井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、日常生活の中で知らぬ間にカルマ背負う5つの習慣についてお話しし、それを解消する向き合い方もお伝えしましょう。
私たちは、気付かぬ内に日々の生活の中でカルマを背負い、それを来世へと持ち越しています。
殆どの場合それらのカルマは、大きな業のようなものではなく、小さな思い入れや執着として心に残るものです。
そこで今回は、スピリチュアルに見ると、カルマとはどのようなものかを解説しつつ、カルマを背負い易い行動についてお話します。
これをご覧になれば、あなたも無意識に作ってしまった小さなカルマを解消しながら、清々しい気持ちで日々を送れるようになるでしょう。
<目 次>
スピリチュアルなカルマとは
まずは、カルマがどのようなものか、簡単にだけ解説しましょう。
業としてのカルマ
カルマと言われると、多くの人は前世から繰り越している業であり、今世で因果応報として受けとる、運命であると考えています。
それは「自業自得」ともいえる、すべての行為の結果は必ず自分に返ってくるという、仏教における因果応報の法則です。
ですがこのカルマを、スピリチュアルな視点から申し上げるなら、それは前世での執着や未練であり、感情の思い入れだと言えます。
私たちは、前世で味わった様々な感情を、執着として心に残したまま転生し、今世に生まれ変わっても、その気持の影響を受けているのです。
前世のカルマと今世のカルマ
私は以前にこちらの、「前世のカルマが多い人少ない人」という動画で、そんな前世のカルマの影響について紹介しました。
興味のある方は、動画の概要欄にリンクを貼っておきますので、後ほどご覧ください。
今回お話するのは、そんな前世のカルマではなく、今の人生で誰もが無意識に背負ってしまいがちな、カルマについてです。
基本的には、大きな問題になるものではありませんが、これらを積み重ねると、今世でも来世で運気が落ちるので、しっかりと解消していきましょう。
1、嘘をつくこと
まずは、分かりやすい嘘をつくことです。
嘘をつくと業を背負う
きっとあなたも、嘘をつくとカルマを背負い、その報いを来世で負うことになると言われば、それは納得出来るでしょう。
思わず1度嘘をついてしまう程度なら、それほど大きなカルマになることは在りませんが、回数が繰り返され常態化すると問題です。
今世でもよく、嘘を付くと周囲から人が離れていくと言うように、現実生活にその影響が及んできます。
周りの人からは信用されなくなり、たとえ真実を語ったとしても、誰もその人の言葉に耳を貸さなくなるでしょう。
嘘がカルマとなる仕組み
それと同じように、今世で度重なる嘘をつくと、その人は人を騙したという気持ちを、自分の負のカルマとして来世へと繰り越します。
すると来世になって、何もしていなくても、周囲の人から不信感を持たれ易くなり、信用されなくなってしまうのです。
さらには、気を抜けば自分も人から騙されるのではないか、という周囲の人への不信感を感じ、まさにそんな気持ちに翻弄される人生を送るのです。
何度も嘘を繰り返すと、人に信用されないだけではなく、人を信用できないという、カルマ(思い)を背負うことになります。
2、貸し借りを作る
次は、これも良くある貸し借りを作ることです。
貸し借りのカルマとは
「誰しも生活していれば、人間関係で貸し借りを作ることなど、普通にあるよね。」あなたはそんな風に思いませんか?
おっしゃるとおり、私たちは日常生活を送っていれば、少なからず周囲の人との間で、小さな貸し借りを作ることがあります。
ですがそんな、普通にある小さな貸し借りの関係性が、まさにカルマとなって来世に繰り越されていく可能性があるのです。
そして来世になっても、互いに貸し借りを返し合いながら、一生を送っていくこととなります。
精算されない気持ちがカルマに
ではどんな時に、カルマになるのかというと、例えばあなたが、誕生日に友人からプレゼントを貰ったとします。
そしたらきっとあなたは、その友達の誕生日にも、プレゼントを贈りたいと思うでしょうし、お返ししなきゃと思うでしょう。
それにも関わらず、もしあながプレゼント贈れないまま人生を終えたなら、その気持が未練となって来世へと繰り越されます。
そして、生まれ変わった相手に対して、無性に何か贈り物をしなければと思うのです。そんな精算されない思いが、貸し借りのカルマとなります。
3、人への強い思い入れ
続いては、少し広い意味にはなりますが、人への強い思い入れです。
カルマと縁との関係
きっと、「ソウルメイト」や「赤い糸で結ばれた運命の人」が、前世からの善のカルマのよる繋がりだということは、もうお分かりの人もいることでしょう。
私たちの現在の人間関係は、そんな前世までのカルマの蓄積によって出来ているとも言えますし、引き寄せられているものでもあります。
私は以前にこちらの、「前世で夫婦だった人の特徴」という動画で、そんな人のカルマによる繋がりについて、詳しく解説しました。
まだ見ていない方は、動画の概要欄にリンクを貼っておきますので、後ほどご覧ください。
今世の思い入れがカルマとなる
それは言い返せば、あなたが今世で周囲の人に対して、強い思い入れを持てば、それがカルマとなって持ち越されると言うことです。
もちろん、パートナーやご家族なら、これまでの前世で築いたカルマもあるでしょうし、この人生で培われた思いもあるでしょう。
ですがそれ以外でも、会社の上司や同僚、友人や知人など、それらの人に対しても、あまりに強い感情を持つと、それがカルマとなります。
そしてその執着に含まれる、思い入れの感情を来世へと持ち越し、少なからず影響を受けてしまうのです。
4、自己否定や罪悪感
更には、自己否定や罪悪感を持つことです。
自己否定や罪悪感を持つ原因
これは特に注意いただきたい、自分を責める気持ちである、自己否定や罪悪感を持ってしまうことです。
多くの人が、人を責めることを望まないが故に、全て自分が悪いのだと思うことで、人生で起きる葛藤や諍いに対処しようとします。
ですがそれでは、返って自分の自尊心を傷つけることとなり、最終的には自己否定や罪悪感を持つことへと繋がって、自分を貶めてしまいます。
また、このパターンで現実に対処すると、それが状態化してしまい、何事に対してもそう思うことで、気持ちを鎮めようとするのです。
カルマの来世への影響
すると、その自己否定や罪悪感の思いを、カルマとして来世へと繰り越すこととなります。
その結果、来世でも気が付けば、全ての出来事に対して周りを責めないようにし、自分が悪いと自己否定や罪悪感を募らせてしまうのです。
そして自然と、自分を非難して責め立てる人に囲まれた、辛い人生を送ることとなります。
多くの場合、それらの自己否定や罪悪感は、相手が感情的になることへの怖さからきていますから、今世の内にしっかりと癒してしまいましょう。
5、人の責任を負うこと
最後は、人の責任を負うことです。
人の責任を負うこととは
あなたは自分の人生の他に、誰か別な人の人生の責任を、無意識に背負っていたりしないでしょうか?
例えば、よくあるのはご両親やお子さんなどのご家族、知人や友人、会社の上司や同僚、仕事のお客様や患者さんなどです。
もしあなたが、それらの人の人生における選択を肩代わりすると、あなたは相手の人生の責任を負うこととなり、それがカルマとなります。
するとそれらの人は、あなたの優しさを頼りにして、自分の人生での選択を放棄して、投げ出してしまうことでしょう。
自分の人生だけ責任を持つ
結果的にそれは、相手の自立を妨げることとなり、あなたにとっても相手にとっても、人生の多くの時間を無為に過ごすこととなります。
そう、あくまで私たちが責任を取るべきは、自分自身の人生においてであり、他の人の人生は、それぞれの人が責任を持つべきなのです。
もちろん、まだ自立できていない、幼い子どもたちについては、親として責任を持って育ててあげる必要があるでしょう。
ですがそれも、あくまで子供が成長して自立するまでの間です。他人はもちろんですが、家族に対してもその点は注意しましょう。
カルマを解消しながら生きる方法
ではここからは、日常でカルマを負わずに生きる方法について、簡単に紹介していきます。
今世のカルマを解消する方法
私は以前にこちらの「前世のカルマは解消できる」という動画で、日常で前世のカルマを解消しながら生きる方法について解説しました。
まだ見ていない方は、動画の概要欄にリンクを貼っておきますので、後ほどご覧ください。
その中では、前世のカルマを解消する5つの方法について、詳しく紹介しましたが、今世の人生で背負うカルマについても、取り組むことは同じです。
でもなぜ、カルマを作らない方法ではなく、カルマの解消法なのかと言えば、それはカルマを作るのを防ぐことは比較的難しいからです。
カルマを作らないのは難しい
ここまでの解説でもお分かりのように、カルマとは私たちの感情の残滓であり、私たちの日常生活に密接に関わっています。
それは感情を我慢したり、強い思い入れを持つことで出来る、執着や未練に他ならないのです。
そのために普通に過ごしていれば、誰もが多少なりともカルマを作ってしまうものですし、それを細かく気にしていられるものでは在りません。
それは人生を送っていれば普通のことなのです。
今世のカルマは今世に解消
ですが、そんな今世で作った執着や未練も、今世の内に解消してしまえば、カルマとして持ち越すことは在りません。
それは溜まってしまった感情を解消し、執着を手放しながら生活していれば、カルマとはなることな無いということです。
ですからまずは、先の記事でも紹介した自己承認のワークなど、出来ることから生活の中に取り入れて、過ごしていきましょう。
そうすれば、少なからず感情は癒やされて、執着や未練も消え去っていき、カルマとして持ち越すことも減っていくのです。
カルマを作らない生き方へ
いかがでしたか?今回は、日常生活の中で知らぬ間にカルマを背負う5つの習慣についてお話しし、その解消法についてお伝えしました。
では最後に、こんなことをお話して終わりにしましょう。
カルマを作らない生き方
先程は、普通に生活していれば、感情を溜めたり執着を持つことは当然で、それを防ぐことは難しいといいました。
ですが実際には、私たちが自分の心に向き合い、前世のカルマや今世のトラウマを癒していけば、自ずとそれらの問題は解消します。
感情をさほど我慢することなく、自然体で生きるだけで、カルマを作らずに過ごせるようになるのです。
なぜなら、それが本来の私たちの姿であり、自分の本質と繋がり覚醒した人の生き方だからです。
覚醒して生きる方法
でもそこに行くまでは、こちらの「覚醒する人の5つの段階」でも紹介したように、いくつかの心理的な段階があります。
ですから、まずは先に紹介した自己承認に取り組みつつ、自分自身の内側へと目を向けることを意識していきましょう。
その取り組みが、私たちの心をより健やかにして、執着やトラウマなどを癒していってくれます。
そして、前世のカルマさえも癒して、あなたの心を解き放ち、自身の霊性を目覚めさせてくれるのです。
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