水難事故で子供を亡くしたお母さんに学ぶ【亡くなった子供たちの思い】

水難事故で子供を亡くしたお母さんに学ぶ【亡くなった子供たちの思い】
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に独自に体外離脱の研究を行い、自ら離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在では経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。オフィシャルブログは年間300万人が訪れる。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

さて、今日のブログはサラリと読み流してください。

このブログは、誰か特定の方に送った物ではありません。ただ自分が体験し、思ったことを思ったままに書いていきます。

ですから、この記事を書く目的は、あくまで私自身のためです。

そのあたりを、心に留めて読んでください。

 

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お子さんを亡くされたお母さんのオーラ

お子さんを亡くされたお母さんのオーラ

先日、たまたまテレビを見てたら、あるニュースがやっていました。

私は基本的にテレビは殆ど見ないですし、見てもニュースを15分程度です。あえて見るのは、時折、興味のあるNHKスペシャルとかを見る程度です。

 

水難事故でお子さんを亡くされたご夫婦

そんな私がたまたまテレビをつけると、ニュースであるご夫婦の活動が取り上げられていました。

お子さんを、5年前に川の水難事故で亡くされて、現在は小さな子供たちに、ライフジャケットの着用を促す活動をされてるようでした。

その活動の一環として、お子さんが亡くなった川のある市町村の役場で、子供たちへのライフジャケットの復旧を促す、嘆願書を出しているところでした。

その番組の中では、そのご夫妻の自宅も映り、まだ新しい仏壇には、笑顔で映るお子さんの遺影が飾られていました。

 

子供を失った母親の悲しみ

私がそのニュースを見て気になったのは、そのお母さんのオーラです。

オーラを見るまでもなく、5年前に突然起きた出来事の整理が付かず、まだその表情は沈み気味で、悲しみが溢れていました。

そしてそんな彼女を見ながら、私自身ももし子供を同じように失っていれば、本当に耐えられただろうかと思いました。

いくら自分が心理の専門家といえども、その悲しみを乗り越えるのには、やはり長い時間と自分への取り組みが必要です。でもそれを取り組んだとしても、本当にその出来事を乗り越えられるかは、正直自信がありません。

きっと子を持つ親であれば、誰もが同じように思うのではないでしょうか。

 

涙でできた雲のようなオーラ

私が拝見したお母さんのオーラは、あたかも梅雨時の雨雲のように重たく厚い雲となって、身体の周囲を覆っていました。

それはまるで、いつまでも降り出さない雨のように、流し切れずにとどまった、涙でできた雲のようです。

その姿をみて、わたしは思いました。

「もし彼女にオーラ診断を申し込まれたら、私は役にたつことができるだろうか?その事故で子供を失った悲しみを、癒す手助けができるのだろうか?」

そして思ったのは「やはり、その今のオーラの状態を、あるがままに伝えるだけなんだろうな。」ということです。

 

 

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子供が幼くしてこの世を去った理由

子供が幼くしてこの世を去った理由

私はそのニュースを見終えると、ソファーに腰を下ろし、自分の記憶の中に残った、先ほどのお母さんのオーラへと意識を向けました。

そしてそのイメージの中で、おもむろに語りかけたのです。その実際にはありえない、オーラ診断の結末を知るために。

 

母親に寄り添う子供の姿

「あなたのオーラは、まるで梅雨空の雨雲のように厚い雲となって、あなたの身体の周囲1mほどを覆っています。」

「それはあなたの中で、まだ解消できていない悲しみであり、いつまでも降り出すことのない、涙をためた雲のようです。」

私がそこまで話していくと、そのお母さんのオーラの横に、一人の少年の姿と、それに付き添う存在が見えました。

そう、あの水難事故で亡くなったお子さんは、悲しみに暮れるお母さんの気持ちを思い、心配してそこに留まり続けているのです。

 

子供の水難事故の特殊な状況

私が彼に意識を向けると、彼の水難事故における特殊な状況が、私の脳裏に写し出されていきます。

それは、その事故があまりに突然すぎて、彼自身が苦しみを感じることも無く、この世を去ってしまった状況です。

彼は流されたときに、思わず川の水を飲みこんだぐらいにしか、思っていませんでした。

でも気が付いたら、すでに身体を離れ、亡くなっていたのです。全く苦しむことも無く、驚くほど速やかに、肉体を脱ぎ去っていました。

だからこそ、死による苦しみも、恐れや怖さも感じることなく、穏やかな気持ちのままこの人生を終えていたのです。

 

肉体を脱いで蘇る前世の記憶

私が驚きながら、その様子を眺めていると、続いて何とも形容しがたいほど満たされた幸福感が、彼の身体を光となって包み始めます。

そう、彼は今世生まれた目的を見事に達成して、事故にあった直後に、喜びと嬉しさで包まれていったのです。

亡くなると同時に彼の意識に蘇る、前世の記憶とそこに宿るカルマ、そしてそれを達成したことによる解放感と喜び。

それが一瞬のうちに、流れ去るかのように、私の脳裏をよぎっていきます。

そして全てを知りました。なぜ彼が、今世でこれほど幼くして、苦しみもなくこの世を去ったのか、その理由を。

 

 

彼が幼くしてこの世を去った理由

そう、彼は前世で自分と同じぐらいの幼い娘を、同じように不慮の事故で亡くしていたのです。

そしてその悲しみを背負いながら、その人生を終えていました。「自分が幼い娘の、身代わりになってやりたかった」そんな気持ちを持ったまま、その前世を終えていたのです。

その気持ちがカルマとして、転生を経て蘇ります。彼の「身代わりになりたかった」という気持ちを、やり遂げるべく、幼くして事故で死を迎えるのです。

彼の娘が前世で旅立っていったように、今世で自分がそれを成し遂げます。そしてその瞬間、今世の目的を達成し、輝きだしたのです。

 

カルマとして繰越すのは感情だけ

もしかしたらあなたは、それでは身代わりになっていないと思うかもしれません。

でも私たちが繰り越すカルマは、感情であって理屈ではありません。彼がカルマとして繰り越したのは、「自分がその体験を受け取りたかった」という切ない気持ちだけです。

だからこそ、今世同じような体験を彼自身がすることで、彼の切なさと共にカルマが消え去っていくのです。

彼が人生を終えた瞬間、彼の中の前世の姿が蘇り、「自分が受け取れて良かった」と満足し、安心するのです。

 

 

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子供を亡くした母親を癒すのは。。。

子供を亡くした母親を癒すのは。。。

私はだからといって、それが仕方のないことだとは思いません。ましてや、その前世があるから納得しなさいなどと、言うつもりはありません。

私は自分が体験して知ったことを、あるがままに、ここに書き綴っているだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

母親の横にたたずむ子供の気持ち

そんな彼のいきさつを垣間見て、今一度彼のお母さんのオーラに目を向けると、そこには先ほどと変わらぬ光景が見て取れました。

一人うなだれるお母さんの姿を、心配そうに見つめる彼の姿、そしてその彼に寄り添い見守る存在です。

そう彼はもうお迎えがとっくに来ているのに、その場所を離れられなくなっていたのです。

カルマを解消しても、悲しみに打ちひしがれる母親を置いては、旅立てなかったのです。

 

事故で亡くなった子供が母親に伝えたいこと

私はそんな彼のお母さんに何が必要なのか、その悲しみを洗い流すためには、どうすれば良いのかと思いました。

そしてふと気付いたのです。そのお母さんの横で、彼が何を必死に伝えようとしていることを。

あなたは、彼が何を伝えようとしていたと思いますか?

それは「自分を責めないで欲しい」という言葉です。

悲しみに包まれる母親に、必死になって「お母さんは何も悪くないから、自分を責めないで」と語りかけていたのです。

 

子供の思いが母親の悲しみを洗い流す

そう、そのお母さんに必要な言葉は、彼のカルマに関する話でも、この事故が起きた理由となる前世の情報でもありません。

きっと、その子供の声を伝えてあげれば、あの悲しみは全て流れ去っていくことでしょう。

子供は亡くなっても、母親のことを一番に案じていることを知ればこそ、きっと自分を許すことが出来ると思うのです。そしてすべての思いを手放すことが出来るでしょう。

それこそが、早くにこの世を去った子供たちの、心からの願いではないかと思います。

 

母と子のソウルメイトとしての関係

これは余談ですが、彼と彼のお母さんは、まさにソウルメイトというのに相応しい間柄でした。

私は以前に、ソウルメイトとのスピリチュアルな繋がりについて、こちらの「ソウルメイトのスピリチュアルな意味や特徴!転生する目的も徹底解説」でも紹介しました。

その時に時間を掛けて確認していなので、これは私の憶測でしかありませんが、あの前世で幼くして亡くなった娘さんが、今世の彼のお母さんだったのでしょう。

前世での彼は、自分の娘を本当に尊い存在として、慈しみ愛していました。そしてその娘も、そんな父のことを心から慕う、深い間柄だったのです。

だからこそ、ソウルメイトとしての、お互いを深く愛し大切にする思いが、カルマとして顕在化した、結果だったのではないかと感じました。

そんな二人に私が出来ることは、彼と、彼のお母さんが癒されて、次の転生では共に幸せに暮らせることを、心から願うことぐらいです。

 

井上のオーラ診断

オーラ診断と前世に関するエピローグ

オーラ診断と前世に関するエピローグ

先日、ある方からこう言われました。

 

<女性相談者>
井上さん、でもオーラ診断で教えられた前世が、当たっているかどうかは分らないですよね。

 

<井上>

そう、オーラ診断ではそれが当たっているかどうかは、さほど重要ではないんだよ。

大切なことは、受けることによって、その人が癒され、次の一歩を、自分で歩み出せるように、変われることなんだ。

 

<女性相談者>
そうなんですか。。。

 

<井上>
でもあえて言うなら、僕は今まで2度ほど失くした物を見つけて欲しいと、頼まれたことが在るけど、運良くどちらも見つけられたよ。

車の鍵とUSBメモリだったね。それぞれの人のオーラを遠隔で見たら、在ると思われる場所が見えたから、教えてあげたんだ。

 

<女性相談者>
え!?凄いじゃないですか!

 

<井上>
うん、とても喜ばれた。

でもその依頼では、どちらもお金を貰わなかった。なぜなら、それではその人は本質的に何も変わっていないからだよ。

僕がオーラを見るのは、その人の心の成長を促したいからなんだ。

そして僕自身もその体験から学び、成長したいからなんだよ。

 

注意事項
ですので、井上は紛失物の依頼はお受けしていません。ご了承ください。

 

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幼い子供が亡くなる意味と先立った子供を癒すスピリチュアルな方法

 

 

編集後記など1分1言動画

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