句点をつけない人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法

句点をつけない人の心理的な原因とスピリチュアルな改善法
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

先日、ある方からメールでのお問合せをいただいて、「あれ?」と思うことがありました。

それは長い相談メールの文章に、1つも「(。)句点」が付いていなかったことです。もちろん、内容は1行に1,000文字の言葉が連なっている訳ではありません。

文章は整然と読点で区切られて、綺麗に改行されており、とても読みやすい長さに整えられていました。ですが、どう見てもすべての文章の末尾に「句点」がないのです。

そこで今回の記事では、そんな句点をつけない人の心理的な原因と、スピリチュアルな改善法についてお話しして行きましょう。

なぜ彼女が文章の末尾に「句点」をつけないのか?句点が持つ心理的な意味とはどんなものか、スピリチュアルな視点からお伝えしたいと思います。

 

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SNSで句点をつけない知人のケース

SNSで句点をつけない知人のケース

実はこの「句点をつけない」というケースに出会ったのは、今回のメール件が初めてではありません。

以前にもSNSで交流している知人が、文章の末尾に「句点」をつけないことを不思議に思って、興味本位から調べたことがありました。

 

SNSで句点をつけない知人

その知人は、SNSのフェイスブックやツイッターがとても得意で、毎日のように情報配信をしていました。

私はあいにくフェイスブックぐらいしかSNSは利用していないので、ツイッターでどうだったかは定かではないのですが、彼は明らかにいつも文章の末尾に句点をつけないのです。

ですから、たまたま一緒になったネット会議で、本人に聞いたことがありました。

 

<井上>
なんで、文章の末尾に「。」をつけないんですか?

 

すると。。。しばらく自分の気持ちを確認してから。

 

<知人>
なんか、嫌な感じがするんだよね

 

と教えてくれました。

 

オーラに見えた過去の映像

でもその言葉は、まさに彼らしい回答です。

もともとSNSを見ていても、感覚で物事を進めるタイプなので、自分のフィーリングにとても敏感なんです。

でもそれを聞いて、私が何気げなくその原因がどこから来ているのか、スピリチュアルな視点から見定めようと、彼のオーラを見てみると、在る映像が見えました。

それは昔ながらの、威厳を感じさせる父親(おやじ)と思われる存在の前で、怖いけど反抗したいような、そんなやり返したい気持ちをもっている、小学生時代の彼の姿です。

私はそれを見て、彼が句点をつけない意味を理解すると、改めて彼に言いました。

 

威厳のある父親の影響

 

<井上>

あなたのお父さんは、とても厳しい躾をする方だったみたいですね。

学校や役場のお偉いさんや、その地域のまとめ役のようなことを、やっていたのかもしれません。

父親にあまりに厳しくしつけられて、反抗したいけど出来ない気持ちが、句点をつけない理由なんですよ。

真面目であったり、シッカリとしていること、枠にはめられていることが、父親の言いつけを守らされているようで、とても嫌みたいです。

 

 

彼の中にあった父への思い

すると彼はそれを聞いて、少し驚くような表情をしてから、私に教えてくれました。

父親が昔ながらのとても厳しい教員で、確かに子供のころは、言いつけを守らされるのがとても嫌で仕方なかったこと。

住んでいた土地でも、地域のまとめ役のようなことをやっていて、周りから一目置かれる存在で、だからこそ逆に嫌で仕方なかったことを。

そして自分のフィーリングを今一度感じながら、どこか納得したかのように「なるほどね~」と、うなずいていました。

 

彼が句点をつけない理由

彼にとって、文章の末尾に句点をつけることは、「キチンとルールに従うこと」「自分の体裁を整えること」を意味していたのです。

だからこそ、そんなルールを守ることや、自分の態度を正すことは、父親に縛らているかのようで、無意識にとても嫌な気持ちがしたのでしょう。

そのため、逆にあえて句点をつけずに終えることが、父親に縛られずに、自分の好きなように生きれている感じがして、とても居心地が良かったのです。

それが彼が文章の末尾に句点をつけない理由でした。

 

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人が句点をつけない心理的な理由

人が句点をつけない心理的な理由

私はそんな経験からも、人が文書の末尾に句点をつけないことには、何らかの心理的な理由があると知っていました。

だからこそ、今回もいただいたメールから、彼女のオーラを遠隔で見て、彼女の心に何が起きているのかを調べたのです。

 

メールの彼女が句点をつけない理由

すると解ってきたことは、彼女が自分の文章に句点をつけることを、とても戸惑っている姿でした。

スピリチュアルに見ると、彼女にとって文章の末尾に句点をつけることは、「自分の意見を宣言すること」を意味しており、「自分を周りに晒すこと」を表していたのです。

でも彼女には、過去に自分の意見を言ったことで、周りから傷つけられている経験があり、怖くて句点をつけられなかったのでしょう。

そして同時に、自分の気持ちに自信が持てないため、自分の文章を読み流して欲しいという、そんな気持ちも含まれていました。

 

句点が過去の記憶を蘇らせる

そう必ずしも、文章に句点をつけないからと言って、その理由がすべて同じではありません。

その最後に句点をつけることは、それぞれの人に、それぞれの心理的な意味があるのです。

ですが、その最後の「。」を打つことが、その人の中に残った気持ちを呼び起こさせて、無意識に句点をつけないようにさせています。

その句点を打つことが、過去の体験で感じた様々な思いを、潜在意識の中から呼び起こしているのです。

 

句点をつけない人のスピリチュアルな改善法

句点をつけない人のスピリチュアルな改善法

では、そんな文章に句点をつけない人はどのようにすれば、それを改善できるのでしょうか。

 

必ずしも直す必要はない

まず予め申し上げておくと、この句点をつけないという問題については、必ずそれを直さなくてはならないというものではありません。

ここで紹介した2件もそうですが、それはあくまでプライベートでのメールやSNSのやり取りで、起きていることだからです。

この2人は、プライベートでは句点をつけないかもしれませんが、必ずしも仕事上で同じとは限りません。

誰もが少なからず、プライベートでの生活スタイルと、仕事上でのスタイルが違うように、仕事上であれば抵抗なく句点をつけていると思えるからです。

潜在意識の問題が影響するのは、あくまでリラックスしたときの、無意識の行動の時だけの方が多いでしょう。

 

句点を打つ時の感情を言語化する

ただあえて、ここまでこの記事を読んできて、自分にも句点をつけない習慣があり、それを直したいと望むなら、この方法で改善していくと良いでしょう。

それは最初に紹介した彼が、私に問われて無意識に実践したように、文章に句点をつけることをイメージして、その時に何を感じるのか、そのフィーリングを言語化することです。

彼のケースでは「嫌な感じがする」という気持ちを、言葉として明確にしました。

それと同じよにうに、あなたも文章の最後に句点を打つとしたら、どんな気分になるかを感じてみるのです。そしてそれを言葉にしてみる。

 

繰り返しイメージしてトラウマを癒す

きっとメールをくれた彼女であれば、同じように句点をつけるイメージをすれば、「怖い」と感じることでしょう。

それは手が震えるような、そんな怖さかもしれませんし、身がすくむ様な怖さかもしれません。

ですがどちらにせよ、その気持ちを改めて言葉として認識することで、私たちはそんな行動の奥にある、過去のトラウマを手放すことができます。

後は文章を書くたびに、気が付いたらそのイメージをやってみて、それによって感じる感情を再認識していけばいいのです。

そうすれば、おのずと句点を打つことへの抵抗が消え、自然と「。」をつけられるようになっているでしょう。

 

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無意識レベルの問題を改善する方法

無意識レベルの問題を改善する方法

ではついでに、今回のケースのように、句点をつけないという習慣は無いけれど、それ以外で気になる習慣があるという方のために、その改善法を2つ紹介しておきます。

 

問題のフィーリングに向き合う

1つの方法は、先ほどの句点をつけない人と同じように、出来ない事をやろうとしたときに、どんな気持ちを感じるのかを言語化することです。

これは正確には、カウンセリングなどで行われている、心理的な自己理解を深める作業を、自分で行うことだといえます。

曖昧なフィーリングや、おぼっろげな感覚、無意識での抵抗などには、常に何らかの感情が含まれています。

そんなハッキリとしないフィーリングが、認識されていない中途半端な状態で、私たちの心に残り影響を及ぼしてるのですから、それを明確にしてしまえば、そのフィーリングは自然と消えていくのです。

 

フラワーレメディで気付きを促す

さらにもう1つの方法は、あまりにも無意識過ぎて、なかなか自分の気持ちを振り返れないという方のために、スピリチュアルなフラワーレメディのブレンドを紹介します。

チェストナットバットは、無意識レベルの行動が原因で繰り返されを問題について、あなたに気付きを促してくれます。

スクレランスを使えば、地に足を着いて感情に翻弄されなくなり、冷静に自分と向き会えるようになります。

この2つのブレンドを使えば、あなたが持っている無意識レベルの問題が明確になり、それと共に自然とそのパターンを改善していくことが出来るでしょう。

補足説明
 フラワーレメディは、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドする時には3滴×2種類で利用してください。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
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井上のオーラ診断

学ぶべきことは心との向き合い方

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では最後にこんなお話をして終わりにします。

 

自分を知り心を整える意味

今回の句点をつけない人のように、自分自身では普通のことだと思っていることも、改めて見返してみれば、無意識レベルで影響を受けていることがいくつもあります。

ですがそのことに気付き、改めて自分の問題として向き合うためには、日頃から感情に一喜一憂しない落ち着いた心持ちが必要です。

現在では多くの人が、そんな自分の傾向を見直し、無意識レベルでの問題を取り除くために、瞑想に取り組んだり、自分の心を整えることを実践しています。

そしてその取り組みが、結果的にはこの人生で、自分らしくリラックスして生きることに繋がっていくのです。

ですからあなたも、そんな自分の心と向き合う時間を取ることを忘れないでください。あなたの心が求める安息の場所は、あなたの外にあるのではなく、内側に存在しているのです。

 

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同じ失敗を繰り返す人の心理的な原因とスピリチュアルな対策<仕事や恋愛など>

 

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1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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