井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉（@my_earth_naoya）です。
あなたは自分が、どんな才能を持っているか、お解りですか？
もちろん、得意分野や好きなことがあるなら、その分野に対して、少なからず才能を持っているといえるでしょう。
でも私が、オーラ診断で相談を伺っていると意外と多いのは、自分の才能がわからないために、どんな仕事に就けばいいのかと悩んでいる方です。
そこで今回の記事では、スピリチュアルな意味で、才能とはどのようなものなのかを紹介し、その上で自分の才能の見つけ方をお話しします。
自分の才能がわからないという方は、ぜひご覧ください。
＜目 次＞
自分の才能がわからない2つのタイプ
私のオーラ診断で、自分の才能がわからないと相談をされる方には、２つのタイプの人がいます。
それは、何をやっても上手くいかない人と、何をやっても上手にできる人の、２つのタイプです。
何をやっても上手くいかない人
もちろん最も多いのは、前者の何をやっても上手くいかないと感じて、疲れ果て相談に来られる方です。
どこの職場に行っても、なかなか仕事に慣れないし、ミスが多くて叱られることばかり、職場の人間関係でもなかなかその場に馴染めない。
中にはどの会社に勤めても、行く先々で上司からのパワハラの様な仕打ちを受け、傷つき悩んでしまう人もいます。
そのため「自分にはどんな仕事があっているのだろう？」と思い、「自分の才能が分かれば、もっと楽しみながら仕事ができるのではないか。」と思うのです。
そして、オーラが見えるスピリチュアル人なら、きっと自分の才能も解るだろうと、相談にお越しになります。
何をやっても上手にできる人
ですが、そんな仕事で苦労をして悩んでいる人とは対照的に、時折、何をやっても上手くできる人が相談に来ます。
何をやっても上手にできる人というと、少し誤解があるかもしれませんが、正確に言うと、何をやってもそこそこ出来てしまう人です。
今までに就いた職業でも、それなりに仕事が出来て人間関係も問題ない、でもそれが、本当に好きな仕事かと問われれば、必ずしもそうとは言い切れません。
どこか釈然としない、不足感のようなものを感じて、自分の本当にやりたいことや、自分の才能とは何だろうかと考え始めるのです。
このタイプの人も、先の人とは状況が違えども、同じように自分の才能がわからないと感じて、オーラ診断を受けにきます。
仕事が大変ではないし問題ないけど、自分が仕事に熱意を持てないことや、やりがいを感じないことから、もっと打ち込めることがあるんじゃないかと思うのです。
そのため「才能が分かれば、もっと楽しんで充実できる仕事が見つけられるのではないか？」そんな風に思うのです。
自分の心の声が聞こえていない
この２つのタイプの人に、共通していえることは、どちらも自分のことが、解らないと感じている点です。
それは今回のように、自分の才能だけではなく、自分が何をしたいのか良くわからないし、何をすれば嬉しいのかも、いまいち解らないのです。
ある意味それは、スピリチュアルないい方をするなら、自分の心の声が聞こえていないとも、言えるかもしれません。そのため、改めて自分の才能を知りたいという結論に至るのです。
どちらのタイプにも共通して言えることは、自分が能力を発揮できる仕事を、知りたいと思っていることだといえるでしょう。
才能が持つスピリチュアルな意味
では、私たちが求める才能とは、どのようなものでしょうか？
自分の才能の見つけ方をお話しする前に、そんな才能と呼ばれるものの、スピリチュアルな本質についてお話ししましょう。
才能とは前世に習得した能力
私がオーラ診断のセッションを通して、その人のエネルギーを拝見し、様々な悩みの原因を調べていくと、在ることに気が付きます。
それは「才能」とされる能力が、前世に学んで習得していた、技術や能力だということです。
私たちは死を迎えることで、物質的な財産のすべてを失いますが、この才能と呼ばれる無形の資産については、来世へと持ち越せるのです。
それはたとえ肉体を失っても、無意識レベルで心と身体に残る、習慣や趣向のようなものだといえるでしょう。
無意識に身体と心が反応する
例えば、あなたもこんな言葉を聞いたことがありませんか？それは「時間が経っても、身体が覚えている」という言葉です。
何かを習得した人は、例え時間が経って記憶が薄らいでも、その状況になると無意識に身体が反応します。才能もこれと同じです。
先に申し上げたように、前世で習得した技術や能力は、生まれ変わったことで肉体が変わり、記憶として残っていなかったとしても、心に染みついているのです。
それは知識のように記憶されているのではなく、心に焼きついているかのように残っており、切っ掛けさえあれば蘇ります。
それが自分の才能を見つけるための１つのポイントです。
才能とは、前世で散々慣れ親しんできたことなので、「シックリくる。」という様な感覚的なフィーリングとして、前世から繰り越すものだったりします。
その点では、最初からある程度得意なことだと言えるでしょう。
才能を持ち越すスピリチュアルな原理
では、もう少しスピリチュアルな視点から、才能についてお話しします。
私たちが、才能として持ち越すエネルギーは、輪廻転生を繰り返している、オーラの第５層や第６層に存在しているといえます。
良く「前世のカルマ」を持ち越すと言いますが、その意味では、この才能は前世から持ち越した良いカルマといえるかもしれません。
例えば、前世で音楽の技術を習得すると、その体験による情動が良いカルマ（執着）として、オーラの第６層に刻まれます。
そして来世へと持ち越されるのです。
この時の執着とは、嬉しいと感じることへの思い入れです。同じ様なものでは、ソウルメイトとされる相手との縁も、互いに想い合うという良いカルマです。
才能とは例えばどんなものか？
でも、一言で前世から繰り越される才能のいっても、例えばそれがどんなものなのか、漠然としてわからないですよね。
ですからここでは、オーラ診断によってどんな才能が見つかるのか、分野別に３つほど実例を紹介しましょう。
１、音楽などのセンスを磨く才能
きっと誰もが思い描く才能といえば、音楽や芸術系などの感性を磨くことで、光り輝く才能ではないでしょうか。
例えばこちらの、「オーラ診断の実例で解る今世の才能や性格への影響」で紹介した実例では、前世から音楽家としての転生を繰り返している人の、今世の課題をお伝えしました。
彼女は確かに、音楽の分野で前世から培った才能を持っていましたが、それでも越えなくてはならない別の課題を持って、今世を過ごしていたのです。
まずは、そんな１つの分野を極めるために、前世から取り組んできた才能があるのでしょう。
こちらの「前世が「お姫様、魔女、巫女」という人の特徴」でも紹介した、前世が魔女の人は、まさにこの系統のスピリチュアルな才能を持っている人です。
２、人間関係における才能
自分の才能がわからないという人のオーラ診断をしていると、時折見つかるのが、人間関係における影響力を才能として持ち越してくる人です。
これは才能と認識していない人が、意外と多いのですが、例えば、営業力、交渉力、影響力、統率力、調整力など、人間関係においてとても役立つ能力です。
そもそも多くの人材を雇い、大きな会社を作り上げて大成する人は、前世でも同じ様に、組織をまとめ上げる能力を磨いてきています。
それと同じ様に、あまり目立ちませんが、営業力や交渉力、調整力など、人との関わりで秀でた才能を持つ人がいるのです。
３、研究開発系の才能
努力する才能といえば、これがどんな才能なのかは、おおよそ想像が付くことでしょう。
勉強や技術開発、研究開発など、新しいものを生み出す閃きを持ち、尚且つそれを形にするために、努力をすることができる人です。
少しスピリチュアルな話になりますが、これらの人のオーラを見ると、そもそも地球よりも遥かに高度な化学技術をもつ、別な星で前世を過ごしてから、この地球に転生してくる人も稀にいます。
彼らは一様に、新しいことを探究したり作り上げることが大好きで、まさにそんな性格的傾向を才能として持っているのです。
でもなぜ、わざわざ古い科学文明の地球に転生してくるのかというと、ひとえに自分の能力を活かして、研究開発や技術革新を成し遂げることが好きだからです。
なので、あえて未発達な星に転生して来るのです。たまにいますよね、宇宙人と思える様な才能を発揮してしまう人。彼らのことです。
あなたの才能を目覚めさせる方法
では、そんな心の奥に染みついている、前世で習得した才能を蘇えらせるためには、どのようにすれば良いのでしょうか？
ここからは、自分の才能がわからないという方のために、具体的な才能の見つけ方を見て行きましょう。
才能もデジャブと同じように蘇る
私たちの心に刻まれた、才能を見つけるためには、どうしても必要なものがあります。それは「刺激」です。
例えば、以前にこちらの「デジャブとは何か？実例をもとに意味と原因をスピリチュアルに解説」でも紹介した、デジャブとして前世の記憶が蘇るのと同じです。
デジャブが、前世と同じ状況や感覚を経験することで蘇るように、私たちが自分の才能を蘇らせるためにも、刺激となる体験が必要なのです。
ですから、自分の才能の見つけ方とは、心に刺激を受けることで、才能を呼び覚ます方法だともいえるでしょう。そして、そんな刺激を受ける体験は３つあります。
１．魂を揺り動かすような体験
例えば、一流の物に触れることで、心と身体の奥底から、感動が込みあげてくることがあります。
するとその体験が、あなたの心を強く揺さぶり、輪廻転生を繰り返して持ち越す、オーラの第５層や６層に刺激を与えるのです。
一流の音楽や絵画、スポーツに触れて、その道を志す人が多いように、一流の刺激が強い影響を与えることで、才能が目覚めるといえるでしょう。
それ以外でも、病に倒れた母を救ってくれた医療に触れ、医師を目指す人もいます。私たちの才能を、目覚めさせるような刺激は、いつどんなところから受けるかわからないのです。
２．人生における大きな「逆境」
子供の頃の家庭環境でとても苦労して、同じ苦労はしないと強く誓い、人生を邁進していく人がいます。
その他、大きな災害に見舞われて、自分が出来ることを探し、一念発起する人も現れます。中には、数千万、億という借金を背負って、初めて目覚める人もいます。
このように、その時はとても辛い大きな逆境も、才能を呼び出すための強い刺激や糧となり。
そんな逆境を乗り越えるために、あなたが必死になってとる行動が、結果的に自分の才能へと導いてくれるのです。
スピリチュアルな視点で見ると、人が大きな逆境に直面した時、その人の本当の姿が前面に出てきます。
それまでは、自分の才能がわからないと言っていたとしても、自分ができることに全力を尽くすこととなり、実力を発揮し始めるのです。
３．人との運命的な「出会い」
有名な話では、坂本龍馬が勝海舟と出会いで目覚めるなど、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
人との出会いによって、人生が大きく変わることは多々ありますが、特に前世一緒に過ごした人との、運命的な出会いはとても強力です。
デジャブ同様に、その人の内に眠る本質に強く働きかけ、「才能」を目覚めさせるのです。
ですから、そんな色々な人と出会いを増やすことも、自分の才能を見つける方法だといえるでしょう。
才能を見つけるための注意点
でもここで、１つ注意点があります。それはどんな才能であっても、スピリチュアルに見れば、最初は原石でしかないということです。
それは磨いてみなければ、それが自分の才能だとはわからないということです。
才能を見つける上での注意点
これは自分の才能の見つけ方を、一生懸命探している人が、陥ってしまい易い心理的な落とし穴だといえるでしょう。
それは、自分の才能が見つかりさえすれば、人生で迷うことなくすべて上手くいくという、ある種の思い込みです。
先程も申し上げたように、才能とは努力して磨くことで、ようやく確信できるものです。ですから、才能さえ解ればすぐに現実が変わるような、安易なものではりません。
そのためにそんな思い込みがあると、才能の原石を手にしても磨くことをせずに、これは違う、あれも違うと迷ってしまうのです。
その結果、何を手にしても原石を磨き続けることが出来ず、自分の才能がどれなのかずっとわからないまま、時間ばかり過ぎてしまうという事態に陥ります。
才能は磨いてみないと解らない
自分が今すぐに確信できる才能を、見つけたいと思ってると、いつまでたってもなかなか才能は見つかりません。
才能は磨いてみて初めて、人から才能と認められるものですし、それにより、初めて自分の才能が活かせていると、確信できることだからです。
でも、才能の原石の見つけ方なら、もう解りますよね。先ほど紹介したように「刺激」を受けることです。
ですから、自分の才能がわからないなら、まずは自分が強い刺激を受けられそうな、色々な体験をしてみることから始めてみましょう。
スピリチュアルに見れば、そんな心に刺激を受けることが、才能を見つけるために最も必要なことだといえるのです。
お勧めの才能の原石の見つけ方
あなたが、自分の中の才能の原石を見つけたいと思うなら、私は自分の好きな分野の、「超一流」の人に会ってみるか、体験することをお勧めします。
あなたの中の、才能の原石が刺激され飛び出るためには、そんな強い刺激が必要だからです。
ですが、２つ目に紹介した、人生の「逆境」を糧として、才能を見出す方法を望むのなら、私はそれはお勧めしません。
なぜなら私自身その方法で、自分の才能と思える資質を見い出しましたが、それはとても辛い痛みを伴うもので、一歩間違えば危ういことでもあるからです。
稀に、若い頃に数千万円という多額の借金を背負った結果、その苦境から抜け出すために努力して、自分の才能を発揮し始める人がいます。
確かにその後に活躍するものの、その苦労を抜け出すのは本当に大変なことなのです。
才能の原石を磨き上げる方法
いつか何かの刺激で、あなたが自分の才能の原石と思えるものを、見出したと感じられたなら、時間をかけてコツコツと磨いていきましょう。
どんなに美しい宝石でも、時間をかけて丁寧に磨き続けなければ、その石が光りを放つことは無いのです。
自己満足で自分を磨き続ける
ちなみに、その原石を磨き続けるために、１つのポイントをお教えするなら、それは「自己満足」の気持ちを大切にすることです。
なぜなら、一流の才能があると認められた人たちは、基本的に「自己満足」で原石を磨いていただけで、最初から自分にその才能があるとは、考えていなかったからです。
彼らはきっと、誰からもそれが才能だと認められなかったとしても、その原石を生涯を掛けて磨き続けたことでしょう。
ですから、あなたがとても楽しくて、満足できることを見つけだして、自分らしく磨き続けてみてください。
すべての人の原石が、磨けば磨くほど光り輝きますし、楽しみながら自分を磨くあなたには、もう人生で迷い、立ち止まる暇もないでしょう。
来世へ繰り越す才能を磨く
最後にあえてスピリチュアルなことを申し上げるなら、あなたが今世磨いた才能は、来世のあなたの才能として、繰り越されていくのです。
実際に、今世自分の才能を活かして、活躍している人のオーラを見ると、これまでにそんな幾度もの転生を繰り返しつつ、自分の才能を磨き続けています。
先の紹介した、音楽や芸術に秀でた才能はもちろんですし、それ以外のメンタルな才能なども同じです。
ですからあなたも、今世に結果を出すことに拘らずに、来世、来来世へと持ち越す才能を磨くつもりで、今世やりたいことに取り組んでみてください。
そんな直向きな取り組みが、誰にも真似できないあなただけの唯一無二の才能となり、いずれは大成を成し遂げるのです。
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ちょっと驚かれるかもしれませんが、実は「何をやっても上手にできる人」も、自分の才能がわからないと悩んでいたりします。
必ずしも、何でも上手にこなす人が、悩んでいないかと言えば、そんなことはないのです。