井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
フェイスブックなどで、お休みの日に妻と出かけた際の写真を投稿していたり、仕事でも一緒に写っている姿を投稿すれば、多くの人からとても仲の良い夫婦だと言われます。
それは決して、間違ってはいないと思いますが。。。これが意外と、喧嘩することも良くあることなんです。
喧嘩している写真は、SNSなどに投稿していませんから、それで、いつも仲良しな夫婦に思われるということも、少なからずあると思います。(*´▽`*;)ハハ
私も今年の7月で、結婚29年目を迎え、自分の人生の半分以上を夫婦として、妻と一緒に過ごしてきました。
今回は、そんな一人の夫として、そして心理の専門家として、旦那に素直になれない女性が素直になるための3つ方法と、心理的な2つの取り組みを、お話ししていきましょう。
これは私が考える、幸せな夫婦生活を長く続けるための、ポイントともいうものですから、ご主人との関係が崩れていると感じる方は、ぜひ実践してみてください。
<目 次>
井上家の素直になれない夫婦喧嘩
先ほどもお話ししたように、井上家は意外と夫婦喧嘩も良くします。
もちろん、喧嘩と言ってもちょっと険悪な雰囲気になる程度で、家の中で怒鳴り合ったり、物が飛びかうようなことは無く、いわゆる口をきかなくなる冷戦のような喧嘩です。
お互いに素直になれない夫婦喧嘩
喧嘩をすれば、当然のことながら、私も妻も素直に話し合える状態ではありません。
お互いがモヤモヤしながら、ピリピリとした時間を過ごして、最初は怒っている気持ちをどうすればいいのかと、持て余しています。
でもその怒りは、あまり長く続くものではありませんから、しばらくするとどちらかが最初の一声を掛けて、それを機に仲直りするのです。
そんな些細な喧嘩を、毎月、何回かは繰り返しているように思います。
素直になればこそ違いが喧嘩となる
私は、夫婦なら喧嘩をするのも良い事だと考えています。
お互いに自分の気持ちに素直になって、自己主張した結果、そこに摩擦や違いが生じて喧嘩になるのですから、それはある意味、必要な過程です。
男女での考えかたの違い、フィーリングやバイオリズムの違いもあれば、生まれ育った環境の違いもあります。
そんな二人が夫婦となって、一緒に1つ屋根の下で家庭を築くのですから、お互いが違う価値観や好みをもち、衝突することは至極当然のことです。
大切なのはお互いの違いを埋めること
ですから問題は、その違いをどのように2人で埋めていけるか、その一点です。
時には喧嘩して、互いに素直になれないことが在っても、その隔たりを埋められるかが、2人で共に家庭を築いていく上での鍵となります。
だからこそ、私は喧嘩したらその後は、とことん二人でそれぞれの思いを話し合って、その溝を埋めるように心掛けています。
夫婦として、二人で一緒に幸せな家庭を築いていきたいことは、共通の目的なのですから、そのために気持ちの隔たりや、葛藤があっても、お互いの気持ちを突き詰めて理解し合っていくのです。
そんな小さな溝を埋め続けることが、28年間という夫婦生活を支えてきたと思います。
旦那に素直になれない女性
そんな私がみていて、実はとても心配になっている人がいます。
それは、私の前の勤務先の同僚で、結婚して神奈川に住んでいるある女性のことです。
女性の子育てへの不満が旦那への不満に
私が前に勤めていた会社で、同じ職場に勤務していた、とても気さくな女性がいました。
彼女は20代後半で、商社に勤めている旦那さんと一緒になると、退職して東京のマンションで、夫婦としての暮らしを始めたのです。ほどなくして一人娘が生まれ、今では家族3人で暮らしています。
そんな彼女の雲ゆきが怪しくなってきたのは、丁度子供が幼稚園に入り、少し手が離せるようになってきたころです。
最初の話は、旦那さんが仕事で帰りが遅く、休日も疲れていて、自分一人で子供の面倒を見ていることへの不満からでした。
素直に話し合うことが出来ない状態
何度か連絡してきましたが、メールで相談に乗ると、どうやら今ではほとんど、ご主人と口をきかない生活を送っています。
私が何度かご主人とシッカリと話をして、お互いの溝を埋める必要があると言っても、自分ばかりが大変な思いをして悔しいの一点張りです。
もともとご主人は、営業職をされていることもあり、温和で真面目な仕事人間ですから、きっと素直に思いを話せば、聞いてくれると思います。
ですが彼女の心の中で、悔しさや苛立ちが募って、もう相手の言葉を素直に聞ける状態ではありません。
口をきくことさえも、嫌で仕方ないのです。
夫に素直になれないという女性の中には、口を聞くのも嫌というところまで、思いが募ってしまっている方も、多いのではないでしょうか。
こうなってくると、もう自分ではその気持ちに贖うのは難しいので、何らかの具体的な対策が必要です。
夫婦がバラバラに過ごしている家庭
私は今までも同じように、ご主人とまったく口をきかない女性からの相談を、幾度となく受けてきました。
何年も同じ屋根の下で暮らしているのに、ほとんど会話をせず、夫婦バラバラでそれぞれの生活を送っている人たちです。
子供が居れば、まだ子供のことで、2人で話をする機会が少なからずあるでしょう。でもそんな時でさえも、まるで仕事上の連絡のように、必要不可欠なことのみを伝えていたりするのです。
そんな夫婦関係についての相談を伺うと、ほどんどのケースで、妻である女性の中に、今までのさまざまな悔しさを溜め込んでいることが解ります。
本当は言いたいことは山ほどあるのに、素直になれず言い出すことができないでいるのです。
旦那に素直になれない人の心理
でも、もとは互いに望んで結婚した二人なのに、なぜ相手に対して素直になれず、どんどん距離が開いてしまうのでしょうか?
そこには、結婚して家族になることで起きる、いくつかの心理的な変化があるといえます。ここからは、そんな旦那に素直になれない女性の、心理的な原因を見ていきましょう。
家族になることでの心理的な変化
以前に、こちらの「恋愛と結婚のスピリチュアルな違い」でもお話ししたように、恋愛気分のまま結婚してしまうと、その後に思わぬ心境の変化に、互いに途惑うことがあります。
それは他人から家族へと、二人のスピリチュアルな関係性が変わることで起きる、潜在的な気持ちの変化です。
今までのように相手に気を使い、大切にしていた存在から、家族としての夫婦関係に変わることで、あなたの家族に対する傾向が、無意識レベルで結婚した相手にも、出るようになります。
その結果、これまでも家族の中で、自分の気持ちを押し殺してきた人は、途端に旦那さんとなった相手に、素直に思いを打ち明けられなくなるのです。
結婚する前までは、仲睦まじい恋人同士だったのに、結婚した途端に短期間で離婚してしまう人は、意外とこのタイプが多いようです。
結婚した途端に、相手の態度がガラリと変わってしまうパターンです。
家事や育児でのストレスの影響
先ほどの彼女もそうですが、結婚して全く別な土地に移り住み、そこで子供を産んで育児を始めると、多くの女性が育児でのストレスを一人で抱え込んで、ノイローゼぎみになります。
小さな赤ちゃんは昼夜を問わず泣き、母親の生活サイクルは大きく乱れて、ゆっくりと休息を取ることもできません。
本来なら近くに、同じぐらいの子供を育てている友人が居て、なにかと相談出来たり、実家の母親からのサポートが得られ、まだ気持ちも落ち着いて子供に向き合えるのです。
ところが、一緒に暮らすご主人は仕事で帰りが遅く、休みも疲れて子育てに関われない。そんな苛立ちや悔しさが心に溜まり、なおさら旦那に素直になんてなれないのです。
今では、家事や育児だけではなく、仕事も一緒にこなしている女性がとても多いです。
にも関わらず、ご主人が家事や育児に全く協力してくれないのでは、夫に素直になれないのも当然のことだと言えるでしょう。
感情が募るほど素直にいえなくなる
そしてこれは、旦那に素直になれないという人に限らず、すべての人に言えることですが、感情は募るほど素直に言えなくなるものです。
よく喉まで出かかっていて出せないとか、喉に何か詰まっている気がして言えないなど、言いたいことを飲み込んで我慢してきた人ほど、言いたいことが喉に詰まって出にくくなります。
その結果、さらに相手に思いを伝えることが出来なくなり、感情はなおさら心の中に留まってしまうのです。
するとそれらが心の中の蟠りとして残っていくので、相手に何かきかれたときに、悔しさから衝動的に反応して、素直に言えなくなってしまいます。
こちらの「旦那に言いたいことが言えない人」では、そんな女性の実例についても取り上げて、詳しくお話ししています。
旦那に素直になれない人の3つの解決法
私は基本的に、そんな旦那に素直になれない女性が、二人の関係を改善して、幸せな家庭を築くことを心から応援しています。
ですからここでは、旦那さんに素直に思いを伝えられるようになる、簡単な解決法を3つお伝えしましょう。
1、今までの悔しさを書き出す
まず最初に行なうのは、今までのご主人に対する悔しさを書き出すことです。手書きでもPCに打ち出してもよいので、文字にして自分の気持ちを明確にしましょう。
私たちの感情は記憶と共に留められていきますが、多くの人が過去に悔しいと感じた原因の出来事を忘れて、その気持ちだけを持ち続けています。
そんな感情の詰まった過去の出来事を、思い出せることから順番に、箇条書きで書き出していきましょう。
他人に見せるものでもありませんから、どんな言葉でも構わないので、あるがままに書き出してください。書き出して自分で見返すことで、少なからず感情は解消されていきます。
ポイントはどう感じたのかを素直に書くことです。素直になれない原因の感情を書き出すことで、自然と滞った思いを手放せるようになります。
さほどないと思っていても、いざ書き出してみると、次々と浮かんきたりするものです。ですから、まずは自分の思いを書き出すことから始めましょう。
「もう全て書き出した。」と断言できるまで何度も見直して、些細なことでも全て書き出してください。
2、手紙やメールでまとめて送る
今では自分の気持ちを旦那に伝えられなくても、以前はあなたも伝えられていたときがあったはずです。
ですが多くのケースで、あなたが何かを言おうとしても、否定されてしまったり、途中で口を挟まれて、言えなくなってしまったのかもしれません。
もしそんな経験があるのなら、メールで言いたいことを整理して、旦那さんに送ってあげると良いでしょう。
メールの利点は気持ちを整理できること、そして最後まで読んでもらえることです。ですから、自分の気持ちを整理するつもりで、伝えたいことをまとめて送れれば、素直な気持ちをシッカリと伝えられます。
注意が必要なのは、チャットやLINEでは送らないことです。チャットやLINEでは、レスポオンスが会話と変わりませんから、気持ちを整理することも、伝え切ることも出来ません。
3、些細なズレも時間を作って話す
なかなか素直になれずに、気持ちを伝えられないなら、最初はメールからで良いので、コミュニケーションを取ることを始めましょう。
冒頭でも話した通り、伝えたいことを我慢していればいるほど、二人の間の溝は深まり距離が開いていきます。
そしてほとんどのケースで、伝えたいことを忘れてしまっても、伝えられなかった感情だけが、積み重なるように心に残ってしまうのです。
ですから、些細なことでもいいので、お互いの気持ちがズレだしていると感じたら、じっくりと時間を取って話し合う習慣を作りましょう。
この人生におけるあなたの望みが、家族の幸せや円満な家庭を築くことなら、夫婦で話し合うことは、他の何よりも優先されるべき重要なことです。
それを念頭に置いて、少しぐらい他のことに支障が出ても、夫婦で話し合う時間を最優先で取りましょう。
夫婦関係を改善する心理的な取り組み
ではここからは、さらに積極的に夫婦関係を改善するための、心理的な取り組みについて、お話ししていきましょう。
素直になれない方のためのフラワーレメディ
ここまでの対策さえも難しいと感じている方に、お勧めのフラワーレメディのブレンドを2パターンほど紹介しておきます。
まずは、いつも思っていたのとは、逆な態度を取ったり感情的になり、旦那に素直になれないと感じるなら、ホリーとアグリモニーがお勧めです。
ホリーが心に残った感情を癒し、あなたを素直にしてくれます。そしてアグリモニーが、あなたが本当の気持ちを伝えられるようにしてくれます。
そして二人の間が冷めてしまい、距離がとてもひらいてしまい、コミュニケーションが取れないと感じるなら、ウォーターバイオレットとホーンビームが良いでしょう。
このブレンドなら、自分の気持ちを自然と相手に伝えられるようになります。
2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
心理的な取り組みで夫婦関係を改善する
以前に、私のセミナーを受けに来てくださった70代の女性がいました。
彼女は結婚してからずっと、ご主人との関係が冷めたまま、これまでほとんど会話をせずに過ごしてきたそうです。
そんな彼女が、私の魔法の言葉セミナーで心理的なスキルを学び、ご主人との関係の改善に取り組んでいくと、ある日突然、ご主人が家事を手伝ってくれるようになったそうです。
そして、お互いに素直になれなかったご主人との関係が、変わり始めたのです。それと同じように、心理的なスキルを学び実践すれば、長年の夫婦関係でさえも変わりだします。
私がセミナーで教えているスキルは、心理的な裏付けのあるスピリチュアルな取り組みなので、人間関係の改善にはとても役立つのです。
私自身が妻との距離を感じた時期
私自身、これまでの自分と妻との関係を振り返ってみると、子供が生まれて妻が育児をしていたころに、私は仕事で心に余裕がなく、子育てを手伝えませんでした。
その結果、その後の数年間にかけて、妻の中に少なからず蟠りの気持ちが募り、今よりも関係が冷めていた時期がありました。
夫婦でも時にはすれ違ってしまう時もある
その頃は、私もまだ心理の仕事をはしていませんでしたし、勤め人として休日も含め忙しく働いていたので、妻の気持ちを汲みとるまでの、心の余裕はありませんでした。
思えばそんな二人の忙しさが、いつの間にか距離を開けてしまう、原因になっていたのかもしれません。
夫婦として一緒に生きていれば、時にはそんな風に、自然と気持ちが離れてしまう時もあるかも知れません。
色々なきもちから、素直になれなくて、すれ違ってしまう時もあるでしょう。
大切なのは2人で幸せに成りたいという気持ち
でもそんな時だからこそ、夫婦で一緒に過ごし、お互いに話し合う時間を持ってほしいと思います。
大切なのは、二人で幸せに成りたいという、その気持ちだけです。
その気持さえ持ち続けられれば、きっと二人でどんな困難も、越えられるのだと思うのです。
ですから、その気持ちを大切に、パートナーとの関係を改善していってください。
【同じ悩みを抱えた方の声】
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まず大前提として、お互いに違う存在であるのだから、摩擦や問題が生じるのは、当然のことだと捉えましょう。
その上で、二人で仲良く過ごすために、互いが理解し合う必要があるということです。