井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
私はオーラ診断や前世療法など、スピリチュアルなワークを通じて、多くの人の生まれ変わりについて見てきました。
そして、身近な人たちの死後の姿を見ることで、彼らがどのような気持ちで、この世界を去っていくのかも見てきました。
ですから時には、亡くなった子供たちが、その後どうしているのかについて、相談されたりもします。
今回の記事では、そんな幼い子供が亡くなる意味についてお話しし、子供たちを癒して無事に天国に送るための、スピリチュアルな方法を紹介します。
これはあくまで、私が心理とスピリチュアルの専門家として、自らの体験によって知ったことや、理解した事実をお伝えするものです。
幼い子供が亡くなったという相談
では最初に、今回の記事を書くことに成った切っ掛けから、お話ししましょう。
それは、幼い子供に先立たれた、お友達が居るという方からの相談でした。
幼い子供の死後についての相談
以前に、仕事の打ち合わせの後の懇親会で、同席した方からこんなことを聞かれました。
彼女が読んだ記事は、私の知人が亡くなった時に、死後の世界でどのように過ごしているのか、亡くなられた人のその後を書いたものです。
ですからきっと、幼い子供たちが亡くなったときにも、同じように天国に帰るのか、知りたかったのでしょう。
子供を亡くされた親には心の整理が必要
人の死は残された者にとっては、とても悲しいものです。特に幼い子供に先立たれることは、なおさら辛いものではないかと思います。
私のもとには、そんなお母さん方から、ご相談をいただくこともありますが、多くの方が自責の念に苛まれて、気持ちを整理しきれずにいるようです。
ですのでこの記事では、まず幼い子供が亡くなる意味について、スピリチュアルな視点からお話しし、亡くなった子供たちを癒して成仏させる方法をお伝えします。
子供を亡くされたご両親が、少しでも気持を整理するのに役立てば幸いです。
人の死に関わるカルマの法則について
幼い子供たちの中には、急な病気や事故などで、あっと言う間にこの世を去ってしまう子たちがいます。
その子たちが、幼くして亡くなる意味を、スピリチュアルな視点から理解するために、まずは「カルマ(業)」とうものについて、簡単にお話ししましょう。
カルマとは怖いものではない
「カルマ」とか「業」とか言うと、その言葉を知っている多くの方は、それがとても怖いものだと思っています。
たとえば、前世で悪いことをすると、今世で逆の立場になって辛い思いをするという、そんな因果関係の意味だけが、どこか独り歩きしているのです。
ですから、子供を亡くされたお母さんの中には、自分のカルマが原因だと思い、罪に意識に駆られて、自分を責めてしまう方も居るようです。
子供に先立たれたことが辛く、自分を責めたくなる気持ちは解りますが、それではスピリチュアルな意味を誤って受け取っていると言えるでしょう。
その因果関係は、あくまでカルマの一部の作用を表しているだけですから、それではあまりにも極端な解釈だといえるのです。
カルマの法則とはどんな仕組みか?
以前に私の先生が『カルマの法則』について、こんなことを言っていました。
カルマとは恐れるものではありません。
例えば、あなたが誰かに何かを約束して、それを忘れたり、果たせずにこの世を去ったなら、そこにカルマが生まれます。
するとあなたは次に生まれ変わった時、前の人生で約束を果たせなかった人の生まれ変わりに対して、無性に申し訳ない気持ちになります。
そして、何か役立ちたい(お詫びをしたい)と思うでしょう。でもその時には前世のことなど忘れているので、あなたにはその気持ちが理解できないかもしれません。
それがカルマが顕在化した結果なのです。
カルマの法則とは気持ちの持ち越し
そうカルマの法則とは、簡単に言えば、私たちが感じた未練や執着を、次の人生に持ち越す現象なのです。
私たちは、大小さまざまなカルマを、無意識に作ったり解消しながら、この人生を歩んでいます。
ですがそれは、善因善果、悪因悪果とされる一方的な仕組みではなく、どちらかと言えば、未練や執着のように気持ちを持ち越すことです。
それが、カルマの法則と呼ばれるものであり、子供が亡くなる意味を知る上でも、ご理解いただきたいスピリチュアルな仕組みです。
幼くして子供が亡くなる意味とは
それでは話をもとに戻しましょう。幼い子供に先立たれるというケースは、スピリチュアルに見れば、このカルマの法則が働いていることが多々あります。
それは彼らが、幼くして亡くなることで、大きなカルマを、速やかに解消しようとしているということです。
子供のうちに亡くなって天国に行く理由
もし彼らが完全に成長して、大人となってから死を迎えると、その死やそれまでの人生のカルマを、また新たに繰り越すことになります。
ですが、まだ苦しみや悲しみなど明確に意識できない、幼い状態で亡くなることで、大きなカルマを速やかに解消しようとしているのです。
幼い子供のうちに亡くなり、この世を去ることは、彼らにとっては、より純粋な存在のままで天に帰るための1つの手段でもあるともいえるでしょう。
それはスピリチュアルに見れば、多くのカルマを解消するとともに、出来すだけ新たなカルマを作らずに、天に帰ることを意味しているのです。
亡くなった子供たちはどうなるか?
では、そんな幼くして亡くなり、旅立っていった子供たちの魂(霊)はどうなるのか。
彼らの魂(霊)は、とても純粋で素直な状態で死を迎えるので、ほとんどの場合、光に包れて速やかにもとの世界へと帰っていきます。
彼らには、よくいわれるところの、執着や拘りなどの重たい感情が無いので、とても軽く心穏やかな世界へと、移行していくのです。
それは、幼い子供であるほど速やかに、天国へと帰っていくと言えるでしょう。
子供を亡くしたご家族にして欲しいこと
ただ、そんな子供たちのために、子供を亡くしたご家族には、していただきたいことがあります。
それは彼らを弔い、親自身が気持ちを整理してあげることです。
言い換えるなら、子供に先立たれた悲しみを洗い流し、彼らが生まれ、出会えたことへの感謝の気持ちに、変えてあげることだと言えるでしょう。
そうすることで、亡くなった子供たちも、気持ちを整理して、心おきなく天国へと帰っていけるのです。
亡くなった子供たちを癒す方法
もしあなたの子供が亡くなり、まだ今世に未練を残していると感じたり、あなた自身の心の中に悲しみが残っているなら。
仏壇や子供の写真など、旅立っていった人を象徴するものの前で、まずは、素直なあなたの気持ちを伝えましょう。
最初に亡くなった子供に伝えること
それはどれくらい悲しいか寂しいかなどをです。
もしかしたらあなたは、亡くなった子供にその悲しさを伝えてしまうと、逆に成仏できなかったり、悲しんでしまうと思うかもしれません。
でも実は、亡くなった人に対して、あなたが口に出してその悲しさを伝えなくても、スピリチュアルなレベルでは、彼らには痛いほどそれが解っているのです。
もしそれがあなたなら、その悲しみを持った両親や肉親を残して、この世を去ることができるでしょうか?切なく忍びないと思わないでしょうか?
だからこそ、一度すべての気持ちを、正直に伝えてあげる必要があるのです。
自然と湧き上がる出会えたことへの感謝の気持ち
そしてその気持ちを伝え終えると、あなたの中から自然と、亡くなった人に対する感謝の気持ちが湧き上がってくるでしょう。
それは今世でともに過ごせた時間や、人生への感謝の気持ちです。そしたらその気持ちをまた伝えてあげましょう。
すると彼らも思います。「ああ、本当にこの人のもとに生まれてきて良かった。本当にありがとう。」「この人と共に人生を過ごせて良かった。本当にありがとう。」と。
そして癒されて光り輝き、心おきなく天国へと旅立って行きます。手紙などに書いて供えてあげても良いかもしれません。
このワークが、子供に先立たれた方に実践して欲しい、スピリチュアルな取り組みであり、亡くなった子供を癒す意味を持った取り組みなのです。
亡くなった人や子供たちを癒す言葉
これの弔い方は、私たちが昔からしてきた、習慣でもあります。誰もが、ご先祖や亡くなったご家族を弔い、祈って来たのには、お互いの気持ちを整理するという意味があるのです。
手を合わせると、自然と「ありがとう」という気持ちが出てくるのは、亡くなった人たちがその言葉で癒されることを、私たちが潜在的に知っているからです。
そしてその相手に対する気持ちを整理してあげることで、私たち自身もまた一つの大きなカルマを解消したことになります。
「いままで一緒にいてくれてありがとう。」心から湧き出るその素直な思いが、何よりも亡くなった子供たちを癒し、私たちを癒してくれる言葉なのです。
そんな実例を知りたい方は、こちらの次の記事をご覧になって見てください。
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井上さんのブログ、とても興味深く読ませていただいています。先日、『死後の世界への旅立ち<自らこの世を去た人が葬儀で悟ること>』を読みました。
私のお友達で、まだ幼い子供を亡くされた人がいるのですが、幼い子供もやはり同じなんでしょうか?