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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
私は風水の専門ではありませんが、人のオーラ診断をしていると、良く「家の運気について見て欲しい」と言われることが在ります。
それに、家族や親戚との問題をオーラから見た時に、住んでいる家自体の運気に問題があるケースを見かけることもあります。
そんな時には、どのように改善すればいいのかアドバイスをするのですが、多くの場合それは風水的に見ても、問題があるといわれるものです。
風水とはもともと自然の大地や水、空気のなどのエネルギーの流れを、方位や色合い形などから系統立てたものですから、当然といえば当然かもしれません。
そこで今回は特に引越しをする際の注意点として、そんな家の運気をチェックする方法と、スピリチュアルな運気改善法をお話ししたいと思います。
なお風水で良く語られる引越しの際の「方位」や、「家の間取」りなどについてはお話ししません。
それを話していると切りがありませんし、あくまで風水的な自然のエネルギーの流れの見方です。
誰にでも解り易く、実践的に説明したいと思いますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
<目 次>
私たちの住む家の風水的な意味について


私は以前に『風水的な家運を向上させる方法【実体験】』という記事で、自分の実体験をもとに、家の運気を風水的に向上させる上での、「表札」の重要性について語りました。
こちらの記事をご覧いただいても解るように、エネルギー的なものが読み取れれば、風水の知識がなくても、ある程度大切なことは解るようになります。
風水で家の運気をみる意味
私が思うに、風水とは自然や森羅万象のエネルギーの流れを読み取り、取りまとめた法則論のようなものです。ですから、直接エネルギー的な流れを見れる私にとっては、習うよりも実際に体験して直視した方が早いといえます。
以前には『古い井戸のお祓いの仕方!水脈に宿る自然の神様を鎮める3つの方法』という記事で、その家にある井戸のもつエネルギーが、その家の運気に影響を与えており、家族や親戚との諍いや争いの原因になっていることをお伝えしました。
私たちは自分が気付いていないだけで、もともと自然や大地のエネルギー的な影響を受けながら、日々の生活を送っているのです。
ですから風水という考え方のもと、家の運気を向上させようとしたり、引越し先の運気を読み取ることは、現実の生活に役立つ大切な考え方だといえます。
運気の悪い家に住む人に共通すること
私はオーラ診断のセッションの中で、年に何度か家や土地の運気が影響しているケースを見ては、その改善方法についてアドバイスしています。
そこで、それらのケースに共通することをあえて挙げるとするなら、その方の住む家が昔ながらの家屋であったり、何らかの理由で引越して移り住んだ家の場合です。
家に問題を抱えている方の多くは、自分で新築した家ではなく、だれかが建てた家に移住して、暮らしている場合が多いのです。
それ以外では、生まれた時から今の家に住んでいるものの、昔からご両親や祖父母など家族関係に諍いが多く、悩んでこられた方だといえます。
どちらにしても言えることは、自分で建てた家には住んでいないことです。
マンションやアパートにお住いの方は、新築ではなく「自分で好んで移り住んだマンションやアパート」には住んでいないと言えます。
風水的な家のもつ意味とは
風水的とも言える、エネルギー的にみた「家」とは何だと思いますか?
私がエネルギー的に見れば、家とはその所有者のエネルギー(オーラ)が、物質次元に家という形で顕在化した場所です。
その家の登記簿に載っている所有者を、エネルギー的に表現した建物であり、その所有者の心理状態そのものが形となって現れた場所だと言えます。
ですから、あなたと家の所有者が、仲睦まじい夫婦であったり親子であるなど、家族として安心できる関係なら、あなたの家も安心できる場所となります。
ですが、家族として諍いが絶えず、安心できない存在なら、その家も同様に居心地の悪い場所になるのです。
家とはその所有者を表す物体に他ならならず、あなたはその所有者を主とした家族の一員として、その家に所属することとなるのです。
マンションにお住まいの方は登記簿の所有者。アパートにお住まいの方は「賃貸契約者」となります。
運気の悪い家とはどんな家か?


先の説明でも申し上げた通り、家自体がその所有者を表すわけですから、あなたがそのエネルギーと相容れないなら、そのお家は運気の悪い家となります。
その結果、あなたが自ら建てた新築のお家が、運気の悪い家に成ることは、よっぽどのことがない限りは在り得ません。
新しい家なのに運気の悪い家とは
もし新しい家なのに、運気が悪いと感じることがあるとしたら、だれか別な方に設計をすべて任せたとか、新築しても他の人の所有物である、もしくは自分ではなく誰かの指示で言われたように造ったなどが考えられます。
自分の意思で、自分の家を建ててないケースです。新築でも運気が悪い家だと感じる方は、ちょっとチェックしてみてください。
もしこれがアパートやマンションへの引越しだったとしても、自分ですべてを決めた理想の場所なら、こちらも運気が悪くなることはほとんど無いでしょう。
なぜなら人は、無意識に自分のエネルギーに合う場所や空間へと引越し、移り住むからです。
運気の悪い家に引越す人たち
問題は多くのケースとして相談に来る、運気の悪い家に引越してしまった人たちです。もう察しの良い方は、その理由も解ったかもしれません。
そこには必ず、その家に引越した何らかの理由があります。
自分が気に入らない家なのに、その家に引越さなくてはならない理由があるなら、多くの場合その家はあなたとは相性が悪いと言えるでしょう。
良くある理由は、ご主人の実家だから、相手の両親が二世帯住宅を望んでいて、転勤先の会社の社宅で、親族の家を無償で借りれたから、一般の相場より安価だったからなどなど。
本当はどこかで気乗りしなくて嫌なのに、その家に引越すことになる別の理由があるのです。
人は風水的な家の運気を感じ取っている
先にも述べたように、私たちはあまり気が付いていないようで、本当は繊細に風水的な自然の運気を感じ取っています。
それはフィーリングと呼ばれたり、フィルトセンスと呼ばれる無意識から浮かび上がる感覚であり直感です。
でもそれらの運気の悪い家に引越す人たちは、どうしてもその自分の直感を尊重することが出来ず、周囲の意見や実利に惑わされてしまい、その結果として運気を落としてしまいます。
自分自身では明確に決断することが苦手だったり、相手任せになって後で悔やむことになるのです。ですから、自分が住む場所を決める時には、十分注意して自己主張しましょう。
家とはあなたの生活の基盤に成る場所であり、休息する場所ですから、安心できなかったり落ち着けないなら、その時点で家としての価値はほとんどないのです。
引越し先の家の運気を風水的にチェックする方法


ここからは実際に引越し先の風水的な運気の見定め方を紹介していきます。
とはいっても、最初に申し上げたように風水的な「方位」などに関しては取り上げません。一般の方でもここをチェックすると良いですよと言う、全般的なエネルギーの見方です。
自分の直感で引越し先の運気を確認する
まずは中古住宅への引越しを例として風水的な運気を見ていきましょう。
最初に行うのは、やはり自分の直感であるフィーリングをチェックすることです。その家に入ってみて、明るい将来や家族の喜ぶ姿が思い浮かぶか?
一人暮らしなら、夜寝るときに安心できるだろうか?お休みの日はその部屋でゆっくりと寛げるだろうか、漠然とで構わないのでその部屋や家での将来像をイメージしてみましょう。
何処にどんな家具を置くのかイメージして、配置が定まるか確認しても良いでしょう。今使っている家具をどこに置こうか迷うようなら、少し合わない家かもしれません。
注意が必要なのは、何か寂しさを感じるとか、暗い部屋な気がするなど、漠然とした感覚を無視しないことです。トイレなど水回りが多少くらいならともかく、リビングなど本来明るい場所が落ち着かないなら要注意です。
この時には、金銭的な問題は全て白紙の状態で考えることがお勧めです。自分の直感やフィーリングは、実利的な影響で蔑ろに成り易いからです。
地名などから風水的な全体の運気をチェック
引越す先の家の住所を見ることでも、その土地の以前の姿が見えてきます。
「山」、「谷」、「野」、「塚」、「田」が付く場所は、まさに昔はそんな風景が広がっていた場所です。
特に低く水が滞りそうな地名などには少し注意しましょう。
風水とも言うように、水や風が自然と循環しそうな地名の場所が理想です。ですがそれは、あくまで大局的な見地ですから、地名に気になる字が付くときには注意するぐらいでいいでしょう。
姓名判断があるように、その地名からもその土地の大きな運気を読み取ることは可能です。その住所が自分の住まいとして合うのかも、感じ取ってみましょう。
道路や川など地形から風水的にエネルギーを見る
次は実際にその引越し先の家の周囲を見て回りましょう。注意が必要なのは「川」や「道路」などの道筋です。
ある程度格子状に道が区切られて通りがシンプルなのか、それとも複雑に道路や川などの側溝が入り組んでいるのか、地図を片手に歩いてみましょう。
少し歩けば全体像がつかめるなら大丈夫、さほど問題は無いでしょう。
ですが、歩くたびに「あれ?」って思うような場所に出たり、何度歩いても「??」となるようなら注意が必要です。
特に道路が突き当る場所が多い地形や、袋小路が多い所ではエネルギーが滞り易いものです。そんな場所には風水的な何らかの対策が必要でしょう。
向こう三軒両隣などのお家から運気をチェック
土地的な運気をみる最も簡単な方法は、向こう三軒両隣のお宅を拝見することです。
あなたがそこに引越して来れば、間違いなくご近所との付き合いがスタートします。その時にお付き合いをしても大丈夫そうか、まずは周囲のお宅を拝見してみましょう。
周囲のお宅の家の色合いや庭の手入れ具合、家の周りに何か散らかっているものはないかなど、家の周りを少し見渡しただけでも運気が乱れているか、落ち着いているかの判断は出来るでしょう。
まさにその土地に住む人達が、どんな人なのかは、住んでいるお家を見ればおおよそのことは解ります。周囲の何軒もが乱れているようなら、その土地的にも何かしらの問題を抱えていることが伺えます。
家の建物の形から風水的にチェック
今回は家の間取りなどについてはあまり話しませんが、大きく全体をとらえて気の流れを確認する方法を挙げておきましょう。
あくまで中古住宅をチェックするときの項目です。
- 以前に住んでいた人が度々変わっていないか?
- その家の構造や間取りが解り易くシンプルか?
- 家の中は風通しがよい構造となっているか?
- 暗く光が当たらない場所が多くないか?
これは注意が必要なことですが、構造的に運気の悪い家というのが実在します。
それらの家の多くは、複雑な構造であるとともに、家の全体像が掴みにくく気の流れが悪いために、構造的にエネルギーが滞りやすいのです。
最初にも申し上げた通り、設計した人やその家のもとの所有者の心理状態が、色濃く反映されている家はあまりお勧めしません。
あなたが移り住むことで、あなたらしい家に成るかどうかが大切なのです。
引越し先の家の運気をスピリチュアルに改善する方法


もしあなたが、この記事を見た時に、すでに運気の悪い家に引越しており、何とかしたいと望まれるのなら、こちらのスピリチュアルな運気改善法を行ってください。
初心者でも簡単に出来ることから、霊障ともいえる結構大変な問題への対処法を紹介しておきます。
初心者でもできる運気の悪い家を浄化する方法
何らかの理由ですでにあなたが、運気が悪いと感じる家にお住まいなら、まずは必要に応じて「【初心者向け】部屋の浄化でお家の運気を上げるスピリチュアルな方法」でお家を浄化しましょう。
その上で行うことは、理想的な別の家に引越すか、今のお家を変えて自分に合わせるかです。
お家の中の一部の場所、例えば二世帯住宅なら自分の専用スペースを、自分らしく彩り飾りつけして、自分の家だと断言できるようになることです。
その家の所有者からは抵抗があると思いますが、自分の安心できる場所を確保することが何よりも優先です。
霊的な問題をスピリチュアルに改善する
稀に家の建物自体に、霊的な問題を抱えているケースがあります。いわゆる何か居る気がするという家です。
結論から言ってしまえば、「触らぬ神に祟りなし」ですから、その霊的な存在を浄化しようとするよりも、運気の良い家に引越した方が安全ですし、安上がりです。
ただどうしても、何とかする必要があるという切実な場合は、こちらの『【初心者向け】自分で家のお祓いや除霊をする簡単な4つの方法!』を参考にして、除霊を試みてみましょう。
この記事は、私が霊的に問題のある運気の悪い家を、スピリチュアルに整えた話しです。本当に凄い家だったのですが、きっと参考になることでしょう。
霊的な問題は必要なら専門家に任す
正直に言うと、引越し先の家に霊障としての問題があると感じるなら、あまりその家に拘らないことをお勧めします。
特に前に住んでいた住人が、精神的な問題を抱えて部屋を退去していたり、身を亡ぼすような生活をしていたようならなおさらです。
一言で霊障と言っても、簡単なものからとても厄介なものまであります。先に紹介した私の行った対処なら、運気向上のアイテムを使っているだけなので、私自身にも住人にも被害は及びません。
ですから、そこまで実践してみてダメだと感じるなら、風水やスピリチュアルの専門家に任すか、引越す方が無難だといえます。
くれぐれもご自分とご家族の健康第一に判断しましょう。
引越しをする家の風水的な運気の見方のまとめ


私たちの人生において、家はとても重要な役割を果たします。
精神的にも安心でき、安定した家に住んでいるかどうかで、あなた自身の人生における安定感が変わってきます。
ですから、風水的にも運気が落ちるような家に引越すよりも、運気が上がるような家に引越せればそれほど良い事はありません。
その基準ともなることが、どれだけ自分の直感やフィーリングを大切に出来るかです。
自らの意思を主張することを大切に
もしあなたが、自分のフィーリングや直感が望まない家に、何らかの理由で引越さなければならないなら、早々に人生の主導権を取り戻す必要があります。
その望まない引越しは、結果的にあなたのためにも、その引越しを望んでいる方のためにもなりません。
あなたが我慢することで、あたかも表面的にはその場が丸く収まったように思うかもしれませんが、その小さな葛藤や我慢という綻びが、年を追うごとに亀裂となります。
そして時には家族の諍いの原因にもなりかねないのです。それは家そのものが、家族の基盤とも言える大切な場所だからです。
ですから、必要であれば自らの意思を主張することを怖がらないでください。
それは最終的にはあなたのためになり、家族のためになり、そしてその引越しを望んだ人のためにも成るのです。
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風水的な家の間取りの見方 スピリチュアルにエネルギーの流れを読み取る