井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
先日、あるお母さんから、高校生の子供が勉強しないことに対してイライラしてしまうと、お問い合わせをいただきました。
そのお母さんは、勉強しない息子に勉強させる方法を、教えて欲しいと相談されたのではなく、このイライラは自分にも何かあるからだと、ご連絡くださったのです。
今回の記事では、そんな子供が勉強しないことに、ついイライラしてしまうお母さんのための、心理的な対処法をお伝えします。
この記事は、読んでいただければ、少なからず子供に対する気持ちが変わり、イライラ感が減るように書いていきます。
ですから、子供が勉強しないことで悩んでいるなら、ぜひ何度か読み返してみてください。
<目 次>
子供が勉強しないという相談
先日、ある高校生の息子さんをもつお母さんから、子供が勉強しないためについイライラして、態度に出してしまい、逆に自己嫌悪で落ち込むと相談をいただきました。
まずはそんないただいた内容と、私の回答を紹介しましょう。
お母さんからいただいた相談
まずはいただいた相談からです。
私からの回答
それに対する私の回答です。
井上です。内容を拝見しました。息子さんが勉強しないという生活態度について、気持ちが抑えられないのですね。
ご自身でもおっしゃられるように、まさにご自分の子供の頃が基準となっているので、なかなか気持ちが抑えられないのでしょう。その意味では、根本的なその傾向を癒すなら、インナーチャイルドを癒す作業が必要となります。
それは例えば、オーラ診断のようなセッションで、その怒りの理由を知り、録音内容を聞き返すことでも軽くなるでしょうし、私の開催しているセミナーに参加して、ご自分の心を整えることでも軽くなります。
こういわれると少し驚かれるかもしれませんが、その傾向はいずれ子離れに関する問題とも成り兼ねません。
ただ、現状が少しでも軽くなればいいのであれば、下記のレメディを使うと効果的でしょう。 このブレンドだけでも、意外と早く気持ちの変化が起きると思いますよ。
この相談から解るお母さんの気持ち
フラワーレメディについては、後ほど紹介しますが、このように子供が勉強しないことで、ついイライラしてしまうのは、親としては良くあることだと思います。
特にこのお母さんがおっしゃっていたように、子供が進学校で進級も危ういというのなら、なおのことでしょう。
きっと中学の頃に、頑張って受験して入った学校でしょうし、多少成績が落ちたからといって、すべてを投げ出してしまうような態度が、お母さんにとっても悔しいのだと思います。
それは確かに、お母さん自身のトラウマもあるでしょうが、きっと息子の高校受験を、母親なりに頑張って支え、応援してきたからでもあると思うのです。
だからこそ、自分ではいけないと解っていても、気持ちに歯止めがきかず、思わず厳しい態度になってしまうのでしょう。
いただいた内容で気になったところ
いただいた内容から、お母さん自身の気持ちはとても良く解りましたが、それと共に少し気になったことがありました。
それはこの相談からは、お父さんの意見が見えてこないところです。
これは私の個人的な見解ですが、きっとお父さんは仕事が忙しく家庭にあまり関われないか、子供が勉強しないでいても、あまり気にならないのだと思います。
きっと、このお母さんもご主人には相談されたことでしょう。
でもなかなか、子供の勉強について真剣に取り合ってもらえないため、なおさら自分が何とかしないとと、気持ちが入っているのかもしれません。
男としての子供の勉強に対する思い
私は自分自身、2人の子供を育ててきましたし、高校2年の娘はまだ子育て中です。
ですから、そんな子育てで起こる問題は一通り体験してきましたし、自分なりに対処してきました。でもそんな中で少し感じたことがあります。
それはお父さんと、お母さんの子育てに対する姿勢の違いです。
子供の勉強に対するご主人の姿勢
私に子供が勉強しないと相談してくれるお母さんは結構います。
それは中高生の子供が、受験をひかえているのに勉強をしないというものから、小学生で夏休みの宿題をやらないというイライラ感まで、本当にいっぱいあります。
ですから、そんなお母さんにいつも聞くのです。「お父さんはどうお考えなんですか?」と。
すると大体返ってくる回答は同じです。「主人が言っても聞かない」か「主人はほっとけって言うんです」のどちらかです。
お父さんはあまり積極的に子供に関わることはなく、お母さん任せか、子供任せで、あまり切実に悩むことはないのかもしれません。
私自身の子供の勉強に対する意識
かく言う私はどうだったかといえば、正直に言うと自分が勉強をしてこなかったので、子供に言える立場じゃないというのが本音です。
以前にも、その件ついては書いていますが、私の学生時代の成績といえば目も当てられないもので、一桁の答案用紙もざらでした。もちろん100点満点ですよ。(笑)
ですから、自分が勉強しない子供だったので、子供に対して「勉強しなさい!」なんて口が裂けても言えません。
逆に勉強している子供たちを見ると、「すごい、勉強するんだね。」と、それだけで褒めたい気持ちになります。
どちらかといえば父親である男性は、自分が好きで勉強してきたか、勉強してこなかったので、あまり勉強を重要視していないし、自分次第だと思ているのでしょう。
勉強への拘りが憤りに変わる
でも今回の女性のように、子供が勉強しないことで悩み、イライラしてしまうお母さん方は違います。
イライラするのは勉強への拘りがあるから
先ほどの私の体験もそうですが、やはり私たちは自分の子供の頃の体験を基準にして、物事を評価するところがあります。
自分が苦労して勉強してくれば、それが当然だと思いますし、自分が頑張ってきたのだからこそ、勉強しないでいい加減な態度を取ることに、とても腹が立つのです。
でもそれはあなたの心の中に、勉強することに対しての、強い拘りがあることを意味します。
それはあなたが、勉強することに思い入れが強かったから、蔑ろに出来なくなっているのです。
なぜあなたは勉強にこだわるのか?
ではなぜあなたは、勉強することに対して、それほど強い拘りがあるのでしょうか?
子供の頃のあなたを勉強へと駆り立てたのは、どんな気持ちでしょうか?
きっと勉強をして良い成績をとることは、あなたの中の手段だったと思います。それは子供の頃のあなたが、望むものを得るための、唯一の方法だったのでしょう。
だからこそ、勉強することはとても嫌だったけど、勉強しないと得られないから、辛くても、悔しくても、腹立たしくても、我慢して頑張ってきたのでしょう。
「自分にはそうするしかないんだ」と、そんな風に言い聞かせて、頑張ってきたと思うのです。
あなたの思いが言葉となる
でも、そのやりきれない悔しさと、辛かった思いが、今のあなたの中にも残り、勉強に対する拘りとなっているのです。
そして子供が勉強しない姿を見たときに、あなたの心を突き動かします。
「私はあれほど辛い思いをしてやってきたのに、なぜあなたは何もやらないの、なんでそんな簡単に投げ出してしまうの!」
そんな想いを秘めた言葉となって。。。
子供が無意識に求めるもの
それは子供の頃のあなたの心の叫びであり、子供の頃のあなたの素直な気持ちです。その思いは決して間違っていません。
勉強は手段で目的は違ったはず
あなたはそれだけ辛い思いをして、勉強に打ち込み、努力してきたのですから、その思いはあなたの本当の気持ちであり思いです。
でもそれは、本来は手段であり、あなたの望みではなかったはずです。
あなたが本当に望んでいたものは、勉強することや成績ではなくて、その結果得られると思っていた、ささいな一言でしょう。
きっとあなたが求めていたものは、あなたのすべてを受け入れ、認めてくれる、そんな一言だったのではないでしょうか。
幸せを得るための正しい方法
私たちは子供の頃に、親から認められ、喜ばれ、褒められることを無意識に望んでいます。
それは子供ながらの、本当に素直な気持ちで、ただ純粋な思いで、親に喜んでもらい、笑顔になって欲しいと望んでいるのです。
そのため時には、たった一度でも、褒められ、親が喜んで認めてくれることがあると、それが幸せを得るための正しい方法として心に刻まれます。
例えば、勉強で良い成績を取って、褒められるという体験なら、「勉強で良い成績を取る → 褒められて幸せ」と定義づけられます。
そして親の要望に応え、その結果を得るために、勉強をするという手段に邁進するのです。
勉強するという手段が目的になってしまう
でも最初はそんな、親に認められ、幸せで嬉しいという思いから始まった取り組みも、気が付けば、いつの間にかその目的は忘れられ、勉強をするという手段が目的になってしまいます。
さらには、あなたが辛い思いをしながらもそれに耐え、頑張れば頑張るほど、勉強することへの思い入れは強くなり、それが正しいこととして心に深く刻まれるのです。
その結果、それを蔑ろにして、子供が勉強しないでいる姿を目にすると、強い怒りや悔しさがこみあげてきてイライラしてしまう。
自分はあれほど辛い思いをして、頑張ってきたのに。。。と。
子供が勉強しないイライラへの対処法
ここまでの内容で、勉強しない子供を見たときの、私たちの心の動きについては、お解りいただけたと思います。
ではそんな、子供の頃の思いをどうすれば癒せるのか、先ほど挙げたフラワーレメディも含め解説していきましょう。
この記事を何度も読み返す
まず最初に申し上げるのは、もしあなたがここまでのこの内容を見て、自分の気持ちが理解でき癒されたとか、納得できたと感じるなら。
何度もこの記事を読み直すだけで、あなたの心は癒され、少なからず子供へのイライラは減っていくでしょう。
もしくは、子供が勉強しなくてイライラしたときには、思い返すかのように、この記事を読み直しても良いと思います。
この記事は心理的な観点から、あなた自身が自己理解を深め、癒されるようにと書かれています。ですから1度読むだけでも、少なからず心は整理されるはずです。
内なる子供の声を聴く
次に、子供が勉強しないで、イライラしてしまったときに、そのイライラ感を少し振り返ってみてください。
この記事を1度でも読んでいれば、その強い衝動に振り回されて、反射的に動いてしまうことに、多少なりともブレーキを掛けられるでしょう。
そしたら、自分のイライラをジックリと感じてみて、自分の中にいる、子供の頃の自分の意見を聞いてみてください。
子供の頃のあなたは、なぜそんなに怒っているのか?なぜそれほど勉強に思い入れがあるのか?何のために勉強をしてきたのか?
それが解ったなら、「ああ、そう思っていたんだな。」と、ただ受け止めてあげましょう。
その行為が、こちらの「やる気が出ない心をスピリチュアルに回復させる方法<自分を認める自己承認>」でも紹介した、自己承認としての癒しになります。
フラワーレメディでイライラや心配を癒す
これは子供が勉強しないという問題以外でも、子育てでイライラしてしまうお母さんには、特におすすめのレメディですから、よろしければ使ってみてください。
その上で、今回の問題も含め、自分のメンタルを癒して、もっと幸せで穏やかに成りたいとお思いなら、私のセッションやセミナーを受けることを検討してください。
おすすめのレメディは、インパチェンスとレッドチェストナットです。
インパチェンスは周囲の人へのイライラや、待てない気持ちを癒して、相手を信頼して待てるようになります。
レッドチェストナットは、家族への心配を癒して、安心できるようにしてくれます。
フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドする時には3滴×2種類で利用してください。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
子供が勉強するようになる方法
ではおまけとして、子供が勉強するようになる方法を、お伝えしておきましょう。これはあくまで私自身の体験談ですし、ありきたりのことだと感じるかもしれません。
ですが、私はこれが正攻法だと思っているので、子供が勉強しないとイライラするぐらいなら、ご自分でもこの方法を取り組んでみてください。
子供が勉強するようになる方法
私は確かに中学の頃の成績は酷いものでしたが、大学時代から社会人になっても、自分の興味のあることは、自分なりに本を読んで勉強してきました。
そしてその結果が、今のこの仕事にも繋がっていますし、こんなブログを書いているのも、その本を読んできた経験から来ていると思います。
でも振り返ると、私の両親は全く家では本を読まないし、勉強もしない人でした。(もちろん子供には「勉強しなさい!」とか、「宿題やった?」とは良く言う親でしたが。)
しかし自分が本を読むのには、ある人の影響があると解っています。
私が本を読む潜在的な理由
それは幼いころの私の面倒を見てくれた、母の友人の叔母さん夫婦の影響です。ご夫婦には男の子が居なかったので、息子のように可愛がってもらいました。
今でもたまに伺いますが、そのお宅のリビングには昔から大きな本棚があり、大量の本が入りきらずに溢れていました。
叔父さんは県の職員をしてましたが、とても本が好きで、よくリビングで本を開き一人で読んでいました。
その姿を子供の頃に見ていて思っていたんです。こんな風に本を読む大人って、とてもカッコイイなぁ~って。そんな大人になりたいって漠然と思っていました。
私が心から尊敬するカッコイイ大人の一人です。結局のところ、それが一番影響が大きいです。
親がやって見せることで子供は学ぶ
私は子供には「勉強しなさい!」とは言いませんが、私も妻も家で本を読んだり、勉強したり、学びに出かけたりしているので、子供はそれを見ています。
私たちは、勉強をすることを楽しんでいるし、その学んだことについて、子供たちの前でも話をします。
子供は勉強はするのは普通で、大人になっても勉強し続けるんだと理解して、自分がしたい勉強をしていきます。
時には私にどんな本を読んでいるのか聞いてきて、自分で読んでみたいと言って、部屋に持って行きます。親が勉強することは楽しいと、やって見せることです。
あなたやご主人が日ごろから家でも勉強して、学ぶことを楽しんでいれば、自然と子供は勉強するようになります。良くも悪くも、子は親を見て学ぶのです。
子供と共に親も成長していこう!
最後に子育てでイライラしたときに、思い出してほしいことを書いて終わりにします。
子育てで過去のトラウマを癒す
私たちは、子供が勉強しないでイライラしているとき、どうしてもそんな目先の出来事に囚われ、自分の中から湧き上がる衝動的な思いに、翻弄されてしまいがちです。
でもそんな心の動きに気付き、過去に傷ついていた幼かったころの自分を思いせたなら、あなたはその傷を癒し、手放すことが出来ます。
勉強することよりも、本当はただ両親に喜ばれ、認めてもらいたかっただけだったと思い至ると、その瞬間にあなたの過去のトラウマが消え去るのです。
子育てはまさに、そんな気付きをあなたに促してくれます。
子供はあなたの心を映す鏡
だからこそ、あなたが家族と向き合い、家庭を整えていくことは、自分の心を癒していくことに繋がります。
それは逆もしかりで、自分を癒していけば、自然と家庭も整うのです。
ですから、ぜひそんな気持ちで、子供たちと向き合ってあげてください。子供はあなたの心を映す鏡です。
そんな子供たちと共に、親も一緒に成長していきましょう。
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高校生の息子のことで相談させてください。進学校に通っていますが、勉強が嫌いでやりません。二学期に酷い成績を取り、進級も危ないのに、普段もほとんど勉強しないのです。
部活はバスケ部で、背も高いため、それなりに活躍して楽しんでいます。友達やクラスも嫌ではないので、学校には行きます。ただ、中学の時と比べて頻繁に具合が悪いと言っては学校を休みます。
私は、子供の頃からずっと優等生タイプで、なんでも頑張らなければいけない、いい成績でなければいけないと、一生懸命やってきたので、息子の考え方や態度、生活、全て甘いと思えて、ついつい強く当たってしまい、自己嫌悪に陥るということを繰り返しています。
なんとかそこから抜けて、お互い幸せな気持ちで毎日過ごしたいのです。こちらのサイトにはインナーチャイルドのことが書かれていて、もしかしたら私もそうなのかな、と思いました。何かアドバイスをくださったら嬉しいです。どうかよろしくお願いいたします。