井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
さて今日のブログは、お母さんと朝起きれない子供のためのブログです。
この方法は、私が心理療法的な観点から考え実践した、子供が自分で朝起きが出来るようになる方法です。井上家、実証実験済みの方法です。
これは子供が頑張って朝起きできるようになるのではなく、容易に朝起きが出来るようになるための心理療法的手法です。
もともと朝起きれないのは、大人も子供もストレスや睡眠不足が原因ですが、それらのマイナス要因を寝ている間に解消して、スッキリと朝起きできるようになる対策です。
ちょっと朝が辛いと感じるあなたも、ぜひ試してみてください。
この記事をご覧いただいて、実践された多くのお母さんから、子供が毎朝、自分で起きれるようになったと、嬉しいお言葉をいただいています。もし子供が朝起きれなくて悩んでいるなら、ぜひ最後までご覧いただき実践してみてください。
お家の中でのお母さんの役割
その前にちょっと余談でお話すると、私は個人的に『お母さん』の立場の方を、もっともっと癒やしたいし、癒やされるべきだと思っています。
というのも、お家や子供の環境は、すべてお母さん次第だからです。お母さんがいつもニコニコしていれば、ご主人も子供も幸せ。お母さんが不安だったり、イライラしていれば、ご主人も子供も落ち込み気味。
「お母さん」は家庭や子供にとって、とても重要な存在なんです。もちろんお父さんが重要じゃないわけではありません。
ですが愛情を身をもって示せるのは、母親だけだと思うのです。
お母さんが癒される時間を取る
でもそのお母さん、家庭の中では一番大変な役割を担っています。やることが多すぎるのです。
掃除、洗濯、食事、子育て、夫婦関係、姑関係地域への参加、学校関連行事参加、これだけでも大変なのに、最近では多くの方が仕事を持って働いています。
どう考えてもいっぱいいっぱいで、自分の時間が取れません。自分の時間なんて殆ど無いと言う方が多いと思います。
だからこそ、ご主人や子どもたち以上に、意図的にお母さんが癒される時間を取る必要があるのです。
私は個人的にも、心理療法家としてもそう思っています。
お母さんが楽になるための子供の朝起き対策
そこで番外編と題して、今回は子供が朝起きれない問題を改善する方法をご紹介します。
すべてのお家の子供に当てはまるかは解りませんが、この対策で改善される子供は多いと思います。
朝から子供を起こすだけで一苦労、毎日がとても大変だというご家庭なら、成功すればお母さんは楽になるし、子供も朝からいい気分で学校に行けます。
良いことずくめです。そんな朝起きれない子供への対策です。
なお、もし子供のことが過剰に心配になっていると感じるなら、こちらの「子供のことが心配なお母さんへ<心配性を癒すスピリチュアルな方法>」も参考にしてください。そんな子供への心配感を癒す方法が書かれています。
朝起きれない子供の現状分析と対策
それでは今までの状況から説明しましょう。
井上家の子どもたちは、高校2年の男の子と、小学6年の女の子の二人です。
どちらも朝起きは大の苦手で、平日の朝は決まって、『○○!起きなさい!学校遅刻するよ!』とか、『早く起きなさい!集団登校のお友達待っているよ!』など妻の大きな声から始まります。
その声が5~10分おきぐらいに、3回ほど繰り返されて、その後は布団から無理やり起こされて1日がスタートします。
起きる娘も大変ですが、起こす母親はもっと大変です。
声掛けするほど朝起きれなくなるジレンマ
そこでこの状況が毎日のように続いているので、少し冷静に見なおしてみました。するとある1つの問題が起きていることに気が付きました。
それは【人は命令されればされるほど、行動したくなくなる】というジレンマです。
これは大人も子供も同じです。人は誰しも「やろうと思っていること」や「やりたいと思っていること」を命令されると、強制的に「やらされること」となってしまい、やる気が大きく損なわれるのです。
「やること」=「命令に従わされていること」っとなってしまうのです。すると「起きなさい」=命令なので、起きることがとても憂鬱になって、なおさら朝起きれなくなってしまうのです。
もし、気持ちが先行して思わず子供に手を挙げてしまうなら、まずはこちらの子供の頭を叩くお母さんへ 子供を叩くのを止めるために知ってほしいこと【実例紹介】をご覧ください。そんな場合の具体的な対処法も解説しています。大丈夫、それは止められますよ。
朝起きれない現状の分析
図に表すとそれぞれの意識はこんな感じ。
<現在>
【母親】→【子供】
↓
【学校】
ポイントが明快になったので、どうやってそれを回避するかを考えてみました。
子供と母親の意識を変える対策
理想的な意識の向きはこんな感じ。
<理想>
【母親】+【子供】
↓
【学校】
どうですか、イメージ湧きますか。
ようは命令は無しで子供と母親が協力しあって朝起きしましょう。
という感じです。
朝起きるための事前準備
ここからはいよいよ、朝起きのための具体的な方法に移りますが、その前段階として大切なのが、寝る前の事前準備です。
子供や大人が朝起きれないのは、ほとんどの場合、眠りでストレスが解消しきれていないからです。
ですからこの事前準備はとても大切になります。
基本的な就寝時間の設定
まずは基本的な寝る時間の設定からです。
これは大人にとっても大切なことですが、よく美肌のためのゴールデンタイムと言われる就寝時間があります。
これは22時~23時近辺に眠りに就けば、その後の3時間でより深く熟睡できて、成長ホルモンの分泌が促進され、疲れを取りやすい時間帯です。
大人はもちろん、子供にとってもこの時間帯の就寝が大切です。子供の年齢にもよりますが、遅くとも22時~23時までは、布団に入らせるように心掛けましょう。
寝る前にはテレビやゲームは禁止
睡眠とは、私たちの身体、脳、心のストレスを解消するための時間です。ですから、当然のことながら、ストレスが大きければ大きいほど、長い睡眠が必要となり、疲れが取り切れず、朝起きできなくなります。
子供や大人が朝起きれないのは、このストレスを解消しきれていないからです。そこでポイントとなるのが、事前にストレスを減らすことです。
その減らすべきストレスとは、ゲームやテレビなど映像機器によるストレスです。このテレビやゲームなどの興奮や緊張した状態は、寝ている間に処理すべきストレスを増やします。
寝る前の1、2時間は、ゲームやテレビに触れない生活を心がけるだけでも、解消すべきストレスが減って、朝起きしやすくなるでしょう。
どうしてもゲームやテレビから離れないなら、漫画や読書に変えさせましょう。テレビやゲームなとは直接光を照射し、激しく映像が移り変わりますが、読書や漫画は光を発しません。それだけでも脳や心への刺激は、かなり少なくなるものです。(スマホ漫画は✖)
テレビやゲームなどの影響は、詳しくはこちら「テレビの持つ心理的な特性と影響力について<心のプロよるテレビを見るときの注意点>」にも書いています。
寝る前の親子での時間の過ごし方
これは父親であり、心理療法士としての私からのお願いであり、要望です。
ご両親も日頃の仕事でお忙しいでしょうし、夜はユックリと休みたい気持ちもあると思います。ですからこれはあくまで、心の余裕があると感じられる時だけで十分です。
夕食後の寝る前に、子供と話しをする時間を作ってあげてください。例えばテレビを消して、リビングで学校での出来事を聞いてみる。
お風呂に一緒に入って、色々と話をしみる。親子でのコミュニケーションは、子供のストレスを解消し、安心感を与えてくれる特効薬です。
もちろんそれは、学校への憂鬱感を癒し、朝起きしやすくしてくれる結果に繋がります。ですから、ぜひ可能な限りでOKですから、子供とゆっくりを過ごす時間を取りましょう。
朝日を浴びて身体を目覚めさせる
次に、可能であれば夜寝るときに子供部屋の遮光カーテンを開けて、朝日が部屋に入るようにしておきます。
私たちの身体は朝日を浴びることで、自然と目を覚ますように出来ています。朝日を浴びること自体に、潜在意識レベルの目覚めの効果があるのです。
でもだからと言って、暗い部屋で寝ていたところを、いきなりカーテンを開けられれば、まぶしくて逆にストレスになります。
布団を引きはがして、朝からひと悶着すれば、先ほど言った命令しているのと同じで朝起きには逆効果です。ですから最初から自然と朝日が入るようにカーテンを開けて寝るか、子供が寝付いてから部屋の遮光カーテンを開けておきます。
子供部屋の目覚ましの設定
そして重要な目覚ましの設定と、子供との朝起きる時間の確認などを行っておきます。
<目覚まし設定>
- 目覚ましは子供がおきたい時間に設定。
- 一度止めても完全に解除しないと5分後に再度目覚ましが鳴る設定。
- 事前に最悪いつまでに起きないと遅刻確定か親子で確認する。
最低限、この時間までに起きなくてはならない起床時間から、45分ほど余裕をもって最初の目覚ましの時間にしておくとなお良いでしょう。
ウツラウツラと、布団の中で朝を過ごせる時間を最初から確保しておくのです。
子供が自分で朝起きれるようになる対策
ここからは、朝起きれない子供の対策として、子供を起こす際の対処法を説明します。
最初にもう一度言っておくと、子供が自発的に朝起きれるようになるための対策なので、声掛けは最低限になります。
お母さんの朝起こす際の声掛けのルール
先にも述べたように、朝起こす時の声掛けには注意が必要です。
決して命令形にならないように注意しましょう。あくまでお母さんは子供が自発的に朝起きれるようになるための、お手伝い程度の役割です。
<朝の声がけのルール>
- 「起きなさい」は使用禁止。
- 「大きな声」も使用禁止。
- 声がけは、最初の目覚ましが鳴った後に、身体を揺すって意識を覚醒させて「今、何時何分だよ」。(一度覚醒しますが、たぶんすぐまた寝ます。)
- 目覚まし2回め移行は声がけ無し。(目覚ましを止めながら、時折時間を確認するでしょう、目覚ましが鳴り続けても消さないなら、1回目と同じ声がけ。)
- 遅刻ギリギリ時間をすぎても起きてこなければ、身体を揺すって意識を覚醒させて「やばいよ!今、何時何分だよ」(たぶん、ガバ!っと焦って起きます。)
子供が朝起きれなかったときの対処法
この対策を始めたばかりの頃は、結局朝起きれないと、子供は親に対して言い寄ってくることでしょう。
『なんで起こしてくれなかったの!』と、そんな時には冷静に『何度も声掛けたよ』と言っておきましょう。
ポイントは、子ども自身で時間を確認させて、考えさせることです。
そしてこれにより1度や2度遅刻したとしても、根気強く続けてみることです。
朝起きのルールの心理療法的な役割
この何度もウツラウツラしながら、起きては寝るを繰り返す方法は、私個人の心理療法的な見解として、寝起きが良くなるための起床方法です。
夢うつつの状態は半覚醒状態です。いわゆるトランス状態なので、その時間を何度も過ごすことで、睡眠でも残ってしまったストレスが解放されやすくなります。
よく夢は朝方見ると言いますが、その夢をみたり体験することが、心が癒やされている状態なのです。そして回数を繰り返す毎に、しだいに寝起きが良くなってきて、徐々に起きるのが楽になってきます。
ここでポイント!「起きなきゃ」と思いながら、中途半端にウツラウツラしたりすると、癒やし効果はありません。
目覚ましが次に鳴るまで、温もりを楽しむと思って、おもいっきりぬくぬく感じながら寝ていると、癒し効果有りです。
トランス状態とは、朝方のウツラウツラとしている半覚醒状態で、私たちの表面意識が消えて、潜在意識のままでいる状態です。心理セラピーなどでは、その状態を利用して心を癒していきます。詳しくはこちらの「トランス状態の意味と変性意識状態との違いをスピリチュアルに解説!」をご覧ください。
フラワーレメディで朝の憂鬱感をスッキリ解消
そしてさらに、どうしても学校が苦手で、朝が憂鬱そうだったり、ボンヤリしている、友達付き合いでストレスを感じているようなら、こちらのフラワーレメディのセントリーと、ホーンビームのブレンドがお勧めです。
フラワーレメディは赤ちゃんでも利用できる、心を癒す花の療法ですから、自然と心を癒して、物事を楽しめるようになります。
特にセントリーは学校の集団生活の中で、自分の意思を明確に示せるようになり、ホーンビームは、苦手なことを楽しんで出来るようになるので、なかなか自己主張できないお子さんには効果的です。
私もよく、小学生や中学生の不登校のお子さんの相談を受けますが、この2本がとても役立ってくれます。
なお、お子様にレメディを使う際には、こちら「フラワーレメディを子供に使う際の注意点と効果的な使い方」を、参考にしてください。
中学生のお子さんをお持ちで、LINEなどSNSによるいじめの心配があるなら、こちらの「中学生のLINE(ライン)いじめ問題における心理的な原因と対応策」を参考にしてください。家庭内でのスマホ利用のルールの作り方など、そんな時にはどのように対処すればいいのかも詳しく解説しています。また、あまりにも中学生のお子さんのことが心配なら、こちらの「中学生の子供が心配で苦しい!子離れできない母親の対処法」を見ると役立つでしょう。
忙しいお母さんのためのフラワーレメディ
そして、お子さんに進めたフラワーレメディとは別に、お母さんのためにも2種類のレメディを紹介しておきます。
この子供が早起きできるようになる方法は、最初は起きれない子供を、お母さんが待ってあげることが大切です。でもここまで、苦労してきたお母さんにとっては、どうしても気が揉めて心配になると思います。
ですから、どうしても子供を急かしてしまったり、怒ったり、怒鳴ってしまうなら、こちらのインパチェンスとエルムをブレンドして、お母さん自身が使うと良いでしょう。
毎日忙しくしているお母さんが、イライラしてしまうのは当然のことです。こちらを使って子育てに限らず、生活に余裕を持てるようになりましょう。
フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
この朝起きれない子供への対策について
おかげさまで井上家の子供たちは、今では自分で起きてくるようになりました。
もちろん、以前には何度か遅刻しかけたこともありましたが、最近では自分で起きれるようになっています。
自然と朝起きが出来るようになった実績
実は妻と3人でこの朝起きのルールについて話したら、翌日から自分で起きてくるようになりました。
もともと目覚ましはこちらで指定した設定だったので、意識付けだけでも違ったようです。
最初は遅刻ギリギリで、いろいろと文句を言っていましたが、「朝強く起こされない」=「自分で起きなきゃ」、「お母さんがルールを守る」=「自分も守らなきゃ」と思ったのかもしれません。
長男は中学生ぐらいのときに、もう遅刻しようがしまいが、本人の責任として起こさないようにしたら、自然と自分で起きれるようになっていきました。
振り返って考えてみると、自然と上のルールに当てはまっていたのです。
なお、なかなか寝てくれない子供には「子供を寝かしつけるならこの方法! 心理セラピストによる子供爆睡術」を使うと、一発で寝させられます。(笑)
私自身も子供の頃から朝起きれなかった
実は私も子どもたちと同じく、朝起きが大の苦手(超低血圧、上100無いことも)で、長年、朝起きれないこと悩まされてきました。
そして十数年掛けて自分の寝起きを改善すべく、色々と心理療法的に試した結果、上記の起床改善法の一部のトランス状態を過ごすことを利用しています。
その結果、今ではさほど抵抗なく朝起きできるようになりました。
なので、この方法があなたのご家族の役に立ち、子供はもちろん、お母さんが楽になることを、心から祈っています。
ぜひ試してみてくださいね。
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