
井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、乱れた感情を整える方法について、心理とスピリチュアルの視点から詳しくお話します。
私がセミナーで、いろいろな方の相談を伺っていると、時折、自分の心をいつも穏やかな状態に、整えておきたいという方が居ます。
でもその方の話を伺うと、感情に向き合う上で、1つの大きな落とし穴にハマっているのです。
そのために、なかなか自分の感情をコントロール出来ずに、返って感情に囚われて翻弄されています。
そこで今回の動画では、私たちが陥りやすい、感情に向き合う上での落とし穴についてお話しした上で、感情の整える方法についてお伝えします。
この動画を見れば、あなたも感情に対する見方が変わって、自ずと自分の心と冷静に、向き合えるように成るでしょう。
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感情とはエネルギー
まずは、スピリチュアルな視点で見ると、感情とはいかなるものか、その点からお話していきます。
感情に翻弄される私たち
多くの人が、自分の感情を鎮めて、より心穏やかな状態で、人生を送りたいと思っています。
中には、そのために心理について学んだり、スピリチュアルな取り組みをしている人も、居ることでしょう。
ですが日常生活の中で、様々な出来事があると、その都度感情は敏感に反応して、なかなか心を整えることができません。
何とか我慢して乱れた感情を鎮めても、それがストレスと成って、返って疲れ果ててしまうのです。
感情とは生体エネルギー
でもなぜ、そのような問題が起きるのかというと、そもそも感情とは、私たちの生体エネルギーに他ならないからです。
それは、活力や気力や意欲といわれる気持ちの、根源と成るエネルギーであり、それらの気持ちが発露する要となるものだからです。
ですから、感情を我慢したり抑えようとするほど、私たちの活力や意欲は減退してい行きます。
さらには、感情を抑えることに気力を使い果たして、何もやる気が出なくなってしまうのです。
どうすれば心穏やかに生きれるか
ではどうすれば、私たちは感情を鎮めて、より心穏やかに生きられるように成るのでしょうか。
その答えは、感情を抑えたりコントロールしようとするのではなく、感情が敏感に反応しない人になれば良いのです。
そうすればあなたは、感情的に成ることが激減するでしょうし、感情が湧き上がってきたとしても、それほど翻弄されなく成るでしょう。
すぐに感情は消え去って、いつまでもその気持を引きずるようなことも無いのです。
感情が敏感に反応しないために
ではいかにすれば、私たちは感情が敏感に反応しない人に、成れるのでしょうか。
感情が揺れる原因はトラウマ
これまで心理やスピリチュアルについて、学んできた人の中には、感情が敏感に反応するのは、私たちにトラウマがあるからだと、気付いている人もいます。
そしてトラウマを解消するために、心理的なワークに取り組んだり、自己ヒーリングをしたり、瞑想を実践しているのです。
確かに、その認識や取り組みは誤りではありません。ですがいかに自分を癒やしても、心は時として感情的になります。
するとなおさら、まだまだ自分には癒やしが足りないのだと考えて、さらに自分の心に取り組まなければと思うのです。
心理的な落とし穴とは
実はここに、1つの大きな落とし穴があります。
それはいずれは心が穏やかになり、ほとんどの時間を感情的にならずに、過ごせるように成るだろうという思い込みです。
感情が、ほとんど湧き上がって来ないような、心穏やかな人に成れるだろうという、期待ともいえるかもしれません。
でもそんな、心が揺れず感情的にならないことは、決して自然な心の状態ではありません。それでは、心をコンクリートで固めているのと、変わらないのです。
感情とは自然なもの
そもそも感情とは、私たち人間にとって、とても自然な情動であり、心の当然の反応だといえるでしょう。
例えるならそれは、天気に雨模様もあれば、快晴の日もあり、雪の日もあるように、大気の状態によって変化するのと同じです。
日常生活で、様々な刺激を受けていれば、心が揺れることも、感情が湧き上がることもあります。それが普通のことです。
ですがその上で、心が揺れても冷静に向き合える精神的な強さや、感情的になっても、それを受け流せるだけの胆力があれば、感情に翻弄されることはありません。
目指す感情を整えた生き方
そうすれば自分の心に向き合い、ストレスやトラウマを癒やしていくほど、感情が敏感に反応することは減っていきます。
心が揺れて、感情的に成ることが在っても、すぐに気持ちを整えて、冷静な自分に戻れるのです。
たとえ周囲の人が、感情的に成るようなことが在ったとしても、その状況に翻弄されることなく、穏やかな気持を保てるでしょう。
それが、私たちが目指す感情を整えて、穏やかな気持で生きることです。
乱れた感情を整える方法
ここからは、どうすればそんな穏やかな心に至れるのか、その方法についてお話していきます。
ここまでの内容を整理すると
それでは、ここまでの内容を簡単に整理しましょう。
- 感情とは生体エネルギーである
- 感情を抑えると気力が失われる
- 感情が敏感に反応しない人になる
- 敏感になる原因のトラウマを癒す
- 感情とは自然な心の情動
- 感情を受け流せる胆力を養う
以上となります。ここでは4、5、6について、どのように取り組むのかをお話していきます。
4、トラウマを癒す
まずは、感情が敏感に反応しないように、過去のトラウマを癒すことが1つです。
癒やし方は、カウンセリング、セラピー、ヒーリング、フラワーレメディ、心理的なスキルなど、多種多様な取り組み方があります。
どのやり方でも、トラウマを癒すことは可能ですから、自分が実践やすい方法を選んで、取り組まれるとよいでしょう。
どちらにしても、じっくりと自分に向き合って、1つずつ癒やしていく必要がありますから、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。
5、感情への認識を変える
ここまでの内容を見れば、感情が自然な心の情動であり、決して完全に消し去れるものでないことは、お分かりいただけたことでしょう。
スピリチュアルなことを言えば、私たちは感情を持つからこそ、この世界のおいて、より大きな幸福や不幸が体験できるのです。
その意味では、感情とは人生を味わうための、スパイスといっても良いでしょう。
ですから、感情に翻弄されたときには、改めてこの動画をご覧いただければ、再度感情に対する認識を見直せます。
6、感情に向き合う胆力を養う
自分の心に取り組んでいる人の多くは、感情を受容することで、それを手放せると思われています。
例えば、怒りを認めるとか、怒りを受け入れることで、その気持が解消され、コントロール出来るように成ると思われているのです。
ですが、それは違います。そのやり方では、やればやるほど怒りを感じた時に、その気持に巻き込まれ易くなります。
正しくは、感情を認めるとか受け入れるのではなく、感情があることを承認することで、心が揺さぶられない胆力を養うことが出来ます。
感情を承認する方法
では、感情をどのように承認していけば良いのか、その具体的な方法について解説しましょう。
怒りに対する自己承認
先程と同様に「怒り」の感情を例として、その受け流し方を説明していきます。
例えばあなたが、会社の上司との人間関係で強い怒りを感じ、今まさにその気持ちに打ち震えているなら、その気持を改めて承認します。
「ああ、自分は今すごく怒っているんだな。」そう自分に確認するかのように、心の中で語りかけましょう。
「確かに怒っているよね」など、何度となく自分のその気持に向かって、繰り返し語りかけていきます。
感情がどう変わっていくか
すると、最初にその怒りの感情が、一時的に高まる感じがして、その後に少しずつ減っていくでしょう。
そしたら、完全に消えてしまうまで、その語り掛けを何度となく繰り返していきます。
これはその場では難しいでしょうから、家に帰ってから改めて、その時の怒りを思い出し実践してもOKです。
それでも、その怒りの感情は浄化されるので、後日上司に在ってもさほど気にならなくなるでしょう。
ポイントは客観的に確認
ポイントは、あくまで自分の中にある感情を、客観的に確認するかのように、「在ることを承認」していくことです。
先に申し上げたように、感じ尽くそうとか、怒りを受け入れようと意識する必要はありません。
ただ、心の中に「怒り」の感情が在ることだけを、言語化して明確にしてあげるだけです。
怒り以外の感情でも、同じように明確化する語りかけをすれば、自ずと消えていくでしょう。
感情に囚われず生きる
いかがでしたか?今回は乱れた感情を整える方法について、心理とスピリチュアルの視点から、具体的にお話ししてきました。
これまで自分自身の感情に向き合っても、なかなか心の穏やかさを実現出来なかった人には、とても役立つ解説になったと思います。
では最後に、大切なことを1つお話して終わりにしましょう。
感情をコントロールしたい気持ち
私たちは、感情に贖おうとすればするほど、感情に心が囚われて翻弄されてしまいます。
そもそも、感情をコントロールしようという気持ち自体が、私たちのトラウマからくる、執着の思いに他ならないのです。
ですから、感情をコントロールしようとするのではなく、感情を快く受け止め、手放せる人になって下さい。
それが感情に囚われず、穏やかな心で生きるために、進むべき道筋なのです。
自己理解を深めると
あなたが自分の心に向きあい、その気持を承認していくと、いずれあなたはその感情の奥にある、本当の思いに気付けるようになるでしょう。
これは、内観といわれる自分を知る取り組みであり、自分の心の声を聞くことに他ならないのです。
そして自分の感情を受け止め手放すほどに、あなたは感情的になっている人の心の奥にある、本当の思いが分るようになります。
すると自然と、人が感情的になっていることを心から許し、慈しめるように成るでしょう。
自分を知ることは人を知ること
そう、自分を知ることは、結果的に人の心の移ろいを知ることに、繋がるのです。
それが、あなたが潜在的に知っていて、自ら進もうとしている心の成長であり、至ろうとしている1つのゴールです。
ですから、そんな自分の内なる望みを信じて、この動画の内容を参考に取り組んでみて下さい。
そして、自分一人では難しいと感じたときには、私に会いに来てください。きっとそれは、あなたにとっての転機と成るでしょう。
それが、私があなたと出会うべき、タイミングなのです。
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