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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
今日は以前に、娘と話したことを紹介します。
私自身にも在ることですし、きっとみなさんにも同じような体験は在るでしょう。
私のブログを読んで下さっている方は、本当に優しい方が多いと思うので、ブログの中でも自然と「優しい」ことについての、ブログを書いています。
それが必要な時なのかもしれません。そんな優しいが故に、自分を責めてしまうことに対するブログです。
責める切っ掛けは些細な出来事から

半年ほど前のことです。
家に帰ると、娘が急に私に言いました。

井上家では特に、お風呂を洗う当番は決まっていません。
以前は娘に家のお手伝いとして、洗ってくれるように言ったのです。
でもそれも、いつの間にか忘れ去られ、最初に入りたい人が、自分で洗う習慣になっていました。
嬉しさと期待が心配へと変わるとき
今まで、娘が自発的に言ってくれたこともあまりありませんでした。ですから、何気ないその一言を嬉しく思ったのです。
食後に少し運動して、汗を流したいと思っていましたから、早めに寛げそうだと。今日は何か良いことでもあったのかな?
そんな風に思いながら、家族で夕食を済ました後でした。娘がテレビを点けて、恋愛映画を見始めたのです。それは以前に、テレビで放送されたもので、彼女が気に入って録画しておいた大好きな映画でした。
私はその映画を観始めた娘を見て、少し嫌な予感がしました。でもしばらく様子を見ようと、食後の運動をはじめたのです。
期待感が失望を生んでしまう
それからしばらくして、やはり映画から目を離せなくなっている娘に、声を掛けることにしました。

娘は映画を観ながら返事はするものの、上の空で空返事です。そんな姿を見て、これはきっと終わるまでダメだな。そう思いながら、汗をかいたまま、私も近くで一緒にテレビを観ていました。
本当なら、早くお風呂に入って、スッキリとしたかったのですが、そうもできません。
そしてしばらくして、映画が終わり、ようやく洗ってもらえるかと思って待っていると。彼女はまた別なことをやり始めます。
「もう待てないな。」それが私の結論でした。
自分を責めてしまう理由と心理

私は何も言わずに、浴室に向かい、自分でお風呂を洗って、お湯を組み始めました。
するとそこに、娘がやってきて、こう言ったのです。

私も少し不機嫌になり、言いました。

そう言うと、自分の書斎に向かい一人になって、そのイライラした気持ちを数分間、洗い流しました。
そして今の出来事を振り返り、自分が思わず、彼女を責めたことに気が付いたのです。そして、娘と話をする必要があることにも、気が付きました。
自分を責める気持ちを紐解く
自分の部屋で一人で音楽を聴いている彼女に声を掛け、私の書斎に来るように言いました。
そして椅子に座らせて、頑なな表情をしている彼女に聞いてみました。

今、君は自分を責めて、落ち込んでいるでしょ。
自分はダメだな、とか。イケない子だと思って、落ち込んでいるよね。
するとポタポタと、目から涙が流れ始めます。
自分を責める気持ちの奥にある良心
私は続けました。

その自分を責める気持ちは、君が本当に優しい子だから、感じるんだよ。
もし自分を責める気持ちを感じないとか、どうでもいいや、と思うなら、その方が困る。
君が自分を責めるのは、君の中に良心があるからなんだ。それはとても大切なことだよ。
でもね。。。
君が友達や他の人を責めたくないと思うように、自分を責めることも止めよう。イケないことをしたと思って、反省はしても、責めないようにしようね。
僕も君を責めたことは、間違っていたと思った。だから一緒に、人を責めず、自分を責めない人になろう。
小さく頷いた後に、ポロポロと流れていた涙が、自然と消え去っていきました。
自分を責めないために出来ること

それから、気持ちが落ち着いた娘と、しばらく二つことについて、話をしました。
一つは、テレビがいかに人を引き付けて、離れられなくしてしまうのか「心のプロによるテレビを観る時の注意点」でお話しした内容について。
そしてもう一つは、「有言実行」するなら、言ったら最優先やってしまうこと。それが出来ないなら、やってから、言った方が良いよね。
という話です。
人を責めないように自分を責めないこと
あなたの人生にも同じようなことはありますよね。
あなたの人生で、もっともあなたを責めるのは、あなた自身です。
でもそれは、あなたの中に良心があり、優しい人だからにほかなりません。
だからこそ私たちは、改めて意識してあげる必要があります。
人を責めたくないように、自分を責めないことを。
人を許してあげれるように、自分を許すことをです。
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あなたが本当に優しい人になりたいなら、心の強さが必要なのです。