井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
先ほどまで全くブログを書く気になれずに、どうしたものかと思っていましたが、ならばこのやる気が出ないことをブログに書こうと思ったところ、がぜんやる気が出てきました。(笑)
人の心って面白いものですよね。でもこの切り替え、実はカウンセリングの世界の、「自己承認」ともいえる「自分を認める」ことでもあります。
ただ一言で「自分を認める」といわれても、どのように自分を認めれば良いのか解らないでしょうし、ましてや「やる気のでない気持ちを認めるなんて、それで何か変わるの?」って思うかもしれません。
そこで今回は、自分を認めることで、このやる気の出ない状況を切り替える、そんなスピリチュアルな方法を紹介します。
これは「心理的に自分を認めるとは、どのようなことなのか?」を知っていただく上で、とても役立つと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
<目 次>
何もやる気が出ない時とは
きっとこの記事をご覧いただいているのなら、あなたは今まさに、やる気が出ない状態でいることでしょう。
私も同じように、その気持ちを感じたまま、先ほどまでしばらく考えていました。するとあることが解るのです。
人は「やる気がある」ときに「やる気がない」と思う
スピリチュアルな視点から、私たちのやる気が出ない状況を見ると、私たちが「やる気が出ないと葛藤しているとき」は、実は「やる気があるとき」なのです。
ちょっと驚かれたと思うので、詳しく解説します。
「やる気が出ないな」っと感じているということは、あなたの中で「やりたいけど、そんな気分になれない」と思ている時です。
そう、本当は何か行動に移りたいのに、そんな気分にはなれない時です。
本当にやる気がない時の行動
本当にやる気が出ない時には、ほかの遊びに没頭していたり、横になって休んでおり、「やる気が出ない」とさえ思いません。
見なくてもいいテレビを見たり、スマホをいじって時間を潰してしまうような、そんなどこかスッキリとしない、虚ろな気分で居るはずです。
それは現実逃避ともいえる行動ですが、それが何もやる気が出ない時の自然な姿だといえるでしょう。
でもあなたは、今まさに「やる気が出ない」と認識して、「やりたいけど、そんな気分になれない」と思っているはずです。
それは根本的な部分で「本当はやりたい」と思っているからです。
やる気が出ないという心理状態
ちょっと疑問に感じる方は、自分の心の中を感じて、その気持ちを探してみてください。
きっとあるはずです。「本当はやりたい」という気持ちが。
やる気が出ないのは曇り空と同じ
私は他のブログでも書きましたが、このやる気が出ない状況は、スピリチュアルに見ると、「やる気」が出ないのではなく、「やる気のなさ」がある状況です。
ですが、これも少し解りにくいと思うので、ここから詳しく解説していきましょう。
私たちの本質は太陽と同じで、常に光り輝きイキイキとしたいと思っています。その気持ちが消えたり大幅に弱まることは在りません。
でもその太陽に雲がかかることで、光が見えなくなり、曇り空のどんよりした気分になっているのです。この状態がやる気が出ない時です。
完全にやる気がない状態とは
その雲の合間から、少しだけ光が見えているのが、今のあなたの「やりたいけど、そんな気分になれない」という状態です。
ホントは気持ちを晴れにしたいけど、晴れにできない心境だといえます。
逆に心の天気が、嵐の状態だったり、大雨の状態、ましてや台風なら、諦めも付いて、天気が回復するのを待つでしょう。
その状態が、ほかの遊びに没頭したり、横になて休んでいたり、見なくてもいいテレビやスマホをいじって居る状況で、自然回復を待っている状態です。
この時には、やりたいとも思わないので、確かに「やる気が全く出ていない状態」だといえます。
例えば、うつ病などで慢性的にやる気が出ない人は、まさにこの「やる気が全く出ていない状態」です。
あまりにも雲が厚く掛かり、いつまでたっても晴れないので、太陽の光が殆ど差し込まないのです。
ダラダラと過ごすことで回復する
実際には、そんなダラダラと時間を過ごしていても、私たちの心はストレスを解消しており、しばらくすると、自然と落ち着いて我に返ります。
「あ!また時間を無駄にしてしまったな。」って。私たちの心には回復力があるので、時間と共にストレスは取り除かれ、雲はしだいに晴れていくのです。
ですから、そんな完全に休止状態に陥っているときには、やる気が出ないことにさえ、気付かないのです。
あなたにもきっと心当たりがありますよね。
自分を認めてやる気を出す方法
そこで今回は、私が行った「自分を認める」ことで、このやる気が出ない気分を取り払って、やる気が出る状況にしようという試みです。
それが、心理とスピリチュアルの専門家ならではの、自分の心を回復させる方法です。これから一緒にやっていきましょう。
自分を認めることを促す記事
でもその前に少し待ってください。そして今の自分の「やる気の出ない心」を、改めて感じてみてもらえませんか?
そう、この記事を読む前に感じていた、あの「やる気が出ない」という気持ちです。
すると、このブログを見る前に比べて、少しだけやる気が出て、回復してきていませんか?さっきよりも、少しだけやる気が出始めているはずです。
実はここまでの記事の内容が、「自己承認」と言われる「自分を認める」作業を、無意識レベルであなたに促していたものだったのです。
今ここまで読み進んだ段階で、あなたはこの記事を読みながら、自分の気持ちを認めており、それにより自然と心が軽くなって、やる気の出ない状況から回復し始めているはずです。
心理療法的な「自己承認」とは
では、この記事をここまで読み進めながら、あなたが無意識に何をしていたのかを説明しましょう。
それは私の「やる気が出ない」という言葉につられて、自分のやる気が出ない現状を「うん、そうそう、やる気が出ないんだよ」と認めていたんです!
読み進めながら、「やる気が出ない」と言われるたびに。「そうなんだよ、やる気が出ないんだよね」と、心の中で無意識に思いながら、読み進めていたのです。
実はこれこそが「今の自分をあるがままに認める」ことであり、心理療法的な「自己承認」なのです。
多くの人が「自己承認」という言葉を勘違いしている
自己承認とか言われると、多くの人が「あるがままの自分の認める」とか、「自分を許す」ことだと思うでしょう。
それは「許せない自分を許す」とか「受け入れられない自分を無理やり受け入れる」ことだと思っているのです。
そして多くの方が、同じように考えて「やる気が出ない自分をOKするのか?」と思います。でもそれは違います!
やっぱり人間だから、許せないものは許せないし、ダメなものはダメだと思います。やる気の出ない自分はダメだと思ってしまうのです。でもそれでいいんです!
この自分を「認める」とか、「受け入れる」ことの心理的な意味については、こちらの「ダメな自分を変える方法!「認める」とか「受け入れる」なんて無理!」でも、詳しく解説していますよ。
自分を認めるという言葉のニュアンスが、なかなか理解できないという方は、そちらもご覧下さいね。
本当の自分を認めるとは?
では、あなたがこの記事を読みながら、無意識に心の中で行ってきたことを説明するので、いつでも自分で出来るようになりましょう。
これは、内観といわれるスピリチュアルな取り組みですが、簡単に出来ますから、何もやる気が出ない時に、この記事を見ながら実践してみて下さい。
心理療法的な「自分を認める」こととは
改めて申し上げると、心理療法的に自分を認める「自己承認」とは、出来ていない自分を「OK」したり「良し」とすることではありません。
そこを勘違いしていると、そうできない自分との葛藤でなおさら落ち込んでしまったり、さらに否定的に成ったり、できない自分に自暴自棄になるので注意しましょう。
出来てない自分を「OK」したり「良し」とすることは、人間なら誰でもできません!
心理療法的な「自分を認める」とは、「今は確かにやる気の出ない気持ちなんだな」と思うことです。
ポイントを簡単に言うと、今まさに感じている気持ちを、言語化して再認識することです。
自己承認のポイント
例えば今回のように、何もやる気が出ない時には、「やる気が出ないんだな」と認識してあげることです。
相手を許せないのなら「自分は許せないって思ってるな」と心の中で思うことであり。
自分はダメだと思っているなら「自分をダメだと思ってるな」と認識することです。
ポイントは、そんな気持ちが今の自分の中に「在るな」と言語化して確認すること、自分の気持ちを明確に認識してあげることが「自己承認」です。
必ずしも言葉を口に出して言う必要はありません。心の中で自分に語り掛けるように、言語化して思えばいいのです。
中立な視点からの自分を承認する
「在るな」と思うことは中立な立場からの視点であり、それを「OK」して居ることでも、「良し」としていることでもありません。
ただ単に「今はそういう状況なんだな」と客観的に認識してあげるだけです。
ですから、そんなやる気の出ない自分が嫌だと思っていていたり、自分の気持ちを良しとできない人でも出来るはずです。
この「自分にはこんな気持ちが在るな」と思ってあげることが、心理療法的な「自己承認」であり「自分を認める」ことだといえます。
自分を認めて心を回復する方法
ですから、この自己承認の方法を使って、やる気が出ない状況から回復しようと思うなら、こう自分の心に語り掛ければいいのです。
- 自分は今やる気が出ないんだな
そんな風に、何度も自分の心に語り掛けるのです。
すると自然と気持ちは軽くなり、「やる気がない」という気持ちは、朝露が消えていくかの如く消え去っていきます。
その結果、自然とやる気が出てくるのです。
「許せない気持ち」や、「自分をダメだと思っている気持ち」なら、「相手を許せないと思っているな」とか「自分をダメだと思っているな」です。
何度も繰り返すと、1度その気持ちが明確になり、その後にスーっと消えていきます。
大切なことは理由を考えないこと
大切なことは、そのやる気が出ないという原因を詮索して、考えることで問題を解消しようとはしないことです。
それは思考を使うことであり、そこに意識が行くと、何度も同じことを考え続けて、さらに落ち込んでしまいます。
考えることで原因を突き止めて解消しようとすると、落ち込みの原因や理由が分からないまま、停滞した気持ちに、捕らわれてしまうことになるのです。
心はその原因や理由を理解しなくても、あるがままに感じるだけで回復します。
回復さえしてしまえば、後から気付きという形で、その原因や理由が解るときがあります。
これが心理やスピリチュアルの専門家が、よく口にする「自己理解が深まる」というプロセスです。
自分を認める「自己承認」とは?
本当の「自分を認める」とは、出来てない自分を「OK」したり、「許し」たり、「良し」とすることではありません。
それは人間なら誰しも無理なことだから、出来ないのは当然なのです。そんなの無理です!
「在るんだな」と感じてあげるだけ
でも自分の中に「確かに嫌な部分が在るな」とか「やる気が出ないんだな」とか「許せないんだな」だったら、あなたにも必ずできます。
それは判断や批評ではなく、あるがままの自分の気持ち沿って、「在るんだな」と感じてあげるだけですから。
その点を注意しながら「今の自分は、○○な気持ちなんだな」と繰り返してみてください。
そうすれば心の雲は自然と消え去り、気分も晴れ渡ってきます。
ちなみに、この記事を繰り返し読むだけでも、癒しの効果がありますよ。
何度も読み返していれば、自然と気持ちもスッキリとして、モヤモヤが消えて楽になるでしょう。
私たちの心も自然の空模様と一緒
私たちの心は、まさにあの空の天気と同じです。
晴れて澄み渡るときもあれば、曇ってどんよりする時もあり、大雨や長雨でじとじとする時もあります。時には嵐や雷だってあるんです。
でも今の私たちなら、それらすべての空模様が、あるがままの自然の姿であり、地球にとって必要な循環作用だと知っています。
ですからそれと同じように、心の空模様も移り変わるものだと思って、眺めながら安心して過ごせるようになりましょう。
そうすれば、いついかなる時にも自然と、自分の心の在りようを受け止めて、自分らしく人生を歩んで行けるようになるものですよ。
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この雲とは、あなたの心の中に残っているストレスであり、葛藤した後で感じるモヤモヤ感です。
オーラ診断などのように、スピリチュアルな視点で観察すれば、何もやる気が出ない時には、オーラも雲がかかっており、どんよりと暗く沈んでいるのです。