
井上直哉
スピリチュアルを学びたい方へ プロフィール お問合せ

最新記事 by 井上直哉 (全て見る)
- 病気なのか?デジャブが多い人が体験している違和感の原因 - 2023年5月30日
- 輪廻転生や生まれ変わりを繰り返すスピリチュアルな実例 - 2023年5月27日
- 古い井戸のお祓いのし方と水神様のスピリチュアルな祀り方 - 2023年5月23日
- ネガティブな感情とのスピリチュアルな向き合い方と対処法 - 2023年5月19日
- 何をしても楽しくない人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法 - 2023年5月15日
こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
あなたは、失敗が怖いと感じることはありますか?
例えば、仕事でのプレゼン、初めて入るお店、洋服選び、人は誰しも失敗するのが怖いと感じることがあります。
でも失敗するのが怖いからといって、何もしないでいると、一向に物事は前に進みませんし、なかなかその怖さを解消することもできません。
今回は、そんな失敗が怖いと感じる方の心理的な原因と、自分で出来る改善法を紹介しつつ、少し子育てでの注意点についても触れていきましょう。
読み終わった時には、失敗する怖さが軽くなるように、心理的な効果も盛り込んで書きますから、特にそんな気持ちが強い人は、何度か読み直してみてください。
それによって、少なからずそんな怖さを取り除いてくことが出来るでしょう。
ある女性からの相談実例

まずは、この失敗することへの怖さの記事を書くきっかけになった、先日の出来事から紹介しましょう。
それはある方からいただいた、失敗が怖いという気持ちを含んだ、何気ない問い合わせから始まりました。
お問合せはフラワーレメディについて
先日ある方から、フラワーレメディのブレンドに関する問い合わせをいただきました。
フラワーレメディは、私がこのブログでも良く紹介している、イギリス発祥の心を癒す花の療法で、安全で赤ちゃんにも利用できる自然由来の製品です。
詳しくはこちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」で紹介していますので、ご存じでない方はご覧になってください。
いただいたお問い合わせは、そんなフラワーレメディのブレンドに関する相談でした。
お問い合わせの内容と疑問点
いただいたお問合せの内容はこうです。

実際にいただいたお問い合わせには、この他にもいくつもの相談内容が書かれていましたが、私はこの一文を見て最初に感じたことがありました。
それは、私のフラワーレメディに関するブログ記事をほとんど読まれていないか、レメディを初めて利用するために、失敗するのが怖いと感じているのではないか?
そんな疑問です。
フラワーレメディは安全なもの
私は自分が書くブログでも、フラワーレメディが安全なものであることや、様々なブレンドのパターンを紹介しています。
そして初めて利用する方のためにも、レメディの効果的な使い方のページを紹介したコメントを付けて、自分で安心して利用できるようにと書いています。
にもかかわらず、「ホリーとワイルドオートは一緒に使ってもいいですか?」という質問をいただいたので、これはブログをあまり読まれていないなと思ったのです。
ブログでは、ブレンドすることで効果的に利用することを主に推奨していますし、安全なことも何度も書いているからです。
導き出された心理的なパターン
ですから、私はこう返しました。

するとその方からは、「もちろん見ました。」と思いもしなかった回答が返ってきたのです。
であれば考えられることはただ1つ。この方が、失敗が怖いために、最初から正解を求めており、そんな心理的なパターンに陥っているということです。
なぜ人は失敗するのが怖いのか?

なぜ私たちは、そんなにも失敗が怖いと感じるのでしょうか?
逆にいつから、そんな失敗を恐れるようになってしまったのでしょう。
いつの間にか失敗を恐れている
あなたもきっと覚えているように、私たちは生まれて間もない幼い頃は、失敗することを恐れてはいませんでした。
私が思い出すだけでも、保育園や幼稚園の幼少期や、小学校の低学年までは、さほど失敗を怖がっていなかったと思います。
ですが気が付けば、いつからか失敗が怖いと思うようになって、時には何かをしようとするだけで、予期不安を感じたりします。
さらには彼女のように、無意識に失敗しない方法を選択して、自分で決めることを避けてしまうようになっているです。
失敗が怖いと感じる人の3つのパターン
私がこれまでの経験から感じることは、失敗が怖いと感じる人には、この3つのパターンがあるということです。
1つは、過去の失敗で感じたショックや怖さが、心理的なトラウマとなり、同じような失敗を反射的に怖いと感じる人。
1つは、子供の頃に失敗したり間違ったことを、手厳しく怒られたり馬鹿にされることが多かったため、やることにプレッシャーを感じる人。
そして最後は、過保護な親のもとで育ち、最初から自分の意思で選択することが出来ずに、選択することに不安を感じる人です。
特に最後の人は、失敗するのが怖いというよりも、失敗した経験があまりにも少ないといえるかもしれません。
失敗が怖い人の心理的な3つの原因

この3つのパターンともいえる原因は、どれも結果的には失敗を怖いと感じるのですが、それぞれが違う心理的な問題となっています。
ではそれがどう違うのか、その点を少しくわしく見ていきましょう。
1、同じような失敗を反射的に怖いと感じる人
トラウマが原因となている方は、何かをしようとした時に、自分で抑えられない反射的な怖さが蘇ってくる人です。
心の奥に、過去の出来事で感じた怖さをそのまま残していると、その出来事を連想するような切っ掛けだけで、怖さが突然蘇ってきます。
本来なら、時間と共に心も癒されるものですが、強いショックにより潜在的な緊張感が解れないことで、なかなか解消に至らない場合があります。
元々私たちは、怖いという気持ちを身構えることで我慢してしまうので、その怖さを抑え込む傾向が、返って悪循環を生んでしまうのです。
その結果、失敗が怖いというより、そのこと自体が怖いと瞬間的に感じてしまうのです。
2、予期不安やプレッシャーを感じる人
このタイプの方は、何かをやろうと思ったときに、失敗するイメージと嫌な気持ちが蘇ってくる人です。
これもある意味、ショックではないものの過去のトラウマが影響しており、失敗すると酷い目に合うとか、失敗すると否定されるという、嫌な気持ちが心に浮上します。
その結果、無意識に過度なプレッシャーを感じてしまい、成功するハードルがとても高く感じられて、失敗することばかり考えてしまうのです。
これは心理的に見れば、失敗が怖いというより、失敗するのが不安でたまらないという方が適当でしょう。
こちらの「急に不安感に襲われる人の心理的な原因とスピリチュアルな対処法」で紹介した、予期不安を感じるタイプの方です。
3、選択することに不安を感じる人
そしてこのタイプの方は、比較的自分が失敗を避けていたり、怖がっているとは認識していません。
この方は、幼い頃からすべてのことを、親が心配して事前に準備したり整えてしまうので、自分の意思で判断し行動するという経験が極端に少ないのです。
特に子供が失敗することを恐れて、何事においても親の判断で決めて育てていくと、自分の判断で心配や不安を乗り越えて行く経験が積めません。
その結果、いざ大人になってみたら失敗が怖いために、行動する前に人の意見を求めてしまったり、自分で判断することを避けて占いなどを頼ってしまうのです。
それは自分で判断して失敗するのが怖いため、人の確証や保証が欲しくなるのです。そして時には、自分の失敗の責任を心理的に背負いきれず、周りの人のせいにすることも在ります。
自分で出来る怖さの改善法

行動療法的な考え方なら、失敗しても大丈夫だと思える小さな失敗を繰り返すことで、失敗することに慣れて怖さを解消することもできるでしょう。
でも衝動的に蘇ってくる怖さや、無意識に避けてしまう部分は、なかなか自分では対処できないものです。
ですから、ここではいくつかタイプ別に、お勧めのフラワーレメディを紹介しておきます。まずは自分自身で取り組んでみましょう。
フラワーレメディを紹介する理由
こちらで紹介するフラワーレメディは、先ほどの3つのタイプ別に、失敗することへの怖さを癒してくれるものです。
予め持っている、失敗が怖いという感情を癒してしまえば、自然と物事を進めやすくなりますし、問題に直面したときの怖いという気持ちも減らすことが出来ます。
その上で、自分が出来ると思うことから実践して、少しずつ自信をつけていく、それが一番優しく無理のない改善法だといえるでしょう。
ですからまず最初に申し上げておくことは、根気強く自分の怖さの改善に取り組み、行動できるようになっていくことです。
その自分なりの取り組みが、失敗するのが怖いという不安を、心理的にも癒してくれます。
1、同じような失敗を反射的に怖いと感じる人の改善
このタイプの方は、過去のトラウマによるショックが原因ですから、そんなトラウマを癒して不安感を取り除くレメディが最適です。
スターオブベツレヘムは、過去のショックを癒して、感情的なバランスを整えることで、敏感に感じてしまう心を癒してくれます。
また、ロックローズを一緒にブレンドすれば、心の中に残っている怖さも減っていくので、自然と失敗が怖いという気持ちも和らいでいくでしょう。
このブレンドなら、怖さが減っていくとともに、悪い夢なども減りますから効果が解り易いと思います。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類をブレンドする際には、3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。

2、予期不安やプレッシャーを感じる人の改善
次に人前に出たり、何をかをやろうとする際に、過度なプレッシャーを感じて良いイメージが出来ず、怖いと感じるタイプの人です。
良くあるのは仕事のプレゼンなどで、何日も前から失敗するのが怖いと感じるタイプの方です。
そんな方は、まずミムルスを利用することで、予期不安の原因ともいえる心配感が減っていき、少なからず失敗が怖いという気持ちが軽くなっていくでしょう。
また一緒にセントリーをブレンドして利用すれば、自然と自信も付いてきて、周りの目や評価が気にならなくなってきます。
ただこのケースの方は、改善による変化が自分では解りにくいので、ジックリと時間をかけて改善に取り組むことを心がけてください。
3、選択することに不安を感じる人の改善
そして最初に紹介した彼女のように、無意識に自分で選択することを避けて、答えを求めてしまう人についてはこちらの2種類です。
アグリモニーを使えば、自分自身の問題に光をあてて、意識的に取り組めるようになります。
そして一緒にスクレランサスを使うことで、地に足が着き、自分の意思で物事を選択していけるようになるでしょう。
このブレンドを利用することで、自然と失敗することへの怖さが消えて、それと共に自分で物事を選択できるようになります。
そうなればもう、失敗するのが怖いという気持ちから、無意識に人に同意を求めたり、判断を委ねることは無いでしょう。
あなたが育った環境と子育てについて

ここまで申し上げてきたように、失敗が怖いと感じる原因のほとんどは、子供時代のトラウマや育ち方に在ります。
きっとそれはあなた自身も薄々感じてきたことでしょう。でもだからこそ、私たちがどのように子供に接するのか、それがとても大切だといえるのです。
大切なのは親が自分を癒すこと
例えばあなたが、子供が失敗するたびに感情的に怒鳴ったり、否定するような言い方をすれば、子供は自然と失敗が怖いと思うようになり緊張します。
例えばあなたが、子供が失敗することを恐れて過保護になり、すべてを準備して決めてしまえば、おのずと子供は自分で決められない子供になるのです。
私は以前に、こちらの「放任主義と過保護な母親ならどちらが良いの?子育ての3つのポイント」でも書きましたが、必要なことは子供を信頼することです。
そしてそのために必要なのは、親自身が持ってる不安を癒し、安心して子育てが出来るようになることでしょう。
子供が失敗するのが怖いという思いは、そのまま親自身が持っている、心理的な失敗することへの怖さに他ならないのです。
子供と家族のために自分を癒すこと
子供は良くも悪くも親の育てたように育ちます。でもだからと言って、すべてが親の責任で、親が子供の人生の責任を取れと言うのではありません。
ただ子供と家族のためにも、最優先で親が自分の心を整えることに取り組み、幸せな家庭を築こうと意識して欲しいのです。
私たちは決して完璧な親になれるわけではありません。それは私たち自身の親に対しても言えることです。
だからこそ、子供のためにより良い親であろうと意識して、最善を尽くせば良いのではないでしょうか。
そしてそんな親の姿を見せて育てることで、子供たちもきっと、同じように幸せな家庭を築こうと努力してくれるはずです。
↓ 次のページはこちら! ↓
同じ失敗を繰り返す人の心理的な原因とスピリチュアルな対策<仕事や恋愛など>
ホリーとワイルドオートは一緒に使ってもいいですか?