになれている必要があります。
例えば、あなたが仕事をせずに、両親や家族の世話になっているとしたらどうでしょうか?
自分を自立させて幸せに出来ない人が、どうすれば幸せになれるのか、人に教えられるのでしょうか?
そう考えると、まず最初に私たちが取り組むべきことは、自分の生活を整え、自分の幸せを成し遂げることです。
現状人生で迷い、生き方がわからないと感じているなら、なおのことそんな自分を整えることが最優先なのです。
次は自分の家庭や家族との関係
そしたら次は、自分の幸せだけではなく、自分に一番近い家族の幸せを、実現することではないでしょうか。
家族との人間関係や、仕事での人間関係で悩んでいる人は、この世界にいっぱいいます。
もしあなたが、仕事をしながらも自分を幸せにし、家族さえも幸せにできるのであれば、その方法を教えて欲しいという人は、きっと多いはずです。
そしてその時にこそ、そんな困っている人たちにアドバイスして、役立つことが出来るでしょう。
自然とスピリチュアルな道は開けていく
ですから、もしあなたが自分のスピリチュアルな能力を活用して、人のために役立ちたいと望まれるなら、まずは自分を癒し幸せにできるようになる必要があります。
例えば私がそうであったように、仕事をしながら日々瞑想に励んだり、自分癒しのためのセミナーに参加して、自分の心を整えるのも良いでしょう。
その過程で、あなたは自分の心に向き合い、人の心の仕組みやスピリチュアルな成長について学び、自らに取り組むこととなるのです。
そしてさらに自分をより深く癒そうと思えば、自然とスピリチュアルなスキルを学び、実践することとなっていきます。
そうすればいずれは、人生で同じように迷い、生き方がわからないと悩んでいる人の、役に立てるようになるのです。
心を癒しスピリチュアルに成長する方法

では最後に、スピリチュアルな成長に役立つ記事を、2つほど紹介して終わりましょう。
きっと中には、霊的な能力の開発を望んでいる方もいるでしょうから、私自身が歩んできた正攻法ともいえる考え方をお伝えします。
グラウンディングの瞑想法
これは意外と多いことですが、スピリチュアルな能力を開発したいと思っている多くの方が、1つ勘違いていることがあります。
それは何か特別な切っ掛けやワークを受ければ、スピリチュアルな能力が開花して、突然色々とわかるようになると考えている点です。
でも実際にはそんなことはありません。日々のとても地味な瞑想の繰り返しにこそ、私たちの感性を磨く効果があり、すべてのスピリチュアルな能力はその先にあるのです。
ですから今はまだ人生で迷い、生き方がわからないと感じているなら、なおのこと、あなたも瞑想に取り組むのがおすすめです。
こちらの「【完全版】グラウンディングのスピリチュアルな意味とその効果とは?」をご覧いただければ、そんな瞑想法のやり方も紹介ています。
スピリチュアルな能力を開発する方法
そしてさらに、私はこちらの「スピリチュアルな能力を開発して覚醒する方法」でも、スピリチュアルな能力を開発する方法を詳しくお話ししています。
そちらには、スピリチュアルな能力の開発にばかり取り組むと、どんな弊害があるのか解説し、どのような手順で自分の感性を磨いて行けば良いのか、その方法も紹介しています。
その内容に眼を通していただくだけでも、自分が取り組むべき道筋がハッキリとしてくるでしょう。
自らを成長させる道に近道はなく、ただ日々の生活の中で自分を磨いていくだけなのです。
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サイキックの意味と超能力や霊能力を開発するスピリチュアルな方法