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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上(@my_earth_naoya)です。
私の元には小学生の子供を持つお母さんから、子育てに関する相談がよく来ますが、それと共に多いのが、中学生の子供に関する相談です。
私も2人の子供を育ててきましたが、どちらも中学生の頃が一番、精神的に不安定だったのではないかと、感じるところがあります。
そんな子供が不安定な時に問題となるのが、親が子供のことを心配しすぎて、過干渉になり子供の自立を促せない状況です。
いわゆる、親が不安で子離れできないという問題です。
今回はそんな、中学生の子供が心配になるお母さんへ、その心配感との向き合い方や対処法を紹介したいと思います。
中学生の子供が心配で子離れできないお母さんの実例

私は年に何度か「心を癒す魔法の言葉セミナー」を開催していますが、そこにお越しになるのは、9割は女性で子供を持つお母さんが多いといえます。
そんなセミナー後のお茶会でのことです。
中学生の娘さんが心配なお母さんからの相談
そのセミナーの後には、受講生のみなさんとカフェに行って、私が色々と個別の相談を伺い、その都度回答するのですが、そんな時に意外と多いのが、子育ての悩みです。
以前にも、こんな方が居ました。

母子家庭で子供を育てていればこそ、なおのこと娘のことが心配になるのは、当然のことです。
それは父親が不在なこともあるので、なおさら娘には辛い思いをさせたくないという、母親としての気持ちが在るからでしょう。
移り変わるお母さんの悩みと心配感
私はその方の話を聞いて、子供への心配感を癒して、子離れを促してくれるフラワーレメディを紹介しました。
その上で、さらにセミナーで教えている、魔法の言葉のスキルを効率的に利用して、子離れをするための対処法を、具体的に説明したのです。そしてもう一度聞いてみました。

すると彼女の口から出てきたのは、こんな言葉です。

私はその言葉を聞いて、思わずその場で笑い出してしまいました。
お母さん悩みや心配感の本当の原因
きっと、このブログをご覧いただいている方の中には、私が笑ってしまった理由が解った方もいることでしょう。
それはそのお母さんの相談が、常に自分のことではなく、人のことばかりになっており、自分の個人的な悩みや不安には、意識を向けられなかったからです。
そんな私の苦笑いを見ながら、キョトンとしている彼女に私は言いました。

あなたはまず、セミナーで習った「魔法の言葉」を集中的に実践する必要がありますね。
常に意識が周りの人にばかりに向いていますが、問題なのはあなたの心の中に在る不安感であり、周りの人ではないのですよ。
それも彼女は意味を理解しきれずに、キョトンとした顔をしていました。ですから、続けてお話ししたのです。

実際にはあなたの娘さんにも、あなたのお友達にも、問題がある訳ではないけれど、あなたが不安だから、周りの人のことが心配で仕方ないのですよ。
ですから、それは自分の中の不安感を「魔法の言葉」で癒せば、おのずと解消します。
魔法の言葉を半年間実践した結果
それから半年ほどして、彼女は魔法の言葉セミナーの再受講に来てくれました。
そして講座の後のお茶会で、教えてくれたのです。

半年ほど魔法の言葉のスキルを実践して、あの時、井上さんが言っていたことがよく解りました!
確かに自分の心配感が問題であり、周りの人が原因ではないんです。それに反抗的だった娘との関係も、以前より良くなりました。まだ完全ではないけど、雰囲気が良くなってきた感じがします。
彼女は魔法の言葉のスキルを実践することで、子供のことが心配で子離れできないという、心の呪縛から解き放たれて、自分の本来のペースを取り戻しだしていたのです。
お母さんが子離れできない3つの理由

この子供が心配で、子離れできない悩みは、自分の心掛けで改善しようとしても、比較的難しい問題だといえます。
なぜならそれには、3つの大きな理由があるからです。
中学生など思春期の子供は不安定に成り易い
以前に「思春期の中学生が母親の言うことを聞かない心理的な理由と対応策」でもお話ししましたが、子供が中学生ぐらいの年齢は、精神的にも子供から大人へと変わる時期であり、不安定に成り易いといえます。
特にスマホのLINEなどのSNSを利用した、友達とのやり取りが始まることもあり、子供たちの心はより大きく揺れやすいのです。
そんな我が子の悩む姿を見ていれば、親であれば誰しも心配になり、色々と干渉したい気持ちにもなります。
最近では、LINEでのイジメ問題が、ニュースに取り上げられることもあるので、子供のことを思えばこそ、当然のことだといえるでしょう。
特にお母さん自身もSNSを利用していれば、ネットの世界での人とのコミュニケーションや、人間関係に気を遣うところもあります。そんな現実的な情報化社会としての問題が1つ。
LINEによる中学生の子供たちへの影響を、こちらの「中学生のLINE(ライン)いじめ問題における心理的な原因と対応策」にも書いています。お家でLINEとの関りが心配になっているなら、ご一読ください。
お母さんの子供への心配感は衝動的な不安
次に、そんな子供のことが心配で、いたたまれない気持ちになるお母さんの悩みは、とても衝動的な不安である点です。
それは一般的にコントロールが難しい、衝動的な不安感であり、誰もが無意識に行動することで、対処しようとするところがあります。
ですから、そんな子離れできないお母さんに「心配になっても娘さんは大丈夫だから、落ち着いて下さい。」と言っても、自分自身で止めることが出来ないのです。
その気持が出てくると、動かざるを得ないほどの強い心配感であり、不安であるといえます。
だからこそ、自分ではコントロールが困難な問題なのです。
不安な気持ちが外に原因をもとめる
最後の一つは、先の実例でもあげたように、娘さんの状況に関わらず、お母さんに何らかのストレスが掛かり不安を感じると、すべてが「娘が心配」という外的な要因に向いてしまうことです。
これは子育てで悩んで、子離れできないお母さんに特に言えることですが、不安な気持ちが生じると、常に自分の周囲へと不安の原因を探すために、慢性的に自分に意識を向けられない傾向を持ています。
ですから、なかなか自分のメンタルな不調が、根本的な問題だとは思えないのです。そして目の前の中学生の娘が心配であり、その娘を変えようと盲目的に行動してしまうのです。
それは冷静に、自分が見えていない状態だといえるでしょう。
私は以前にも、そんなお母さんの心配性について、こちらの「子供のことが心配なお母さんへ<心配性を癒すスピリチュアルな方法>」でお話ししました。
子供が心配なお母さんが子離れする方法

ここからは、そんな中学生のお子さんをもったお母さんが、具体的に自分で対処できるように、いくつかの方法をお話ししていきます。
自分が子離れすることが、何よりも子供のためになると信じて、まずは可能なことから、1つずつ始めていきましょう。
フラワーレメディを利用して子供への心配を癒す
まずこの子離れの問題では、お母さん自身がフラワーレメディを利用して、子供への心配感を癒すことが最優先です。
それにより、無理やり我慢して干渉しないのではなく、自然と口出ししなくても大丈夫だと思える状態になることが、本当に子離れできている状態だといえます。
ですからまずは、そんなお母さん自身の不安感を癒して、安心できるようになるために、こちらのレッドチェストナットとリバイバルレメディのブレンドを利用すると良いでしょう。
リバイバルレメディが、お母さんの心を癒して、気持ちに余裕を持てるようにしてくれます。そしてレッドチェストナットが、周囲の家族への心配感を癒してくれます。
まずはこちらを利用することで、子育ての悩み全般を軽くしていきましょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類の場合は3滴×2種類です。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

セミナーで学んで強力に不安を癒す
最初の実例の話でも紹介しましたが、私がセミナーで教えている方法なら、強力にあなたの心配感を癒すのに役立ちます。
もともとこのスキルは、私たちの心をポジティブにするためのスキルですが、小学生でもできる簡単なスキルであるとともに、いつでもどこでも時間を掛けずに実践できるものです。
ですから、実際に娘さんのことが心配になった瞬間はもちろん、それ以外の日常生活で、心の中で口ずさむだけで、自然とストレスを浄化して、不安感を癒してくれる効果があります。
それにより、今までは娘さんのことが心配で、衝動的に襲ってきた不安感も、自然と減っていき、いつしか感じなくなることでしょう。
自分で出来る心理的なワークを教えない理由
ここまではフラワーレメディと、魔法の言葉のセミナーについて話してきましたが、個人セッションでも、その心配感を癒すことは可能です。
でもなぜ「心のプロが実践する不安を取り除くスピリチュアルな方法」のような、自分でできる心理的な対処法を、お伝えしないのかと言えば、それは自己セラピーでは、この強い衝動に対処するのがとても難しいからです。
心理セラピーは、心の残ったストレスやトラウマを強力に癒す効果があります。でもそれは、あくまで専門のセラピストやカウンセラーによる、サポートがあってこそです。
ですから、安易な方法は示さずに、より確実で安全な対処法のみを紹介しました。
あなたも、積極的に子供への心配感を癒したいと望むなら、専門家を頼る方が、色々な意味で改善し易いでしょう。
中学生のお母さんが子離れするための心構え

中学生など、思春期の子をもつ親であれば、子供のことが気掛かりで、心配になるのは当然です。そしてそんな大事な年頃だからこそ、時には過干渉になってしまうこともあるでしょう。
でもお母さん自身が、自分が子離れできていないと自覚し、自分に取り組まれるのであれば、私は大丈夫ではないかと思います。
子供は親の心を映す鏡
子供は親の心を写し出す、鏡のような存在です。
子供が不安を感じたり、心配で悩むような生活を送っているなら、きっとお母さん自身の中にも、似たいような悩みや心配事があるはずです。
そして子供が葛藤しながらも、元気で活き活きと、学校生活を楽しめているなら、きっとお母さん自身も、現実で葛藤しながらも、幸せな生活を送れていることでしょう。
そんな風に常日頃から、子供を自分の心を映す鏡と思い、接してみてください。
そうすれば自然と、お母さんが最優先ですべきことは、自分の中の不安を取り除き、癒すことだと解るはずです。
そのことを忘れないでください。
【同じ悩みを抱えた方の声】
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親が変われば子供も変わるってどういう意味かスピリチュアルに解説
母子家庭で、中学2年生の娘がいるのですが、その娘のことが心配で、心配で。井上さんの子離れの記事を読んで、自分もこんなに娘に干渉していてはダメだと解っているのですが、どうしても心配で口を出してしまうのです。
最近では、まともに口を利いてくれなくなりました。