井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今日は以前から、少し気になっていたことを書いておきます。それはテレビの持つ特性と影響力ついてです。
あなたもお家にテレビは在ると思いますが、1日何時間ぐらいテレビを観ますか?
最近はネットの普及で比較的テレビを観る時間は減ったと思います。でもだからと言って、全くテレビを観ない人はあまりいないですよね。
今回は、そんなテレビとの向き合い方についてお話しします。
今回、お話しすることは、テレビなどで放送されるニュースや番組など、その内容への向き合い方ではありません。
私はテレビで放送される事件や事故など、ネガティブな報道について、心への影響や、向き合い方もいずれお話ししたいと思っています。
ですが今回はその前に、テレビが人の意識に与える「機械的な特性と影響力」についてお話して置きます。子供がいるお家の方は、この内容はぜひ心得て置いてください。
心のプロよるテレビを見る時の注意点
それでは最初にまず伺います。あなたの日頃の生活スタイルで、どの程度テレビを観ていますか?
大きく2つのタイプに分けたいと思いますので、自分が当てはまると思える方を選択してみてください。
テレビの見方による2つのタイプ
1.必要な時だけ。
日頃はテレビを点けておらず、見たい番組だけ観てすぐに消す。
2.家ではいつも点いている。
家に帰るといつもテレビを点けて、家事や家族と過ごす。
大きく2つのタイプに分けましたが、簡単に言うなら、テレビをあまり観ないか、いつも観ているかです。
テレビを見るスタイルにより異なる生活
最初の1の生活スタイルでテレビを利用している方は、ネットでも必要な情報以外にはあまり触れません。
彼らは自分の時間を意識的に管理して、有効に使えています。ですからオーラの所有率も2の人に比べ高く、現実で自己実現でき始めていると言えます。
ですが2の生活スタイルの方はちょっと注意が必要です。
2の方は比較的、エネルギーが散漫になりがちで、常日頃から何かしらを考えていたり、思い浮かべながら生活しています。日頃の生活で雑念が多く、頭の中で考えていない時間があまりないのです。
何かをしていないと手持無沙汰になりがちで、目標としての夢や理想を思い浮かべていても、なかなかそれが現実化できずにいます。
オーラの所有率とは、私たちがどの程度自分の本来のパワーを仕えているのか?それをオーラの量と言う単位で測定します。詳しくは『オーラのある人の特徴をスピリチュアルな視点から徹底解説』をご覧ください。
テレビを見るときの利点と注意点
私はテレビにはいくつかの利点と注意点があると考えています。
利点としては。
1.情報を得るため
ニュースや特集など、情報をるための役割。
2.娯楽や癒しとして
バラエティーやドラマなど、余暇として楽しむための役割。
そして注意点は。
1.影響を受けやすい
放送されている内容の影響を無意識に受けやすいこと。
2.雑念が増えやすいこと
映像や音楽は脳裏に焼き付きやすく、不要な雑念が増えます。
3.光や音の刺激
慣れているようでも、光や映像の刺激は、強く意識に働き掛けます。
4.時間を無為に費やしやすい
気が付けば観る必要が無い番組も見てしまい、必要以上に時間が費やされます。
テレビの特性と影響力について
私はテレビはとても注意が必要な物だと感じています。それはみなさんも解ると思いますが、無意識に人の注意を引き寄せる効果があるのです。
例えば、リビングに居て、子供がテレビを点けてアニメやドラマを観るとします。
すると特別その番組を観るつもりが無くても、意識が引き寄せられて見てしまうのです。そして気が付けばボーっと一緒に眺めていて、数分が過ぎていたなんてことありませんか?
そこでテレビの特性について知っていると無意識にテレビに時間を取られ見せられてしまうことが減ります。ですから、その特性について理解しておきましょう。
その特性とは「光」と「音」です。
テレビの光が持つ特性と影響力
ではまず、「光」についてです。
私たちは視界の中で、「動くもの」に意識を向けてしまう習性があります。猫や動物が、狩りをする上で動くものに意識を向けやすいのと同じです。
その為、激しく移り変わる映像に対して、無意識に視線を向けてしまうのです。動いている物体や激しく移り変わる光の刺激に、条件反射で意識が集中してしまうのです。
その結果、その集中した状態から抜け出せず、ただ意味もなくボーっと眺めてしまう傾向があります。
テレビの音が持つ特性と影響力
そして次に「音」です。
あなたも何となく感じていると思いますが、テレビの音声は非常に私たちの意識を引きます。
テレビの近くにいて、その音声を無視して何か別のことに集中するのは、どうにも居心地が悪く、なかなか難しいといえます。そして気が付けば、またテレビを眺めている。
これは考えてみるととても解りやすい理由があります。
例えばあなたが、道で歩いているところを、突然誰かから話しかけられたらどうですか?きっと名前を呼ばれていなくても、自分に話しかけたと思えば、反射的にそちらを向くでしょう。
私たちの脳は、その音の聞こえてくる方向を瞬時に認識し、それが自分に向けられたものか、違うのか区別しているのです。そして自分に投げかけられた声だと認識すれば、反射的にそちらを向くのです。
テレビの音声は、この習性を利用しています。
出演者がマイクに向かって話しかけた声が、そのままスピーカーから流れて来るのです。それはまさに、ずっと自分に対して、語り掛けられているようなものです。
意識がそちらに向いてしまうのも当然ですし、その声を無視すること自体、とても居心地が悪いのです。
テレビの持つ人の意識を引き付ける特性
テレビは、音で人を振り向かせて、光で人の意識を釘付けにする。
よく考えてみれば、恐ろしいほど人の意識をとらえて離さない特性と影響力が在るのです。
そしてさらにストーリーが次から次へと展開されるドラマや、毎週新曲が披露される歌番組など、私たちがテレビを見ることさえも習慣付けられていきます。
それだけ自分の人生の貴重な時間が、テレビに奪われそうになっていることに、まずは気付きましましょう。
心のプロよるテレビを見るときの注意点のまとめ
ですから私たちが、意識的にテレビの影響下から抜け出すためには、そのことを理解して自分の意識をコントロールする必要があります。
テレビにはそれだけ、人を引き付ける特性と強い影響力があることを認識して、意識的に遠ざける必要があるのです。
これで子供たちが、テレビに意識が集中してしまうのもよく解りますよね。
私はテレビを観ること自体は否定したりはしません。ですが、これらのことを意識して、自分をコントロールする必要があると考えています。
そしてそのための最良の策は、必要な時以外はテレビを点けないことです。どの番組を観るか明確にして、その後はすぐに消してしまうことです。
テレビを見ないとどのように生活が変わるのか
ちなみに最近私の家では、娘が来年の受験を控えていることもあり、1月ほど前にテレビのコンセントを抜きました。
もともと、テレビを見るときでも1、2時間程度とそれほど長時間見ることは在りませんでしたが、それぞれ見たい番組だけを申告して、それを見たらまたコンセントを抜く生活に切り替えたのです。
すると不思議と夕食後の夜や、休暇の時間を、自分のためや家族のために使えて、心に余裕ができ始めました。
家族の気持ちが穏やかになり、会話も以前に比べて増えたように思います。
心の成長とテレビを見る習慣の変化
私たちは、自分を浄化して雑念が減り、オーラの所有率が高まるほど、テレビを観ない傾向があります。
それは必要以上の情報を、無意識に避けるようになるのです。外部から与えられる刺激や情報を意図的に制限するようになります。
それは、穏やかに静まり返った心に、波紋を投げかけないように無意識に行動しているのです。
ある意味人は、得られる情報が少ない方が、日常を心穏やかに過ごせるのです。
そしてそれこそが、今この瞬間を活きるという考えに相応しい、スローライフな生活スタイルだと言えます。