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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
あなたは気付いていますか?
私たちの心の中では、意図していないのに、気が付けば否定的な言葉が出たり、人を疑ってしまったり、様々な言葉や思いが浮かび上がっています。
でももしその言葉を、自分の本心だと思い、自分を責めたり否定してしまうなら、それは違います。
私たちの心の中で囁く声、それは確かに意味があって心に浮上しますが、決してあなたの本心が疑いで満たされているからではありません。
それは私たちの心に溜まった、ストレスを浄化するために浮上する心の新陳代謝です。そんな人を疑ってしまう心理についてご紹介しましょう。
人を疑う心をもつお客様へのアプローチ


先日、ある方がレメディの問診を受けに来てくれました。
私がお店の奥にある自分のデスクで、パソコンに向かって仕事をしている時のことです。
会話から解るその人の心理的な傾向
レメディの問診を受けたいという小さな声が聞こえ、その声のあと、受付しているスタッフと、何やらお店でもめていました。
私はその声を聞くでもなく聞きながら、そのお客様のある傾向を、何となく感じ取りました。
それは彼女の心の中で渦巻いている気持ちの断片です。「なるほどな」 私は心の中で納得すると、そのままパソコンに向かって、また仕事を続けました。
きっとスタッフが、最後には困り果てて、私のもとへとやってくると思いましたが、そう成ってからで構わないと考えたのです。
出会う前に解ってしまう心理状態
レメディの問診を受けていただくと、最終的には私のところに声がかかり、私がお客様に話をします。
そしてしばらくすると、また何やらお店でもめた後、スタッフが問診票を手にしながら私のところにやってきて、困った顔で言いました。


私はその方が3枚目を書かない理由も、何となく察しがついていました。なので、


と声を掛けて問診票を受取り、お客様のもとへと向かったのです。
常に疑いと疑念が付きまとう不安
私が売り場に行くと、一人の小柄な女性が、周りをきょろきょろと、警戒しているかのように見回しています。
私は軽く挨拶をすると、問診票をめくって、3枚目を見せて言いました。


そんな風に聞くと、彼女はあれだけスタッフに言われても書かなかった3枚目を、私から受取り書いてくれました。
でももちろん、3枚目の記入欄の後半にある、「名前」や「連絡先」の欄は記入しません。
なぜなら彼女は、それを書くことが出来ないからです。
人を疑う気持ちに親切心は逆効果


人間関係に不安を感じて、人を疑ってしまうことは、私たちにも少なからず起きる心理的な警戒心です。
でも彼女の様に、それが態度に出てしまっているとなると、それは日常生活を送る上で、とても大きな問題となります。
湧き上がる不安と人を疑う気持ち
しばらくして、記入が終わると、私は彼女に言いました。


こころの中に、色々な疑いや心配がありますよね。
何事に関しても、自分が騙されたり、悪いことをされるんじゃないか。そんな心配や疑いが、無意識に湧き上がってくるでしょう。
彼女は返事もせずに、私に驚くような眼を向けて、大きく頷きました。
人を疑う気持ちを浄化してくれるレメディを紹介


私はチェリープラムという小瓶を手に取り、それを彼女に見せて言いました。


このレメディが、あなたの心の中に無意識に湧き上がってくる、疑いや疑念を浄化してくれます。
そして不安感を癒してくれるでしょう。それと、あえて言うなら、これも一緒に使われると良いかもですね。
もう一本、クラブアップルと書かれた小瓶を取り出して、彼女に言います。


このクラブアップルを使うと、驚くぐらいピュアになれるんですよ。
私も使ったことありますけど、面白いぐらいピュアで、純粋な心になるんですよ。(笑)
ですからなおさら、人を疑ってしまう気持ちも軽くなっていくでしょう。
2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。


大切なことは相手の心を押さないこと
彼女はまじまじと、その二本の小瓶を見つめていました。
そこですかさず一言。


私は早々に彼女のもとを立ち去ると、また自分のデスクで、パソコンに向かって仕事を始めました。
全てが上手く伝わったことを感じながら。
衝動的に人を疑ってしまう心理


彼女が、どうしても人を疑ってしまう心理状態なのですから、ここで気遣いや親切心を見せれば、なおさら私を信じられなくなって、疑いで心が満たされてしまいます。
それは、自己防衛本能ともいえる衝動な感情だと言えるでしょう。
不安な気持ちが人の親切心を疑ってしまう
それから彼女はその2本のレメディを手に、お店を去って行きました。
きっとあの2本のレメディは、彼女が驚くぐらい、心の中の不安を癒し、疑いと疑念を浄化してくれることでしょう。
それは彼女の心を、本来の生まれたての純粋な心へと、癒してくれるはずです。
そして彼女に与えられる、全ての「親切」と「思いやり」を、素直に受け取れるようにしてくれると思います。
人を疑う心は衝動的でコントロールできない
私は彼女に会う前から、彼女の心の中に、疑いと疑念が渦巻いていることを感じ取っていました。
だからこそ親切にすればするほど、その疑いと疑念が無意識に浮かび上がり、不安に駆られてしまうことも、それが止められないことも解っていました。
ですから彼女には、何も勧めずに情報だけを与えたのです。
あなたが求めているものは、コレと、コレで、そして使うも使わないもあなたの自由ですよと。
誰にでも不安で疑ってしまう気持ちはある


あなたの中にも、そんな疑いの声が聞こえてくることがありませんか?
周りの人を疑ってしまったり、信じられずに疑念を抱いてしまったり。素直になれず、信頼できなかったり。そんな心理状態に陥ること。
そしてさらには、そんな疑いを抱く自分自身を責めてしまったり、否定してしまうことはありませんか?
疑う心の声がその人の本質ではない
私の中でも、まだたまにそんな疑いの声が聞こえてくることがあります。
でも私は、人の心理について学び、多くの人の心と向き合ってきたことで、その疑いや疑念が、自らの本質から来ているのではないと知っています。
そう、その疑いや疑念は、あなたの心のほんの一部、枝葉末節にすぎないのです。
例えるなら、あなたという木の、枝先に付いていた、一枚の枯葉が散るだけのことです。
決してあなたの本質そのものが、枯れて腐敗している訳ではないのです。
疑う気持ちは生理現象と同じ
私たちのほとんどがそのことに気付かず、その疑いや疑念を、自らの本質の声と思い、自分を責め批判しています。
人を無意識に疑ってしまう自分の心を恥じて、そんな自分を否定してしまうのです。それが心理的に大きなストレスになることも気付かずに。
でもよく考えてみてください。あなたの身体がトイレで用をたすからと言って、自分を汚い存在だと思うでしょうか?
自分を穢れた存在だと批判するでしょうか?
きっとそんなことはないですよね。
人を疑う思いはストレスが表面化しただけ
実はあなたの中で湧き出る疑いや疑念もこれと同じです。
身体に不要なものが溜まると自然とトイレに行くように、心にストレスがたまり、それを浄化するために不安となって心をよぎるのです。
ですから決してあなた自身が汚れて、腐敗しているわけでも、醜い存在なわけでもないのです。
それは、あなたの心にストレスが溜まっていた結果であり、心からストレスを浄化するための過程に過ぎないのです。
疑ってしまう心への対処法


私たちが日頃、我慢することで溜め込んでしまう感情は、今回のようにことあるごとに、心の中で蘇り、私たちのセルフトークとして声掛けをしてきます。
それは特に我慢しがちな、「不安」や「怖さ」などの感情が、心の表面に浮上してきた結果です。
心の中にある不安が疑いとなる
ですから、ひとつ覚えておいてください。
私はこちらの『パニック障害の原因と改善法 発作の仕組みをスピリチュアルに解説』でも書きましたが、私たちが日常で我慢してため込んだ、感情のストレスは、それを感じることで解消されるのです。
それは今回の彼女のように、人を疑うことでの不安となって浮上したり、夜に寝ているときの悪夢となって、あなたの心に蘇ります。
ですが、そんな心の奥にある不安を癒してしまえば、同じように疑念や疑いが浮かぶことは、ほとんど無くなるのです。
その心の中で感じられる、周囲の人への疑いは、単にあなたの心の中に不安があるだけなのです。
心に浮上する人を疑う気持ちはただの浄化
もしあなたの心の中で、同じように疑いや疑念が湧き上がり、否定的な声が聞こえてくるなら、今回学んだ内容を、思い出してあげましょう。
私たちの心に、人を疑ってしまうような思いが過るのは、心に溜まっていたストレスを浄化し、心が健康で在ろうとする結果だと。
それは、私たちの心の中で散って行った、枯葉の1枚にすぎないことを。だからこそ、自分を否定することも、さげすむ必要もないことを。
ああ、また枯葉が1枚、心の中で散っていったなと、ただ手放してあげればいいだけなのです。
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人の本性とは?自分の中に表と裏の性格が出来る理由を心理的に解説
3枚目の用紙に記入してくださらないのですがいいですか?
セラピストの話は聞きたいと言われるのですが。