井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
私の会社では、メンタルヘルスに役立つ、癒し系の雑貨を専門で扱っていますが、そんなお店によくお越しになるのが、夜に眠れない方です。
特に多いのは、仕事で疲れているのに、何日も眠れないと感じている方で、寝付きが悪いだけではなく、寝た感じが全然しないと相談に来られたりします。
みなさんお薬とは別な方法で、この不眠症に対処できないかと考えて、何か役立つ癒しグッズがないかと探しに来られるのです。
ですから、今回の記事では、そんな疲れているのに眠れない人のために、今すぐ出来るスピリチュアルな対処法を紹介しましょう。
さらには、即効性のある癒しグッズなども、一緒にいくつかご案内するので、長い間寝れていないとう方も、一度試してみて下さい。
<目 次>
眠れないと相談に来られた事例
まずは、先日お店にお越しになった女性の、眠れないという相談から紹介しましょう。
彼女はお店に来ると、パワーストーンのコーナーを一通り見まわしてから、レジのところにいた私のもとへと相談してきました。
不眠症がパワーストーンで対処できるか?
彼女はここ数日の間、不眠症で悩んでおり、眠れる効果のあるパワーストーンを探しに来たというのです。
私が2,3お話を伺うと、身体は疲れているのに、もう数日眠れないと、その状況を簡単に教えてくれました。ですから。
パワーストーンをお求めとのことですが、あまりに眠れない時には、ハーブティーやフラワーレメディ、アロマテラピーの方が効果がありますよ。
もう何日も、眠れない状態が続いているようだっので、さらに効果的だといえる、他の製品で取り組むことを勧めたのです。
リラックスさせてくれる石なら役立つかも
でも、どうしてもパワーストーンが欲しいと言われます。
ですから色々と思案した上で、リラックスして眠れそうな石を、何種類か紹介しました。すると。。。
ネットのスピリチュアル系のサイトで、「スモーキークォーツ」が良いと見たのですが、どれでしょうか?
と言われ、結局、スモーキークォーツを手にして、喜んで帰っていきました。。。
スモーキークオーツは魔除けの石なので、あるとしたら、天然石に守られているというプラシーボ効果で、眠れるぐらいなのですが。。。
眠れないという問題の7つの段階
相談はされたものの、こちらのアドバイスは必要なかったのだなと思いつつ、心理の専門家としての立場から、それで眠れるようになるかといえば、正直難しいと感じています。
運気の向上なら、確かにパワーストーンも有効です。
でも、疲れているのに眠れないというほど、精神的に問題が起きているなら、もっと具体的に効果が期待できるものを使った方が、早く眠れるようになるのです。
対処法はその眠れない程度が重要
私は本当に多くの方から、不眠症に関する相談を受けますが、一言で「眠れない」といっても、その眠れないという程度によっては、対処方法は全く異なります。
「眠れない」と言っても、最近、ちょっと寝付きが悪いという人も居れば、数日間一睡もできていないという、精神的に疲れ切った人までいます。
本当に、眠れないという問題は人それぞれで、不眠の程度が全く違っており、その状況によって、問題の大きさが異なってくるのです。
誰もが日常的に体験している軽い不眠から、対処に緊急性を要する重度の不眠症まで、様々な状態があるといって良いでしょう。
眠れないという人の7つの段階
そんな不眠の問題を、軽度〜重度までいくつかの段階に分類すると、以下の7段階となります。
- ここ2,3日あまり眠れていない
- 寝つきが悪く3時間程度かかる
- 眠っていても夜中に何度も起きる
- 何年もグッスリ眠れた気がしない
- 時折睡眠薬を利用するときがある
- 睡眠薬を常用している
- もう1週間以上全く眠れていない
1~3番が、誰にでも時折り起きる軽度の不眠で、7番に行くほど、疲れているのに眠れないなど、精神的な負担が大きくなってきます。
そこで、せっかくなのでこの機会に「眠れない時のスピリチュアルな対処法」について、詳しく解説していきたいと思います。
これは私が、心理とスピリチュアルの両面から、眠れない人の状態を観察して導き出した、自分ですぐにできる具体的な対処法です。
睡眠障害の原因である2つのタイプ
私たちが、疲れていてもなかなか眠れないという問題の、心理的な原因は緊張とストレスです。
ですからそんな不眠症には、大きく分けると2つのタイプがあるといえるでしょう。
- 緊張が慢性化してリラックスできない。
- 心配や不安なことが在り考えて寝付けない。
なお、なぜ人が眠れなくなるのか、その心理的な仕組みについては、詳しくはこちらの「もう寝る前の考え事はやめたいという人の心理的な原因」で解説しています。
今回の記事では、眠れない時のスピリチュアルな対処法について、詳しく解説していきますので、その心理的な原因についてはさほど触れません。
不眠症の心理的な原因を書いてしまうと、記事がとても長くなってしまうので、今回は対処法や注意点など、すぐに必要な情報に限ってお伝えします。
眠れない時のすぐにできる対処法
では早速、疲れているのに眠れない時のスピリチュアルな対処法を、詳しく紹介していきましょう。まず最初にお話しするのは、何もなくてもすぐに出来る簡単な方法です。
このやり方が効果があるのは、先の1~5までのまだ自然と眠れる時がある方です。
6,7のお薬を常用されている方については、後ほど詳しく別な対処法をお話ししますので、まずは自分が何番に該当するのかをチェックしてみてください。
すぐに出来る眠れない時の対処法
結論から先に申し上げておくと、すぐに出来る眠れない時の対処法とは、「簡単な瞑想法」です。
至って簡単で、誰でもすぐにできます。まずそのやり方を紹介した後に、それがなぜ役立つのかを説明しましょう。
<眠れない時の瞑想法の手順>
- リラックスできる背もたれのある椅子に座る。
- 足をペタリと地面に着けます。
- 目を軽く閉じます。
- ゆっくりと深い呼吸を繰り返す。
- 心の中で呼吸の回数を1から数えいていく。
- 別なことを考えてしまったら1から数え直す。
これをおこなっていると、次第にウトウトしてきます。
ポイントは、そのまま眠れてしまうほどリラックスできる、ソファーなどに座ることがお勧めという点です。
それと、呼吸は無理しない程度でいいので、可能な限りゆっくりと長く1回の呼吸を行うように心がけましょう。
対処法をする上でのポイント
この「眠れない時の瞑想法」を始めてしばらくすると、やるのが面倒になったり、落ち着かないなど、もう止めたいと感じるような、否定的な衝動が湧き上がってくるでしょう。
少し続けていると心の抵抗が出てきて、じっと座っていることに苦痛を感じたり、投げ出して止めたい気持ちになってくるのです。
ですがそんな時には、逆に「効果が出てきてる」と思ってください。
その落ち着かないフィーリングが、まさにあなたがリラックスすることを妨げている、原因のエネルギーが浮上して浄化が始まった時なのです。
その浄化されているエネルギーとは、スピリチュアルに言うなら、これまでに身体と心の中に溜まっていた、ストレスのエネルギーだといえます。
日常で無意識に我慢してきた感情のエネルギーが、心の奥から浮上して、身体から抜けている時なのです。
眠れない時の瞑想法のスピリチュアルな仕組み
この方法は、落ち着かない心と身体の状態を、強制的に落ち着かせることで、リラクゼーションを促し、ストレスを浄化するためのワークです。
私たちは横になって寝ている時よりも、座っているときの方がリラックスでき、ストレスを解消し易いといえます。
その理由をスピリチュアルな視点から言うなら、エネルギーが背骨を通って流れだすため、心身の代謝が良くなるからです。
その結果、身体と心に溜まっていた潜在的なストレスが、表面意識に浮上して浄化されるのですが、その過程で先ほどの様な、落ち着かないフィーリングを感じます。
そして、そのままの姿勢で座り続けることが、とっても辛くなるのです。
座っていることが嫌になってきたり、身体を動かしたくなったら、浄化が始まって、効果が出てきたと思ってください。
なお、身体を動かして座り直すぐらいは、動いても大丈夫ですよ。
さらに瞑想の効果をUPする方法
ですから、この「眠れない時の瞑想法」をやるのが嫌になってきたら、少し我慢をしてでも座っていることです。
これは常日頃、無意識にストレスを溜めている人ほど苦手なワークで、逆に嫌な気持ちが出てこないなら、ウトウトするまで継続してみてください。
ウトウトしたらすぐに横にはならずに、そのまましばらく座っていると、さらに浄化が進むでしょう。ソファーなどに座ったまま寝てしまうのはOKです。
そして、そのワークを寝る前に毎晩繰り返すことで、気が付けば自然と力が抜けて、眠れるようになります。まずは何日か継続して取り組んでみてください。
最初はウトウトするまでに、結構時間が掛かると思いますが、慣れるほどリラックスしやすくなって、短時間で眠くなってきます。
「座ると逆に目が冴えてくる。」という人も、そのまま座っていてください。時間がかかりますが、次第に気持ちが緩んできます。
癒しアイテムを使った眠れない時の対処法
ここからはさらに強力に、癒しアイテムを使った眠れない時の対処法をご紹介しますが、これは先の眠れないレベルの1~6までの人が対象となります。
ただ5、6の方は睡眠薬を利用されていますので、後ほどお薬との関係についても詳しくお話しします。
眠れない時に役立つ癒しアイテム
眠れない時に役立つ癒しアイテムには、いくつかの種類があります。
まずはそちらをご紹介しましょう。
- パワーストーン
- ヒーリングミュージックCD
- アロマテラピー
- ハーブティ
- フラワーレメディ
こちらでは代表的な5種類について、それぞれ詳しく紹介していきます。
1.パワーストーンで安眠
パワーストーンは、それ自体がとても小さく繊細なエネルギーを持っています。
ですから、この癒しアイテムを使った効果としては、精神的な支えの役割を果たすのがメインです。先ほどのフラシーボ効果のようなものです。
疲れているのに眠れないなら、利用するパワーストーンの種類としては、おおむねリラックスを促すものか、不安感を癒すお守り的なものが良いでしょう。
特に不安を感じて寝付きが悪いなら、こんなスピリチュアルな取り組みの方が、効果が高いかもしれません。安心できる心の支えとしての効果があると、考えてください。
なお、寝ているときには身に着けず、枕元に置いておく方がお勧めです。
2、ヒーリングミュージックCDで安眠
ヒーリングミュージックも、基本はリラックスできるように促すのがその効果です。
潜在意識にアプローチする音楽として、いくつかの種類がりますから、自分に合ったものを選んでください。BGMとして利用するときには、耳障りでないものが最適です。
- アルファ派オルゴールCD
- 自然音入りのリラクゼーションCD
- スローテンポなサロンミュージック
- 寛ぎの時間を演出するヒーリングCD
- メンタルケアを優先したCD
どんなCDが良いかは、こちら「ヒーリングCD」より、気になるものをお使いいただけば良いでしょう。
利用する上でのポイントは、すぐに眠れるようにならなくても、毎日継続して利用することです。それにより、徐々に潜在意識に効果が浸透していきます。
3、アロマテラピーで安眠
芳香療法や沐浴法など、アロマテラピーは嗅覚から身体と心のリラックスを促します。
眠れない時にお勧めの香りとしては、ラベンダー、クラリセージ、マジョラムなど、心に安らぎを与えてリラックスさせてくれる種類です。
最近では特に安眠用にブレンドされた「夜用リラックスブレンド」など、ラベンダーとオレンジの香りをブレンドしたものが市販されています。
アロマの香りはブレンドすることで、深みを増したり相乗効果もあるので、こちらを利用するのもお勧めです。
アロマテラピーなら、あまりスピリチュアルに実感が湧かない方でも、安心してご利用いただけますよね。
使い方は、エッセンシャルオイル(精油)を、アロマランプなどを利用して揮発させる芳香療法や、お風呂に10滴以内のオイルを垂らして入浴する、沐浴法がおすすめです。
4、ハーブティで安眠
さらに、眠れない時に役立つ安眠のハーブティーなら、代表的なものはカモミールのハーブティーです。緊張感を解して気持ちを落ち着かせる鎮静効果があります。
このハーブティーを、寝る前に時間をかけてゆっくりと飲むのが、ハーブティーを利用する時のポイントです。
ハーブティーだと、どうしても薬湯のような、独特の風味の物が多いのですが、こちらの「ムーンガーデン」ならアップルフレーバーで、比較的飲みやすくなっています。
また、味は昔ながらの薬湯のようですが、効能を優先する場合は、こちらの「カモマイルナイト」がお勧めです。
次に紹介する、フラワーレメディと一緒に利用すると、なおさら効果的ですよ。
特に、疲れているのにいつまでも眠れないという時には、このハーブティとレメディの組み合わせが、心と身体をリラックスさせてくれます。
5、フラワーレメディで安眠
フラワーレメディとは、花の朝露を利用した、心を癒す花の療法です。
38種類があり、それぞれが特定の問題に対して、心を癒してくれる作用があります。
眠れない時のフラワーレメディの種類については、ホワイトチェストナットとバーベインの2種類を、ブレンドして使うのがおすすめです。
ポイントとしては、使い始めは頻繁に利用することで、早めに効果が得られます。その上で、眠りが安定したと思えるまで、お使いいただくと良いでしょう。
フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類をブレンドする際には、3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
癒しアイテムを使った対処法の注意点
寝付きが悪いことが続いたり、数日間眠れないとなると、多くの方は当然のことながら、すぐに結果を求めたくなるものです。
疲れているのに眠れないのですから、その気持ちはとても良く解りますし、不眠症かもと思えば、なおさら焦ってしまう気持ちあるでしょう。
でもこれはお薬ではなく、代替療法としてのスピリチュアルな取り組みなので、その点で少し注意いただきたいことがあります。
安眠アイテムを使う際の注意点
最初にご注意いただきたいことは、1、2度使ってハッキリと結果が出ないからと言って、すぐにあきらめて、別なものを試さないようにです。
あくまでこちらの癒しアイテムは自然療法で、リラックスを促してくれるものですから、使ってすぐに結果が出るようなものではありません。
短くても2週間は利用して、効果効能を見てください。
少しずつ役立ち始めても、途中でやめてしまっては無駄になりますし、それではどの癒しアイテムを使っても、いい結果が得られません。
自分で眠れるようになるためのポイント
メンタルな問題はもちろんですが、私たち人間は、調子が良い時にはそれが自然で気にならず、調子が悪い時にはとても気になるものです。
ですから多くの方は、少しぐらい眠れるようになっても、全く眠れない日があると、すべてがダメだったのような、否定的な気持ちに捕らわれて、投げ出してしまいがちです。
ですから、安眠アイテムを使って改善を促すときには、必ずカレンダーや手帳などに、その日の状態をチェックするようにしましょう。
例えば「◎、〇、△、✖」で、その日に眠れたかを表してもいいでしょうし、リラックスできているか、寝起きの状態の良さなどを明記しても良いでしょう。
この不眠症の問題に限らず、代替療法としてのスピリチュアルな取り組みをするときには、そんな大きな視点で、問題の改善に取り組むことが大切です。
異なる刺激で安眠を促す
私は心理療法の専門家として、五感の他の感覚を刺激する、別な種類のアイテムを2つ以上組み合わせて使うことをお勧めします。例えばこんな組み合わせです。
- アロマ(嗅覚)+CD(聴覚)
- フラワーレメディ(エネルギー)+ハーブティ(味覚)
- アロマ(嗅覚)+パワーストーン(心)
- CD(聴覚)+ハーブティ(味覚)
全く異なる2種類の刺激を与えることで、心と身体を揉み解すかのように、安眠を促していきます。
自分が気に入った物を、組み合わせて使えば、相乗効果も期待できるので、なおさら結果が出やすいでしょう。
人それぞれ、効果が高い感覚器官があるものです。ですから、まずは自分に適していると思えるものから利用してみてください。
眠れない時に睡眠薬を利用されている方へ
ここから先は、5、6番の睡眠薬をご利用いただいている方にお話しします。ちなみに私はお薬ついて、必要であれば使うべきだと考えています。
特に睡眠薬は、肉体や脳の疲労を回復するために役立ちます。それに何よりも、疲れているのに眠れない日が続くときには、この脳の疲労回復が最優先なのです。
これは心理やスピリチュアルの視点から見ても、とても重要なことだといえます。
心の回復にはリラックスする必要がある
ただ、睡眠薬を利用するだけではなく、それと同時に、自然と眠れるようになるための取り組みもしていきましょう。
睡眠薬を使えば、肉体的な疲労は回復しますが、心に溜まったストレスを解消するためには、リラックスできるようになる必要があります。
お薬による眠りでは、ほとんど夢を見ないので、心の自然治癒力が完全に働けないのです。
心の疲れを癒すためには、安心して自然と眠れるよになる必要があり、そのためにも、お薬だけではなく、先の対処法に取り組んでください。
不眠症で睡眠薬をお使いの方なら、お薬で眠れても、精神的な疲れが取れていないことは、なんとなくお感じのことでしょう。
寝ている時に見る夢には、心を癒すスピリチュアルな効果もあるのです。
慢性的に眠れなくて睡眠薬を利用されている方へ
ですから、もしあなたが慢性的に眠れなくて睡眠薬を利用されているなら、自然と眠れるようになるために、心がリラックスできる取り組みを行いましょう。
そこで、最も手軽で結果が出やすい改善法を申し上げるなら、それは間違いなくボディワークを受けることです。
アロマトリートメント、整体、マッサージ、鍼灸などのボディーワークは、それを受けることで、肉体の緊張感を、ダイレクトに解していくことが出来ます。
寝付きが悪い時や、なかなか眠れない時には、心と身体は強張り、気が付けば慢性的に緊張状態が続いているものです。それを強力に解除するのが、ボディワークだといえるでしょう。
基本的にお医者さまは、不眠症の人がボディワークを受けたり、ヨガを始めるなど、リラックスするための取り組みを行うことを支持してくれます。
自分でリラックスできる生活習慣をつくることは、高血圧の人が食生活を見直すのと同じぐらい、大切なことなのです。
スピリチュアルな視点からのリラックス
私は「スピリチュアルなオーラの第0層について」でも、肉体はオーラの第0層ですよと話しています。まず身体がリラックスできないと、心はリラックスできません。
スピリチュアルな言い方をするなら、心の緊張にかかわる「感情」や「思考」は、オーラのさらに上の第2層、第3層以上にあるからです。
ですからあなたが、最短でその慢性的に眠れないという問題を改善したいなら、ボディワークから取り組むことが一番現実的で、取り組みやすい方法だといえます。
それと共に、先ほど紹介した癒しアイテムを使い、日常でもリラックスできるようにしていけば、改善した後も、その良い状態が続きやすくなります。
これは重要!眠れない時に大切な確認事項
それではここで、さらに重要なことを話しておきます。これは自分が軽度だと思っている方も、念のため目を通しておいてください。
不眠症で緊急を要するケース
疲れているのに眠れないとか、最近寝付きが悪いというお客様が来店した時に、私が最優先で確認することが1つ在ります。
それは一言で眠れないと言っても、その眠れない状況によっては、緊急を要するケースがあるからです。
そのケースとは、すぐにお医者様の診断が必要な状況で、最初に書いた眠れないレベルの7の方です。
これはお店に来た方で、眠れないと言われる人に、スピリチュアルな安眠グッズを紹介する前に、必ず確認します。
慢性的に成り易い眠れない状態
眠れないという方にお話を伺うと、比較的、慢性的に眠れない状態が続いている方が多いと言えます。
誰しも1日,2日眠れないだけなら、あまり気にしないと思いますが、それが1ヶ月、2ヶ月と続くと、心配になってくるのです。
私が、疲れているのに眠れないと相談されてきた方のお話を伺うと、大体、半数以上の方が慢性的に眠れず、数年前からその状態が続いていると言います。
みなさん自分なりにいろいろと対処されながら、今まで眠れないことを我慢してこられたのです。
眠れない時に緊急を要するケース
そこで私が最初に確認すること、それはその方の眠れていない期間です。これは大切なことなので、あえて具体的にここで話しておきます。
もしあなたが「10日間近く一睡もできていない」と感じるなら、取り急ぎお医者様へ受診しましょう。特に何らかの「幻聴」を聞いていたりするならなおさらです。
その場合は早急に、心療内科か精神科のどちらかの病院へ赴いて、睡眠薬を処方していただきましょう。もし行きずらいなら、内科か婦人科に相談されても良いでしょう。
大切なことは、至急お医者様の診断を受けて、睡眠薬などのお薬を処方していただき対処することです。
今では軽い睡眠薬なら、薬局などで市販されていますが、眠れないという問題を、薬に頼らずに自分で対処しようとして、逆に悪化させてしまう人がいます。
そんな時には、無理せずにかかりつけ医にまずは相談しましょう。
なぜ緊急性が必要かなのか?
なぜ10日間というかといえば、それはその10日間が、ほぼ身体の限界だからです。私たちが一睡もせずに、心と脳が耐えられる限界が、約10日間程度なのです。
あなたはご存知でしょうか?ギネスブックでは不眠記録が、あまりにも人体に対して危険だとして取り消され、認められなくなっていることを。
もしあなたが、10日間休まずに身体を酷使し続けたら、骨や靭帯、筋肉に大きな後遺症が残りかねない損傷を追うでしょう。
それと同じように、10日間寝ないでいるということは、心と脳を酷使し続けるのと変わらないのです。
極度に眠れない時に起きる現象
確かに、寝付きが悪いとか、疲れているのに眠れないといっても、私たちは瞬間的な睡眠を、無意識に何度も取っているものです。
ですが、眠れていないと感じるような浅い睡眠では、日中の疲れやストレスを、完全に解消することは出来ておらず、次第にそれらのストレスが脳と心に蓄積してしまいます。
その結果起こるのが、幻覚が見えたり幻聴を聞くなどの、イレギュラーな現象です。
それはあなたの脳が、極度の疲労ですでに通常通り機能できていない状態なのです。
必要であれば早急に病院に行くこと
ですからそんな時には、まずはお医者様にお薬を処方していただいて、対処する必要があります。脳を休ませるための睡眠が最優先で必要なのです。
そしてそれからでも、自然療法的な取り組みで、心と身体の緊張をほぐして、自然と眠れるようにはなります。
ですから、まずはその点だけは注意して置きましょう。
2,3日眠れないぐらいの不眠症なら特に問題ありませんが、10日や2週間近く殆ど眠れていない時には、一人で我慢せずに早急にお医者様に相談することです。
眠れない時にできる対処法のまとめ
この「眠り」については、とても大切なことなので、今回は長くなることを覚悟した上で、あえて詳しく書き留めておきました。
眠れない問題を一人で抱え込まない
どうしても、この眠れないという問題だけは、一人で悩んでしまう人が多いようです。
それはどこかで「辛いけど多少眠れないぐらいでは、人に相談できない。」と思ってしまうからなのでしょう。
それが2、3日程度なら、確かにさほど問題ではありません。
ですが長く慢性的に続いているときには、何らかの対処法を実践するか、シッカリと専門家に相談してください。
心の緊張を解す対処法
私も個人セッションなどで、疲れているのに眠れないという方の相談をよく伺いますが、そんな時には心理療法で、すべての緊張を強制的に解除していくワークを行います。
すると慢性的な緊張感が取り除かれて、力が抜けきったような脱力感を味わう方も多いです。
私たちは気が付いていないだけで、ほとんどの方が常に何らかの慢性的な緊張感を持っているのです。
ですから、今回紹介したスピリチュアルな対処法のように、自分の意識と身体を、シッカリとリセットできる習慣を、生活に取り入れましょう。
そうすれば自然と眠りは深く、心地よいものになって、起きている時にもなおさら現実を楽しめるようになるのです。
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何度も同じ夢を見る心理的な理由?怖い夢や同じ場所の夢について解説
ここ1,2ヶ月あまり寝つきが良くなくて、眠れていないんです。パワーストーンで眠れるようになる石とかは在りますか?