井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
私は日頃の生活の中で、時折デジャブとして、自分の前世を知ることがあります。
もともと人のオーラや前世を見る、オーラ診断というワークをやっていますから、何かの切っ掛けで、周囲の人の前世を見ることも在るぐらいです。
自分の前世での生き様を知ることは、現在の自分の在りように、様々な気付きを促してくれる、とてもとてもスピリチュアルな体験だといえるでしょう。
今回の記事では、私自身がどのようにして、デジャブから自分の前世を知ることが出来るのか、その実例をお話しした上で、自分の前世を知る簡単な5つの方法を紹介します。
もちろん、あなたもデジャブを感じたときに、どのように前世を読み取れば良いのかもお伝えしますので、ぜひ実践してみてください。
少し長めの専門的な記事になりますが、自分の前世を知るためには必要なことなので、その点はご了承ください。
<目 次>
自分の前世を知ることとは?
私が多くの人の相談を伺い、それぞれの問題をスピリチュアルな視点から観察すると、私たちの心が、無意識のうちに前世の出来事を思いだし、行動に反映していることが解ります。
こちらの「前世の記憶を思い出す意味とは【前世体験の実例集】」でも、何気ない習慣が前世からの影響であることを、幾度となく紹介してきました。
オーラ診断で前世の記憶を知ること
実際に、オーラ診断などのスピリチュアルなワークを受けて行くと、日常で好んでおこなう習慣の原因とも言える、自分の前世を知ることができます。
それはとても興味深い体験ですが、その前世を知ることになった多くの方は、自分がその習慣で感じていたフィーリングと、前世の体験がピッタリと合致するので、自分の前世だと実感を持って受け取れるのです。
それと共に、ずっと解消できなかった、恐怖症などの心理的な問題を、手放してしまう人もいます。
ほとんどの方は、自分が知ることになった前世について、「なるほど、確かにそうかも」と、自然と納得できるのです。
前世療法で自分の前世に確信を持つ理由
私は前世療法も実践していますが、前世を見てゆくと、多くの方は自分の意識に蘇ってくる、その時代の体験を目の当たりにして、その人生で味わっていた様々な思いを追体験します。
ですから終わったあとに、「それがあなたの前世ですよ。」と、改めて言わなくても、みなさん「自分ならそんな前世を確かに体験していそうだ、なるほどそうだったのか。」と腑に落ちるのです。
今世の自分の生き様と、前世の自分の人生が、ピッタリと重なるような実感を味わい、それにより前世の記憶だと納得できるのです。
でも、その為には大切な準備が必要です。私が前世療法をおこなうに当たって、事前に年齢退行催眠を実施する理由がここに在ります。
自分の前世の記憶に確信をもつ方法
ですから、あなたが自分の前世を知りたいと望まれるなら、どのような方法で思い出すにせよ、思い出した前世の記憶に確信が得られるかが、とても重要に成ってきます。
ここでは、前世療法などのケースをもとに、どのようにすれば、その実感が得られるのかを解説しておきましょう。
蘇った前世に確信を持てるかが重要
前世療法のセッションで、自分の前世を知るために重要なのは、より多くの前世の記憶を思い出すことではありません。
重要なのは、催眠中に出て来た前世の記憶とされる映像を、自分の前世であると確信できることです。
前世療法を受けても、前世を思い出せなかったと言う方の多くが、実は前世の記憶が思い出せなかったのではありません。ただ浮かんできた映像が、前世の記憶だと確証を持てなかったのです。
なぜなら前世の記憶には、今世のあなた自身との繋がりがないので、具体的な実証が得られないからです。
前世の記憶に確信を持てない理由
例えば、もしあなたが、自分の幼少期の記憶で、忘れていた記憶を思い出したのなら、きっとそれが自分の過去の記憶であると確信が持てるでしょう。
それは現在の人生との繋がりが、登場人物である親や兄弟、住んでいた家などの環境として、明確に存在するからです。
兄弟の幼い頃が見えたり、幼馴染が蘇ってくれば、必然的にそれを自分の過去の記憶だと受け止められます。でも前世の記憶は違います。
前世の記憶には現在との物理的な繋がりがないので、突然浮かんできた映像やイメージを、自分の前世だとなかなか確信できません。
どのような方法であるにせよ、自分の前世を知るためには、このなかなか確信が持てないという点を、考慮する必要があるのです。
今世の自分と前世の自分を繋ぐもの
では前世療法においては、どのようにして、脳裏に浮かんできた来た映像を、自分の前世だと受け入れられるようにするのか?
そこで重要になってくるのが、年齢退行催眠で感じる、自分の感情でありフィーリングです。
年齢退行催眠では、幼いころの記憶と共に、その時に感じた気持ちや、フィーリングを再体験してもらいます。そしてその上で、前世の記憶を思い出し、同じように前世でのフィーリングを感じていただくのです。
すると、その思い出した前世の記憶に、明確な実感が持てるので、誰もが自分の前世であると納得できるのです。
ですから前世療法でも、自分の前世だと確信するためには、ただ記憶を思い出すだけではなく、明確な実感を伴う体験が不可欠だといえます。
日常でデジャブとして蘇る前世の記憶
ではここからは、自分の前世を知る方法をお伝えする前に、私自身が自分の前世を知ることと成った、そんな実体験のいくつかを簡単に紹介しましょう。
これは、日常で突然起きるデジャブから、前世の記憶を思い出すパターンです。
自分の前世を思い出すのは、こんな時ですよ。という具体的な実例です。
デジャブとして蘇る自分の前世の感覚
以前に私が、雨上がりの朝に左手に傘を持って、会社に向かって歩いている時です。
私はその数日前からの個人セッションを通じて、自分の人生に、強い確信ともいえる自信を得ることが出来ていました。「自分は人生でやるべきことが出来ている。」そう思いながら、意気揚揚と歩いていたのです。
すると、突然何ともいえないフィーリングに襲われます。それはデジャブといわれる「既視感(きしかん)」を感じたのです。
以前に同じような経験がある。。。同じような感覚を味わっている。。。そうまさに、同じように左手に何かを持って、こうして歩いていた。この左手の感触。。。この気持ち。。。
心の中から蘇ってくる前世の記憶
その瞬間、私の心の目には大きな屋敷の塀の前を、左手に布の袋をかぶせた日本刀を持って、意気揚揚と歩いている自分の前世の姿が写っていました。
まだ若く元服する前の青年で、袴を履いて、数冊の書物を手に、私塾に向かっています。空を見据えながら、自分が生きる道を得たと感じていました。
その時の私にも迷いがなく、同じように意気揚々と歩いていたのです。
武士の子供として生まれ、学問と剣術を学び、そしていずれは国の、御上の役に立つことが、自分自身の生きる道であり、世に役立つ人間になることだと。
その道を信じて疑わない、純粋な青年だったようです。
これが前世の記憶だと、私が確信できたのは、「意気揚揚と」という強い充実感や自信が在ったからです。
デジャブが起きて、自分の前世を思い出す瞬間とは、得てしてこんな充実感を味わっている時が多いといえます。
デジャブで前世の記憶が蘇る鍵
私がその日に持っていた傘は、ちょっと変わった傘でした。
黒の傘で、柄の部分がラバーで握り締められるグリップになっており、一般的な傘のように曲がっていないのです。まるで日本刀の柄のように、真っ直ぐな形だったのです。
そして、折りたたみの傘ではないのですが、専用の袋も付いていました。ですから袋に入れて手にもつと、まるで刀を手にしているかのような、そんな気分になるものでした。
その独特の持ち手の部分が、自分の前世を思い出す鍵となっていたのです。
心と身体が覚えている前世の感覚
私はその傘をとても気に入っていて、いつも大切に持ち歩いていました。
電車で椅子に座りながら、その傘を持つ時には、いつも肩に立て掛けるようにして、まるで刀に寄りかかるかのように、抱きかかえていたものです。
そうすると自然と安心できる気がしました。それは記憶としては残っていなくても、心がそのフィーリングを覚えていたのです。
まるで激しい戦のつかの間に、身を寄せるような安息を得た、そんな不思議と落ち着いた感じがしました。
デジャブとして、前世の記憶が蘇るときには、こんなフィーリングが起点となるのです。
デジャブによって、自分の前世を知る時には、この実例のように、強いフィーリングを感じている時の方が、簡単に確信が得られます。
違和感が前世の記憶を蘇らせる
自分の前世を知るための方法は、デジャブによる追体験のような、充実感の伴うものばかりではありません。
これから紹介するのは、私が趣味で始めた料理をしているときに、ある違和感から自分の前世を垣間見た体験談です。
料理をするときの何気ない違和感
ある時、煮物を作るのに、ジャガイモの皮を剥いていると、何とも言えない違和感を感じました。
1つは万能包丁で、ジャガイモの皮を剥くことに、なぜか言い知れぬ違和感を感たのです。
「何か違うんだけど・・・??(´・ω・`)」
そして剥き方も、リンゴを剥くかのようにクルクルと、ジャガイモを横に回しながら、剥いていたのですが、それにも言い知れぬ違和感が。。。
「やっぱり何か違う・・・??(*”ω”*)??」
自分でやっていても、どこかぎこちない様な、そんな不思議な違和感を突然感じたのです。
きっとあなたも、そんな違和感を感じたことが在ると思います。例えるなら、靴を左右間違って履いた時のような、なんとも微妙なフィーリングです。
違和感と共に思い出す前世の記憶
私はジャガイモの皮を剥きながら、自分の内側から湧き出すその違和感に意識を向けてみました。
するとそこには、小さな果物ナイフのようなもので、ジャガイモの皮を無心に剥いている、30代ぐらいの男性の姿が見えたのです。
これは、私が実践しているオーラ診断で、クライアントの前世を見るかのように、その違和感を起点にして、自分の前世の姿を垣間見た瞬間でした。
別な時代に、同じようにジャガイモの皮を剥いている私自身の姿。その頃の私は、小さな皮むき用のナイフを使って、ジャガイモの皮を剥いていたのです。
剥き方も、クルクルとリンゴ皮を剥くように、横に回すのではなく。縦に回しながら皮を剥いて、最後に残った皮を削ぎ取るような、大雑把な剥き方でした。
不思議とシックリと来るフィーリング
私はそのイメージを見て、改めて縦に回しながら、最後に残りを削ぎ取る手順で、ジャガイモを剥いてみました。
すると不思議なぐらい、その動作がシックリときて楽しくて嬉しいのです。なぜかとても嬉しくて、楽しい気持ちになって来る。
確かに万能包丁は大きくて、手に余る感じはするのですが、それでもとても楽しく皮が剥けます。そう、まるでもう何年もこの作業をしてきたことがあるような、いつもと同じという不思議な感覚です。
私がそれから、さらにそのフィーリングに意識を集中して、自分の前世の記憶を読み取ると、そのころに体験していた様々な出来事が解ってきました。
ドイツで男性として過ごしていた前世
どうやら私は、その前世ではドイツに住んでいたようです。多分ドイツでは、男性がキッチンで料理を手伝うのが当然のことだったのでしょう。
なぜかキッチンではなく食糧庫のような物置で、木箱に腰かけるようにして、バケツ一杯のジャガイモを剥いていました。きっと冬を迎える前にジャガイモを下ごしらえをして、保存していたのかもしれません。
家族が楽しそうに食事をしている姿を思い浮かべながら、今年もいいジャガイモが手に入ったと思い、嬉しそうにニコニコしながらジャガイモの皮を剥いています。
私がジャガイモを剥きながら感じていた、あの楽しさや嬉しさは、まさにその時に感じていたフィーリングであり、前世の記憶を宿したデジャブだったといえるでしょう。
あなたが日常で拘る仕草は、まさに前世から慣れ親しんできた体験だといえます。
日頃から瞑想に取り組んでいる人なら、そんな日常で感じたフィーリングを内観すれば、比較的簡単に自分の前世を知ることが出来るかもしれません。
前世の記憶が今世の日常に与える影響
ちなみに、このジャガイモの一件には、さらに驚くような続きがあります。
それから間もなく休みの日に、栃木県の那須にあるアウトレットモールに行った時のことです。その場所で私は、自分が思い出した前世に確信を得ることとなります。
何気ない自分の行動と感触を頼りに
妻の買い物について、アウトレットモールを歩いていると、数多くのショップの中に、キッチン用品の専門店を見つけたのです。
私は何気なくそのお店に強く惹かれる気がして、ふらりと立ち寄ってみました。
店内を見まわして、包丁などが展示されているところを何気なく覗いてみると、そこには先日、自分の前世のイメージで見た、あの小ぶりのナイフとそっくりなものがあったのです。
私は本当は料理をしても、道具に拘るつもりはさらさらなかったのですが、そのナイフを見ていると、やはりとても惹かれる感じがして、思わず店員さんに声を掛けました。
これ握ってみたいんですが?
すると親切にケースから出して、そのペティナイフを握らせてくれたのです。
自分のデジャブの感触を探る
それから、いくつかの似たようなサイズのナイフを持ってきて、握った感触を試させてくれました。
もう少し大きいサイズの方が、色々と使えて便利ですよ。このデザインはいかがですか?
と声を掛けて、アドバイスもしてくれます。
でもやはり何度握り直しても、最初に見たものが、自分が感じていたデジャブのフィーリングとピタリと合って、握っていると嬉しくて仕方ないのです。
結局その場で「これにします。」と言って、思わず買ってしまいました。
前世と現世が結びついた結果
それから家に帰り、そのナイフをケースから出して手にしてみると、やっぱり嬉しくて、ジャガイモを剥きたい気持ちに駆られるのです。(笑)
このナイフで切れるのは、ジャガイモとニンニクぐらいかな?なんて思いながら思案していると、ケースから1枚の取扱説明書がハラリと落ちてきます。
するとそこには、そのナイフの説明文が書かれていました。
「定評のあるドイツの伝統的なハンドルを、さらに手になじむように改良しています。ドイツ製ナイフならではの鍛錬技術が組み込まれた、ドイツブランドを代表する1本です。」
それが私が手にしたナイフでした。その後気付いたのですが、そう言えばメーカーの名前、「ZWILLNG(ツヴィリング)」て、ドイツ語じゃん。。。(大学でドイツ語を専攻)
ここで紹介したように、自分の前世を知るためには、自分の趣味嗜好から探っていくのも、1つの方法だといえます。
私たちは自然と、前世でなれ親しんできたことに、興味をもつのです。
何気ない習慣から蘇るその人の前世
では実例の最後として、オーラ診断ではどのように前世を見ていくのか、参考までに解りやすいケースを1つ紹介しましょう。
無意識にとる仕草には前世の雰囲気が出る
私たちが好んでとる行動には、何らかのフィーリングを味わうために、無意識に取る仕草があります。
先ほど紹介した私のケースなら、刀を手に持つような仕草、肩にかけて休むような姿勢、ジャガイモの剥き方などです。
それは今世の自分自身は気付いていないものの、前世でも同じような体験をして、安心や落ち着く気持ちを感じていた、そんなシチュエーションや仕草です。
私たちが、その得も言えぬフィーリングを味わっているとき、まさその瞬間に、自分の前世の雰囲気が身体全体から醸し出されているのです。
息子の行動から前世を知る体験
以前に9歳になる息子と話をしていると、何かの拍子にこんなことを言いました。
学校でテスト前に、ハサミで鉛筆を削っているととても落ち着くんだよ。
鉛筆削りだとすぐ終わっちゃうけど、ハサミで削っているとすごく落ち着くんだ。
私は知りませんでしたが、息子はハサミを開いてナイフのように持ち、テスト前に鉛筆を削る習慣があるようです。
私は何の気なしに「へ~」と話を聞いていましたが、その瞬間、私の心の目には彼の前世の姿が見えていたのです。
蘇った息子の前世の姿
どうやら息子は、前世でインディアンとして生きていた時期があったようです。
インディアン特有の小さなテントの中で、かがり火に顔を照らされながら、片手にナイフを持って、黙々と矢じりを削っている青年の姿が見えてきます。
翌朝の狩りに備えて、高ぶる精神を鎮めているのです。彼の獲物は大型の動物、熊やバッファローなんでしょう。
その姿から、命を掛けた戦いの場に赴く戦士が、自分の心を研ぎ澄まして行く、そんな儀式を行っているように見えました。
オーラ診断でも、その人の話を伺いながら、同じように前世の映像を見ることがあります。
それは話している内容自体が、その人の前世に関わるものだからです。
自分の前世を知る簡単な5つの方法
日ごろの生活の中で、私たちが何気なく取る行動や好む仕草には、間違いなく何らかの意味があり、私たちが忘れていた魂の記憶を呼び起こしてくれます。
そんな自分のフィーリングに意識を向けることが、最も容易に前世を思い出す切っ掛けとなるのです。今回こちらでは、5つの簡単に自分の前世を知る方法をご紹介しましょう。
1、明晰夢で自分の前世を知る方法
私たちが夜に見ている夢の中には、意識が目覚めた状態で見ることが出来る、「明晰夢」という夢があります。
この明晰夢には、時として自分の前世を追体験するような、肉体的な実感が伴うものがあります。きっと、もう体験済みの方は、思い当たる夢が在ることでしょう。
この肉体的なフィーリングが伴う夢は、多くの場合、自分の前世の出来事を思い出しているものです。
これは私の個人的な体験からくる見解ですが、特に前世の死の瞬間などは、明晰夢で追体験することが多いといえるでしょう。
こちらの「前世の夢の特徴!夢から前世の記憶を思い出す方法【実例紹介】」では、そんな前世の夢についても、詳しく解説していますよ。
明晰夢から、どのように自分の前世を知ることが出来るのか、具体的な方法を実例をもとに紹介しています。
2、デジャブで前世を知る方法
先に紹介してきたように、私たちは日常で感じるデジャブから、自分の前世を知ることが出来ます。ではその方法を、簡単に紹介しましょう。
まずは、もしあなたが日常でデジャブを感じ取ったら、その瞬間に、デジャブで感じたフィーリングに集中してください。
デジャブは、意識的にそのフィーリングを感じていないと、あっという間に消えてしまいます。ですから、そのフィーリングをシッカリと感じながら、こう自分に問いかけます。
「これと同じフィーリングを感じている場面を、あえて想像するとしたらどんな状況か?」
するとあなたの脳裏には、その質問の答えとも言える情景が、イメージされることでしょう。それがあなたの前世の姿なのです。
3、好む仕草や状況で前世を知る方法
日常でデジャブを感じることは、それほ多くないでしょうから、私が体験したのと同じように、あなたも自分が好む仕草や状況で、自分の前世を知ることにチャレンジしてみてください。
この方法なら比較的簡単に、起点となるフィーリングを感じることが出来ます。やり方は基本的にデジャブの時と同じです。
ただ違うのは、意図してその状況や仕草を体験し、その時に感じるフィーリングへと、意識を集中していきます。
その上で同じように、それと同じフィーリングを感じている場面を、あえて想像するのです。そして、イメージを膨らませていきます。
デジャブや好む仕草から前世を知るのなら、ポイントは、先に申し上げたように、思い浮かべた前世に確信をもてるかです。
その意味では、幾度となくチャレンジしてみて、やはり同じイメージが浮かぶとなれば、自分の前世だと自信が持てるようになるでしょう。
4、前世療法で自分の前世を知る
私たちが、自分の潜在意識の中に眠る、前世の記憶を見ていくためには、心を波一つない水面のように穏やかにする必要があります。
日々の心に浮かぶ雑念を取り除き、意識を自分の内側へと向けていく訓練が必要です。すると、波一つない静かな湖面に満月が映るかのように、私たちの前世の姿が蘇ってきます。
その状態を意図的に作り出して、体験してもらうのが前世療法です。
ですから、あなたが簡単に自分の前世を知りたいと望まれるなら、そんな前世療法を体験するのも、確実な方法だといえるでしょう。
ちなみに、私自身も最初に自分の前世を知ることに成ったのは、この前世療法でした。
こちらの「前世療法の体験談~私が経験した「失敗した人生」とは」にも、私自身の前世療法体験を紹介していますから、参考にしてみてください。
5、オーラ診断で自分の前世を知る
そして最後は、私のように人のオーラや前世を見る専門家に、自分の前世を教えてもらう方法です。
ここで重要になるのは、教えられた前世が、自分の前世だという確信が得られるかです。
ちなみに、私が実践しているオーラ診断では、あなたの日常や子供の頃の体験について、何も知らない私が語ることで、オーラ診断の精度に確信を持っていただきます。
その上で、あなたの前世についてお伝えするので、自分の前世だとある程度の確信が得られて、受け止められるのです。
ストレートに言えば、オーラ診断などで自分の前世を知るのが、最も簡単な方法です。
でもその反面、実感を得るという意味では、デジャブ、覚醒夢、前世療法の方が、自分で体験するので臨場感があり、強い衝撃を感じられるでしょう。
自分の前世を知る意味とは
いかがでしたか?ここまで私自身の体験談をもとに、自分の前世を知るための簡単な5つの方法を紹介してきました。
では最後に、こんなお話しをして終りにしましょう。
自分の前世を知る意味
あなたが自分の前世を知りたいと望み、そのための行動を取ろうとすれば、あなたはおのずと、自分の心の声に耳を傾けることに成るでしょう。
なぜなら、私たちの前世の記憶は、自分の内側にのみ記されている、転生の履歴にほかならないからです。
そのためには、今回私が紹介した実例のように、心を研ぎ澄まして、日常で感じる自分の繊細なフィーリングへと、意識を向けることが必要となります。
するとそれにより、あなたは自然と、自分が今世で何を望み、何を願うのかも知ることも出来るでしょう。
全てはあなたの内側にある
そう、自分の前世を知るという体験は、自己理解を深めて、より自分らしく生きていくことへと、繋がる気付きを与えてくれるのです。
ですから、心が深い安らぎで包まれる、そんな静かな時間を、日常生活の中で意図的に作るように意識してください。
すると、あなたの内側から、すでに忘れていた前世のフィーリングが蘇ってくるのです。後はそれを、今回お伝えした方法で、見定めていくだけです。
ですから覚えておいてください。前世の記憶と同じように、あなたの人生における疑問の答えは、すべてあなたの内側にあります。後はそれに気付けるように成るだけ、ただそれだけなのです。
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あなたが自分の前世を知るためには、この実感がとても重要です。
これがないと、どんな方法で前世を思い出したとしても、その記憶に確信が持てないために、思い出せたと感じられないのです。