井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、覚醒する人の5つの成長段階について、スピリチュアルな視点から詳しく解説していきます。
私たちは、悩み迷いながらもこの人生を歩み、日々の生活の中での苦難を感じることで、いずれ幸せに生きるための道筋を探し始めます。
そして多くの人は、人生を変えよと様々な試みをした末に、自分の心に向き合い、自分自身を癒す必要性に気付くのです。
それにより、自分の心の声に耳を傾けることで、自然と意識が研ぎ澄まされて、スピリチュアルな目覚めを迎えていきます。
この記事では、そんなスピリチュアルな心の覚醒を遂げる過程を、5つの成長段階に分けてお伝えしましょう。
これをご覧になれば、今の自分がどの段階にいるのか分かり、これからどうしていけば良いのかも見えてくるでしょう。
覚醒前の3つの心理状態
まずは、意識が覚醒し始める前の心理状態とは、どのようなものなのか、その点からお話ししていきます。
誰もがこんな心の状態から、人生の旅路を歩み出すのです。
1、問題の原因は周りにある
最初は、自分の人生のあらゆる問題の原因が、全て周囲の人や出来事にあり、自分はその影響を受けていると感じています。
この心理状態の人が、共通して感じるのは、「現実は何一つ、自分の思い通りにならない。」という、苦しい気持ちです。
これはスピリチュアルに見れば、自分の人生の主導権を、周囲に明け渡している状態であり、それにより自由を奪われているのです。
そのため、常に身の回りの人のことばかりが気になり、そんな周囲の言動に振り回されて、一喜一憂してしまいます。
2、周りに変わって欲しい
すると人は当然のことながら、周りの人に変わって欲しいと、心から望むようになるのです。
そして人間関係で葛藤を感じながらも、その状態を変えるべく、自分の時間を費やして周囲の人のために尽くし始めます。
例えば、子供への心配を埋めるために、必要以上に過干渉になったり、相手の機嫌を損ねないようにと、言いなりになってしまうのです。
それにより、どんどん自分の時間が取れなくなり、精神的にも疲弊して、なおさら心に余裕がなくなっていきます。
3、感情に翻弄されている
このような心理状態だと、周りの言動だけではなく、自分が感じている感情にも心が翻弄されます。
いつもどこかで、焦りや苛立ちを感じながら過ごしていたり、多少のことでもすぐに感情的になって、なかなか冷静に対処できません。
何事も好き嫌いなどの、その時の気分で物事を判断して、思わず口にした言動を、後で悔やんだりすることもあるでしょう。
気がつけばストレスで、たばこ、お酒、賭け事にはまったり、暴飲暴食に走って、なかなか自制できないのです。
最初は誰もがここからスタート
これらの3つの心理状態は、誰もが少なからず体験したことがあるものだと思います。
もしかしたら中には、以前の自分は確かにそんな心理状態だったと、振り返られる人もいることでしょう。
そしてもし、今まさに自分がそんな状態なら、あなたは自分を癒すことで、これから話すステップを通って、次第に覚醒していきます。
そして自分の人生の主導権を取り戻して、より自由に自分らしく生きれるようになっていくのです。
覚醒する人の5つの段階
では、覚醒する人の5つの成長段階について、順に見ていきましょう。
1、感情を冷静に受け止める
私たちが自分を癒し始めると、まず最初に起きる変化は、感情に翻弄されている自分に気付いて、冷静に振り返れるようになることです。
すると人は、いかに日頃の生活の中で、自分が感情的になっていたのかを改めて実感します。
そして自分の心の波に、目を向け始めるのです。すると次第に、感情的になっている時にも、冷静に対処できるようになって行きます。
そしてさらには、感情的になること自体が減って、心の平安を取り戻し始めるのです。
2、現実に翻弄されない
自分の心の波が落ち着き、感情に翻弄されなくなると、人は周囲の言動から、自分の心を守れるようになってきます。
それまではことある毎に、周囲の感情に対して過剰に反応して、取り乱していた心が落ち着きを取り戻して。
現実で起きていることを、冷静に受け止め、見定められるようになるのです。
さらに癒しが進むほど、現実の出来事に翻弄されない、穏やかな気持ちを維持できるように、なっていくことでしょう。
3、原因は自分の内にある
すると全ての人生における問題は、自分の心の受け止めか方が影響しており、気持ちの持ちようで変わるものだと感じ始めます。
そして自然と、全ての問題の原因は自分の心の中にあり、それが現実に投影されているに過ぎないことを実感するのです。
私たちの意識がそこまで目覚めると、人は問題が起きるたびに、自然と自分の内側に目を向けるようになります。
そして尚更、自分の心の傷や、過去のトラウマに気付いて、その影響を手放していくのです。
4、自分が現実を作っている
しばらくすると、この現実は全て自分が作り出しており、自分の心の有り様を変えることで、現実を変えられるという気付きに至ります。
こうなるとすでに、その人の意識は覚醒が始まっており、現実世界は自分次第であること確信するのです。
そしてなおさら、日常生活での心のありようを整えていくことで、自分の望む人生を創造していきます。
その時には、もう自分の人生の主導権を取り戻して、望む人生を作り出していると言って良いでしょう。
5、人生の流れに乗れている
このように人生における覚醒を遂げて、最終的に自分らしく生きれるようになると。
無意識レベルで、世界の一部として存在していることを自覚し、自然界の流れに乗っているという感覚的実感が得られます。
そうなればもう、何も不足することなく、何も過剰に存在しないという、悟りの境地へと至っていくのです。
そして生きながらに、仏として存在できるようになり、輪廻転生を終えるための覚醒の最終段階へと進むのです。
覚醒するための取り組み
ではいかにすれば、そんな覚醒の段階を進めいていくことができるのでしょうか。
そのための具体的な取り組み方を、3つ紹介していきましょう。
1、日頃のストレスの浄化
まず最優先で行うことは、日頃のストレスの解消に取り組むことです。
私たちは日常生活で、あらゆる情報や人間関係にさらされて、過度なストレスを感じながら生活しています。
そのストレスを持ったままでは、心の静けさを得ることも、自分を内観して自己理解を深めることもままなりません。
ですので、フラワーレメディを使ったり、自己浄化の技術を学ぶなどして、ストレス解消に取り組んでいきましょう。
2、瞑想による心の安定
さらには、瞑想に取り組むことで、心の静けさを取り戻せるようになっていきます。
この際のポイントは、信頼のおける講師の元で、正しい瞑想の取り組み方を学び、実践できるようになることです。
独学や我流での瞑想は、どうしても本来の瞑想の効果が得られず、継続することも困難です。
それでは瞑想をしても、結果的に心の成長を遂げられないまま、中途半端に終わってしまいかねません。
3、内観して自分を知る
ストレスを浄化して、心の静けさが得られたなら、あとは自分の内側に目を向けて、自己理解を深めていくだけです。
ただこの内観の取り組み方も、迷わずに自分の心に向き合うためには、正しい方法を学ぶ必要があります。
我流では結局のところ、自分が何者かもわからないまま、時間を費やしてしまいます。
内観とは、あくまで悟るとか知るという気付きを得るもので、自分を頭で理解するものではないのです。
覚醒している人の生き方とは
いかがでしたか。今回は覚醒する人の5つの成長段階について、詳しく解説した上で、覚醒するための取り組み方を紹介してきました。
では最後に、こんなことをお話しして終わりにしましょう。
覚醒と霊能力の関係
私たちが覚醒を遂げることと、いわゆる霊視や霊感とされる能力は、全くの別ものです。
霊感や霊視はあくまで、その人が持つ霊的な能力を、磨くことによって得られるもので、覚醒や悟りとは別次元のものなのです。
霊視や霊感の能力があっても、心の覚醒が進んでいない人は大勢いますし、それが不思議なことではありません。
逆にスピリチュアルな能力が全くなくても、覚醒して現実で自己実現を成し遂げ、転生を終えていく人もいます。
覚醒を目指し霊能力も磨く
ですからもしあなたが、覚醒を目指しながらも、スピリチュアルな能力を磨きたいなら、しっかりとストレスを解消して、瞑想や内観に取り組むことです。
その過程で、自ずとエネルギーが見れるように成り、なおさらその能力で、自分を癒して自己理解を深めていくことが出来るでしょう。
大切なことは、周囲の影響に惑わされずに、自分自身の内側にある真実を、見出していくことです。
その先にこそ、覚醒へと至るスピリチュアルな成長があります。それこそが、真に目覚めて生きるということなのです。
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