井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉（@my_earth_naoya）です。
先日、ある女性からの問い合わせで、「オーラ診断で身体の不調の原因が分かりますか？」と、聞かれました。
いただいた内容を拝見すると、どうやら慢性的な便秘で、何年も悩んでいるとのことでした。
以前から私のお店には、同じように便秘で悩んでいる方が、ハーブティーを求めてお越しになったりしています。
今回は、そんな女性にありがちな、慢性便秘の心理的な原因とスピリチュアルな解消法について、お話ししましょう。
きっと、あなたも同じ悩みをお持ちなら、この心理的な原因に心当たりがあるかもしれません。
＜目 次＞
オーラから解る慢性的な便秘の状態
オーラ診断のようなスピリチュアルなワークで、女性のエネルギー状態を観察していると、時折、便秘気味だと思える状態に、気付くことがあります。
オーラの状態によっては、そんな肉体における問題が、とてもよく解る時があるのです。
オーラの第１層で肉体的な問題が解る
肉体的な状態は、７階層あるオーラの「第１層」から読みとることができます。
オーラの第１層は、肉体に張り付いているように、身体を覆っていることが多いのですが、そのオーラの色や形、硬さや分布量などから、様々な身体の状態がわかります。
例えば、冷え性の人は、下半身が深い紺色のオーラで覆われていますし、頭痛持ちの人は、頭のエネルギーが濃い黄色で締め付けられていたりするのです。
そして今回の相談のような、便秘気味の方の場合には、下腹部に赤茶色の硬いエネルギーを抱えているかのように見えます。
オーラの第２層で感情的な問題が解る
でも、そのお腹で固まっているオーラとは、どんなエネルギーの塊で、なぜそんな下腹部にあるのでしょうか。
そもそも、私たちの身体の下腹部といえば、「丹田」と言われる部位がある場所で、ちょうどおへその下の部分です。
そこには、第２チャクラと呼ばれる身体のエネルギースポットが存在していますが、それは、私たちの感情や性的機能を司っているチャクラだといえます。
そんな、下腹部の腸の部位にある固まったエネルギーが、今回問題となっている慢性的な便秘の原因だといえるのです。
慢性便秘の心理的な原因とは
では、そんな下っ腹に溜まっている、便秘の原因となるエネルギーとは、どんなものなのでしょうか？
なぜその部分で、凝り固まっているのでしょう。
怒りの影響を受ける消化器官
そこで少し振り返っていただきたいのですが、私たちは時折、身体の一部分を指す言葉を使って、感情を表現すことがあります。
例えば、「ムカつく」と言えば、食道がムカムカするような気持ちですし、「腹が立つ」と言えば「胃」に関わる言葉であり、「腸（ハラワタ）が煮えくり返る」と言えば、「腸」で感じているフィーリングです。
これらの言葉から解るように、私たちは特に「怒り」の感情に関するフィーリングを、消化器官で感じとっているのです。
さらに、怒りを強く感じれば感じるほど、消化器の奥深くへと怒りのフィーリングが降りていき、時には腸にまで達することを意味しています。
その言葉はまさに、怒りのエネルギーを身体のどの部分で、感じているのかを表しているのです。
スピリチュアルに見れば、身体のどこにその怒りのエネルギーがあるのかを示しているといえるでしょう。
腸に溜まって便秘の原因になるエネルギーとは
腸が煮えくり返るような強い怒りを、グッと我慢して抑え込んでしまった結果、腸の部分にエネルギーが残ってしまった。
そう、慢性的な便秘の心理的な原因とは、これまでに強い怒りを我慢し続けたことによる、スピリチュアルな影響だといえるのです。
ですから、私がそんな便秘で悩んでいる女性のオーラを視ると、多くの方が下腹部に、強い怒りや悔しさのエネルギーを溜め込んでいます。
それが、オーラの下腹部に見えた、赤茶色に固まったエネルギーです。
怒りや悔しさが積み重なり便秘の原因となる
でももしかしたらあなたは、「いや自分も便秘気味だけど、そんなに強い怒りや苛立ちは感じていない。」と言うかもしれません。
もちろん、それはおっしゃる通りだと思います。ただ私たちの感情とは、小さなものが積もり重なることで、深く重たい感情へと蓄積されていくのです。
ですから慢性的に便秘気味の人なら、自分では気が付かないぐらいの小さな怒りを、無意識に我慢し続けているといえるでしょう。
たいして強い怒りや苛立ちは、我慢していないと思うかもしれませんが、些細な怒りや悔しの感情が積み重なることで、硬く重い便秘の原因のエネルギーとなってしまうのです。
便秘の原因である怒りの感情を解消する
ではそんな、慢性便秘の心理的な原因である、怒りや苛立ちの感情を解消するのには、どのように取り組んでいけば良いのでしょうか。
我慢した怒りや苛立ちが悔しい現実を引き寄せる
慢性的に便秘になってしまう女性は、きっと日頃の生活でイライラし易かったり、悔しい気持ちを味わうことが多いと思います。
例えば、仕事上の人間関係や家族とのやりとりなど、とかく周りの人たちの態度や言動でイライラすることが多く、それを絶えざる得ないことでしょう。
でもそれはなぜかと言うと、スピリチュアルに見れば、私たちは自分が持っている感情に、見合う現実を引き寄せやすいからです。
簡単にいえば、苛立ちや怒りの感情を我慢すればするほど、そんな感情を感じる現実を、さらに引き寄せやすくなるとういうことです。
心理的な原因の解消が慢性便秘の解消に繋がる
整理すると、スピリチュアルな考え方では、「感情を我慢すればするほど、その感情を感じやすい現実に見舞われる」ということです。
ですから逆に、あなたが心の中に溜めている、怒りや苛立ちの感情を解消できれば、そんな怒りや苛立ちを感じる現実に悩まされることはありません。
そうすれば、もう慢性的な便秘の原因は解消して、怒りや苛立ちを下腹部に溜め込んで悩むことも無いのです。
それは、心理的な原因さえ解消してしまえば、オーラの中にあるエネルギー的な問題も消え去り、便秘も改善するということを意味しています。
悔しい気持ちを解消すればいい
そんな視点から、あなたの心の問題の改善に取り組むなら、それはいままで無意識でお腹の中にため込んできた、悔しい気持ちを浄化することだといるでしょう。
人に対する怒りや苛立ちとは、心の中で我慢されることで、悔しい気持ちとして残ってしまうものです。
ですから、そんな「周りの人への悔しさ」に焦点を当てて、その気持ちの解消に取り組めば、自ずと下腹部に残っていた怒りや苛立ちは消え去ります。
そんな心の仕組みについては、こちらの「悔しい気持ちに対処するためのスピリチュアルな「悔しさの代償」とは」で、詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。
フラワーレメディで溜まった怒りを浄化する
では、これまでに溜まってしまった悔しさの感情は、どう解消していけばいいのでしょうか？
それをスピリチュアルな方法で、最も手っ取り早く癒すなら、フラワーレメディのバーベインとを利用することでしょう。
バーベインは、緊張感を解すためのレメディとして有名ですが、怒りや悔しさなど、凝り固まった感情や考え方を癒してくれる効果があります。
は、とても浄化作用のあるフラワーレメディですから、ブレンドして一緒に使うことで、慢性的な便秘を心理的な側面から解消してくれることでしょう。
２種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて３滴ずつ、合計６滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法＆適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方＜バッチシリーズ＞」をご覧ください。
肉体的な視点から便秘を解消する
先のフラワーレメディを使えば、心理的な側面から改善を促すことが可能ですが、その効果や結果が出るのには、しばらく時間がかかると思います。
ですからここからは、さらに肉体的な側面から、慢性的な便秘を解消するための取り組みについて、お話ししましょう。
最も理想的なのは、心理的なアプローチと肉体的なアプローチを、同時に勧めていくことです。
そうすれば根本的な原因を解消しつつ、具体的な症状の改善を促していくことができます。
肉体を解すことで便秘の原因のオーラも解す
便秘気味の女性であれば、ストレッチなどの身体を解す運動が、お通じには効果的だという話しも、聞いたことが在ると思います。
実際に、身体の柔軟性を養うことは、それだけで気の流れであるオーラの循環を良くしますから、スピリチュアルな視点で見ても、それは理に適っていることです。
特に慢性便秘の方は、ストレスを発散するための運動を、あまりやっていない人も多いですから、まずは身体を動かして、身体の緊張を解すことから意識しましょう。
ちょっとしたストレッチでも、習慣化して取り入れることで、徐々に便秘体質を改善していくことが出来ます。
最近は、Youtubeなどでもヨガのレッスン動画などがありますよね。そんなYoutube動画を利用して取り組めば、運動も苦にならないでしょう。
ハーブティーで便秘を解消する方法
冒頭で少し紹介しましたが、便秘に役立つハーブティーなどもおすすめです。
あまりに長く便秘を患っており、なかなか改善しない方は、こちらのユーカリのハーブティを使ってみてください。
ユーカリの葉は、オーストラリアの「コアラ」が食べていることでも知られていますが、その成分にはフラボノイドの一種である、「ゲンクワニン配糖体」が含まれています。
そのゲンクワニン配糖体には、腸の活動を活発化する作用があり、体内に残った便を押し出す働きをしてくれます。
ユーカリのハーブティは、結構強力なのでぜひ一度試してみると良いでしょう。
ユーカリの葉には、殺菌作用や鎮痛作用もありますから、風邪の予防や気管支炎などにも役立ちますよ。
ただ味は。。。薬湯だと思って飲んでください。私もたまに飲みますが、本当に薬湯です。(*´▽｀*;)
便秘解消で得られるスピリチュアルな効果
では最後に、慢性的な便秘による心と身体への影響についてお話しして、終わりにしましょう。
便秘も肌荒れも原因は同じ
便秘で悩んでいる女性の相談を伺うと、比較的多くの人が同時に肌荒れでも悩んでいます。
物理的に見れば便秘と肌荒れは、全く別な症状にみえるかもしれませんが、スピリチュアルな視点で見れば、どちらも体外に不要なエネルギーを排出しようとする浄化作用です。
そのため、慢性的な便秘で消化器官による浄化が滞りつづけると、肌荒れなどの方法で浄化が始まってしまいます。
本来なら排泄で浄化していたストレスを、肌荒れによって処理しようとしているのです。
便秘のはメンタルにも影響を与える
また、あまり耳にしないかもしれませんが、便秘がおよぼす心理的な影響もあります。それは便秘の人が、比較的イライラし易く、落ち込みやすいことです。
お腹の中に重たい感情が溜まっているのですから、何か起きるたびに、重たい気持ちに引きずられてしまい、どうしてもポジティブには考えられません。
悔しさなどの感情は、スピリチュアルに見れば「執着」や「固執」と言われるものですかから、ある意味当然のことだといえるでしょう。
そのため、何かを考えたり心配し始めると、すぐに否定的に考えてしまい、落ち込みやすいのです。
便秘で悩むのは人間だけ
スピリチュアルな視点から見れば、便秘はまさに我慢することを身に付けた、人間だけに起きる問題です。他の自然界の動物には無い症状です。
そして多くの女性が、日頃の生活の中で無意識に自分の気持ちを我慢して、感情を抑えて過ごしています。
ですがそれでは、我慢した感情は消え去ることも、癒されることもなく、ストレスとして心と身体に溜まってしまうのです。
そう、「我慢する」とか「気にしない」という対処法では、感情やストレスは解消されずに、心と身体に残ってしまうということです。
便秘の解消があなたの心も軽くする
ですから、もしあなたが慢性的な便秘で悩んでおり、否定的にばかり物事を考えてしまうなら、それを自分の性格だと思わないように注意してください。
そしてまずは、便秘の解消に向けて、できることから取り組んでいきましょう。
単に身体の中に残っている、感情のストレスさえ浄化してしまえば、元の軽やかで明るい自分を取り戻すことができるのです。
身体と心は一体です。身体の代謝が滞れば、あなたの心が滞ってしまうのも、当然のことだといえるのですから。
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質感的には、お腹の中に岩があるような状態です。
スピリチュアルに見れば、そこの場所にエネルギーが重たく固まっているといえるでしょう。