井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
私の経営している癒し雑貨店のマイアースでは、お客様の色々な悩みごとの相談を受けます。
特に最近はお母さんの子育てに関する悩みを相談されることが多く、そんな時には自分の子育てを例に回答しています。
息子は今年の4月で大学へ進学し、家の中でも色々と変化がありました。それも在るのか、同じように子供の進学のお話しや、それに伴う心配の話が多いのです。
今日はそんな、子育て中で子供のことが心配になって、悩みを抱えているお母さんの相談実例を取り上げてご紹介します。
お母さんの相談は子育ての悩みが一番多い
マイアースでは、フラワーレメディを扱っており、お客様のいろいろなお悩みの相談に対応しています。
フラワ―レメディを利用される方は、やはり女性が多いのですが、使われる理由のトップ5は以下の内容です。
- 人間関係の問題(職場、家族、他)
- イライラなどの自己管理
- 不眠症などの睡眠問題
- パニックなどの不安感
- 子供や家族への心配感
もちろん独身の方も多いので、第1位は職場などでの人間関係です。
お母さんの悩みの一番は子育て
特に男性と違い、女性は周囲との協調性が大切だったりしますから、人間関係の悩みはとても多い相談です。
それ以外では、現在、お薬を処方されており、レメディも試してみたいと言われる方や、寝つきが悪く、眠れなかったり、寝ても疲れが取れない方です。
ですがそんな女性の中でも、お母さんの相談と限定すれば、一番多いのはやはり子育ての悩みです。
お子さんをお持ちのお母さん方は、比較的小中学生をお持ちの方が、相談に来ることが多いです。
特に小、中学生になって間もない、1,2年生の子供をもつお母さんが多く、子供も環境が変わったことで、自分のペースを作るのが大切な時期でもあります。
小学生の男の子に対する悩み相談
一昨年ほど前に、良くお子さんずれで、レメディを買いに来てくれるお母さんがいました。
小学校の男の子と、中学生のお姉さんをお連れになって、やはり子供の学校での生活が心配でという相談です。
何度もお越しいただいて、レメディもご利用いただいて通ってくださるのですが、ちょっと違うのです。
それは私が子供たちに会って、色々と話を聞いたり、一緒にお店に来てくれたところを見ても、全く子供たちに問題があるように見えないのです。
男の子は元気で快活
いや~、男の子は元気で、シッカリとあいさつもして、礼儀正しいし、とてもいい子なのです。
だからと言って、良い子過ぎて内向的すぎる訳でもないし、子供らしくニコニコしていて、シッカリと自己主張もする。本当にいい子たちだと思うのです。
でもお母さん曰く、学校で友達と喧嘩して呼び出されたり、ジッとしていられずに先生に指摘されたり、それが心配で仕方がないのです。
まあ確かに、小学1年生にしては体格も良く身体も大きいので、同級生と喧嘩したら間違いなく勝つでしょう。
それはある意味、加害者になってしまい易いということですが、だからと言ってそんなに気性が荒いようにも見えません。
悩みの原因はお母さんの心配性
そんなこともあり、お母さんに良く話を聞いていくと、子供たちより、お母さんの心配感に焦点が絞られていきます。
結果的にその心配は、男の子を育てた経験が無い心配感です。
元々、姉妹で育ってきたお母さんにしてみたら、男の子の育て方なんて解らないし、自分たち姉妹を基準として男の子も見ます。
すると、喧嘩して学校に呼び出されるなんて、在りえないことなんです。
学校でジッと先生の話を聞けないなんて、発達障害か何かの病気かと心配してしまう訳です。
関連記事:発達障害の子供たちのオーラから解る真実と接し方
発達障害の子供たちの本当の姿とは、そして接し方。
男の子と女の子の子育ての違い
でもきっと、男の子を育てたことがある、お母さん方なら解ると思います。
小学1年生で、ジッと先生の話を聞けないなんて、それが普通です。子供それぞれの成長するペースがありますから、お母さんがそんなに心配して悩むようなことではありません。
以前にも書きましたが、私なんて子供の頃、もっと酷かったかもしれません。学校で配られるプリントを、持ち帰ったことが無かったぐらいですから。
私を基準にしたら出来すぎているぐらい良い子たちです。
でも女の子の子育てしか経験のないお母さんにとっては、毎日が驚くことばかりで、真剣に悩み相談されるのです。
現代の大きな子供たちの相談
私が郡山でセラピールームを開いていたころ。あるお母さんから、こんな相談の電話がありました。
『息子がうつ気味で、一度連れて行くので、診ていただけないでしょうか。』
私はいつも通り予約を取ると、当日その方が、子供を連れてお越しになるのを待っていました。
すると、セッションにお越しになったのは、70代のお母さんと、40代後半の息子さんでした。
母親に従って相談にきた理由
私より年上の、ワイシャツにズボン姿の息子さんを前に、お母さんがこれまでの経緯を話していきます。
会社を鬱で辞めたこと、今まで何をやっても効果が無いと。
息子さんは、それを聞きながら、横で微妙な笑みを浮かべていました。
私はそれを見て思いました。
彼は病気なのではなく、良くなることを望んでいない。私のもとに来たのも、良くなって社会復帰をしたくて来たのではなく、母親が自分に対して何をしても無意味だと諦めさせたくて、ここに来たんだ。
大人になっても独り立ちできない子供
彼はそうして母親が悩み、いずれは諦めて自分を手放してくれるのを望んでおり、そのために母の言うことになんでも従って、ここに来たのだと。
彼のあの微妙な笑い顔は、母親に対して「自分のことを何も解っていないあなたが原因で、何をしても無駄なのに」という笑でした。
私は最後に、お母さんと二人だけで話をして、彼を一人立ちさせる必要性を語り、そのセッションを丁重にお断りしました。
子供を独り立ちさせる必要性は「子供や家族が心配なお母さんへ【実例紹介】」にも書きました。
お母さんの子育ての悩みの原因
私がこれまで、多くのお母さんの子育ての悩み相談を受けて感じたこと。そして私自身が、子育てをしていく中で、自分の心と向き合って解ったこと。
それは子供への心配や不安による悩みは、子供が原因ではなく、親自身の日頃の不安感が原因だということです。
親である私たち自身が、日頃感じながらも我慢していたり、見ないようにしてきた不安感や自信の無さです。
それが子供が心配で、子供のことが不安だという理由付けで、子育ての悩みとして浮上して感じられるだけで、実際には子供は何も関係ありません。
悩みの原因は心に蓄積した不安感
私たちの不安や恐れは、私たちの心の中に、具体的に存在する不安のエネルギーです。
それは本来、認識され、認められることで手放されたり、寝ている間に夢となって解放される、ストレスとしての感情のエネルギーです。
ですが、その不安や恐れが解放されず、押し留められた時、あなたの中にその不安のエネルギーが蓄積されます。
そしてその蓄積された不安のエネルギーは、時間とともに心配や悩みとなって、様々な形で表面化します。
それは具体的な問題を対象として、不安となって現れるのです。
不安を解消するための作用
それは時には、仕事などでの人間関係を切っ掛けに表面化し解放されようとします。
そして時には、経済的な不安や、将来への不安として、表面化し解放されようとします。
そして時には、テレビで見た恐ろしい事件が身近で起きないかと不安になり解放されようとします。
そして時には、あなたが寝ている時に、悪夢となって解放されようとします。
そして時には、原因の解らない漠然とした不安となって、あなたを襲い解放されようとします。
母親なら子育ての悩みになるのは当然
ですから母親であるあなたの不安が、解放されるきっかけとして、子育ての悩みとして出てくるのは、至極当然のことなのです。
親であればこそ子供が大切であり、幸せになって欲しいと心から願うからです。
子供に関することは、親であるがゆえの最大の弱点なのです。
子育ての悩みとして、今まで押留めていた不安な気持ちが出てくるのは、母親だからこそです。
子育てで悩むお母さんが最優先ですべきこと
ですからまずは、母親であるあなたが、誰よりも先に癒さる必要があるのです。
母親を癒すことが、同時に子供を癒し家庭を癒すことになるのです。
そのために必要なことは、とても簡単で、難しいことです。
それは母親であるあなた自身の、優先順位を上げることです。家族の中で最優先に癒されるべき人と位置付けることです。
母親の幸せが家族を幸せにする
あなたが自分を最優先に癒すことが出来れば、自然と家族を、友達を、周囲の人々を、幸せに出来ます。
それは恐れや不安が伝染するように、幸せや喜びも、あなたを中心に伝わっていくからです。
そしてあなたが、この世界で唯一変えられるのは、子供でも家族でもなく、あなた自身なのです。
あなたが自分を癒し自信を持てた時には、もう子育て悩み人に相談することは無いでしょう。
自分の子供だから、何かあっても大丈夫だと信頼出来て、子供を見守り独り立ちさせることもできるでしょう。
そう、すべてはお母さんであるあなた次第なのです。だからこそ、自分を癒す取り組みを忘れずに、実践していってください。
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仕事や子育てで自分の時間が取れない女性のための心理的な改善法