多動症(ADHD)の子供のスピリチュアルな原因と改善方法【実例紹介】

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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

大人としての私たちから見ると、子供たちの行動の中には、時として意味不明なことも在ったりします。

私たちも子供の頃は、何も考えずに、気持ちの赴くままに行動していました。

ですから、改めて大人の価値観や考え方で、子供の行動の理由を捉えようとしても、それは比較的難しいことなのかもしれません。

でも、そんな子供たちの行動ですが、思考で理解するのではなく、彼らの行動の根源にある気持ちを理解してあげると、意外とその原因も解ったりするものです。

今日は、そんな子供の行動の中でも、お母さんにとっては結構大変な、多動症(ADHD)の子供たちの原因と改善方法を、スピリチュアルな視点から、解説していきましょう。

 

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多動症(ADHD)とは

多動症(ADHD)とは

まずはいつも通り、簡単に多動症について理解しておきましょう。

多動症とは、ADHD(attention deficit hyperactivity disorder)ともいわれる行動障害でが、まずはそれが、どんな問題なのか見て行きます。

 

Wikipediaにおける多動症の解説

Wikipediaには「注意欠陥・多動性障害」として記載がありましたが、あまりに専門用語が多かったので、ポイントだけ抜き出してみました。

注意欠陥・多動性障害(ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい、英: attention deficit hyperactivity disorder、ADHD)は、多動性(過活動)、不注意(注意障害)、衝動性を症状の特徴とする、神経発達症もしくは行動障害である。

ADHDは多動性、不注意、衝動性などの症状を特徴とする神経発達症の一つと言われているが、じっとしている等の社会的ルールが増加する、小学校入学前後に発見される場合が多い。注意力を維持しにくい、時間感覚がずれている、様々な情報をまとめることが苦手などの特徴がある。

Wikipedia引用:注意欠陥・多動性障害

簡単にまとめると、じっとしていられないため、1つのことに集中できないという問題です。

 

ADHD(多動症)の原因とは?

多動症の原因は、脳機能の発達や未成熟、遺伝子的な要素や、育成環境などが原因として考えらているようですが、明確な理由は解っていません。

詳しくは、こちらの「NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター様」のサイトをご覧になれば、お解りいただけると思います。

以前には、アメリカにおける調査の結果、おなじADHDの親に育てられた子供が、多動症になることが多いようだという、調査結果が発表されました。

ですが、遺伝子レベルで多動症の原因が解明され、親から子へと遺伝子が受け継がれていると、証明された訳ではありません。

 

多動症は親の育て方が原因か?

多動症の子供を持てば、親の育て方が多動症の原因ではないかと、心配される親御さんも多いと思います。

ですが、育て方に何か要因があるのかついても、医学的な根拠は見つかっていませんので、決して思い詰める必要はありません。

ただ、アメリカにおける調査結果のことも含めれば、もともと子供は、親の姿を見て学び成長していくものです。

ですから、ご両親のどちらかがADHDとされる注意障害をお持ちなら、障害とまではいかずとも、多少なりとも多動や不注意は起きることはあるでしょう。

ただこれは、この多動症の問題に限らず、親子であれば当然のことだといえるものです。

 

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私自身の子育て経験から

私自身の子育て経験から

実は私の息子も、多分に漏れず、じっとしていられない子供でした。

そんな息子の小学校時代を、親として経験してきて、私が感じたことを少しだけ言わせてください。

 

じっとしていられなかった息子と先生

私の長男が小学校に入学したばかりの頃、担任の先生からは、息子がじっとしていられないと、良く連絡をいただいていました。

私の個人的な考えとしては、小学1年生であれば、まだじっとしていられないのも当然で、小学校に入ることで自然と気持ちも落ち着いて、座って授業を受けれるようになるものだと思っていました。

小学校の2年生になる頃には、さほど問題はなくなるだろうと思っていましたし、実際にその頃にはもう問題なくなっていました。

ですが学校で、多くの子供たちを見ている先生にとっては、子供の落ち着きがないことが、とても大変だったようで、親として幾度となく指摘を受けました。

 

子供が心配なお母さんや先生方

私が会津のお店に居て、小学生のお子さん連れのお母さんの話を聞くと、同じように子供が授業中にじっとしていられないと、相談される方が多いです。

でも私が見る限り、子供は元気で良い子ばかり。先ほどお話ししたような、1,2年生ぐらいであれば、まだ少し気持ちが落ち着かないのも当然だと感じます。

逆に、ちょっと気にしすぎなのではないかなと、お母さんや先生方のことの方が心配になります。

少しでも何かあると、「多動症」とか「発達障害」かもしれないと不安になって、心配で仕方ないのです。

 

<井上のワンポイント>

私的には、そんな一面も子供たちの個性だと思うので、もう少しジックリと、子供の成長を待ってあげても良いと思うのです。

大人はどうしても、子供にも大人のように振舞うことを、求めてしまいがちです。

 

好き勝手だった自分の子供時代

振り返ってみると、私の子供の頃なんて、本当に酷いものでした。

100円ライターと爆竹などの花火をもって、河原で友達と遊びまわっていたり、小さな火薬でできたクラッカーボールを投げて遊んでいたり、火薬で音の鳴るピストル片手に走り回っていたり。

きっと同世代のお父さんなら解ると思います。それが普通のことで、とかく周りの大人から怒られることもなかったのです。

まあ、ライターと爆竹はちょっと危険でしたが。(笑)

でも今の時代は違います。

 

問題は心に余裕がない大人たち

息子が5年生の頃に、クラッカーボールで遊んでいたら、町内のお母さんが血相を変えて学校に連絡し、学校から親として呼び出されたことが在りました。

先生と話をすると、先生も何か大問題が起きたような、とても深刻な顔をしています。そんな駄菓子屋で売ってるクラッカーボールぐらいでと、逆に先生こそ大丈夫ですか?と思ったものです。

私は個人的に、男の子なんて予測不能なぐらいの方が、将来が楽しみだと思ているので、最近の先生方やお母さんの心配そうな態度を見ると、逆に「え!?」と思います。

ですから、子供たちについての相談を聞いてみると、どちらかと言えば、子供たちが問題なのではなく、やはり大人である親や先生の心に余裕がないことが、一番の問題だと感じます。

 

<井上のワンポイント>

以前に、こちらの「心に余裕がない時の心理的な原因とスピリチュアルな対処法」でも書きましたが、ちょっとぐらいのことなのに、大目に見てあげられるだけの心の余裕がないのです。

 

多動症の子供のスピリチュアルな原因

多動症の子供のスピリチュアルな原因

でも子供が、小学校の高学年になっても、じっと授業を受けられないとなると、それは確かに大変です。

衝動的に動き回るなら、何が起きるか解りませんから、ずっと一緒に居なくてはなりません。多動症(ADHD)の子供たちの予測不能な行動は、親としても緊張が絶えないのです。

 

多動症のお子さんとの出会い

以前に、そんな多動症のお子さんを持つ、お母さんから相談を受けて、しばらくたった頃です。お店の事務所で仕事をしていたら、そのお母さんがお子さんを連れて来店されました。

私は事務所にいましたが、聞こえてきた話し声から、そのお母さんであることが解ったので、お店に顔を出して、子供の様子を確認しようと思ったのです。

多動気味の子供を直接見れば、その子の中で何が起きているのか、すぐに解るだろうし、場合によっては対処法なども、伝えられると思ったのです。

ですが、その刹那にふと閃いて、お店で直接会うのではなく、壁越しにその子のオーラを見ることにしました。

 

<井上のワンポイント>

遠隔でオーラを見れば、彼女(女の子)が店内でじっとしてられなくても、全く問題なくエネルギーを確認できます。

スピリチュアルな視点で観察した方が、何が起きているのか、解るだろうと考えたのです。

 

多動症の原因をスピリチュアルに確認する

私は自分の席で目を閉じ、彼女の名前と壁越しに聞こえてくる、彼女の気配を感じ取りながら、意識を集中していきました。

そして、スピリチュアルな視点で、彼女の存在をとらえると、彼女に何が起きているのか確認してみたのです。

すると、彼女が自分の意思ではなく、強い衝動に駆られて行動していること、そしてその衝動の奥には、1つの心理的な原因があることも解りました。

私はそれから、その彼女の問題を癒すために、そのままエネルギー的なセラピーを進めることにしました。それは私が「スピリチュアルセラピー」と読んでいる、遠隔で行えるスピリチュアルな心理療法です。

 

心を癒すスピリチュアルセラピーとは

スピリチュアルセラピーでは、対面でおこなう一般的な心理療法を、エネルギーレベルで進めていきます。

それはヒーリングのように、遠隔でエネルギーを調整するようなワークではなく、彼女の潜在意識に、エネルギー的にアクセスして行う、一種の心理療法です。

それにより、一般の人が気付かないような、潜在的なレベルで、心理的な問題を癒していくことが出来ます。

このセラピーは、あくまでエネルギー的に行うものなので、彼女がじっとしていられなくても、全く問題なくセラピーを進められるという、利点があります。

 

<井上のワンポイント>

私は基本的に、このスピリチュアルセラピーを、一般の方向けには行いません。

なぜなら、本人もセラピーを受けたという自覚がないため、問題が改善しても、そのこと自体に気付けないからです。ですからこれは、このような特殊なケースにのみ行っています。

 

壁越しにを感じ取るセラピーの効果

私が彼女の潜在意識とコミュニケーションを取り、セラピーを進めていると、すぐに店内で歩き回っていた彼女に、変化が起きていることが解りました。

動かずにはいられない気持ちが、しだいに落ち着きだしているのです。

壁越しに感じられる気配が、穏やかに変わっりだしているのを感じ取り、さらにスピリチュアルセラピーを進めていきました。

それにつれて、彼女の気持ちはどんどん落ち着いていきます。そして、お母さんと二人でお店を出るころには、気持ちも落ち着いて、もう急いでしまうこともありませんでした。

 

セラピーを受けた後の彼女の変化

その後、私はお母さんにメッセージを送り、彼女の状態をエネルギーレベルで確認したこと、簡単なセラピーを実施したこと。さらに、彼女の多動症を癒す方法を伝えました。

返信されたメッセージからは、お店に行ってから、明らかに娘の様子が変わったことや、今は眠そうな顔をしながら、美容室で大人しく順番待ちをしていることなどを、教えてくれました。

実際にこのセラピーだけで、彼女から完全に多動が消えることは、無いのかもしれません。彼女の多動を癒すのには、もう少し時間が掛かるのでしょう。

でも、少なからず役には立てたようなので、今はそれで良いのだと思いました。

 

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多動症の子供の原因と改善方法

多動症の子供の原因と改善方法

ではここからは、多動症の彼女の中で何が起きていたのかをお話しし、合わせて多動を癒す方法をお教えしましょう。

これが、全てのADHDの子供に当てはまるとは限りませんが、彼女のような多動症の子供と、お母さんがどう向き合えば良いのか、そんな子供の改善を促す接し方です。

 

子供の多動症のスピリチュアルな原因とは

結論からいうと、衝動的な不安感が、彼女の多動症の原因でした。

では、その不安感がなぜあるのか?これは私の推測でもありますが、多分生まれて間もない頃の不安だと思います。

言葉としては理解できない、記憶としても忘れ去られてしまったような、赤ちゃんの頃の不安感です。

多分それは私たち大人からしたら、気が付かないぐらい、些細な出来事なのかもしれません。でも幼い頃に、敏感に感じた不安を、解消できずに押留めていたのです。

 

大人にもある不安感が子供の多動症の原因

例えば、こんな風に考えると、解り易いと思います。私たち大人も、何らかの不安を感じると、それを解消するために考えたり、行動したりします。

ですが時には、いてもたってもいられずに、衝動的に甘いものに走ったり、周りの人にマシンガンのように話すなど、抑えられないことがありますよね。それと同じです。

湧き上がる不安の理由も定まらず、どうしていいのか解らないまま、衝動的に行動し続けていたのです。彼らの多動は、感じている不安を何とかしたいという、無言の行動なのです。

ですから、その不安感を取り除いて、安心させてあげれば、自然と多動症は和らいでいきます。動きたいという衝動が減っていくのです。

 

<井上のワンポイント>

ポイントは、その原因は解らないので、原因追及をせずに対処法で改善を促していくことです。

もちろん、ADHDの子供の全てが今回のように、不安が原因だとは限りませんが、これから紹介する方法は、実践してみる価値がありますよ。

 

多動症を改善するための声掛け

私がそのお母さんにお話しした方法はこうです。

 

<井上>

彼女が急いでいる時、落ち着かない時や、お母さんをせかす時には、「解ったから、大丈夫だよ。」と声掛けしてあげてください。

特に彼女の目線に合わせて、しゃがみ込んで言ってあげると、効果的ですよ。

 

彼女自身、なぜ自分が動かずにはいられないのかは解りません。その衝動の根源に、言葉にならない不安があることも、気付いていません。

ですが動くのは、不安で安心したいだけなので、「解ったから、大丈夫だよ。」と言ってあげれば、自分の声にならない気持ちが、解ってもらえたと感じて安心できるのです。

それが多動症の子供を癒す方法です。

 

心理療法における共感の意味と役割

この声掛けは、心理療法における共感の役割があります。

その不安の感情が明確にならなくても、不安の原因が解らなくても、このように人に受け止めてもらうことで、自分の気持ちが理解されたと感じ、心から安心して、不安が解消していくのです。

ですから、子供が多動症になっても、その不安感の原因を詮索する必要はありません。

ただただ、「落ち着かないのは、良く解ったから、大丈夫だよ。」と声をかけてあげれば良いのです。目線を合わせてね。

 

<井上のワンポイント>

改善するためのポイントは、お母さんが根気強くその接し方を実践することで、季節が移り変わるぐらいゆっくりと、子供たちの多動は減っていきます。

ですから、粘り強く実践していってください。

 

多動症の子供にお勧めのフラワーレメディ

それではさらに、スピリチュアルセラピーの代わりではありませんが、フラワーレメディも役立つでしょうから、こちらも紹介しておきます。

目的は慢性的な緊張感や、不安を改善することです。多動症の子供が、不安をなかなか解消できないのは、慢性的な緊張感があるからだといえます。

彼女が、遠隔でのセラピーの後に眠たくなったのは、その緊張感が自然と解れたからです。

ですから、こちらのリバイバルバーベインの、2種類のフラワーレメディをブレンドして、使ってみてください。リバイバルが不安を癒して、ヴァーベインが緊張感を解きほぐしてくれます。

補足説明
 2種類のフラワーレメディをブレンドするなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて3滴ずつ、合計6滴入れましょう。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
初めてのフラワーレメディ利用法付き

 

<井上のワンポイント>

ちなみに、この組み合わせは、こちらの「夜驚症のスピリチュアルな原因と対策、子供の過度な夜泣きについて」でも紹介しました。

あなたのお子さんにも、「夜泣き」や「おねしょ」が在るのなら、なおのこと効果的ですよ。

 

井上のオーラ診断

スピリチュアルな多動症の改善策まとめ

スピリチュアルな多動症の改善策まとめ

私たちは子供の行動が極端だと、その行動にのみ意識が向いてしまい、その気持ちを汲み取ってあげることを、忘れてしまいがちです。

特に大人になると、固定観念のように、その問題には何らかの原因があるはずだと、原因追及に一生懸命になってしまいます。

 

心は原因を追い求めても癒されない

でも覚えておいてください。原因を追究することで、心が癒されることは在りません。

潜在意識にとっては、原因など何の意味もないのです。潜在意識とは、理屈では癒されず、共感によってのみ癒されるものなのです。

今ある感情やフィーリングを、ただ理解して共感してあげれば、その問題は朝露が消え去るかのように、自然と消えていきます。

ですからくれぐれも、子供が多動症だからといって、その原因を追及することに、捕らわれないでください。

 

子供の個性を受け止められる余裕が大切

そして、今回紹介した声掛けや、フラワーレメディを使って、可能な限り癒してあげましょう。その方が、子供たちにとっても、お母さんにとっても、心穏やかに日常を過ごせるようになります。

そしてそんなADHDさえも、その子の一つの個性だと受け止め、自然と和らいでいくのを待ってあげられたなら、子供にとってそれほど安心できることは無いでしょう。

そのためにも、子を持つお母さん方は、自分を癒し心の余裕を持つことに、専念していただければと思います。

それが何よりも、子供の癒しに繋がることを、決して忘れないでください。子供を何よりも安心させられるのは、母親の笑顔に他ならないのです。

 

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井上直哉
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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